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診療日記ブルー


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更新履歴
2005/01/22
粘膜干渉
2005/01/21
論より証拠
2005/01/20
口腔内ストレスの恐怖
2005/01/19
偽札
2005/01/18
咬合圧の変化が痛みに及ぼす影
2005/01/17
遅らせる声
2005/01/16
最善をつくす。
2005/01/15
絶対音感
2005/01/14
「目は口ほどに恐怖を語る」
2005/01/13
Tron

↓以前の日記

冬のソナタ 2004年05月27日(thu)

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 ユジンはパズルの欠片を見つめながら北極星(ポラリス)を思い浮かべた。北斗七星とカシオペアのあいだで鮮明に輝いていた北極星。山の中で道に迷ったら北極星を探せばいいと言っていた彼が北極星を教えてくれた。
 ユジンが道を失い彷徨っていた十年のあいだ、彼女の北極星はどこにも見当たらなかった。ジョンアが会社名を決めようと言ったとき、ユジンが「ポラリス」を提案したのだ。
 北極星のことを考えていると、ユジンの胸の中に悲しみが徐々に押し寄せた。ジグソーパズルの欠片は全部合わせればひとつの絵になる。しかし、彼女に残された記憶の欠片はいくら頑張ってもひとつの絵にはならないのだ。どうしても欠片がひとつ足りない。たったひとりの人間がいないのだ。その一欠片さえ見つけることができれば……。

 は・つ・こ・い――そっと思い浮かべるだけで、人々の胸に静かな波紋を起こす水色の懐かしい言葉。すべての人々の初恋は純粋で切実なものであるけれど、時間が経つにつれてその記憶は薄れていき、別の愛によってその強い気持ちはしぼんでしまう。ところが、生まれて初めての胸が高鳴るような愛を感じさせてくれた彼が死んでしまったとしたらどうだろう。そして、十年後に死んだ彼と同じ顔の男が、結婚をひかえた彼女の前に現れたとしたら?昔、愛していた男と似ているという理由だけで、その男を愛することができるだろうか?


 今回のテーマはそう恋愛ドラマである。
昔の噛み合わせの記憶が蘇る、ええそうなんです。
肉体は過去へは戻れません、しかし若い時に記憶は今も鮮明に憶えているのです。
もっともいまの疲れ切った身体は確かに忘れています。

そしてその記憶に対面したとき、本当に思い出せますか?

あなたが出会うその瞬間で、戻れるか、あるいはそうでないか。ただ通りすぎてしまうか。噛み合わせの記憶が無くなったのは、事故のようなものです、きっかけがなければさらに奥深い闇に向って突き進むだけのことだったのです。これは逆にチャンスなのです。

「わたしが見たあなたは幻だったのかな……。
わたしは今でも一緒に過ごしたあのころのことを
すべて覚えてるのよ、ひとつも欠かさず。」

どこまでも純粋な気持ちです。
 突き進む純愛に、それでいて誰よりも好きな相手に確実な保証を求めるのですか?真実は一つです、そして相手を信じることです。
 最後のジグソーパズルの1片で全部合わさりひとつになるからです。歯の治療もまったく同じです。
迷った時にあなたのその北極星を探せましたか?
 ドラマを演じている主人公はあなたです。ドラマの結末が、ハッピーエンドになるか、それとも違う結果になるか、決めるのはあなたです。
 わたしはただその星を教える存在にすぎません。   

薬、くすり、クスリ 2004年05月26日(wed)

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 「薬」は喜ばれる恩恵をもたらせてきた反面、また毒の裏返しのものである。表裏一体とすれば、一定の基準を経た厚生労働省より認可の降りたクスリでも服用方法によっては毒にも変わることがあるのです。

 噛み合わせの問題点を増長させ複雑化させる要因の東西の横綱をあげれば、身体を不自由に、そしてもうろうとさせる「スプリント」であることに、もはや説明はいらないと思う。そしてもう一つに「クスリ」があげられる。そう今度は頭を不自由に、そしてもうろうとさせられる。自由が聞かなくなり、現状を忘れさせてしまう。クスリの効果でおとなしくなり、訴えなくなる。DR.はしっかり効いてくれたと納得する。しかしいったん効き目がでれば、効果があるだけに常用が始まり、あらたな依存の始まりになる。恐ろしいことはクスリの作用で大きく噛み合わせがさらにどんどん変化していくことである。
 あなたは幸せものだ、噛み合わせの不備をクスリで回避していく、クスリに対して効果があるのは、ある意味健常であるからだ。心も身体も不自由な人は、強いクスリでも効果がないことを知っている。そしてつねに効果の増大とともに副作用との戦いに悩まされる。処方によりだされたクスリが聞く程度の人の噛み合わせとは、クスリで聞く程度のレベルとでも言っておこう。
 クスリの危ない一番の副作用を教えておこう、これは服用している間中、いっさいにおいて噛み合わせが決まらない。入力と出力に因果関係を歯に失ってしまうからだ。歯に記憶が宿らないないし、過去噛んでいたというきれいな形をどんどん失ってしまう。
 よいものと悪いものとが混在している中で、取捨選択し拾いあげていく努力をしなければ、結果喜ばれることはない。勝手に原因不明もしくはストレスという悪玉を造り上げ、投薬する。劇的に治り栄光のスポットを浴びる影に、陽の当らない悲劇に直面する現実もある。暗い過去は、忘れられそして闇に葬られる。やがて続けていけば、本当に歯があわされず噛めなくなる、実に噛めなくなってからでは遅いのである。噛めないのに症状だけ取ってしまうから元には戻らず本当に恐いことなのである。
 脳を惑わせる効果のあるクスリほど、何をしても永遠に「噛めない」のです。クスリを使っているから、終わりがないのです。脳を使わせることが大事なのです。正しく脳が使えなければ、正しく噛むことができません。「人間やめますか、、。」というフレーズを使いそうです。
 禁断症状とのあらたな戦いになります。しかも究極の原因である噛み合わせはそのままでね。

エイリアン 2004年05月25日(tue)

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脳が意識を生み出しているというよりも、
  ある集合的無意識が、人間の脳を、創生させていると考えるべきである。

 人の深層意識には、物質を生み出し、
   現象として活性化させるパワーとパターンが、存在する。


       ─────────カール・G・ユング(心理学者)
その物語は、宇宙最大の力を「悪い人間」に見つかることのないよう、地球のどこかに隠そうとした物語だ。山に隠しても、登った悪い奴らに見つけられ、悪用されるだろう。海の底に隠してもダメだ。いずれは、潜って見つけられる。悪い人間に、この力を悪用されたら、宇宙は崩壊してしまう。考えに考えたすえ、「宇宙最大の力」を悪人から隠す、最も安全なる場所を、思いついた。その場所は・・・
「人間の心の奥底」だった。瞑想し我意識(我欲)を沈め、宇宙の集合意識(心の奥底)に溶け込むことのできる最も、心が純化された人にしか、「宇宙最大の力(つまり潜在意識の力)」を、活用できなくしたのである。


 病気の奥にある潜んでいるものを、あぶりだそうとしている、そいつは眠りからさめるのを待っているからだ。封印を解かれれば、いままで想像もできなかったレベルの症状が再び襲いかかるだろう。身体中に信じられない獣がいつくことになる。犯人は、

 スプリントを含めたシカの咬合治療である。

 歯を削ったり、歯を足したりすることはやめたほうがよい。なにもしなければ、まだその状態ですむからだ。氷山の一角がみえていてそれで正解なのだ、無理して押し込めばそれ以上に浮上してくる。のたうち回り立ち上がれず寝たきりの人もいる、謎の筋肉の病気になり薬づけで次第に高濃度の薬に移行している人もいる、向精神薬の服用で抑うつがひどくなっている人もいる。
 その治療方法が一番いいと信じているのは、シカイだけがそう思っていることがしまつにわるい、有名だからとか、資格があるからとかは関係がない。軽卒にかかることはやめていただきたい、そして結果がとても怖いことだとまず念頭において欲しい。
 咬合治療された所ではっきり言うことが難しいのであれば、私からこの場所から発信してみたい、そうすればいかに多数の人の困難になった結果の相談に答えているか十分理解してもらえることになるのではなかろうか。
 無理をするその油断に悪魔がつけ込んでくるのです。欲望がすべてを支配しているかぎり正解を見つけることができません。
   エイリアン=営利案です。多数歯修復していくシカの補綴物こそが、平和な身体からみて部外者であり、危険なエイリアンを導くものなのです。
 遠回りで無駄なことをせずに、最初から「歯」の治療は最短で、最低限に努めるべきです。これが正しい歯科治療を行う術者からの警告です。

別の視点 2004年05月24日(mon)

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「矯正歯科は必要かどうか??」という問いかけに対する答えとして必要か、不必要かと聞かれれば、どちらかというと「必要」ではないでしょうか?実際日本人の歯に関する意識レベルの低さには驚かされることがよくあります。でも、なぜ必要なのでしょう?そこでいつも考えてしまうのです。


  発音障害、咀嚼障害、虫歯になりやすい口腔状態と、色々矯正をして
  治した方が良い状態の人もいるのですが、全ての人がしなくてはなら
  ない治療ではないと思うからです。

さらに別の問題が、、。
講習会に出られていた先生のお一人からある日会社に電話があり、「ちょっと困ったことが。。。」と言われるのです。何事かと思って話をお伺いすると、治療した患者さんの下顎前歯が根吸収を起こしてしまい、もう殆ど根が残ってないと言うのです。私に相談されても。。。。と思い、その時の講習会の先生に相談する様にお勧めしましたが、患者さんには説明されてなかったそうです。又、他でお伺いした話には、矯正治療を失敗して(?)歩行もままならなくなった10代の女性もいるそうです。


  こちらは、専門医の医院にかかられて、健康だったはずの女性が、自
  分では歩くことも、顔面麻痺の状態になり、一人では食事をすること
  も出来なくなったケースです。


  この女性は、ご両親があちこちの先生に相談をしたところ、殆どの先生が「うちでは治療できない」、「これ以上改善させることは出来ない」と転々まわされてしまったそうです。このようなリスクもある矯正を全ての方に勧めることがどうして出来るんでしょうか?又、このような事は公にされず、患者さん本人や、家族の方が苦しんでいるのです。


上記は、いまはやりの内部告発文書です。きわめて歯科関係でみじかな会社にお勤めの方の御意見です。
 20年以上も矯正学を真剣にやってきた矯正専門医は、成人矯正をすれば必ず後戻り現象が起きると断言しています。身体は無駄に成長を起こしていないからなのです。結局学問上では身体の反応は一切しませんでかたずけるだけですがね。
 戻るってことは、押しつけに対する反発ですから、自身の身体に最も最適な環境に自己の肉体、精神を近付けることなのです。この戻ることですべてのつじつまを合わせようとするため、DNAレベルの問題で後戻り現象を起こしているのではないか?こう疑問を感じればあなたはなかなか鋭いです。専門家が「そう感じてただけに矯正の”正”は”悪”にすべきではないか」ってすらすら言葉が出てくることに科学の限界をひたすら感じている。
子供の場合って?DNAの意図した完成をみる前に、都合よく改造されているのです。本来の成長とは別の形で完成させられても比較するものがありません。後には戻れないですよね。
 だから生きるために自らさまざまな形で適応し戻るしかないでしょう。だからシカで、今度は
 「変異」をさせてはいけないのです。そしてシカで変われば変わるほど最初の意図を汲まず乖離していくのです。何百年前から祖先が継承してきた自分の顔を突然つけ変えてはいけないのです。

 歯は身体の一部分にすぎません。それだけを抜き出して人為的に手を加えるのです。それがどういうことなのか、真剣に考える時期にきているのではないでしょうか。いまま先祖代々継承していた身体の遺伝子を正確に子孫に伝えていってください。
 ある矯正方法では、子供達が計測されてみな理想的です。医師の思い通りに装置で可能なのです。
  しかし良く考えてみてください。
治療したどの子供たちもすべてみな「同じ顔」に見える規格行為です。

アポロ14号 2004年05月23日(sun)

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 私は何なのか?人間とは何なのか?我々はどこへ行こうとしているのか?あるいは、行かされようとしているのか?これらの疑問と、それへの答えが、一瞬にして頭に浮かんだ・・・・世界は有意味である。私も宇宙も偶然の産物ではありえない。すべての存在が、それぞれの役割を担っている、ある神秘的プランがある。そのプランは、生命の進化である。生命は目的を持って進化しつつある。個別的生命は、全体の部分である。部分を成している個別的生命の中に、全体がある。

 すべては、一体なのだ・・・

 こういうことが、一瞬にしてわかり、私は、たとえようもない、幸福感に満たされた・・・・それは、至福の瞬間だった・・・・
ーーーアポロ14号宇宙飛行士 エド・ミッチェル
      『宇宙からの帰還』 立花隆著より


 宇宙滞在中の腰痛に関する研究で微小重力下での腹筋の萎縮が腰痛を引き起こすという仮説を検証しています、宇宙飛行士は痛みの場所、強弱や持続性について調べるのです、核磁気共鳴映像法を用いて、地上と微小重力下での背下部と骨盤部分の筋肉構造と質量の変化を比較します。

最初無重力への違和感を感じます、やがて身体が慣れてくるにつれ、通常では立ったり座ったりするとき顎は垂直に、つまり地球の重心を下にしています、もちろんそんなことをいちいち考えていませんが、歯から伝達され身体はつねに意識しています、楽な方向は不快ではないことを無意識に知っているからです。宇宙船の向きによって、最も楽な姿勢のとれる方向は必ずしもそれには合わないのに無理に垂直になろうとするのでさらに腰に負担がかかることになるのです。それが続けば腰痛も起きようというわけです。でも二回目は自然に楽な姿勢がとれ、生物としてはずーっと1Gの重力下にいたのに、まったく新しい環境でも一度で慣れてしまうというのですから人間の体の柔軟性には感心します。これが適応性です。

 例えば机,椅子,その他の家具の線と平行または垂直の関係にあるのが普通で、もしそうでなければ落ち着かないでしょう。歯も同じように基準にそって並んでいます、もちろん重力を意識して正しければ真直ぐです。シカで治療をすれば、本来の口腔内であるべき姿すなわち垂直、または平行が変わってしまいます。よって自ら偏位し最も楽な姿勢のとれる方向へ向いだします。環境に合わせるのです。そしてそのわずかな違いが歯の軸に表現されるのです。

 さて試しに宇宙に飛んでみましょう。
腰痛がなくなってくる。
ばかりか、ものすごく快感なのです。
やがて地上に降りてきます、地面に立つときはどうでしょう。
出発した時の痛みよりいまにも増して不快なのです。
 症状でみれば、体の記憶ってすごくいいかげんな所もあるのです。
これがスプリントの原理です。

  そして間違って装置で噛む結果さらに歯軸がまがります。さらに正しく噛めません、正しく噛めていた歯を覆うからです。上下の歯自身当た所が一番正しいのです。間違って適応されると2度と戻れません。

向うべき時空間 2004年05月22日(sat)

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列車の進路:   既存のシカでは、Oーリングで順番に開くところから金属を順次変えていくわけなのですが、交換後の補綴の精度を求める者として、それが本当に適している治療かどうか判断してみましょう。確かにOーリング診断しただけあり、1本1本の補綴物のシカ的クオリティはあります。貴金属で製作された高価な自費の補綴物ですから、じっくりと時間や手間を費やすことが可能です。歯との隙間がなく、伸びのある柔らかいメタルで適合は完璧です。また大きくずらさないように1本ずつて治したり、最初に当たっていない歯を触るのは、セオリー通りで大原則です。
 しかしここであえて提言したいのですが、1本1本の歯の修復を行うことで、かえって最終的に向かうべき方向がよくわかりません。そのため1本1本の見ている視点が治療の度ごとそれぞれ変わり、全体として大きな一つの大切な機能を果たしていないのです。個々の持っている歯の役割分担をもっと明確にしてを個々を丁寧に揃えるべきなのです。築き上げてきた個々の歯が最終的に、すべてにおける全体に繋がるからです。
 Oーリング治療の結果、シカで既存のパラ金属から貴金属入れ替えると、再び収束せずバラバラに後戻りです。これは長い間かけて築いていた大事な思いでを、若い時からのパラ金属に自分を托していたのです。それを崩してまでもやるレベル水準を見るにつけ、高価な自費治療で意味がなくアドバンテージを感じないことが多々あります。逆に何もせずにそのままのほうがよかったのではと疑問にさえ思います。交換したかたで、身体の余力があるかたは治るかたもいます
 
 体力的に余力のあるかたは、はっきり言えば黙っていても元の程度に戻ります。戻るのは、きっかけだけなのですから、最初から何をしても戻れる程度の容易レベルなのです。でも其のやり方では、偶然に近く本当の意味では治していません、すべてを網羅している正しい方法ではないからです。ですからすべての人をけっして治すことができないのです。
 金属の入れ替え交換後、治療が終了すると最悪な「オープンバイト」になってしまう方も、相談時実際拝見しました。求める歯の設定が違っていれば治療がかえって致命傷になることもあります。失敗して意図としない方向へ流されるのは、創造性の高いイメージングの欠落であり、到着すべぎ最終型を構築できていないからなのです。こうあるべきと最初から答えを用意し変わるべき形を具現化し、互いのイメージを明確に共有しておかなければならないのです。金属はすばらしくきれいに移し替えられていますが、歯車のギヤが身体を始動するように噛みだしていません。ニュートラルのままで、ぐるぐる同じ所を回っています。そしてその後Oーリングで調整してもだめなものはだめです。補綴理論的に言えば、技工時に作られるインレーなどのを作る際の模型装着方向が毎回違っています、口腔内にある不動の北極星をみつけ、目指すべき空間を構築するための技術が提供されていません。やがて補綴を見れば、最初はきちんと適合していた伸びのある貴金属の辺縁のマージンがいつの間にか「開いて」いってしまうのです。
   
 ポイントを切り替え目指してるものは、正しい進路の遥かまだ「先に」あるのです。
 

戦う異空間 2004年05月21日(fri)

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マトリックス:  「現実感のなさ」は、シカ補綴物からくる結果に対する身体への答えが違和感として出て来ているのです、シカで作りだされた幻想の環境が、ずばり不正解であるからです。多様にあなたにみせる症状は、自分の求めている現実世界のものとは、相違し相応しくないことを表しています。自分の世界との接点や共通点を見つけようとすればするほど、乖離した世界では追いついていけず、考える程脳が身体とともに疲れていってしまうのです。最適化された能力を発揮できる世界を提供してあげるためには、純粋に歯の本質的な原因を除去しつつ、現存している自分の持っている自然治癒力を立ち上げるように、最適化させる技術能力が術者にとって必要です。我々は純粋に歯科医ですから、歯を治すのに整体やカイロそして靴屋であってはならないのです。もっと自分たちしかできない特殊領域(エリア)すなわち歯に対してしっかりした技術を磨き確立した上で、自信と誇りを持り実践していくべきです。当たり前のことですが、口腔の領域に最も近くそして触れるものはただ歯です。だからお題目のように「歯を治す」と言っているのです。そしてそれは歯科医師しかできない貴重な領域です。もっともシカのように空間転移(偏位の修正)ができなければ、まったく異空間での話であり、現実的にすでに戦う場所が違っているのです。違っている場所で戦っているのです。

 全部敵を倒しても異空間の場所ではまったく意味がないのです、シカのOーリング治療でそれをしています。あなたが最初にすることは鍵を持っている人を探し、ドアを開けて異空間の「部屋」から出ることです。単にドアを開けても出方が違うからまた同じ部屋に入ってしまい、いつまでも繰り返し繰り返しシカで「リング」治療を受けているのです。 頭で考えているバーチャルな場所で、すべてを停止させるくらいのハチャメチャな活躍で仕事をさせてもあまり意味がありません。活躍させる時空間(次元)が違っているのです。気がつかなければ、永々繰り返すのです、その場で疲れ果てるまで、、。目指しているものが明確でなければ、最終的に行き着く先は宇宙の端です。その場所ではやがて既存の小安定から、大幅な不安的に作用する恐れがあるのです。やがて分かってくる時がきます、時空間がいまどこなのか客観的に見られる動かざる明確な基準があるのです。

   部屋のドアを開けて外へ出たところで、違う次元へワープして展開する物語はまた後で。

らせん 2004年05月20日(thu)

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らせん: せっかく新しい適合した金属で自ら入れた自医院の補綴物を再三繰り返し、自分で調整するは情けない話です。調整を繰り返すのであれば、最初からそれは必要とされる設定が違っているのです。すべての設定があっていれば、自分の補綴物は削りません、其の設定は、まさしく「削らない補綴物」のクオリティレベルと呼応するからなのです。基準に沿って合わせてきたからこそ最終補綴物は、削らないのです。これを削れば基準が変わってしまうのです。
 
 よって「削ってしまう補綴物」のその後の現実的な対応は、他の分野への依存と変わります。歪みの補完としてさまざまな治療を併用せざるえません。でもそれはちょっと待ってください。基本的な「歯の歪み」の修正がうまくみられず、入れ替えた当初から新しい補綴物が正しく機能を果たしていないのです。もうおわかりでしょう、シカでの単に金属の入れ替えは、逆に新たな歪みを生み出す危険さえあるといっていいのです。
 「リング」の連鎖治療はやめなければなりません。いつまでも調整の終わりのこないエンドレスな悪い鎖を切りほどくのです。解放されたリングはラセン状にぐるぐると繋がっているのです、シカの断片的な自分勝手な解釈では、あらぬ方向へ向ってしまいます。

 「歯を単純に入れ替えてもだめなのです」シカの悪い所をそのまま継承しているだけであるから、
歯を入れ替える前に冷静になってから、「頭を入れ替えるが必要です」

  あるポイントで切り替えをしていかないと、取り残されたりします、新たな次元を切り開き、正解に繋がる展開を築いていくのには、Oーリングでは機能させる役割が違います。
 症状で見てはいけないのは、いまそこを削れば確かに身体は楽になります、それは現時点での解釈です、ところが修復の数本先になれば、そこは削らなくてもよくなるのです。もうお分かりですね、つねに2歩3歩先を読めるのです、というより最初から「ゴール」を見ているのです。
 
 「いま楽になるからといって削ってしまえば、後で欲しい所が欠如していること」なんてこと現実に起こしてしまうのです。その欠如してる所が起因してまた崩れていくことになるのですから。

リング 2004年05月19日(wed)

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 リング:  最近歯科の治療でOーリング(バイテジタルオーリングテスト)をテストして、診療されたかたが次第に増えてきています。Oーリングの応用はさまざまな分野に渡り広く使われているのはすでに御存じかと思います。物事すべてにおいて何ごとも同様ですが、この有名なOーリングテストも一般に広まるにつれて、同時に歯科分野においても急速に広まりつつあります。これは非常によい傾向と感じています。
 いままで藤井先生などOーリングの達人達の努力が実り大変知名度があがってきました。しかしエリアが広がり一般シカに普及する一方で、逆にOーリングの使い方の誤りやその精度を欠くことから起きる問題やトラブルが生じ始めてきたのです。実際に当医院においても、現在他院でOーリング治療されたかたの問い合わせが増えています。また直接お越しになり意見を求めに相談に来られる方、実際に新規に治療に入られている方が来ています。Oーリング自体、熟練したテクニックを必要としません、いままで知らなかった人でも一通り憶えてしまえば入りやすいのは確かです。しかし本来はそのまま誰でも歯科治療に用いられるものではありません。特に咬合治療に自己の確立されたセンスがなければ新たな問題を引き起こします、いずれにせよ治療上において取り扱いには十分注意が必要です。
 
 センスのある術者がこれを使えるようになれば、さまざまなメリットを享受できます。例えば、簡易的に歯科用の金属の不一致をあわせ、身体適合性を合否を確認することが非常に簡単に可能です。身体にとって有害物質ではなく、もっとも生体に一致していることは、オーリングテスト上間違いがないことは、私も同様に「一人」オーリング(ORT)できちんと確認できます。
 さらに応用として歯面の咬合調整にも活用できます。Oーリングを利用し歯冠修復をして金属を入れ替えていく方法があげられます。ところが、実際に相談され問題なるかたの歯を見てみると、かんじんの歯の修復は、そのままシカの延長上と言えるものであり、いつものようにまたしてもシカの歯がそのまま入っているのです。これはやり直しの治療としては、実にもったいない気持ちと素直に感じます。ここまできたのですから、最後の詰めを甘くせず、気合いを入れてしっかり装着してもらいたいものだと感じます。せっかくの良い方法であるOーリングを用いても最終補綴物の咬合へのアプローチ不足で、そのクオリティレベルの低下により、入れられた相手が自己修正していくだけの補綴物のパワーがないのです。また相手が自ら創出して自然治癒力を向上されるのに必要十分の代物ではないのです。よって繰り返し術者がまるでリセットを繰り返すように、新たな設定の中で再度の修正に躍起なのです。視点を変えればすぐわかりますが、がんばり所がちょっと違うなと思うのです。
 クローズドな世界でなく、そこから視点をオープンにしていかないと、ぐるぐると同じ世界しかみえません。Oーリングでいつまでも、がんばりすぎると大変です。「診療日記ブラック」で解説予定です。

チヒロ-61298 2004年05月18日(tue)

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E(R)?\ 復活編より チヒロ-61298

先日のロビタに続いて、今日も「復活編」に登場したロボット。実際は量産されているただの作業用ロボットだが、エアカーからの墜落事故で死亡し、ニールセン博士によって脳の大半を人工頭脳に置き換えられ復活した少年、レオナにとっては美しい少女「チヒロ」に見えた。溶鉱炉の前で幻のせせらぎを聞きながら抱擁を交わす二人・・・。決して交わることのできない人と機械。しかし機械に恋した少年は人間の醜さを知り、どんどん機械に近くなっていく自分自身に恐れ、博士に嘆願する!

「ぼくを人間かロボットか、どっちかにはっきりさせてくれ!」

そして逃亡する二人、墜落事故、密輸団との出会い。そしてついに二人は一つになる・・・最初のロビタとして。


 あなたは機械に恋している?シカ治療という科学に、自然からみたらまさにチープなものである。

すべての身体が機械に入れ替わっていいのですね。
 症状を取るための目的で、、、。

 機械になれば、また別な苦悩が始まるのです、呪縛は解けることもなく、現実は押し寄せるのです。
運命はそれでは変わりません。問題をただ避けるだけでは済まないのです。眼を養い正しい本質を「自分」で見抜くことです。よく自らの行いを振り返ることです、それからでもけっして遅くありません。それとも最初のロビタのように、信念を貫き念願を成就しますか?
お口にまわりすべてが、人工的に置き換わることを希望するのですね。
 見た目人為的に動かされた歯は拒絶反応ですし、
厚い板をはめるプラスチックをとるか、歯を削りたおして金属だらけになるか。いずれでもシカでは違うのです。わかりますか?

 顔をつねってみて、ください。痛い?そう皮膚はのびるのです、動かされた異物(歯)や硬い異質の人工物は、柔らかい身体には似合いません。

 身体や口腔内がけっして固い無機質の集まりではなく、細胞レベルまですべての臓器、組織全部が集合意識をもった「有機質」の集まりだからです。
 
 身体が機械になればなるほど人間らしい心を同時に失ってしまうことを忘れていってしまうのです。
前のことを思い出せずどんどん忘れていってしまうのです。物事の分別がつかず機械に恋してしまうころには、残念ですが、すでに「人間」ではないのです。メイド イン ジャパンの優秀な工業製品です、国家保証済みのJISマーク入りです。

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