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診療日記ブルー


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粘膜干渉
2005/01/21
論より証拠
2005/01/20
口腔内ストレスの恐怖
2005/01/19
偽札
2005/01/18
咬合圧の変化が痛みに及ぼす影
2005/01/17
遅らせる声
2005/01/16
最善をつくす。
2005/01/15
絶対音感
2005/01/14
「目は口ほどに恐怖を語る」
2005/01/13
Tron

↓以前の日記

オードリー 2004年02月07日(sat)

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貴乃花の景子夫人はアナウンサー時代、パリの駐在員だった時期がある。
当時まだ存命中だった名女優オードリー・へプバーンを取材する機会があった。
初老のオードリーの気品に彼女は感銘を受けたという。

今だに映画で見たオードリーと変わらぬ気品はどこから出てくるのか?。
同性として興味の尽きない彼女は写真を並べて調べたという。
そしてポイントが表情の形にあることを突き止めた。

日本のアイドルはなぜ美しく歳を取れない人が多いのか。答えは単純明快。
オードリーのような表情美が、彼女たちには欠けているから。

それは本人の責任ではある。だが育てる側にも責任はある。
笑う時の口の隠し方を教える所はあるが、隠す必要がない真の表情美は知らない。

オードリーは勿論のこと、欧米人スターには口を隠して笑う人などいない。


オードリーのことを理想的なお口(噛み合わせ)であると言うシカがいる。
 見た目はそうだろう、しかしその光りの部分を照らすのではなく影の部分を知ってもらいたい。

ベルギーで銀行員の子女である彼女は、バレリーナを目指していたが、身長が伸びてしまい断念その後銀幕をデビュー、、、。最近デジタルで修正された製作50周年記念デジタル・ニューマスター版「ローマの休日」が有名な映画である。
所がナチ侵攻という戦争で受けたこころの傷は大きく、拒食症で太れない悩みがあったのだ。
その後本人は2度の離婚、最後はアフリカでボランティアをしていたことは御存じだろう。人生の後半はユニセフの親善大使として精力的に活動したオードリーは、1993年にスイスで亡くなりました。仕事にかんして彼女はこう言っていた「女優を演じていたのだ」と。

 シカではなく、もちろん正しい歯科から見ればトラウマからくる「拒食症」状態は把握できる。拒食症になれば歯に特徴が表れる。
過食症も同様だ、これは同時に交互に引き起こされる場合がある。
 3次元の歪みだけでなく、無意識に働くトラウマのように深い悲しみの潜在心理状態を「心の歪み」として歯に表現していく。心の歪みの存在にもシカは気がついてほしい。

旅行にいくとあの場所でさまざまな果実の入ったジェラードを食べたくなり、階段につい腰掛けてしまうのはこの映画の影響と思うが、何故だろう。私もそうしてしまった。

それくらい惹かれるものがある、例えば彼女が映画の中で見せる目の力。それは彼女自身の意志の強さや心の深さなのだと思う。それは、きっと演技では表現出来ないものなのだろう。  
     彼女の清新な魅力は今も色褪せない。

特殊撮影 2004年02月06日(fri)

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 マトリックスの哲学:特殊撮影による視覚的な効果ばかりが話題になりがちな映画「マトリックス」だが、その裏側には隠された多くの哲学的な命題が含まれている。「仮想空間に築かれた現実は ...



マトリックスでは驚異だ。戦闘シーンでは弾道の軌跡の避けるシーンが眼に浮かびます。空気を歪ませて弾丸の弾道を見せるのです。火薬の勢いで飛び出した弾丸が空気中の抵抗、すなわち気圧、温度や湿度そして風などの自然現象までも影響される。さらに弾倉にある爆発する火薬の質や量、弾丸の金属素材や硬度、形状に至るまでさらに螺旋状に切ってある銃身の長さや口径を分析する。そして銃撃する人が眼から見て、目標を捉え指先の筋肉に力が入り、引き金を引く、ここまで伝達するまでの入出力までの神経筋機能が脳から身体へ猛スピードで働く。ここで計算式を持ち出して、入出力スピードを計測して的(まと)に当る割合でも機械で計算でもするかい?
  一見根拠にのとった科学的なことが、良さそうに見える。しかしよくよく考えれば、気象や銃など条件がどんな整っていても術者の腕が悪ければ、目標に当てることはできない。
 同一した条件などありえない、身体が一定なことはあり得ないし、造られる歯はすべて人の手作業である。同一にならない所に同一が前提の科学を持ってくること事体がナンセンスであり「科学的」でない。
 非化学的なことを科学的にするならば、
   科学的と思わせしことを止めればよい。
 科学的なこととは、誰がやっても一様な効果が望めるとでも言いたいのだろうか?術者によってまた相手によって条件だけでなく結果もさまざまであり、必ず違うはずである。弾で言えば、どんなに同じ条件を整えても、1発目と撃つ時間と2発目では時間が違うのです。     
    この治療は空間と時間が交差する。
ではどうするのかって、こうイメージに働きかけます、だから、
 私には、歯が止まってみえます。
そしてまた動かします。
そうするとスローモーション表現で歯の軌跡がみえるのです。正しい治療を受ければ、歯の軌跡の空気の波も美しくそして楽しいのです。
 東洋の気の世界は奥が深いものです、真剣に向われているかたも多くいます。ここで大事なことは気だけでは歯の組織は回復しません。
  眼に見える形がないからです。
まずは、正しく咬合を構築できる能力を身に付け
「歯」の治療に全力を投入しましょう。
 眼に見えるものと眼に見えないものが違いに合致してこそ始めて効果が表れるのです。

えぐら開運堂 2004年02月05日(thu)

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 ええ噛み合わせは、普通では最後の肝心な所は見えません。でもわたしには微妙な感覚であなたにシンクロできます。その人のことが理解できる、これは大きいと思います。昨日まで人格を否定されてきたのですから、自分を見つめ直すには、
「独自のカウンセリングシステム」がそのために生かされます。

EBMすなわち科学的根拠は?って聞きますが。だって根拠のあるものをさんざんされて、それでは治らなかったのでしょう。順序だてて根拠に基づけばなんでも治るってしろものではありません。

 どのように見つめていくのかって、それはちょうど自分が見えないことを気がつくことからなのです。
自分のことは、鏡でみるしかありません。顔の汚れがみえないように、自分自身にはみることができません。そして鏡に映る姿は、虚像です、左右反対すなわち反射された像であり、実像ではありません。シカでは虚像にあやつられ、枠を決めつけています。
 以前自分の位置を自分で決めることができないと言いましたね。冷静に自己を見つめること、客観的に見ることが大切なのです。あなた以上にすでによくわかる人がいるのです。意味のないメッセージはありません、何かの意図を症状でしっかりあなたに訴えています、そんな声に気が付かないことではいけません。大事な自己の運命決めるのは、あなた自身なのです。
  自分の人生ですから。けっして悔いのないように。

えぐら開運堂的に言えばあなたはみえなくても、みえるのです。たとえあなたの後ろに人がいてもね。
みえる人とみえない人がいるのです。あなたの知らない未知の世界がね。

注意として闇(ブラック)の世界に引かれないようにしてください。かならず裏には、強大なカルトがいるからです。自分に黒い心があれば吸着するように引かれていきます、これは結構危ないですね。
真実をみる白い心があれば、究極するように美しい光の世界を見ることでしょう。


青色ダイオード 2004年02月04日(wed)

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 青色ダイオード特許訴訟 「特許出願権は個人に」
電気を通すと青く発光する青色発光ダイオードの特許権をめぐる裁判が始まりました。裁判を起こしたのはカリフォルニア大学サンタバーバラ校の中村修二教授で、開発当時に勤めていた徳島県の日亜化学工業に報酬として200億円の支払いを求めています。今日の裁判で中村教授は、仕事上の開発であっても特許の権利は会社ではなく、個人にあると主張しました。一方、会社側は権利は会社にあるとして、訴えを棄却するよう、裁判所に求めました。

赤、青、緑の、たった3色で、様々な色を作り出している。面白いことに、絵の具で、色を混ぜ合わせたときと、光の組み合わせの色って、違うんだ。
光を混ぜ合わせた時の色は、こんな感じ。
  ↓
  ↓
赤+緑=黄、
緑+青=水色
青+赤=紫
ではでは、ここで、クイズです。光の3原色である、赤、青、緑色の、
すべての光を混ぜると、どんな色になるのかな?

答えはなんと・・・・『真っ白』な光に、なっちゃう。光の3原色の特性をすべて合わせると、真っ白の光、つまり『無』色になる.



70年代に黄色と赤は開発され実用化されていた。
青色は93年に開発され、画期的な発明は100年に1度と言われる内容の評価は、なんと会社からの報酬が、たった2万円であった。
2万円か200億円か
われわれ理系にとってうれしい結果である。


『空』や『無』の世界とは、現実世界に存在する万物の属性をすべて持ち合わせている。このことは世間一般の考えを超越しているだろう。
 あなたの眼にみえるものは、ちょうど光りを照らして立体だが平面像を見ているものだ、そしてそれがすべてと誤解している。
現実世界は、テレビのブラウン管に映る映像のようなものだといまでも錯角している。
      光りがあるから影がある。

アプローチは、オリジナルな方法で誰も他に追随できない。万人に理解されなければむろん特許をとることはできないが、かえってそこが自分に安心である。これは他人にできることではないことイコール真似をされることがないこと安心な技術である。
  設計図と違って形にない技術は他人が盗むことができないのだから。

ブルーとイエローとレッドがあわされば、すべての表現が可能になる。

姿勢 2004年02月03日(tue)

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 顎関節症がかみ合わせじゃない?おいおい本当〜?なんて思いますよね。まぁまぁまぁ。要因はほかにもあるよてことです。
そこで登場するのが、顎の役割です。
顔の歪みというと、目、鼻筋、顎が目立ちますよね。
目は映像の情報を、鼻筋は顔の軸をあらわします。
そして顎は、体のバランスのセンサーの役目を果たします。
体はいろいろな方向に傾いていても、顔(アゴ)は限りなくまっすぐになっているのがわかります。
これは、人間のバランス感覚のレーダーはアゴだからなんです。もちろんがんばれば、アゴを曲げたままでもバランスはとれます。でもその場合は脳ががんばるので、まったく余裕がなくなります。
これが、顎の隠れた能力なんですね。目を開けていると、目の映像でがんばれますけどね。
そう、無意識でも重力を通す地面を探すんです。あなたの体が左右や前後に傾いていても、顎は地面を向く。そう、日常の姿勢が悪ければ悪いほど顎との差がでてしまうんです。それが顔の歪みに見えるんですね。そしてまっすぐに上下に開けなくなると、顎関節症になります。



↑ シカ的固定概念でいえば、噛み合わせでないという考えです。 歯と顎はつながっているし、身体と顎はつながっている。という前提が上記にはない。
歯の制御すばわち
歯による姿勢修正はこれまでの内容で十分理解できると思う。
これがシカにない概念であり、顎の位置のとらわれ失敗していく最大に原因である。
 身体に対応する正しい歯科では、既存のシカ常識があてはまらず、よって不必要な治療をしたり必要最小限の理由がわかると思う。

噛み合わせの狂いで身体が歪めば、背中が歪む。背中と連動しその狂いは骨盤へいき生殖臓器を圧迫する、これが機能低下の原因である。
 気まぐれなる遺伝子は、身体の異常があれば、まずその部分を切り捨てる。それが正しい継承であり、悪い個体を引き継がない。すなわち妊娠せず、未来を継承しない。
 ビスフェノールA など代表されるホルモンかく乱物の作用のように働く。
 ビスフェノールAとは、
ポリカーボネートなどのプラスチック材料や塩ビ製品の添加剤として大量に生産されている工業製品。生体内でホルモンに似た働きをして生物の生殖機能などを乱す内分泌かく乱物質(環境ホルモン)の疑いが濃いとされる。
 不明なことと言えば、
シカの修復材料に使われている疑いがあるこの物質は、日本歯科医師会では溶出した環境ホルモンが人体に影響するのではな ... 1億分の1の微量であり、
今後とも現在のコンポジットレジンを歯科治療に使用していくことが「合理的」であるとしている。
歯は削れていくことを理解していない発言である。削れていけば、人体への溶出ではなく蓄積そのものである。安全とはっきり発言できないもどかしさを感じる。逆に姿勢を正せ、器官へ適正化をはかれる不妊症治療に明るい材料が正しい治療にはある。

「合理的」と言う言葉にまどわされてはいけない。
安全と言う言葉が欲しいのである。

プライド 2004年02月02日(mon)

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プライド収録の際、主演の木村拓哉さんが放ったパックがエキストラの女性に当たり、前歯が折れるけがをした。女性は治療を受け、現在も通院中という。前歯以外のリンクと客席を隔てる透明のフェンスは高さ約2.1メートル。リンク上のパック打撃点からケガをした女性ファンまでの距離は約10メートル。木村はフェンス越しに山なりの軌跡を描くようにスティックでパックを打った。パックの重さは160〜170グラムほどと見られるが、硬化ゴムでできており、落下による勢いだけでも大ケガをすることは十分あり得ることだ。


 アイスホッケー選手は、パックを打ち込めばどうなるか知っている。手で投げることは合っても、撃つことはないという。
 本物のホッケーで試合中のペナルティが原因で相手選手が血を出す怪我をすると、怪我をさせた選手は即退場、そのゲームにはもう出れなくなるのですが、西部警察とは何が違うのか?プライドを捨てることができない理由があるのだろうか?

 歯の外傷は今も昔も非常に多いアクシデントである、診断書の結果は歯が折れる「歯牙破折」で、詳しく言えば歯冠破折と一部歯根破折となる。これは歯冠部の頭から歯がぶらぶら状態ということを意味している。病状は神経を抜く処置ですみ、口唇は切れるか、軽い打撲程度だろう。衝撃に対して折れた場合は、力がそこで止まるよう1番すなわち中切歯は根が長い。その後フジの特待で高級セラミックに生まれ変わるだろう。
折れないで抜けてしまう場合もある、これは脱臼という。「歯牙脱臼」は脱臼でも、お口の中に残った状態のことを「不完全脱臼」といい、抜け落ちてしまった状態を「完全脱臼」という。完全脱臼しても歯根膜さえ生きていて再植すれば、復活する。完全脱臼の場合、抜けてしまった歯に付着した泥汚れを短時間で洗い落とし、歯根には触れなくまた乾燥させないように液体に漬けて歯科を受診することである。おすすめは家庭にある「未開封の牛乳」、その場になければご自分の口の中に入れておくのがよい。ただし飲み込まないように。「滅菌生理食塩水」などがあればより良いし、専用の「歯牙保存液」ネオが最近学校では置いてある。学校の鉄棒の事故で前歯を無くしたとき、とっさの判断で探し当てしたこともあるのです、見つからないといってすぐにあきらめないこと。砂場に必ず歯はあります。事件は現場で起きたのですから。
 交通事故などで顎の骨が折れると同時に歯牙の破折や脱臼を伴うこともある、噛み合わせを考えながらの治療が必要なのに、手術の現場では実際とまったく違った噛み合わせになる悲劇も事実あります。骨をつなげる緊急医療現場では、噛み合わせのことははっきりいってわかりません、筋肉で引っぱれら固定するだけで一切余裕がありませんから、さらに命に直接関係ない?所は余計後回しです、一度間違えて付けてしまったら笑い事では済まされませんね。

以前子供の事故で突き刺す事故がありましたね。物をくわえたまま転倒し口腔内を突き刺す事故です、受診するとき、突き刺したものを持参してください、傷の大きさや深さを推測する重要な手がかりになるからです。例えば割り箸が上顎に突き刺さって折れ残ってしまったとき、突き刺さった割り箸片を参考に、摘出の際に折れ残った長さや傷の状態を容易に推測できるからです。

怪我や事故にはくれぐれも注意してください。歯の治療同様にね「メイ ビー」。

自我のエゴ 2004年02月01日(sun)

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【自我のエゴ・・意見を張り通すこと・・片意地・・こだわり】 現代人のストレスと、あらゆる病気の原因 
なぜ我執が取れないかというと、たいていの人は自分のほうから我執を取ったら損をすると思っているのです。自分は悪くないのに、どうして自分から折れる必要があるのかと考えるのです。
そこに根本的な間違いがあります。我執を取るのは、自分が悪いからでも、相手に折れるためでもありません。自分を楽しくする為です。性格が悪い、人づきあいが上手くいかないと言う人は必ずといっていいほど我執の塊りだと思います。我執が取れれば人生は本当に楽しい虫の好かない相手に腹を立てる事もなくなります
 人間なんて、よく考えてみると、本来失うものなどありません。
 気持ちの上でこだわる所をこだわらないのが、本当のこだわりなのです。
 これがこじれないため必要なことです。


歯の構築を考える際に、大切なことは全体を把握しているかどうかです。自分が金属アレルギーであり体調不良の原因がそこにあるのではないかと、気にしているかたがいました。そのかたは近隣のKo市からいらしたかたです。Kosi市のシカで「オーリング」で適合金属を調べて補綴を入れ替えるようになりました。オーリングでそのかたに一番的した金属を調べることが可能ですからね。そのオーリング先生のもと治療が開始されました、ところが入れ替えるために古いパラ金属を外し、よりよい補綴治療に入ろうとすると、とたんに顎の位置が狂いだし、新しく入れ替えた金合金のクラウンさえ適合しません。身体の調子は以前より酷くなりだしました。ここで考えてもらいたいことは、「外しただけで支えをはずしてしまうこと」よかれと思ってやったことでしょうが、結果は逆になってしまいました。やってはいけないことなのです。
 この場合はオーリングは確かに金属の問題を示唆しました、しかし術者に噛み合わせの考慮がありませんでした。噛み合わせの狂いにより、よりよい金属がまったくいかされません。自分の考えで何でも悪い物は取り除くという概念が先攻してしまい、肝心な身体を造っている噛み合わせのエレメントを忘れてしまうかのようです。トータルに考えれば明白です。ここでは母数を上げて免疫を上げていくことが重要だったからです。

 白と黒は表裏一体です。考えに絶対というものは存在しないことをけっして忘れないでください。
 シカをシカで入れ替えても同じこと、もしくは偏位を助長します。私だったら、シカ的な補綴を入れ替えませんでした、オープンバイトは臼歯部のみで止まっていたのですから。はずさなければ、少なくてもそれ以上は悪くはならなかったのですから。再度忠告しておきます。問題がわからなければ、シカ治療と称して

  歯はむやみに弄(いじ)ってはいけません。

歯の構築6 現実の世界へようこそ  2004年01月31日(sat)

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 映画『マトリックス』シリーズの
ネオの師匠役モーフィアスは、
マトリックス1で、こんなことを言っている。
『マトリックス』は、どこにでもある
人々の目の前に、その後ろに
  ただ、見えないだけだ
  ただ、気づかないだけだ
『マトリックス』は人々をあざむき、
かりそめの夢を与え、そして真実を覆い隠す
『マトリックス』
 その存在に気づくものは、ごくわずかだ・・・。       


■ 歯の構築6
今のいまにも現実にみせかけたシカの存在は拡大増加している。歯科の私からみて非現実性を帯びさせよりバーチャルな空間を膨張するかのように広がりをみせている。ヒトがさまよい迷いとまどう姿は、多数に分裂し存在しているシカが関与している。
 ほとんどはその異様な空間にどっぷりつかっている、さぞかし居心地がよいだろう、その既成概念の世界の「存在」に気がつくまではね。
 辻褄のあわない、異様な空間は歪みを増す。

だからその中で少しでも気がついたものは自らの選択で、本来の現実空間に自分を取り戻させる配慮をしてあげる。
   手を伸ばしてシカ的空間から連れ出すことが私に与えられた本当の使命である。
私自身時間的や体力的な条件もあり、何人を奪回できるかわからない、いまでもなおシカ的の世界を構築させている中で生活している多数の人はなおそのままである。

   脱出できれば、本当の自分の正しい世界であることに初めて気がつく。
 それまでは、現状がどこにあってもしっかり実在と思わされている。
しかし一歩抜け出せば、まやかしのバーチャルな世界であることは容易にわかる。

人はかならず与えられたことがあり、それをぴったり探しあてることができるかで、人生の目的が変わってくる。

 
 歯の構築は詳細に語ることは今までなかったと思います。シカにおいても密接に心との関与がとりざたされているわりには、あまり聞いたことがないと思います。ストレスなど起因することを取り除くことばかり重要視されていますが、歯の構築において積極的に心理的な側面から正しく捉えていることがないようです。
 以前ハードの部分すなわち歯自体を造ることにおいて終了してしまいました、そしてこれからはソフトの部分だと思います、と述べました。
 残されている未知の分野はここにあります。
そして医学のなかで取り残されている歯科において、医科を凌駕するだけの確かな存在を感じます。
そしてこれらの事柄が21世紀の新しい歯科を誘導するだけのエネルギーを創出し先導していくのです。
全く新しいことに、チャレンジできるか、それとも取り残されるかそれは可能性にかける勇気だと思います。

構築についてお話しました。突飛な話しかもしれません、何一つ実証されていないかもしれません、でも
それは現段階においてです。未来ではわかりません。
もしかすると当たり前になっているのかもしれません。
  科学の進歩が追い付けばいまのことが検証できるようになる時代はくるかもしれません。
    急速に歯科世界でも進むことを切に望みます。
 『sikaマトリックス』は、どこにでもある
  ただ、見えないだけだ
  ただ、気づかないだけだ

 その存在に気づくものは、ごくわずかだ、、。
     真実はただひとつである。

歯の構築5 究極のデジタルはアナログ 2004年01月30日(fri)

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歯の構築5
今度はイメージした最終模型から実際における計画ですが、医院では情報の共有化の一貫として、通常管理からあらゆるものすべてをデジタル化していますが、この時における診療計画の記述のみは、必ずアナログつまり筆記により記載します。手を使うことが何か意味のあることかもしれません。
字を書いたり消したりすることで脳からの伝達が、デジタルデバイスより違った感覚で早い?というイメージなのです。
もちろん実際のワープロソフトなどで記述する場合、キーボードのタイピングで打つほうが早いのは言うまでもありません、例えばデリートしたりコピーペイストなど一連の動作で文字を入れ替えるのは瞬時にできるのですが、反復された基本動作や定型的なことを意味していることではないようです。PCの前似向っても結局うまくいかないようです。だめな理由として決められた命令に対しては確かに正確に早くできるのですが、決められていないことにはまったくといっていいほど、イマジネーションがわかずデジタル系では向かないということなのです。現状の診療システムにおいて当医院の診療体系がシカの保険診療で限局した枠組みでは対処できず、すでに包括し枠そのものを取り込んでしまっているかのように感じています。
 大切なことは、相手のかたの徳を含めた背景(バックグランド)がわかり、さらに御自身でどうなりたいのかの明確な姿勢をしっかり持ち続くけていく方のほうが、スパッとイメージしやすいのです。相手がいつまでたっても煮え切れず踏ん切りがつかないで迷っているかたは、こちらも同様に決めようとしても決まらないものなのです。
だから単に「症状がとれればよい」というような安易な主訴執着系のかたや、愚痴なのか迷いなのか「来院理由自体が理由」のような漠然とした不明系のかたは、その時に歯科に来ても最終型に到達するまでまだまだ時間がかかりそうです。
 脳のイメージにより生み出されたものが、形には残らない(実際は残る?)が身体に何か与える要素としてあり、ある重要な鍵を握っているのではないかと予想できます。どうも御自身の心の置きかたに意味があり、実際に行う際には後押ししてくれる程の相当な力になってくれていて、求めている答えがどうもその当たりに見隠れしているような気がします。
     だから症状があってやる気がないというかたが医院に来ると一番困っていました。
専門が歯だからです。他はわかっていても無論扱えません。
 今はある程度そのことに理解をしています。
 ここまで来院してくる方は、ネット上で相当サーフィンをしないとたどり着けないようです。
安易に検索で上位にしないように(笑)努力しています。
 そこまでしても来られるかたはすでに十分情報通であり、HPにて様々な情報の収拾しあらゆる角度で研究すみの熱心な勉強家のかたばかりで頭が下がる思いです。歯を治すことの正しい意味を理解するに至る条件をすでに持って来ているかた達は、こちらとしては助かります。自分自身で正しい選択をできるかたですよね。
いつまでも病状を治せない裏返しは、自分で捜せず何ごとでも人任せであり、あるいは人を見る眼がないということであります。
病気に重い、軽いなどと分類、制約されて自己判断される以上に大切なことではないでしょうか?
こちらの診療を正しく認識して正しい治療と理解していただくかたは、識者の方達で大変感謝しています。

どこまでいっても0と1にけっしてならないほうが、偉いのです。
 究極のデジタルはアナログになるのです。


歯の構築4 絶対0度 2004年01月29日(thu)

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■ 歯の構築4
イメージングにおいては、絶対0度という空間に基準を作り、さらに現在という時間の輪切の断面に時間軸の流れが追加されたように感じます、すなわち見たい過去や予期せぬ未来を自分で希望すれば相手のなかで自由に行き来するかのようです。
 シュミレーションで言えば、ちょうどアスリート達のメンタルトレーニングに近いかもしれません。具体的にメダルを狙える選手は当然おこなっているはずですが、オリンピック選手がスタートからゴールの歓声まで時間や内様まで詳細にシュミレーションしているかのような感覚です。アスリート達の能力とは、この能力の高さを高めることが好成績に秘けつかもしれません。
 
 えっとそれは見えている完成模型を見ているからできるんじゃないでしょうか?
と聞かれそうですが。    違います、
確かに見えている「完成模型」をゴールにすえているのですが、実際に見えている模型と
イメージした最終模型とは若干のズレがあることが、わかるのです。
なぜならその完成された模型はあくまで術前の模型すなわち現在の身体の状況の模型で歯を取り替えただけの現状を単に表しているのみであり、歯だけ取り替えるのならそれでもいいんですが、本来の持っている効果を期待するのであれば、効果の出て来た形というものがその眼に見える模型ではとても表現できないのです。基本的にはベーシックな歯の修正ではあるのですが、ダイレクトでも湾曲してでもブラックボックスを通過して身体へ向わせることまで盛り込んだ表現はとても無理だと思います。技工士のかたもむろんそれはわかってやっているはずです。
常に最終型を意識し軌道を修正しながら、そこまで持っていくことがイメージを使った構築です。
時には歯というパーツとパーツの集まりですが、油断して組み合わせの手順を間違えれば同じパーツの重なりでも完成品が違った結果となります。あくまで治療効果の表れた最終的な形から逆算して修正して行くことで、あるべき道筋が明確になり間違いも無くなるのです。そして最終型のイメージは終わりになればなるほど、確かなものへと明確に変わってくるのです。
その後、スムーズにことが運べる方のほうが歯を含めて治りは早いことは事実のようですし、
頭では無い部分で理解された時、そのかた自身の自然治癒能力は増大しているかのようです。
これはもちろんかなりの数、実際におこなってわかったことです、スタート時にある程度わかるようになるのはごく最近のことです。
単なる直感ややまかんの部類ではなく、実は積み重なるデータの解析をいつの間に無心に行っているのだろう。


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