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診療日記ブルー


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Tron

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きりんの顎骨 2004年12月13日(mon)

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「自分に返ってきてほしいものを人に与えなさい。
  いつも自然に愛を与えることができれば、返ってくるのは愛ばかりになる
  のです。」     -- テリー・コール・ウィッタカー(アメリカのカウンセラー

ある日天気の良い日動物園へ出かけた、アフリカコーナーで屋外にある動物の頭の骨をみた。
キリンだ。
 草食動物は歯が平らである、臼磨運動は水平に動きやすく、関節もそれに合わせて平らなのである。比較的柔らかい食物のものを好む。

 スプリントを入れられる人はまるでおとなしい、歯を草食動物のように装置で変えられるからだ。そんなつるつるな咬合面の人は、健康な人には見た事がない。残念だが、歯がつるつるになっている人は重い病気を患いなくなったかたの歯の面に似ている、
「死人」の口と同じ形状だ。病気への連動性を垣間みる。

お口をぽかーんと開いている人は要注意である、電車でみかけたら逃げるよう教えている。賢明な人はみなきりりと口を閉じている。いくら顎の位置を変えても噛ませたら答えは一発だ。噛んだ位置が、顎の位置だからだ。だから、噛ませなくてはいけないし、噛ませなければ本当の位置が決まらない。
今度はキリンの首の骨を見てみたい、シカのスプリントを入れた人のように長くなっているかどうか見てみたいのだ。噛むことを避け続けると、すべて当たらない歯に改造されるのである。

自然な歯を与えてあげなさい、そうすれば自然な形が身体が癒され喜びで返ってくるのです。

あなたが現実の世界に目覚めるシーン 2004年12月12日(sun)

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 ネオが現実の世界に目覚めるシーン
 

 「青を飲めばここで終わる。ベッドで目が覚め後は好きに。赤を飲めばこのまま
 不思議の国の正体をのぞかせてやろう。」とモーフィアスが両手のひらを上に向
 けてネオの前に差し出す。
 
 「見せるのはあくまでも真実だ」
 
 そしてネオは赤のカプセルを一気に飲み干す。
 
 「付いて来い」ネオは隣の部屋に連れて行かれ電極を貼り付けられる。
 
 モーフィアス「さっきのカプセルは君の本当の肉体の場所を捜し出すプログラム
 だ」
 
 ネオ「意味は?」
 
 サイファー「たまげるなってことさ。目覚めの時が来たってわけ。」
 
 そしてネオが転送された先は培養液の入ったカプセルの中。果てしなく続く機械
 の人間栽培器の中だった。


 あなたが現実の世界に目覚めるシーン
シカに操られてあなたは本当の身体ではない。
「主訴の治療だけすれば、これで終わる。ユニットから起こせば後は好きなように。
ここで、シカの歯に溝を入れるのであれば、不思議な疾患の本当の正体をのぞかせてやろう。」
ラウンドバーで削る込みたくなるほどの、あなたの分厚い醜悪なホテツの形態修正をあなたの前に模型として差し出す。

 「見せるのはあくまでも真実だ」

そして、あなたはうなずく。
「付いて来い」私は、経路にそって動く顎を見ながら、邪魔なホテツを次々と修正していく。

DR.「さっきの完成模型はあなたの本当の肉体に戻るためのプログラムだ」

あなた「意味は?」

DR.「たまげるなってことさ。目覚めの時が来たってわけ。」

そして、あなたが転送された先は、なにか懐古な気持ちにさせる奇妙な感覚から始まるのだった。

どちらを選ぶかは、あなた次第です。

いわゆる顎関節症 2004年12月11日(sat)

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 顎関節部付近に音と痛みを伴い現れる疾患があると仮定します。仮定ですが、現実にもちろん痛みがあります。しかし、顎関節部付近に痛み自体が即異常ではなく、また顎関節部付近においてはむしろ「まれに」発生するものなのです。顎関節症という名前の由来とはまったく別に、「いわゆる顎関節症」といわれる疾患は、実際には、身体に隅々にさまざまに行き渡るものであり、その様態の複雑さからしてみて部位的な分類として把握されにく疾患なのです。
 
 シカは全体像を把握していないために、部分的器官を独立してみているため、顎関節部付近の疾患と特定し「顎」の病気と誤って診断して病名を場所から判断して位置づけています。むろん進行し重篤になれば関節部周辺の組織は、組織学的にも変性から癒着、変形、損傷を起こし始めます。ここで考えてもらいたいことは、顎関節の疾患が「一人歩き」して悪くなることなど絶対ないのです。顎関節が悪い病気ではないのです。ですから、原因を取らずに顎関節に直接アプローチすると逆に本当に大変なことになるのです。

 シカ治療を含めた歯全体のアンバランスの最終的なしわ寄せがあるという発想を持てばすぐわかります。
そして顎や身体は、歯をみればその通りになっているのです。その方の持っている相対的な弱点部分が、顎関節部であれば即そこへ症状が重なるのです。ですから関節部への負荷によって引き起こされた器質的変化異常をシカではいまだ誤解して顎の病気と認定してしまうのです。しかも関節部だけの疾患ではありません。"顎偏位症"と呼ぶ内でのごく一部の顎関節近辺にみられる部分的症状を、シカでは顎関節症として認定しているのです。

 顎のずれからの連鎖的な反応として、頭部、顔の傾き、首のズレ(上部頸椎と下部頸椎のバランス)、肩、腰、足などの左右差や咬合力での筋力差、骨変形等により異常が起こりそれが身体の異常につながります。しかし噛み合わせの悪い状態の時に必ずある異常が起きるということではなく、体調が崩れだすときや、個人の保持している許容力、シカ治療の持続年数、姿勢、生活、運動、食事、睡眠状況など健康状態や環境に左右されるため症状の出方と治療効果をすぐに判定するのは困難なことなのです。

 判定は症状の有無ではなく、歯の構築が構造的に確実になされたかどうか相互に確認し合えた時とゴールと考えています。何故なら、このように誰がみても見た目でもわかるほどの「顎関節症」と称する人達は、関節円板に障害を持ちながら経過期間の長い顎関節症である場合や顎関節の軟骨や骨組織に異常な戻り得ない変形がすでに潜み生じていることを意味しています。骨変形によって既存の症状がある人達を医院で症状を改善しようと積極的に解決してはいけないわけなのです。さらに症状をみて行なえば、その後確実に悪化の一途をたどるの既存の治療をみればおわかりのことです。顎で最小限に食い止めているからです。シカのEBMに咬合を触ってはいけないは、シカに関しては皮肉にもあっている結論なのです。でもそれだけで運命を諦めてはいけないのです。

 診断と治療技術の能力の欠如での効果には、先延ばしだけさせる結果がすでにみえている。シカ治療で典型的なスプリントで顎位を変えられ、その後安定させるため大事な歯の模索する場所を削られ、ダイナミックな変化に合わせようとすることで、心身ともに疲労がピークに達して耗弱するのである。

 歯のズレが全体のズレの始まりです。だから歯を治すのです。

フォーナイン 2004年12月10日(fri)

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 金・プラチナを購入する場合、『地金』(バー)と『地金型コイン』の二通りがあります。地金は5gから 1Kg、さらには国際的な取引に用いられる12.5Kgの金塊(デリバリー・バー)までいろいろあり、それぞれに製造業者のマーク、品位表示、重量表示、金塊番号などの刻印が押され、地金のいわゆる"保証書"の役割を果たしています。品位表示は、純金999.9(千分率で表し、フォーナインと呼ばれる)、純プラチナは 99.95(百分率)で表されます。


 しっかりとした見る眼がなく、診断力が乏しければ陥りやすいことがある。それは、うまくいかない結果、必要以上に引き延ばしの治療をして、結局解決に導かないことである。医院へくる患者さんの来院数からわかりやすく説明してみよう。典型的な歯科の1医院あたりの平均レセプト枚数は平均200枚(神奈川歯科医師会の公表)である。としてそのうち、誰が見てもわかる自院のno.1 no.2のKR.にシカ治療でアプローチして治そうとこころみる場合がある。しかし、腕試しにも1%の人には安易に手出しをしてはいけない。もろともに玉砕するだけだ。

 いつも言っているが、歯科医院にくる99.99(フォーナイン)%は「いわゆる顎関節症」である。それは、ただの1本の虫歯も最初にアゴのズレにより生じてくる。だからどんな人でも、いつものように正しい歯の治療と同時にズレを修正してあげるようにすれば次は再発しない。結局、何だかんだ言っても最終顎位は歯の噛む位置で決まるからだ。潜在的な症状を持っていても、基本的に自覚していない人のほうが遥かに容易に治癒に導ける。それは、少なくてもシカで顎位の改悪の治療をされていないからである。単にシカでの歯の治療だけであれば、歯のズレという無垢な状態に等しい。であれば歯を正しい治療で容易に戻せるからである。仮にいつものようにシカ治療でずらされていても手順は日記にあるように治療する。シカのスプリントなどで長期間に渡り顎を改変されている人は、戻すのにとても手間と時間がかかり大変厄介なことだ。
 
 歯列のきれいな人は、通常のシカ治療をされていれば、ズレていない人を探すほうが逆に難しい。むしろ、歯列の乱れている人は歯が自分で動きだしやすい。ゆえに、歯が勝手にズレて顎はズレにくい傾向にある。シカでてこずる相手でとても勝負にならない1%をどう対処するのかは今後の考え方次第である。フォーナインの治癒率として自慢するのであれば、ようやく気がついたシカは1%を最初からお断りするだろう。断られたKr.も気の毒だが、断るシカも勇気がいることだ。

 咬合面に印記されるファセットとしての刻印が、既存の治療の歴史の一端を物語る。そして現在、未来を変えるため、また忌まわしい過去を一掃するには顎位に変化に対応する必要がある。そのため必ず「咬合面」をメタル(PGA)にする必要があるのである。これが正しい機能美を追求する本当の審美歯科なのである。なぜなら咬合面は生涯をかけて今後時代とともに、つねに流れるように一様に変化していく「生き物」なのであるからだ。

不安 2004年12月09日(thu)

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 噛み合わせの悩みため、おもいっきり不満を相手に向かい言うことがあります。でも、はっきりいってそれは間違いです。そして、その狭い自分本位の考えであるから、盲目となり同じ所をさまようのです。その努力をもう少し違うところへ向けるのです。

 例えば、自分の考えが相手にうまく伝わらないとか、返ったきた言葉で「ドクハラ」されたりということは、この疾患の場合、日常茶飯事です。本当に意味で世間に認知されていない病気といってよいでしょう。若い人であれば、なんでさぼっているのとか、怠けものなのではとか、ずいぶん偏見や誤解が多いようです。だってシカでは、たんに顎(アゴ)が痛いだけといまだ思われているからです。
  
 裏切られたり、傷つけられたことがどうしても忘れられず苦しんでいる、という方がいます。でもそんな人の多くは、怒りを直接その相手に向けるのではなく、何とか忘れよう、相手を許そうと努力をされています。自分にも非があったのだから仕方がない、と自分に言い聞かせようとしたり、犬にかまれたようなものだと思って忘れようと努力したり。すべてを忘れようとしてみたり。あるいは、何とか相手のことを許してあげようとするかたがいました。でも、いくらがんばっても、自分が受けた心の痛みが和らぐことはなく、相手を許すこともできないのです。だから、さらに怨みが募り、苦しみが増すことになってしまいます。
 ここで、大事なことは、今後の展開もさらに今の心境が変わらないかぎり、シカで入れられた歯の状態がさらに、感情通りに噛み合わせになるのです。考えてみてください。
……それは、ある意味当然のことで、できもしないことに一生懸命になっていたり、努力の方向を間違っているからのようです。症状がでても、なんら自分の心に変化を感じなければ、何ら行動や身体に変化がでるわけがありません。

 自分が過去に出会った辛い出来事は、いくら忘れようとしても本当にあったことなのだし、実際に自分が感じた苦しみだって確かなものだったのです。それを忘れようとするたびに、違ったように理解しようとするたびに、イヤでもその出来事を思い出すことになってしまうのです。だから、何度も何度も、苦しみを再体験することになってしまうのです。努力しても好きでもない相手を好きになることなどできるはずがないし、できるとしたら、自分らしさの一部を失ってしまうことにもなってしまいます。そんな無理をするから、余計に苦しくなってしまうようです。いいものも、そうでないものも「噛むことは、毎日です、噛むことで記憶をしっかり定着させていきます」、だから一番の早道はできるだけ早く正しく歯を治すことなのです。

臨界の揺らぎ 2004年12月08日(wed)

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 歯はつねに動いている。時には胸おどるように楽しく跳ね上がり、辛いときは、とても寂しくおとなしい。情熱的な歯はつねに現状を把握し考えぬいて動いている。感情は歯を反映させ、逆に歯の状態が感情を映し出す。歯の集合体である噛み合わせとは、理論での構築ではない、「感情」の積み重ねである。
歯科の治療の間違った常識である、シカのスプリントではけっしてよくならない。他に正しい治し方がただ一つ存在することを知っているからだ。臨床経験をもとに、独自のやり方で元に戻す唯一の方法を実際に可能なことが最大の理由である。

 歯を止める治療は止めたほうがよい。インプラント体は数年後には、確実に抜け落ちてしまうだろう。変化のないインプラント体は、変化に富む生体では、どう常識的に考えて持つわけがない。そして「抜け落ちる」という異物排除こそが、身体でできる唯一の抵抗の方法であり、「抜け落ちる」ということで抵抗体を、侵襲から最小限に防ぐ手段なのである。
 それでも、シカ研究者において、自分の治療を施したインプラントの予後が長期的に保存されよい状態だと自慢している文献をときたま見かける。手術は確かに完璧だ。でもそれでは、困った君だ。まだ君は、気がついていない。それを入れるから周りに迷惑をかけるのだということを、骨に固定されているから他の歯の周りが溶けてしまうのです。1本の歯をFIXにすれば、その他の歯がより大きく揺れてくるのです。気がつけば、わずかな報酬と名誉のために、多くのことが犠牲になっているのです。シカは、全体を見えていません、局所的には完璧ですから、より全体の調和を破壊するのです。私にはシカが、よく理解ができません。なんのために、そしていったい誰のために?しているのか、まるで迷走しているようです。そして、外科的に大きな侵襲を与える治療と同等なレベルでの「咬合」の知識がまるでないのです。だいたいインプラントの講習会では、咬合様式を聞く事はタブーなのですから。はーい質問?必ずインプラントが最初に当たるに決まっているにかって?そうではないこともある、一番高いところをかいくぐって、1本だけ当てないようにできるのが人間の能力の不思議なことだ。

 でもインプラントがそのような理由でぐらぐらになった方がくれば、まだよいほうです。いつまでもそのままであれば、もっとも肝心な脳が受ける「ストレス」を除去できすに、筋肉の疲れまでも解放できないのです。やがて、感情のコントロールができないまま、理不尽に感情のもつれを「爆発」させるだけでしょう。シカ医師に向かえばまだよいでしょう。でも、シカではその理由が理解できません。そうでは、ないときは、、、。そろそろ歯を止めることは早く止めにして、運動機能を十分な可能にさせる「歯ぎしり」をさせてあげるのです。

 歯にはつねに適正な揺らぎが必要なのです、それが心の安心感につながるものなのです。歯の臨界の揺らぎは、歯の中にある「よいもの」と「悪いもの」が同居し拮抗しあっていることです、それをどう導くのか最終的には術者の力にかかっている。シカでは、引き出すものがすべて逆になっているのです。
「歯の揺らぎが、心の安らぎといっしょなのです。」だからまず一刻も早く自分で動けるようにすることなんです。

健康骨 2004年12月07日(tue)

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健康骨は、肩甲骨の当て字である。そんな骨はない。肩甲骨は背中の左右に1つずつある扁平な三角状の骨で、鎖骨とともに上肢を体幹に結合する上肢帯を形成している。それは上肢の外内転・屈曲伸展、外内旋などの運動の基盤となる肩関節を形作るものであるから、道具を操って対物作動性を行う人間の大きな特長の基幹構造といえるものである。一般に、骨は人体の支柱となり、関節をつくって運動器としてはたらき、体腔の基盤をつくって内部臓器を保護し、また、造血機能やカルシウム貯蔵機能をもつものである。したがって、肩甲骨を始めとする骨が健康であれば、対外的にも対内的にも人間らしい活動ができるので、この骨を健康骨と呼んでも良いのかもしれない。

 病原筋は、病原菌の当て字である。筋と呼ばれる筋肉は、能動的に収縮することを特長とする動物特有の運動器官である。身体の力を外向きに出すときには、自分の意思で動かすことのできる体性神経支配の随意筋(横紋筋:骨格筋)が使われ、体内活動には自律神経支配の不随意筋が使われている。ただ、生命活動の基本となる心臓だけは、横紋筋(心筋)でありながら自分の意思で支配できない仕組みになっている。

 この筋を使って、エサや仲間を求めるために位置移動をするのが、動物であり、体軸を垂直位にして知的活動をするのが人間である。そこではつねに相当程度の筋肉活動が行われるが、文明の利器を用いて自らの運動機能を使わない生活をしていると運動不足病とよばれる非健康体となってしまう。それは「廃用症候群」ともよばれ、筋力低下・心肺機能低下・骨萎縮・関節拘縮などの病的状態を招くことになる。生まれながらに持っている運動特性が用いられない筋肉は、病気を引き起こす筋であるから、病原菌と呼んでも良いのかもしれない。


 ロボットには笑うことが、できない、表情筋肉がないからだ。そして咀嚼に関与しない、ロボットは物を食べないからだ。咀嚼筋を使う事がない。不要なものは、排除されている。

 人間の場合、左右の低位が問題になるのではなく、左右の「傾き」を脳が嫌うのだ。

 金さん、銀さん達は、歯がない。そして入れ歯を入れていない、だから長生きであった。ええ、もちろん入れ歯を入れたほうがよいのですが、身体に「合わない」入れ歯すなわちシカの入れ歯治療であれば長生きができない。もっともその前に合わない入れ歯なら、直感が無くても、すぐ判断できる。入れ歯は合わなければ、すぐ外せるからだ。そして、自分で決めたことは、合わないシカの入れ歯ではなく、自分の歯茎(土手)を噛むことを決断し使用した。身体は、どこを使ってもいいんだね。入れ歯を使うというシカの法律では、自由な人は束縛されない。そしてそれが、きれいな顎位である。だから歯がないから、単純に筋肉作用と考えること自体早計だ。もちろんいつも笑っていたから、表情筋(金)はつかっていたね。

 シカでは残念ながら、勝手に歯を移動させたり、硬いインプラントを入れたりと、し放題である。悪いことにいったん移動させれば、なかなか歯を乗り越えて元に戻せないし、骨中深く潜らせればなかなか外せないものである。わずかな名誉は、その執行猶予期間中のみのものである。だから、無理に戻ろうとカリエスで後戻りしたり、揺るんで抜けるインプラントが、ある大正解なのである。どちらも、自然には絶対あり得ない。あり得ないものが「正解」なわけがない。輪をかけて不自然なものがある。歯の上に加わるシカのスプリントである。こんなものは自然界にはない。つまり自然に起こりうる病気以上のものを人為的に身体に付与することになる。余計なスプリントの厚み分が間違って追加されただけの顎位に悪く変わるだけだ。その顎位は自分の歯とはなんら関係が一生持てない。

 シカでのわからないとされる永遠の間違いは、自分で新しい問題を新規に開発して、自然にあり得ない苦しい答弁を繰り返している。答えに辻褄が合わないのは、問題に問題がある。

 さらに手術は、新たな左右差を造り出すものだ、ノギスで合わせて左右ぴったりに手術で作ったものは、みえない歪みを戻せば確実に違っていることを意味する。何てことない、最初の元の長さが大正解なのです。シカは冗長で何も考えていない本当にのんきな世界である。

 理由はこうだ、一人でも救おうとする臨床で扱うより、研究論文に高尚なおもむきをおく。机上のシカの大方のDr.の興味あり、勝ち得たいものとは、どうもKR.の真実の顎位というものより、肩書きという学位の名誉のほうが重要らしい。

感謝の笑顔 2004年12月06日(mon)

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 人間が痛みなどの症状を認識する入り口は一つだと言われています。つまりこういうことです・・・何らかの症状が起こると、意識はそっちへ集中し、それよりもさらに強い症状が他で起こると、今まで意識していた症状を忘れて、新たな症状の方へ意識が集中させられます。
 シカで作られた右の歯の違和感を最初に感じてみてください。そのまま少々ズレた状態で、今度はそれよりも大きくズレた左のブリッジを感じてみてください。右の少々のズレがかき消されて、左ばかりが気になるようになります。これが神経のトリックです。しかも、一般にシカに高い、低いなどいまだにもって基準などありません。
上下偏位した、すなわち顎のズレた状態での上下の歯の当たりでは、何ら意味がないからです。そこでは、正解など探しても見つかりません。
 知覚における判断は、どちらか片側に感じる傾向にあります。もし仮に両側がズレ痛んだとしても、必ずどちらか一方の歯のほうに感覚がなっています。仮に両側で感じていたとしても、やはりどちらか強い方、弱い方があります。両方に感じる方は、一度じっくり診断してみてください。きっと、左右の強弱が感じられるはずです。(どうしても両方同じにしか感じないときもあります)そして、実際に「シカで」良くなっていく方には、次のような状態になることがあります。
 例えば、顎や歯の痛みがだんだん感じられなくなっていくと同時に、肩凝りを強く感じるようなったり、肩凝りが楽になっていくと今度は、腰痛が感じられるようになったりという現象があります。治癒は一瞬にして起こるものではありません。見える症状の良くなっていく過程の間に、様々な変化を繰り返すことを覚えておいてください。つまり、他のしわ寄せに送っているだけなのです。 スプリントで治った、軽減したというかたは、確かにそう身体で感じることでしょう。しかし治る身体に合わせた治療ではなく、単に症状を動かしているにすぎないことを忘れないでください。そして後から身体の反応をもて遊ぶ結果になっても後悔しないでください。

 確かに症状の変化も、体が良くなろうと戦っている証拠です。皆さんもあちこち症状が出ているからといって、何もすべてが悪い方向に働いているわけではなく「体も治ろうと必死で頑張っているんだなぁ」と、その状態を高く評価するくらいの気持ちを持つ必要があります。今起こっている体の状態(症状)を否定するのではなく、「よしよし、いつも頑張ってくれていてありがとう」という、肯定的に受け入れる気持ちを持つと、副交感神経が働いて自律神経の乱れはどんどん安定してきます。
 なにが合ってもつねに、自分の体に感謝してあげる習慣を付けてみてください。きっと感謝した笑顔が、よい噛み合わせをつくることでしょう。
結論として、
 歯は筋肉をあやつり、筋肉は歯の位置を決めるのです。おのれを支配しているのは、自分自身とすぐ気がつくと思います。

だめだこりゃ、次いってみよう! 2004年12月05日(sun)

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……外側からやってくるストレスやプレッシャーで心が痛むとき、本当の安らぎを取り戻すのに役に立つ、こんな方法を試してみることです。

 まず、目を閉じて何度か深呼吸を繰り返します。そして、今、感じている痛みが自分の身体のなかのどこかにあるか想像してみます。胸の奥かも知れませんし、右肩の先に感じることもあるでしょう。手の甲や膝にあるということも考えられます、右上6番かもしれません。すぐには見つからなくても、必ずどこかにあるはずですから、心を落ち着けて、ゆっくりと探してみましょう。次に、その痛みの大きさや色、どんな手触りかなどを考えてみます。熱いのか冷たいのか、歯の表面が「つるつる」なのかどうかなど、できるだけリアルに感じられるようにしてください。それが終わると、今度は、その痛みを身体の外に取り出します。

 イメージのなかで、すぐに取り出せる場合もありますが、がっちり食い込んでいて、なかなか外れない場合もありますので、そんなときには、自分が納得できるような方法を想像してみます。たとえば、タービンのドリルでキューンと歯に大きく穴を開けて取り出してもいいし、強力なバキュームで(掃除機)を使ってズズッと吸い取ってもいいですね。
痛みを取り出すことができたら、自分の気が済むような方法で破壊します。時限爆弾をしかける、水洗トイレで流してしまう、ロケットに乗せて外宇宙まで飛ばせてしまう、風船に乗せて飛ばしてしまう……。いろいろ楽しみながら処分してみれば、もう、そんな痛みのことは気にならなくなってしまうはずです。ちょっとしたことですが、これで必ず、あなたの意識のエネルギーを奪う、ストレスやプレッシャーを消し去り、心が癒されるはずです。

症状への執着せず、正面からおもいっきり手放してしまうことも大切です。

 ついでに今回は特別にもうひとつ、心を元気にする、とっておきのおまじないをお伝えしましょう。それは、またシカで失敗し落ち込んだときやどうしようもない歯の悩みを抱えているときに、次のような『マザーグース』のなかのワンフレーズを模倣してただ口にするだけです。

  『すべてこの世の病には、治す手立てがあるか、なし。
   手立てがあるのなら見つけよう。
   手立てがないのなら気に病むな」です、
     そして「次にできる歯科医を探してみよう』かな?でもその後、必ず「正しい治療」でお待ちしていますってね。
 
 これだけで、不思議と心が元気になってくるでしょう?必要もないことにエネルギーを使っている暇はないのです。人生では、今の自分の全エネルギーを注ぐべき、「自分を幸せにする」という大切な目的があるのですから。それが、正しい治療で可能です。

ピラテス 2004年12月04日(sat)

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●ピラテスのルーツ
考案したジョセフ・ピラテス氏の名前が由来。病弱だったピラテス氏が、正しい呼吸によって正しい姿勢が作られるのでは?と気づき、後にニューヨークで発展させたエクササイズです。

 ピラテスは、Mr. Joseph Pilates によって第一次世界大戦中のイギリスでリハビリテーションとコンディショニング(体調を整える為の病気の療養)の目的で始められ、その後ピラテス療法(Pilates Method)は、体育学に劇的な発展と進化をもたらしました。Joseph Pilates は1928年にニューヨークに渡り、ドイツの柔軟体操、ヨガ、ボクシングおよびJoseph自身フィットネスに対する直感的な理解に基づいて、50年以上もの間専門的な設備や道具、独自の理論を開発していきました。Joseph Pilates は、体の全組織の調整、伸縮性および強さを改善する為の体育学における、まさに開拓者でした。

●ピラテスってどんなエクササイズ?
全身をバランスよく動かしながら、体の筋肉を鍛えてゆがみのない柔軟性のあるボディを目指すエクササイズです。 呼吸で代謝を上げて太りにくい体をつくり、普段使わない細い筋肉を使うエクササイズの組み合わせで、ポッコリと盛り上がらない長い筋肉をつくります。


●どんな効果があるの?
多くの女性が憧れる理想の体型を実現します。たとえばこのような・・・
・スリムで美しいボディ
・細い筋肉と均整のとれた体型
・バレエダンサーのようなしなやかな筋肉がついたボディ



●注意すべき部位とは?
ピラテスでは、骨盤・ろっ骨、肩甲骨、首が正しい位置に安定するように、またこれらの部位を滑らかに動かすことができるように、さまざまなエクササイズに取り組みます。腹式呼吸を行なう多くのエクササイズとは違い、“胸式呼吸”を行なうことも、基本的なポイントです。


●ピラテスは、ここが違う
体幹を安定させることで理想的な姿勢を作る、というのがピラテスの目標とするところ。全身の筋肉をきちんとコントロールする、筋肉の使い方を考えながらおこなうエクササイズです。勢いを利用することは、もちろんありえません。


 姿勢や動作をするときに使われる筋肉の動きに、体を歪める大きな要因があることはご存知かと思います。当然、歯(口腔)の周囲にあるさまざま筋肉がさらに全身への筋肉へ関与しているわけです。ある筋肉をニュートラルな状態から縮めてくると、反対側ではバランスをとる筋肉(拮抗筋)が伸びてくることでバランスをとろうとします。しかし、これは表面上に起きる筋肉の外面的な動きであり、問題とすることは筋肉内部で発生しているもう一つの別な動きにあります。この動きには筋肉にかかる負荷を助長し、身体に悪い歪みを作り出していく「悪い動き」と、筋肉にかかる負荷を抑制し歪みを防御しようとする「正しい動き」の2種類が同時にあるのです。本来は筋肉を使うときに本人の意思でどちらの動きでも選択できるのですが、動きの存在に気付いていない無意識の状態では悪い動きの方が発生しやすく、筋肉が疲労して体の歪みが強くなってくるほど悪い動きも強さを増し、さらに新しい歪みをどんどん作り出していきます。歯に左右差を高じるものであれば、そのように身体は自然に気がつかない悪い要求どおりに作られていくのです。ここで、大切なことは、同時によい動きも含有しているのです。つまり、咬合紙をみると、紙を透かしてみれば噛んだ跡が無数に近く点となり穴があいています、よいものも悪いものもいっしょになってすべてが混在しているのです。それを、きちんと交通整理して、制御してあげるのが歯科医の役目だと考えています。

正しい治療は、その「正しい動き」を察知し、増強される方向へ目指していくのです。

全身の筋肉をまさしくコントロールする正しい歯を構築するのが、治療上の最終目的です。正しい機能を果たすホテツに意義があります。いくら Dr.が、がんばっても構築された位置関係を崩さず「イメージ」どおりに、ホテツ製作する能力を技工士が保有していないのであれば、Kr.本来持っている治癒力をホテツ治療で生み出すことができません。さらに、歯科医がそれを修正することができません、
 技工士は、歯を口腔内の状況を直接みれません、法律上の問題です。だから入ったホテツがどうなったか通常は知る由もありません。しかし、正しい歯の治療を理解できる唯一の技工士さんは、その後の状況がどう変わったか最初からみえているのです。治療終了後の後戻りのための調整用の模型で、技工士さんが確認します。そして修正のアドバイスをします。そんなスーパーテクニシャン(技工士)は、優秀な噛み合わせDr.よりさらに少ないと思っています。

 歯科医では、「口腔内からのアプローチではさまざま限界があり、結局わからないのです」
  
 スーパーテクニシャン探しは、DR.探しに匹敵する難しさです。顎位研究所の岩村さんは、整体師の資格を持っているんですよね、まさしく、身体から歯を作り上げていく技工士さんなんです。もちろん健康な身体のイメージを模型上で作り上げるのです。

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