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診療日記ブルー


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粘膜干渉
2005/01/21
論より証拠
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口腔内ストレスの恐怖
2005/01/19
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咬合圧の変化が痛みに及ぼす影
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遅らせる声
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最善をつくす。
2005/01/15
絶対音感
2005/01/14
「目は口ほどに恐怖を語る」
2005/01/13
Tron

↓以前の日記

歯の構築3 もう一人の自分に委ねる 2004年01月28日(wed)

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■ 歯の構築3
 偏位など誰がみても(もっともシカではわからない一つですが)見た目でわかるもので言えば、「正中」がいい例です。それが狂っているまま、インプラントをしたり、歯周外科をしたり、全顎補綴をしたりと
さんざん「シカ治療」をおこなっているのです。
 将来の時間軸を用いて予測すればそれらは消滅する運命となるのは当然です。無一文の価値しかないとその場で判断できます。
  シカでは見えないから気がつきません。
それは現在の最新のシカでも同様なままです、シカ専門雑誌でもまったく同様なレベルで平気で投稿されています。目を塞ぎたくなる惨状です。
  再生医療がどんなにがんばった所で歯が定着させることができません。
 
 大学での勉強やその後研修会屋の研修と、身の回りのすべての論文や研究が、すべてと自分で思って自分自身結局大きな壁を作っていたのでしょう。既存のシカに慣れしたしんでしまえば、壁のなかでぬくぬくと過ごすことの快適さに、慣れてしまうのです。ですから市波式メタルスプリント、藤井式オーリング、全次元などどれも口当たりが悪く、とっつきにくいはずです。シカをやるほど、これらは違和感がありますから。
 今思えば皆目検討が付かない状態で、さらにハッキリ言えば、すべて最初はまったくわからないものばかりでした。いまは大変感謝しております、こんな私を引き上げていただいたからです。
 わからない理由は簡単です、すべて
「頭で考えていたことによる既成概念です」
この私のちっぽけな頭で考えてもわからない、そしていままで経験したことのない、経験上を超えることが世の中にはたくさんあることに気が付いたのです。
 オーリングは今でこそ必須なものであり、日常かかさず毎日使用していますが、シカの時代はすぐ止めてしまいました、多くのシカ同様にやらなくてもシカはできていたのですから。点にならないことは医療とは別と概念を与えられていますから。
 「制度と医療」はまったく別なものであるのです。

今思えば当時は大変誤った認識をしていました。唯一のレーダーを使わないことは、暗闇にライトなしで猛スピードで走っている車の運転です。臨床家として常識であり使えないあるいは使わない恐ろしさを感じます。オーリング使わずに何を根拠にシカでは咬合の善し悪しをきめるのかかえって不思議です。
    オーリングとは、正しくもう一人の自分に委ねることですから。

性格はもともと個性的な性格ですから、分からない物に大きく引かれました。
その頃岩尾さんと出会い、ちょうどそのときからでしょうか、そうこうするとやがて頭に明確にあるべき姿が、不思議なことに浮かんでくるようになったのです。これはオーリングとは別な感覚です。オーリングはどちらかというとyes、noなどの答えのように問いに対してはっきりしたことが得意なようです。私の場合のひとりオーリングはオリジナルかもしれませんが、先に明確な場所を脳の中にビジュアルな画像を出させてから条件と問いyes、noで決定します。眼を閉じていても早期接触部位とかがブラウン管を見ているように透過されすべて見えます。騒がしさから一転して一様に静かになっていくのも聞き取れます。
普通のオーリングでは、まず早期接触部位などから探しだすのでしょうが、わたしの場合は何故か最初から場所や部位が先にわかります。そしてそこをどうしたいかを具体的に考えます。
いつも言っているように、噛むのは結果でありますから、当然噛ませる前の形態を見るのですが、
基準の取り方が口腔内直視では見えないため、歯を見せられた結構難しいのです。ここに「口腔内の壁」があります、直視やミラーによる反射では錯角を起こします。後ろからも見えないせいか閉じた時の立体的咬合状況の判断は難しく、また模型では見える測定点が隠れてしまい基準が見えません。すなわち口腔内直視では基準をどれかの歯に焦点を当てていくわけなのです。シカであれば当然その通りなのですが、その歯の位置すなわち顎位置の偏位にまでには気がまわりません、いまの顎位が正しい基準だからです。
顎の位置を戻した状態での形態の修正など、複合した立体の修正には、オーリングでも可能かもしれません、しかし自分の人生をオーリングだけで決めることは難しいと考えるのはわたしだけでしょうか。

     歯はすなわちライフなのですから。


歯の構築2 創造は、直感と記憶 2004年01月27日(tue)

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■ 歯の構築2
なかなか結論が出せずに、あれこれ迷った状態で長考するのは
あまり良いことではありません。
短い時間で思い浮かんだ手は、邪念が入っていないので
信頼性が高いのですが、長考すると迷いや不安も出てくるため
客観的な判断が難しくなってきます。
創造は、直感と記憶が、うまい具合に、
かみ合わさった状態で、生まれるのだと思います。
覚えることに軸足を置きすぎると、ヒラメキは、冴えません。
私自身、最近対戦した棋譜を、忘れやすくなっています。
記憶力の低下も一因ですが、新しいことを創造するために
忘れているのだと、勝手に解釈しています。
         ーー羽生義治(将棋界史上初の七冠王)
羽生義治氏は、この無心の状態のことを、『もう一人の自分に判断をゆだねる』と表現しているという。
------------------------------------------------------------------------
 オーリングによる診断方法はいまやなくてはならない手法の一つです、噛み合わせのあらゆる所で直接治療に役立ています。理論構築の理解はいまだ解明できませんが、間違いのない不思議な力であります。
まずオーリングにしておけば、間違いありません。しかし問題点もあります。
 大切な口腔内を創造するにあたって、口腔環境の向上を企画するにあたって、その構成力や診断方針に至るまでの指針にある迷いがありました。これはさしものオーリングででも目指すべき最終の形がしっくり見えてこないことなのです。
 ここでまた壁が立ち向かいますが、後々考えてみれんば、ピンチがチャンスになるということです。
ピンチになると必ず不思議なことに手を差し伸べてくれる転機がくるのです。
市波式メタルスプリントはヤマトデンタルの吉田さんが、藤井式オーリングは三谷先生や金谷先生が、そして白暈の道、岩尾式全次元は顎位研究所の岩村さんが紹介それぞれ紹介していただき、自分の運命を変えるほどの大きな転機が訪れたのです。
 それまでの研修オタクは大変なものであり、年間の研修費やその費やす時間回数はばかにならず大変なものでした。しかし上記の既存の治療を超越する内容を把握するにつれて、既存のシカで行われている研修は、もちろんいい所のありますが、致命的な大間違いに気が付いたのです。よってどこの有名なシカ研修会に出席してもそれがとても気になり、とても自分には役に立たないしろものばかりであることに気が付きました。ですから自分のなかで既存のシカを大幅修正しなければとてもそのままでは、まともに聞けないものばかりになってしまったのです。
   普遍的に統一された種々の歯科的基準がないことに起因するのです。
基準にないまま、治療が進み、最終的には咬合不全に陥る。
 シカの治療の恐さはここにあります。
たまたまやって効果の出るケースがあります、しかし基準のないまま行われていることは、相手のストライクゾーンの大きさに委ねている偶然の産物なのです。
許容性があるから助かっています、そしていくらしても効果がないのもおなじことです。だからだらだらやらないで、
   歯への治療は必要最小限で十分効果的であるのです。
 文字盤は歪んで見えるが、針は正しく機能し時間は正確だ。
 シカで見た目戻されるから、時間は狂いだす。


歯の構築1 読みと大局観 2004年01月26日(mon)

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将棋界の伝説の名人、大山康晴氏には、こんな驚くべきエピソードがある。
 ある日、将棋会館の前で、若手棋士たちが集まってある難解な詰め将棋をしていた。それは、若手棋士たちが、数人で考えてもなかなか詰まないものだった。
そこへ大山康晴名人が通りがかり、若手棋士たちが、頭悩ませている詰め将棋を
『ほんの数秒の間だけ』見て、一言。
『ああ、それなら、何手目で、何で詰むよ』と言うのだ・・・・いつまで考えても答えの出なかった若手棋士たちは、大山名人の一言に、ドギモを抜かれ、言われた通りに将棋の駒を進めていくと、言うとおりになっていったという・・・・
このことに感服した若手棋士の一人は、後日大山名人に質問した。
『あの時、通りがかる、たった数秒の間に、何百通りもの手を、読んだのですか?』
それに対し、大山名人は、こう答えた。
『いいや、手を読んだのではない。大局観だよ』

将棋の思考には、2通りの思考があるという。
●『読み』と『大局観』だ。簡単に言ってしまえば、『読み』が論理的思考で、
『大局観』は、論理的思考をせず、直感によって引き出す答えだ。


 ■ 歯の構築1
構築についてここでお話します。
脳の展開力によりきちんと順序よく整理されて生み出されたイメージ力で構築されたものほど効果が高いような気がします。
最初にお断りしておきますが、イメージングはオーリングとは異なるものあるいは別次元であるとの捉えかたを私自身しています。
 具体的な最近までの経緯を順を追って説明していきます。
 最初の頃は診断用模型いわゆる○模を見て、単純に診断し計画を立てていました、治療する歯数の少ない1本や2本程度なら診断治療が容易に可能でしょう。それ以上になると実際上説明し入るまでに、多数の工程を要求されます、最後まで納得されるまでの手間暇に、結構な時間が費やされます。時間をかけても理解してもらえれば無論それでよいのですが、表面上うわべだけで判断されると本当の所いままでの説明がわかってもらえたかしらと妙に不安になることもありました。
 歯の治療修復後、互いに受けるイメージ自体がDr.とkr.とが違ったりするととたんに、同じように診療しているつもりでも場合によっては満足度や治り方までも違うかのようです。この頃はまだ普通のシカでシカの作り方したから、このときにイメージの不一致現象が何を引き起こすものか意味がわかりませんでした。
今のシカ同様当時は問題点を改善せず単に眼に見えて起こす症状や主訴を中心にしていましたから、全体におけるトータルな効果を考えていません、というより全体像を作り何をもたらすかと言うこと自体自分の枠の範疇にはありませんでしたし、習ったことも見たこともありませんでしたから存在が考えられません。今思えば問題のない所に多数の問題があったりしていたわけですが、問題にない所に原因があることすらわかなかったわけであり、見落としが少なからず出てしまい、既存のシカ認識での治療が、過去の自分のシカ治療の時代でした。そしてそれは世間一般で現在多くのシカ医院で行われている診療体系そのものなのです。それは保険、自費という負担制度の枠だけでなく、噛み合わせを行う際に基準となるシカの咬合理論も今だシカなのです。

やがてさらなる工夫をこらし、「完成模型」すなわちブループリント (青写真)に行き着きました。
資料の採取 
カウンセリング
模型提示 見積もり金額、期間提示
お返事後治療計画、診療開始

という流れです。
 咬合を考えた最終形態によるワックスアップまでされた模型ですが、ビジュアルに眼に見える形での模型提示をKr.にしてきました。
 この頃はすでにオーリングは卒業しひとりオーリング時代を確立し診療に使っていました。
問題点やそうでは無い所を含め、例えば同一金属にこだわったり、審美的な機能改善を主にしたりとさまざまにアプローチしていました。この時もまだ全体像をおおまかに掴んでいたつもりでしたが、今から見えれば稚拙であり本格的にはつかめていなかったわけで、意味のない修復もありました。もちろんシカよりもましですが。

診断と治療が結びつかないのがシカの特徴でしたよね。

スペース・マウンテン 2004年01月25日(sun)

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ローラーコースタータイプのアトラクションである「スペース・マウンテン」のコースターの車軸が折れたことが原因で、車体を支えきれなくなり脱輪したものです。 詳細につきましては現在調査中です。
詳しい原因がわかるまでは、当面の間、「スペース・マウンテン」の運営を中止させていただきます。
スペース・マウンテンは直径約60メートルの巨大ドーム内に設置された屋内型コースターで、「暗黒の宇宙」に見立てた暗いドーム内を最高速度50キロで急旋回しながら回るアトラクション。そのスリルに定評があり、オープン当初から人気があるアトラクションの一つ。


どうやら図面が2つあったのが原因のようだ、
 インチからセンチに図面を書き換えた時、チェックミスで細い軸で作られてものを部品にしたものだという。
設計通りになっていなければ、金属疲労など耐用年数など不都合なことが起きてくる、
これはTDLだけでなく、さまざな噛み合わせの問題にオーバーラップしてくる。
例えば弱い力で噛んでいれば、身体は弱い力にあわせて製作される。これは利にかなっている、身体がそのように出来ていないから、顎がそうなるのだ。しかし問題は意図的にシカで噛ませないことである。
 噛ませないということは、身体の製作上にさまざまな不都合を作るのはもういいだろう。

設計が正しく持ち込んでも、与えられた現場の環境があまりにそぐわない場合、つねに身体はフィードバックして時間の経過とともに再度リロードをやり直す、設計を書き直しでは構築し現場では大忙しである。
最後には辻褄をどうしても合わせなくてはならなくなり、やむ終えず歯をねじって合わせざるを得ないこともある。さらに応力が特定に働けば脱灰が進行しやがてムシバにする。

常に考えることは、もし環境が整っていればどのような歯列になっていただろうかということである。
よくとりざたされる、咬合位の問題で、中心位と中心咬合位のズレを問題にするケースがある。また
歯があった時は既存の噛む所で作っておいて、歯が無くなりだし最後に1本の歯が無くなった、無歯顎になった場合、どうして中心位にするのか?それとももとあったはずの既存の咬合位置にしないのかとか興味をもたれると思う。

さきに正解を言えば無歯顎も有歯顎でも作り方の基準は同じ考え方である。
わからなければ、スペース・マウンテンで1回転してみればわかるかも、何?顎がついていけない。
     そう、それがまさしく正解です!
 
これはビックサンダーマウンテン だね。図面が違っていた!シカではスプリントの害がよくわからないらしいが、これはよくわかるね。

臨床の知:チェンジング マインド 2004年01月24日(sat)

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口腔内カメラが登場する前は、ご存知のとおりに、私達は小さなミラー(反射鏡)を使用していました。現代のハイテク技術により、高い鮮明度と倍率を持った小型カメラが開発されました。さらに、カメラの小型化は、従来のミラー(反射鏡)に代わって歯科医が毎日の診断に使用できるレベルにまでなりました。この口腔内カメラは標準のミラーより数段に便利です。これら新世代の器具を活用することによって、私達歯科医は非常に小さな病変まで診断する事ができ、患者の皆様にもそれを目で確認していただきことができるようになりました。さらに、画像をプリントアウトして持ち帰っていただくことも可能です。私の個人的な考えですが、歯科の診断において、ミラー(反射鏡)の役目は基本的に終ったと思っています。これからは、高鮮明度カメラの時代が続くでしょう。


毎日かなりの枚数のデジタル写真を撮る、1日100枚ってこともある、そうすると
1ヶ月に2000枚は管理しなくてはならなくなる。年間24000枚 ちょうど開業20年にあたるから当初より撮っていたなら48万枚になる、さらに蓄積された貴重なデータとして年々かなりの枚数が増えていくことになる。
当時コダックのシステムが出たばかりの時期に、アナログをさっそくデジタル化してもらった、当時の値段は1枚Cd化するのに、1万円かかったものだ。今では呆れてしまうが、当時の映像はお金を出しても手に入らない。機械は年々性能とともに進化し買い替えられる。
いまや最新のパソコン(PC)とデジタル一眼レフカメラのおかげで日常の画像を記録したり、保存や管理を楽にできる。瞬時に過去のデータを呼び出せることは、近年において実現された。過去のデータはデジタル保管している。KR.別にカルテNo.を振り、さらにフォルダーごとに日にちで管理している。

肉眼では気が付かないような世界がそこにもある。
 そして時間を究極に削ぎ落として「静止画」の世界を垣間見る。

時間を輪切に止めてみることも、診断における用件をみたす場合もある。模型同様日々の変化を比較するには
資料の比較検討がとても大切だ。
「かかりつけ医」という制度はもっとも、気に入らないと言って簡単にチェンジしてしまうヒトには、意味が無い制度だが。
長い間の履歴をみれるのは、相当なメリットがある。

  つらいことを言われるようでなければ、改心しないだろう。
恒に相手を攻める狭い気持ちでは、治癒にいたらない。
   歯を治しても肝心なものを手に入れなければ何も変わらない。

だから病気はあなたにしっかり治してもらうまで、知らせてくれているのです。
     変えられますか、そして感謝できますか?

「静止画」は写真でみるものだが、困ったことにシカの治療で静止した歯をよくお目にかかる。

尾崎豊 2004年01月23日(fri)

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平成4年4月25日に急死したシンガー・ソングライター、尾崎豊さん(享年26)のトリビュートアルバムが公表された。メンバーには宇多田ヒカル(20)やMr.Children、槇原敬之(34)といった超大物がズラリ。今年の命日で十三回忌を迎える尾崎さんの数々の名曲が、豪華な顔ぶれで鮮やかによみがえる。
BLUE盤と呼ばれる「BLUE〜A TRIBUTE TO YUTAKA OZAKI」は、尾崎さんの定番曲を中心に、メジャーアーティストがカバー。宇多田による「I LOVE YOU」、ミスチルの「僕が僕であるために」をはじめ、槇原や175Rなどが、気持ちを込めて歌っている。
なかでも2人組ユニットのCrouching Boysはナント、尾崎さんの長男、HIRO OZAKI(14)だ。尾崎さんのデビュー曲「15の夜」をカバーしており、歌うというより、父親たちへ感謝のメッセージを述べている。
一方、2枚同時発売となるGREEN盤「GREENA TRIBUTE TO YUTAKA OZAKI」では、インディーズで活躍するアーティストが中心。EXILEのボーカル、SHUNが本名の清木場俊介として登場していたり、韓国出身のカン・ダヒョンなど12組が名を連ねている。
「尾崎のことが好きだったミュージシャンによる単なるカバー・アルバムにしたくなかった」話題騒然の名盤となるのは間違いなさそうだ。


偶然にも来春そめや歯科、DVD盤が発売される。
これはブラック、ブルー、ホワイトの3部作になり、既存に描かれてた過去の日記をすべて網羅する意欲作品である。
かねてから画像や文章の分かりやすさで定評のある異色のHPがDVD盤となり復活する。
 時としてくだらないギャグが余計ではあるが、先の読める安易な作りにわかっていても、ついつい引き込まれて納得されてしまうことが多い。お笑いのセンスの稚拙さに怒りも頂点か、動揺をかくせない読者が多い。既存の営業的なものを排している点は評価に値する。(☆☆☆3つ星)
安易なセールスを引き受けない頑固な職人気質ではあるが、実は情にもろい。ホットな技術と冷静でクールな頭脳とのバランス対比で見ていくと実におもしろい。本編ではこれでもかというくらい経過から時には終了まで、息をつく暇のないくらい充実した診療パターンの解説の連続であ。さまざま観点から取り上げたネタでトータルに作り上げられた姿勢が共感を呼ぶ。治療を受けられる方には自分のデータの共有とともにライブ感覚で進行が肌で感じられ、スムーズな流れを促進する。
見ている者に飽きさせないように、一発芸的な笑いネタには少々苦心の趾が見受けられる。
時々、次々とフォルダーが変わりくるくるとURLが変更になるが、「万物は流転する」をHPで実践しているような意図を強く感じる。
 今回スペシャル盤として未公開な「最後の治療編」に詳細な記載が待ち望まれている。これには既存のシカ治療で尽くされてもかなわないかたへ夢をもたせる秀逸な逆戻しのテクニックで、細心な配慮のもと肉体や精神の究極な復活をテーマに掲げ、古典的なコアーを中心に置き最新のマテリアルを身に包んだ、モダンクラシックの様相を呈し充実満載している。
この癒しのメディアの発売日、その詳細は一切不明である。追って情報があるかもしれない、こう御期待。
 ある所ではあることで有名な所があるが、
    尾崎豊はけっしてライバルにはならない。

あいのり 2004年01月22日(thu)

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スリランカの食事と言えばカレー。インドと並ぶほどスパイスが豊富な国スリランカではカレーはまさに主食。一日三食カレーだという。仕上げにココナッツを入れるのがスリランカカレーの特徴。ここ港町ニゴンボでは近海で取れたさわらのカレーが名物。一皿120円。そんな中
美紀「どうぞ。」
食事を取り分けたり、ナプキンを配ったりとさりげない気遣いを見せる新メンバーの美紀
美紀「美味しいね。皆で一緒に食べるからおいしい」
 明るく天真爛漫な性格で、すっかりメンバーにも馴染んだようだ。そんな中、ひとりのメンバーに異変が…。引っ込み思案のゆーみんだ。会話にも入らず一人表情がどんよりと暗い。
“美紀はすごくかわいくて、明るくて気がきく。こんなに自分とかけはなれた子が入ったら気持ちがめげてしまう。”
そんなゆーみんの不安をよそに美紀は超ノリノリ。
美紀「(カレーは)ビールに合うね。どうぞ〜。」
楽しそうな隼人と美紀を、ゆーみんは見る事さえ出来ない。
浅ちゃん「あんま人見知りとかせーへん?」
美紀「(初対面でも)話したら友達みたいな感じで。」
浅ちゃん「すげぇ人類皆兄弟みたいな感じで」
美紀「そうそうそうそう」
美紀の明るい声が響く中、ゆーみんは完全に笑顔を失っていた。先週のあいのりより


この番組は、参加者の恋愛感情を数台のカメラで観察していく、ドキュメントスタイルのバラエティであり、参加者が決められたストーリーに従って演技したり、台本が存在したりすることは一切ありません。
連絡はそめやテレビ「はいじり(歯弄り) 治療希望者募集」係まで

まず問題の歯は、十分修正した後交換される。
以前に話したように、急激には変化を好まない。
修正→仮歯→本物
という一連の動作は素早く行う。
次に問題の歯を探す。でもそれまでは、別にそんな悪さをしていなかったようにも見える、しかし問題はあり、顕在化していた正体が現れる、だから結果後回しだったのであった。
あいのり風に言えば
美紀が新しく入ってきたとしよう、そうするとワゴンの雰囲気は一気に変わる、そんな中既存のゆーみんは新人の彼女への妬みや嫉妬をしている自分自身に悩まされるわけである。それまでは比較対比することをしていなかった、ある意味対象ができて自分を客観的にみることができたわけである。
 大事なポイントは
問題の歯の見つけ方と正しい歯の治し方だろう。
 そしてやがて行き着く先として
  「診断と治療は表裏一体である」
                と悟(さと)る。
 
どこかの大きな病院へ行って詳しく診断して帰ってくること自体に意味がないことがわかるだろう。
 あいのりはよい、心が変わらなければ自然にワゴンバスから暗黙のうちに降りなくてはいけないから。
シカでは、問題が乗りこんで来ても降りるすべを知らない。
     人というバスは走る続けるしかないから

正しく噛めていないと小ストレスに弱く、憂鬱な気分になることが早いのは言うまでもないことである。そんなわけで、逆に降ろしてはいけないこともある。
けっしてkeyになる人はワゴンから降ろして取り替えてはいけないし、修正して気持ちが切り替えられる人なら取り替える必要はない。
 歯もまったく同じで、中で葛藤しているのである。
     きかっけはシカ?

ファインディング・ニモ 2004年01月21日(wed)

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ディズニーアニメ「ファインディング・ニモ」を観てきました。日本語と英語字幕と2種類あるのです。ストーリーは、ある日ニモというお魚が人間に網で捕まえられてしまい、父親のマーリンが仲間とともにニモを助けに行くという内容です。海中の光の揺らめく浮遊感覚とか、クラゲの光でどこまでだせたのか不思議な透明感とか、コンピュータによるCG描写がリアルですごくキレイでした。 笑った所は、ニモを捕まえて飼ってる人間というのが歯医者だったこと。水槽が歯医者の診療室に置かれていて、ニモを含め飼われている魚たちはみんなで歯医者の診察風景を観察してるんです。そして歯医者の治療内容にツッコミを入れているのです。それがまたマニアックで、何で君ら魚達がそんな歯科知識があると問いつめたくなるくらい(笑)。だってね、「Kファイル」「Hファイル」「シーラー」「歯根膜」なんて用語が飛び交うのは、歯科関係者の方、治療人として一見の価値ありです。
しかし、子供はおろか大人でも、普通は上記のような用語を知らないと思うんだけど、大丈夫なのかしら?


 こういう情報はとても大切だ。しかし小学生位であれば数週間シカ医院と言う現場に立ち会えば恐ろしいほどその定型的治療内容に驚く、ほどなく仕事を覚えられる。保険の効率化のため固有の個人の差という感性は、反映されない。
 
 シカの技術は物を入れることだと思っている。
シカ業務はなにもしないと点にならない。点にならないことは、しなくてもよいという風潮がある。

ニモがもし噛み合わせを詳しく知っていたらシカは大変だ。水槽から見てこんな風に感じているはずだ。
 高い所をシカが削れば、そこじゃ無いよって!悲鳴をあげたり、
 上げ底装置で上げてもだめだよとか。
 ねじれている歯はそれが悪いんじゃない、どうして正しく反応している歯を無理に戻す!って。
スプリント、高さを変えずにどうやってはずすんだい。
 歯はつなげてはいけないんだね、動かせる方向が規制されてしまうからね。
 インプラントは、歯茎がないから、強く噛めないっているか、噛む前に脳が保護で先に噛まないように遮断してしまうんだね。
今入っている銀歯を白く進めてはいけない、白さの分確実に厚みが出て、顎がズレる。
漂白は白さと引き替えに脱灰だ。色のついてる有機質は柔軟性に意味がある。
  言い出すときりがない、何故なら、
ヒトとシカの心の欲望と欲望のぶつかり合いには、自然にはそして海の魚は関係ない、騙しありのやり取りに関与しないからね。そして
この映画は顎がつながっていないというプロパガンダを発信するアメリカ映画だ。大ヒットなのは間違いはない。
「歯と顎がつながっていない」は間違っている、よっていまだ足が地面についていないスプリントで波間に漂流しているヒトを多々見ている。

歯と顎はどっち? 2004年01月20日(tue)

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 からだに蓄積された不自然な緊張は、過去の事件や事故、周囲の環境の変化、偏ったからだのつかい方などに、からだが身構えた結果です。もうその必要性が失われた後も、からだはそのときの身構えを記憶しています。

 ・肩をいからせて仕事に邁進した
 ・不安を押し殺して息を詰めていた
 ・ケガした足をかばって歩くのがクセだった
 ・バッグを片方の肩にばかりかけて歩いていた
                    …etc

 こうした今ではもう必要の無い過去の緊張は、気づかないうちに蓄積されてからだのつかい方を制限し、しばしばその人の行動や感情までパターン化してしまいます。


しばしば噛み合わせの妙技でその人の行動パターンを見つけてしまうことがあります。
 例えば休みの日曜日起きられず午前中は寝てすごしていますねとか。みれば明らかにわかります。
さらに術前術後で正格や感情の表現に違いが出てくることもあります。途中から入った新しいスタッフはいままでに噛み合わせの知識の常識?を知りませんですから、なんていい人かしらと感心したりします、でも過去はそうではなかったのですからおもわず苦笑してしまうわけですね。 
 このように自分を左右し、指図(さしず)されてしまうこととは、一体なんなんでしょう?考えていた違う自分では困ることにもなります。。
 これは情報量だと感じています。正しい治療では正しい情報を歯から提供してくれます。しかしシカではないがしろ?にされる情報を与えれば、拒否できない違う自己との葛藤にいつまでも悩まされます。
 そしてそのことがいつまでもわかりません。
「バーチャルに噛んでいれば、それが自分」と感じてしまっているようです。

混迷をされることにおいて気づかないうちにシカにより情報操作させられています。どうしてもシカイ有利に自己へのエゴで、なんらかの自己中心的なメリットを享受する方向への情報です。正しくない情報をたくさん仕入れた所で迷いは深くなるばかりです。
 歯だけでなく言葉の情報でも同じことです。あっちにシカではこう言われた、こっちのシカではまたこう、行くところ様々なようすです。
いずれにせよ間違った情報なら、いくら多数入れても意味がありません。迷いを助長するだけです。

 歯と顎はつながっているのつながっていないのかどっち?と質問しても答えられないのはシカだけです。論文によれば、特につながってない方が多いのは本家本元アメリカです。
  いまだに正しい情報は正しく流れていません。

  正しい歯科では答えは一つです、
    妥協で受け入れるのではない、真のセーフティな方法をとります。
繋がっているのか繋がっていないのかで、とても大きな分かれ道なのです。

解剖における法則性 2004年01月19日(mon)

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解剖をしていますと、人間の身体が何十億年もかかってつくられてきたものだということを強く感じるんです。突然現れたものではなく、単細胞の生物から徐々に進化してきた。それもでたらめに変ったのではなくて、一定のライン、法則をもって変ってきたわけです。例えば、筋肉の並び方、つながり方にも歴史的な意味があり、神経や血管、内臓の絡み合いもそれなりの関連性があります。人間社会でも、建物があれば必ず道路、電線、下水道等があって相互に関連し合っているわけですが、それと同じことです。しかもそれが実にうまくできているのです。また、進化にしても、突然外からまったく新しいものを取り入れるのではなくて、何かに対して自分の持っているもの、あるものを使って対応していくことで起こっていったと言えます。そういうことを考えながら解剖をやっていますと、そのうちこういう筋肉ができてきてもおかしくないなとか、この臓器はこういう経緯でできてきたものだからこういう弱点があるな、など、興味深いことがいっぱいあります。

―― なるほど。病気の原因なんかもわかるんでしょうか。


噛み合わせが悪いすなわち顎と歯がうまく合わずずれている場合、顎の位置にあるいは歯並びのみに気を使っていると今度はあちらと互いにラインを干渉し跨(また)いでしまう。確かに歯と顎は連動している、だからシカで行われる程度の普通の治療?であれば、実に後から辻褄を合わせて治すことは容易(たやす)い。
 よって歯だけを治せばよいのだから。
   ところが事態はそれだけでは許さない、
           白があれば黒がある。
 ズレた所に3次元的な大掛かりなズレを人為的に起こさせると問題はより複雑怪奇になる。
 特にシカの間違ったスプリントと合わせ身体からアプローチをしていくと、かなり大掛かりな、そして大変遠回りな事態になってくる。スプリントに整体を合わせれば最悪だ、場合によっては取りかえしがつかないことになる。そしてフルマウス(全顎治療)など避けたほうがよい治療に決まっている。
 治療の前に、まず原因がどこにあるのかを判断したほうがよい、少なくても歯科に既往していればなんらかの歯の処置は必須となる場合が多い。身体からであれば、身体を治して歯科治療を是非受けて欲しい。
とあるチェーン展開している仙骨調整の施術場所では、骨盤を調整すると必ず歯が壊れ、インレーが飛んでくるそうだ。シカの補綴は身体を考えて作られていない。そして3ヶ月程度身体が落ち着いてから歯科治療に当って欲しいそうだ。

正しい治療では、身体の軸の狂いを許容できる大きなアドバンテージを持って治療に望んでいる。補綴や修正力のテクニックの潜在的能力が極めて高いことが実証されている。仙骨調整など身体のアジャストをしても変化に対してきわめて優秀でありけっして壊れることがないからだ。それにしても身体の持ってる代々引き継がれている弱点を歯で克服することは、やめてもらいたい。身体と引き換えに歯が壊れる、物には限界というものがあるからだ。全身をみて歯を治すのだが、歯で身体を治すものではない。
歯は歯以上でも歯以下でのなにものでもないことだけが事実だからだ。
 「弱点があるため歯が壊れたのだから」

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