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診療日記ブルー


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更新履歴
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粘膜干渉
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論より証拠
2005/01/20
口腔内ストレスの恐怖
2005/01/19
偽札
2005/01/18
咬合圧の変化が痛みに及ぼす影
2005/01/17
遅らせる声
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最善をつくす。
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絶対音感
2005/01/14
「目は口ほどに恐怖を語る」
2005/01/13
Tron

↓以前の日記

「目は口ほどに恐怖を語る」 2005年01月14日(fri)

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 人の顔を見て、笑っている表情や悲しんでいる表情は見分けられるのに、恐怖の表情だけは見分けられない。そんな患者SMさんを、検査しているのが、カリフォルニア工科大学の神経科学者ラルフ・アドルフス(Ralph Adolphs)博士である。SMさんは、38歳の女性患者で、病気のために脳の扁桃核が破損されている。扁桃核は、人の表情を認知するうえで、重要な役割をしていると考えられている。アドルフス博士は、SMさんに、いろいろな表情の写真を見せて、それからどのような感情が読みとれるかテストしている。すると、SMさんは、幸福、悲しみ、怒りなどの表情は読みとれるのに、恐怖の表情だけは読みとれなかった。そこで、博士は、SMさんが写真を見ているときの目の動きに注目した。すると、SMさんは、写真を見ているときに、主に鼻と口にだけ注目し、目の部分は見ていないことがわかった。幸せ、悲しい、怒り、などの表情は、鼻と口だけからでも見分けられるが、恐怖の表情だけは、目の部分を見ないと読みとれなかったのである。そこで、アドルフス博士が、SMさんに、写真の目の部分を見るように指示すると、彼女は恐怖の顔を次第に読みとれるようになってきたという。博士によれば、SMさんが破損した扁桃核の個所は、私たちに、何を、いかに見るべきかを教える部分ではないかという。もし、顔の表情を見分けるのに、顔や身体に関するすべての情報を読みとっていたら、その情報量が大きすぎて判断がつきかねるだろう。必要なのは、それを知るのに、何が重要なのか、どこを見ればいいのか選択することだ。扁桃核は、そのような選択をする機能をもっていると考えられるという。博士は、この研究が、人の表情を読むのが苦手な自閉症の人々の治療にも役立つと考えている。(出典・nature)


 ある航空会社のアテンダントはマスクをして眼で笑う訓練をしています。でも口で笑うように眼は簡単なようで難しいものです。心の底から笑うことができればよいのです。そして豊かな本当の喜びを享受し得ていれば歯は悪くならないものなのです。
 歯は噛み合わせに影響します。噛み合わせの意味ところは、歯並びではないことは当然おわかりだと思います。「見かけ」ではないからです。では、一体どこを指すのでしょうか?
 要素として歯の当たる高さと思っている人が多いようです。しかし、歯の高さは、歯冠や歯根、口腔領域の一部分なのです。口腔には頬粘膜や舌など同時に運動器官が存在しています。さらに、筋肉、関節靭帯、骨など周辺には多数の解剖学的に重要な組織が密集しているのです。流れでいえば、血管やリンパ管、気道です。

 脳はすべてをみています。だから暗闇のお口の洞窟でランプなしで、歯は仕事ができるのです。シカのインレーが最悪なのは、歯の形態が実線ではなく、インレーを飛び越えて破線を認識し、脳が勝手に繋げていきます。実態の像とは別に、脳が歯を作り上げていくのです。そうしなければ、最小限機能を発揮することができません。だから、疲れます。そして、やがて柔軟性が落ち、体力を消耗したときに、ホテツが悪さをします。それまで耐えに耐えていたのですが、まったく問題点の「自覚」がないからです。脳が欠落を埋め補填していたからなのです。

 歯のない無歯顎の人は噛み合わせはない?入れ歯がなくても土手で噛んでいるでしょう。歯茎を最後の武器に生きようとするのです。本来は入れ歯を必要とするのですが、いったんシカで噛み合わせのあわない、自分の中心で噛めないものをつくられれば、もうシカへいかなくなります。それでも、顎は憶えているのです。同じ年齢の無歯顎でも、歯が無くなる時期や過程は人それぞれ違います。だから、歯の高さで揃えても噛めないのです。無くたっている過程において、歯からくる異常な情報であれば歯がないことを選択します。歯を切り離しにかかります。シカの歯が存在で異常な情報が抜けないからすべてが混乱しているのです。
 ネットでの情報量が大きすぎて判断がつきかねるのと同様に、治療において本当に必要なのは、自分に必要なこと知るのに、何が重要なのか、どこを見ればいいのか選択することであるのです。シカでみていない所があるから、そのままなのです。でもお口をみなくても、顔にでるのでわかるのです。
 思春期にシカで入れてから「視力」が落ちていませんか?


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