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診療日記ブルー


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絶対音感
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「目は口ほどに恐怖を語る」
2005/01/13
Tron

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細菌の感染症 2004年04月27日(tue)

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 う蝕(むしば)は細菌の感染症であり、その原因はプラーク(歯垢)と呼ばれる細菌の塊です。最近、バイオフィルムという言葉が使われるようになりました。これは固体表面に付着した細菌やその産生物からなる複合体のことをいいます。プラーク(歯垢)は細菌性バイオフィルムの代表的なものといえます。
口腔内のバイオフィルムであるプラーク(歯垢)にはミュータンスレンサ球菌を含めてさまざまな病原菌が存在しています。特に菌を凝集、停滞させ、抗菌物質などにも抵抗力を示す病原性の高いものはう蝕(むしば)だけでなく歯周病などの疾患の原因にもなります。近年ではう蝕(むしば)も歯周病も同じバイオフィルム感染症であると考えられています。そしてその病原性バイオフィルム(う蝕原性プラーク)の形成にはミュータンスレンサ球菌が深く関与しています。


 ムシバの原因は磨きすぎによるものがわかってきています、毎日「食後すぐに磨く」。これを続ければ、確実に再石灰化以前に毎回歯の表面のエナメル質の脱灰を確実に促進させてしまっているのです。
 歯は表面のエナメル質が毎食後、「酸に洗われて」逆に歯質が強化されるのですから。
ある未開に地に住む原住民に始めて歯刷子を使わせた所、あっと言う間にムシバだらけになってしまったという笑えない話しは有名です。
写真はナノ粒子がミュータンス菌にからみついている様子です。
(*20000)
大きさがちょっとわからない、そうですね。眼には見えない大きさですから。
例えれば人間をモチーフにして
ナノ粒子を直径1cmの真珠くらいとすると、
ミュータンス菌は直径25cmのバスケットボールくらいです。ではあなたは今使っている歯磨剤はどのくらいかというと、ちょうど3階立てのビル(10m)の高さになります。この高さ(幅)の粒子の大きさでは、ミュータンス菌をからみて除去することは難しいですよね。
しかも落そうとするあまりエナメルの表面を傷つけるだけですから。
 またもう一つの効果として、ナノ粒子はエナメル質の表面にできたミクロの傷を埋めて滑らかにするという効果があります。直接埋める効果がある歯磨剤はそのまま直接予防効果があります。エナメル質表面がつるつるに感じるのはそのためです。
 ある予防学の30年以上に渡る研究の結果として「1日1回」磨くことが一番よいこととわかってきました。歯を磨きすぎるとムシバになります。古来から常在菌として共に長い間協調関係を築き過ごしてきたのです。人間の身体に不要なものはありません。それと当然のことですが、其の前に歯を「正しく」治しておくことです、歯にストレスを与えず噛み合わせがズレなければ、けっしてムシバなりませんから。
 メカニカルなストレスを含め心身ともに築き上げた健康が歯の予防に繋がるのです。
    これが本当の究極の予防方法なのです。

ペンギン 2004年04月26日(mon)

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■ペンギン打ち
 これをするとシカがよく原因をあげるストレスが発散できる?かもね。

 赤あげて青あげない、むーできないペンギンがでてきました。やればやるほど疲れてしまいます。
 動物おもしろビデオでは、光でペンギンが首を光の方へ向き直しています。右に当てると右に向き、左に当てると左を向きます。この動きがコミカルで実におもしろい。歯の場合も同じです、全ての歯が見事に右を向いたり左を向いたりコミカルです。顎の動きに問題があり、それは特定に歯に問題があるからなのです。
 どうもシカで作られた歯ではさまざまなことはできないようです。入れ替える前まで、いままで容易にできていたものなのです。シカでできることはおそらくペンギンで言えば、不動に立っているだけくらいでしょう。
 容易にさまざまなことができなくなることが大きな問題です、方向でさえも入れたもののせいですべてが左向き、あるいは右向きに向いてしまうのです。
これが1本の歯で実際に起こすのですから。
 全体を動かすのはシカの1本でです。
 ちょっと注意してほしいのは、このことに気が付いて「歯が動く」などドクターに言えば言うほど、その勉強しているドクターはあなたのことにある種の疑いを持ちます、そして冷静にこう考えています。
  「精神的な治療」をいつ紹介しようかと、、、。
 あなたが真実を言えば、待っているのはこの現実です。待っていたのは互いの距離を広げていく不信感です。氷のクレパスができるように、心のヒビは閉じません。

 氷の心を溶かす作業からは、熱帯の情熱をもってしてもとても大変です。

「歯の銀行」 2004年04月25日(sun)

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 親知らずや、ずれて萌出した小臼歯など噛み合わせに関与していない歯にトラブルが起こると歯科医は抜いて捨ててきました。私達はこの歯を再生医療の資源と考え、凍結保存して自分のために必要な部位に移植したり、自家移植マテリアルとして骨増生に応用できることを基礎研究で実証し、臨床応用に成功しまた。抜いた歯は一見汚く見えますが、もう一度役に立つことにびっくりするようです。最近、脱落寸前の乳歯歯髄に幹細胞が10数個存在することが明らかになりました。世界では歯髄を使って損傷した脊髄を再生する研究が始まっております。抜去歯を歯の銀行に預けて再利用することや小さな骨欠損部の骨再生治療は、口腔領域で他科に先駆けて始まる可能性が大きいのです。
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 最先端な「歯の銀行」では噛み合わせがわかっていない、何故なら噛んでいない「智歯」や歯列からはみ出した「小臼歯」でも関与しているからだ。上下であたっているだけが、咬合ではないのです。身体でもっとも安心な状態で咬むからです。身体には無駄なものはありません。口のなかだけでも、歯肉、舌、粘膜、歯や骨の響きで感じています。口の外からもです。
もしかするとシカの専門家が一番よくわかっていない?のでは、そうすると間違ったDNAを身体に入れることに。だから身体は、、、、。みなさん既存のシカにかかった人は、医師がそう言ったので頭ではわかるのですが、、っていうのです。ズレているものは、ズレているのです。
 
 いまのシカでは何百本いえ何万本いえもっと植えても、植える方向が間違って違います。
 ズレて抜けたものを、またズレて入れるくらい無駄な作業はありません。では戻そうとすることは可能でしょうか。残念ながら不可能なシカが多数です。また稀あるシカは完全に経済的誘導優先でおこなっています、つまり結果はこだわらない、いいえさらに悪影響さえ起こします。不必要な治療だからです。
 繰り返しになりますが、歯が自分の選択で意図的にズレているから、身体がズレていなかったのです。環境がそうさせているのです、だからシカで人工でズレを戻されるくらい恐ろしいことはありません。
 人工のズレがさらに深く、大きくなるからです。
歯を正しく預金していても、おろす時がむずかしいようです。銀行選び同様に歯科選びは慎重に。
  特に身体にかかわる歯の場合は「命」を預けることです。

ピカチュウを探せ 2004年04月24日(sat)

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 「肩こり」。これは脳のアクビのようなモノで、脳が暇しているのだろう。憎帽筋等は脳幹からの副神経(11)の支配を受ける。姿勢に代表される構造的問題もあるし、関節可動性制限による動力学的問題も無視出来ない。同じ持続姿勢であっても、楽しい映画を見ている時は肩凝らない、逆につまらない仕事をしている時は肩が凝る。考えるに「意識」、つまり脳の活動状態にあるのだろう。つまらない事をしていることがストレスとなり、脳神経を介してその支配する憎帽筋に余波が及ぶ。肩こりが解消される事で、人は快楽を入手出来る。不快から快への手だてを探す。単純な快を求める為に不快(腰痛、肩こり)を作ると言うか機械的ストレスを潜在的に受けていた部分を、意識上の表面に上げていく。実際に運動や、他の「快」が見つかれば、そちらで肩こりが解消される事もシバシバある。何をストレスとするか、何を快とするかには個人差がある。この辺は育った環境、社会性、遺伝子等の因子によって好みの別れる所である。さらにこれら因子は、痛みの耐性にも影響を与える。


不快から快への手だて
 昔ウオーリーを探せって本流行しましたよね。
ピカチュウを「ストレス」なく探せますか?
 人によってストレスとは違い、あいまいな定義にすぎません。

 さまざまな名前を覚えたり、いろいろな探し物をすることは「好きなこと」であれば苦労しません、自ら疲れても心地よい疲労なのです。ところが嫌なことを無理強いさせられたとしたら、どうでしょう。辛く覚えさせられたり、どこにあるかわからないものを見つけさせられてり、、、。
そしてこれが日常シカで作られる補綴物です、それを装着されているとしたらどうします。よって自分の本当へ行きたいほうへ行かせてもらえず、自由度の低い辛く苦しい思いをさせられているのです。でも身体が健康である一般人は、噛み合わせの悪さはいっこうに気になりません。起こしても臓器が変性していなければ、さらに入院しなければ病気と思いません。シカ界では歯との関係を否定しているのですから。
 歯で作られたからだの免疫が低ければ、しばらくすればシカの治療で容易に心や筋肉が痛いことが起こるのです。

 あっていればあっているように、動きますし、あっていなければ、無理に動くのです。シカはその動きに囚われています、動きが悪いのではありません、動きを転換させる「歯」に問題があるのです。そしてシカは原因がわからず闇雲に治すところは、触ってはいけない部分ばかりです。
 削ってはいけない所を削ったり、
 高さをあげてはいけない所を上げたり
 そしてやらなくてもよい所を補綴したりと
大変口腔内は混乱して迷惑なのです、わからないでやる事くらい恐ろしいものはありません。繰り返しますが、偏位がわからなければ歯をけっして触ってはいけません。
   最初はどんなに普通の治療でも、
1本の歯を削れば、削った瞬間に偏位は始まるのです。

再生医療 2004年04月23日(fri)

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「質問」
今度は「再生医療」についてです。今現在の歯科治療は「元の健康な状態に戻す」という点においては、本当の治療とは言えないと思います。大変悲しいことです。 先日、これもメディアからですが(笑)「日立メディコが歯の再生医療に本格的に取り組み始めた」という情報を目にしました。「2005年には実用化、2010年には売上10億を目指す」とのことで私からすれば、かなり近い将来だなというのが正直な感想です。虫歯の穴がES細胞、または体性幹細胞の働きで元に戻る。失われた歯がまた生えてくる。夢のようですね。先生は私よりもっと正確で詳しい知識をお持ちだと思いますが、どうお考えですか?また、先生の実感としてこの再生医療が私たちの歯の治療に用いられるようになるのはいつ頃だと思われますか。

「答え」
 質問ありがとうございます。随分と再生医療という歯科の最先端の分野に渡って熱心に情報収集していますね、興味を持つことは大変けっこうなことだと思います。
 再生医療に関しては常に日頃こうみなさんに言っています、仮に植える方法が日常的にまで一般レベルに定着し始めても、それは、結局のところ、
 感謝のない人に100本歯を植えても「無駄だよ」って答えるしかしょうがないんじゃないってね。もしどうしても良い結果にこだわるのであれば、大事なことを忘れている。病気を通じ学ぶべきことをきちんと整理し十分な理解を深めていないということを示す。だからいくら打っても効果はないんです、ただし
そのことがいったんわかれば、101本目にうまくいくでしょう、それは始めてその人の意識が変わった代償として自分から正しく勝ち取った評価の証であるのです。100本と101本の理解の差は本当に極わずか、突き抜けて初めてわかるほどの薄さです。このように意識が変わらなければ、やみくもに行っても何も変わらないのです、変わらない状態で医師ががんばってもやはり結果は同じ。ここの所を忘れないで欲しいのです。最終的に治してがんばるのは自分自身の力であり、あくまで歯はその手助けにすぎないものなのですから。
 技術的にいつまでにできるのかは、単に物質の再生能力だけでなく、それを支配する脳とのマッチングであり、入出力を含めたすべてを「噛み合わせ」において、総合研究が進まない限りその先はないと見ています、単に口だけでなく全身との関連や、また脳に関しては歯との関連の研究はまったく進んでいないですし、このままだとちょうど今のインプラントの技術のようにいつまで立っても過渡期の治療にすぎないのではないのかなと思うこのごろです。
  図のように身体のコピーが不完全です。

「時空の歪み」理論 2004年04月22日(thu)

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 アルバート・アインシュタインの一般相対性理論に関わる2つの重要な予測を検証するための探査衛星が打ち上げ準備を完了したと、米航空宇宙局(NASA)とスタンフォード大学が発表した。発案から打ち上げまで45年かかったことになる。
 無人で地球を周回する『重力探査B』(GRB)の目的は、時間と空間の本質に関する2つの予測が正しいかどうか、また地球やその他の天体が時空を結びつける構造をどのように歪ませているのかを確かめることだ。GRBの心臓部には、最も球体に近い4つの水晶球が配置されている。
 宇宙で水晶球を回転させると――アインシュタインが間違っていなければ――回転の方向がわずかに変化するはずだ。
 アインシュタインは1916年、時空の構造は、柔らかいマットレスの上にボーリングの球でへこむように、地球のような物体の存在によって湾曲すると考えた。重力が生じるのはこの歪みのせいだという。その2年後に他の科学者たちが、地球のように質量の大きな物体が回転すると時空が引きずられ、時空の構造が歪むのではないかとした。もしこの考えが正しければ、地球の質量と自転のせいで、GRBの内部にある水晶球の回転に変化が起きるはずだ。時空を引きずる「フレーム・ドラッギング」効果が直接検出されたことはない。GRBは、この両方を検知しようとしている。


 1本間違った歯を6番に入れてみよう、しばらく観察を続ければよくわかる。両隣在歯の5番、7番が其の影響に入り衛星軌道を変えてしまう。上の6番も同様だ。顎は両側に同時に移動できる、左右を跨(また)いでいるからだ。だから左右のズレを収束するかのようにやがて、その歪みは反対側へ押し寄せる。
そして臼歯部のズレは前歯のズレとして反映される。
 シカはすべて結果を見ている、顎が痛い、とか前の歯がねじれている、とかである。そのため「本当に大事なこと」をしていない。全体像が見えず、対症的なものをメインにする、これが現状のシカであり、限界なのです。

 シカは、一見すると治している柱(歯)の修理をしているので、一旦は安心感があるのですが、実際は修理に追われているにすぎず、気が付くと建物(口腔空間)は歪みはとれず傾いているのです。
正しい治療は、一見すると柱(歯)の修理に見えますが、完成された全体像が最初からそこにあり、最終イメージを忠実に表現してあげれば、最後は最初イメージ通りのもともとである復元した姿を見せることができるのです。

 このように歪んでしまった空間を新たに補正し修復するのが、本来の歯科の仕事です。いつまでも見た目の症状に振り回されると、かんじんな仕事ができません。もちろん緊急の場合は別ですが、ある程度収まった場合、手始めとしておこないってもらいたいことは、少なくとも数合わせすなわち歯の噛む本数を上下左右合わせて欲しい。

えっ!矯正で歯を抜いてしまった、、。むーっと、だから辻褄がいくらあわせようとしても合わないんだね。抜けた歯を戻すと、戻れるですがね。

 先に進めば、量子力学のように眼に見えない世界になっていきます、これはまた広大な宇宙空間と同じ展開です。歯の歪むすらを治せないシカがどうして顎の歪みをとれるのでしょうか?歯から生じたズレは、噛み合わせを介して波及し連動するズレであり、歯以外方法はないわけなのです。
 シカは歯と顎は関係ないという自己矛盾のなかで、存在を自己否定するよくわからない世界です。
 私にはシカから得られる有益なものは、ほとんどありません。
「歯と顎」はつながっているからこそ、正しい治療で同時に治るのです。

舌がん 2004年04月21日(wed)

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 4月13日(火)の番組表 /19 - 23時] > [新]最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学
[新]最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学  虫歯が引き起こす最悪な結末!▽胃痛と思いこんだ悲劇
◇最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学(新番組)◇病気の怖さを警告するメディカルホラーエンターテインメント番組。ささいな病気や症状を軽く考えたため引き起こされた恐ろしい事態を再現映像で紹介する。虫歯にまつわるエピソードを取り上げる。歯の詰め物が欠けたのを放置しておいた主婦。1カ月が過ぎたある日、痛む虫歯の脇に位置する舌の側面に口内炎のようなできものができた。ビタミン剤をのめば治ると軽く考えていたが、できものは異様に広がった。ただ事ではないと思った彼女は、病院で舌の組織検査を受ける。その診断結果は驚くべきものだった。


 年齢別に治療しない健全歯と冠の歯を失う率を調べた結果です(小林ほか、1993)。歯科医が冠を被せた歯より、何もしなかった歯の方が喪失歯率が低いという誠にショッキングで、歯科医にとって不名誉な内容です。冠を被せた歯を抜かねばならなくなった原因は、ムシ歯の再発が1番多く、次いで根の先のおでき(根尖病巣)、歯の根の破折でした。
 歯科医院で治療を受ける理由を調べた報告では、71.0%がムシ歯の再発と詰め物や冠の外れであると報告されています(豊島ほか、1993)。
何故こんなことになるのか考えてみましょう。理解することが自分の歯を健康に保つことにつながります。


 番組の内容を抜粋します。
本当は恐い虫歯 実際した話しをもとに再現しました。
埼玉県越谷市(春日部の隣町です。) Aさん50才女性
 おせんべいを食べていたら充填物が破折、脱離。
虫歯の痛みは、さほど気になりません。
その後放置して2年経過
欠けていたところから、ムシバが進行し始めていました。
症状2欠けた虫歯
虫歯を放っておいた。さらに1か月後
舌が痛い。虫歯の位置に口内炎のようなもの、気にもせずビタミン剤で治ると本人、しかし口内炎は一向によくなりません。やがて熟睡できない、ここ数日いびきをかいてしまう。
さらに3か月経過
症状6舌全体が痛む
症状7ろれつが回らない
症状8できものが広がっていた

検査に病院へ
 結果がでた、舌の腫瘍は悪性。
 病名:舌がん
比較的発見しやすいもの、気が付くと進行していまう。慢性的な刺激が原因、与えていたものは、欠けた虫歯。咬む時に舌は歯の間に常に出し入れして接触しているもの。舌の内側に進行し、舌に力が入らないとろれつがまわらない。さらに舌が腫れて気道を塞ぎいびきをかく。首のリンパ節転移、非常に進行が早い。
5か月後死亡。
大変なことになりますよ。ここでメディカルホラーチェック本日検診 刺激している歯があるかどうか?
たけし院長も、、、。
舌の危険ランキングNo.1は柴田理恵
  死んでしまう人はこの人です。VIP患者席へ移動。
右下親知らずを咬んでいる、歯肉癌になる。日本酒4合、たばこ20本を24年。
喫煙、飲酒のリスクが高くなる。
男性40代女性50代からかかりやすい。(終わり)

以降番組の感想です。
これも噛み合わせのズレで引き起こすことに変わりはない。咬む時に自覚なくズレているケースに粘膜の損傷を見る。
  舌や粘膜にかみしめで歯形がつくケースをよくみる。顎のズレを力で止めているからだ。そして筋肉は緊張している。本当に恐いのはこれからだ。
噛み合わせは、自分では一番ズレを自覚しない。そしてそれが発覚してもシカでは治せない。

「カイエソバージュ」 2004年04月20日(tue)

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 今から数年前のこと、アメリカ先住民族の大長老が来日し、古くから伝わる予言的神話を講演したことがある。白人の到来から、はるか未来までの予言が語られた。そこにアイヌの女性シャーマンを案内したのだが、しばらくして彼女の顔色が変わった。アイヌに伝わる神話とほとんど同じだというのだ。深い謎に全身鳥肌がたっていた。
 「カイエソバージュ」は直訳すると野生のノート。キーワードは、「対称性」。
これは平等で、上下や支配/被支配の関係がない分離しない、など多様な意味をもつこの言葉の本質を。豊富な神話の謎を解きつつ説明する。そして神話の時代には、人間/動物、生/死、部分/全体などが対称性を保っていたのに対して、王が出現し国家ができ、神があらわれ資本主義が形成された。従来の社会学、神学、経済学などが意識レベルの操作のみで考えられているのに対し、「対称性」は深層心理学でいう無意識の本質であるから、より根源的であり深い。今の世界は「対称性」を抑圧した近代文明によるグローバリズムを押し進めているため、人間(自然)の本質から大きくずれており、それを是正するため「対称性」を失ってはいけないのである。


 対称性とは、けっして見た目の左右シンメトリーを表しているものでは無いことがわかってきていると思っている。ここで少々疑問が生じて来たら、あなたは一流だ。そもそも左右対象でない人という有機質の生体を扱うのに、対象性をどう作るかということだ。もともとが対象でなく、成長が終わってしまっている人達も大勢いる。
 上記の悩みはよくわかる、そしてそれは頭で考えて解決しようとする疑問にすぎない。成長していく過程でいかなる形であろうと固有の対象性は保有している。いかなる環境において生存している以上はなんらかの形でそれを維持していくことにつきる。バランスが悪ければうんぬんとなるが、人それぞれ許容性が違う。一概に言えることは、自然発生的に見た目もきれいな人のほうが崩れるのに対し抵抗できる能力が高いということだ。
 「拡散と収束」を歯列は永遠に繰り返す、だから生きるために効率がよいのは戻りやすい方である。行ってまた帰ってくる、歯の人生はその繰り返しである。
 対象が可変する有機体である以上、歯が硬質であり顎が変わらないという固定概念で発達した上では、学問上のリロンではあてはまる人のほうが本来少ない。
 「歯と身体」を言えば言う程、歯科学という体系的な学問を操る階層組織のトップにおいて、管理者としての立場上、辻褄の合わないことは排除する動きになる。下を管理操作するにあたって、一括管理できなことは誠に都合が悪いからだ。よって熱心に白いきょとうの上層へ「直訴」しても意味がない、理解しようがしまいが、都合の悪いことはすべて握り潰されるだけである。末端の会員が意見を言うことは、武士の時代と同じで即座に刀で斬られることを意味するのです。ルールにのって例外なく遂行してほしいわけだ。其の典型が保険診療であり、保険証一枚で容易に受けられる恩恵と引き換えにその保険診療がすでにがんじがらめに自らを統括される始まりなのですから。保険診療は人の経済的な配慮からのルールであり、けっしてすべてのかたが求めている医療ではないのです。
 シカの世界は時代錯誤です。
 人間の身体は非常に微弱な刺激をも感知する能力が潜在的にあり、通常なら殆ど無視できるような刺激を受けても身体は反応しているのです。噛み合わせ治療はこれを利用し読み取る方法があるのです。

Utada Hikaru  2004年04月19日(mon)

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Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1

ポピュラリティとクリエイティビティのバランス
そこへ乗る詞の、10代ならではの感受性と心のひだの細かさや孤独感。
それらの詞への落としこみ方のバランスにも常に感嘆。
どれだけ売れても注目されても、磨耗しない表現力にもね。


 COLLECTIONの2曲目は、Automatic これは歯科のためにある題名だ。なぜなら今受けている歯科治療でまさしく身体や口腔内がオートマチックに変わっていく。1本の歯を投入しただけで、連続性をもち恒常性な身体や口腔の空間は変幻自在に変化する。良く変わるか、そうでなく変わるか判断結果は歯という入れるものと受け入れる身体とで相談して決定する。よくする結論は、さまざまに安定させることにおいて、歯は「絶対に」動かしてはいけない存在であり、そしてその歯の持つ「絶対的エリア」を崩してはいけないものなのです。貴い意味で場所(方向)と形状が脳からの信号で相互に判断し、神経筋機構はそれゆえ支配され、正しく機能するのです。

 彼女の歯科的に思い当たる残念な所は、顔の非対称性になっていることである。瞳孔すなわち眼の左右の高さの違いや眼の開きそして下顎骨すなわちエラのはりで、身体においても肩の向きすなわち上半身のねじれが存在する。これは幼少期での問題が潜在化し、歯としての特徴は左の小臼歯あたりが、力学的に歯を通じて仕事をしていないことを物語る。筋の緊張は左顔のエクボに見られるものである。仮に身体からのズレが骨盤から子宮へ波及するのか、あるいは逆に身体に合わせて歯の噛み合わせを変化させているのかこの場合知る由もない。顔や身体の歪みは長い年月繰り替えし蓄積されていく、当然初期程度では其の変形具合は肉眼では見えない、ところが彼女は10代のときにも関わらず、歪みが肉眼で見える。ここで注意して欲しいのは、身体とともに成長の過程が同軸上に起こしている偏位であれば、歯科的なアプローチは一切避けるべきだ。歯が悪くければ、ひたすらそれのみを治すだけである。同時に心や身体の問題を含めバックグランドは歯科で対処してはならない。
噛み合わせにおいて当初より見た目を含めすべてによい噛み合わせではない、其の場合歯科ではけっしてまずそれ以上にはならない。最初から作られてしまった噛み合わせは以上によくしてやろうとは思わないことだ。欲張って一歩間違えれば焦りや囚われ、欲が心に起き、真実の眼を曇らせてしまう。せっかくの自然の恵みを結局荒廃させ人生の狭間に陥ることになる。人をひとり生かすも殺すもシカでなる。

 そよ風、小川のせせらぎなど、様々な自然現象の中に発生する周波数の様なものを「f分の1揺らぎ」と呼ぶ。Utadaの声は声的分析で独特のf分の1揺らぎがある。正しい治療は少なくても、装着直後で f分の1揺らぎを体感できるだろう。心地よいとの感触は言葉で説明できないし、表現するには限界の壁がある。何故それがわかるのかは、同軸上で特殊に会得し体現できる術者との不思議な共有感覚である。
   自然なやすからな揺らぎを造り出すには、天才的な才能(テクニシャン)が歯にふたたび命を与えるのである。

頭でわからない理由 2004年04月18日(sun)

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 これまでとことん歯について突き詰めていくと、いかに噛み合わせは「脳」となんらかの大事な関係があることに気がついてきたと思う。歯という脳からの触覚を触るこの唯一な歯科の職業は、一般の人が考える程容易いではないことがわかるだろう。本来ミクロン単位での治療が必要なものにもかかわらず、其の精度の要求をシカではほとんどKR.からの要求を受けずに現時点では済んでいるし、また人を感動するだけの技術は持ち合わせていない。また相手が通院できるほどの健康?な身体の許容性を利用し、問題を表面化せずに一応済んでいる。
そうでなければこの職業自体なりたたない。
 シカ治療は特にそうだろう。自称エリート意識の高い頭でビジョンを思い描き、さまざま計画を立てていく。そして、計画にのっとって実行していく。
 これはまだいいほうだ、実際には、指摘された所を診断となり修復する。しかし実際は結果をみてそう判断しているだけで、診断ではない。この治療の繰り返しは、自分達の生活に便利さ、快適さをもたらす一方で、自然のバランスを壊し、新たな争いを生み出し……、ある意味、解決の見通しのつかない、さまざまなデメリットももたらしてきた。これが噛み合わせである、もともと自然な身体には「人工物」を入れるように作られてはいなかった。心は受け入れたものは許容できるが、身体はそうはいかない。別な問題が発生する。そしてそれをどうすればいいか考える。それを試してみる。一見するともっともなプロセスだが、そのことによって、かえって混乱が生じる。あるいはべつの綻びがあらわれる。そこでまた、それを解決しようと知恵を絞る。べつの対策が思い浮かぶ。それを実行する。しかしまた、問題が発生する、、、。繰り返し、、、。

 口だけでなく身体全体に目を向けてみることにしよう。たとえば脳も身体の一部ではあるにもかかわらず、脳を意識と言うように身体とは別なのものとして捉えている。つまり、意識と身体は、本来対立している。頭ではわかっていても行動にうつれない、歯が悪いのに治さないといけないのに、歯科医院へいけない。このように身体の一部であるはずの脳が、いつの間にか身体を使役する主人のようになっている。100歩譲って仮に主人だとしても、身体から分離してしまっていることは事実だろう。脳も身体の一部にかかわらず、脳は自分を身体であるとは認識していない。身体を支配する側だと思っている。
    こうした間違いが、何を意味しているか。 
 人の身体は、視野を広げていくと、自然の一部であることがわかる。自然は世界と言い換えてもいい。そして、この世界に存在するものは、みな同じ成分によってできている。地球と身体はまったく組成がいっしょであるのはブルーで述べた。有機的な一体感を身体は感じている。しかし、脳にはそれがわからない場合がある。脳が意識の中心と言われているのに対し、重心は身体(肉体)の中心であり、人の動作は、すべてこの重心を起点にして展開されている。人は中心をふたつ持っている、そしてあなたは削られている所は本来必要とされる無意識すなわち身体の重心ではないほうだ。本人がカチカチ噛んで高く感じるのはその身体ではなく脳の意識のほうである。身体へのよい影響を及ぼす歯の治療が正しい治療なのである。
 正しい治療では頭でいくら考えてもわからない理由が身体ではすぐに理解できるのはそのためである。

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