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診療日記ブルー


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遅らせる声
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絶対音感
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「目は口ほどに恐怖を語る」
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Tron

↓以前の日記

誰かがうそをついている 2004年08月16日(mon)

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 身体痛がうつ病のシグナルとなる可能性 提供:WebMD 原因不明の身体の不調がある人にはカウンセリングが薬剤よりも有効かもしれない Sid Kirchheimer WebMD Medical News Reviewed by Brunilda Nazario, MD
 うつ病を抱える多くの人がうつ病であることを発見されておらず、 その一方で診断がなされた人のおよそ半数は有効性が証明済みの薬剤によっても 改善がみられない理由は解明されていない。新しい研究では、その理由がうつ病 の初期症状にある可能性が示されている。 うつ病は、疲労、嗜眠、睡眠不足といった明らかで典型的な症状によって診断される気分障害である。しかし、うつ病は身体痛や明らかな原因のない疼痛(原因 不明の胸部痛、筋肉痛、震え、ほてり等)として発症することもある。 「胃痛があり、潰瘍があるなら、潰瘍が胃痛の理由である。しかし、明らかな理由がないのに身体が不調になることがよくあり、これはうつ病が原因である可能性が高い」と研究者であるコロラド大学健康科学センターのRobert D. Keeley, MDは述べる。「さらにうつ病についての特異的なスクリーニングをしない限り、 医師、特に家庭医がうつ病を診断することは難しい」。 Keeley 博士は、最終的にうつ病と診断された患者200例についての調査の結果、 医師はしばしば誤った初期診断を下し、それどころかそのあいまいな身体症状を うつ病以外の理由によると判断していると『Journal of General Internal Medicine』に報告している。このため治療を必要とする人に治療が提供されな かった。 薬剤は万能ではない しかし、うつ病と診断されたとしても、これらの身体症状がある患者は自分がうつ病であると考えないため、最もよく処方される治療法(すなわち抗うつ薬)の 使用を拒絶することが多いとKeeley博士の調査の結果わかった。
  多くのうつ病患者がしばしば服薬開始後数週間以内に服薬を止めるということは 専門家の間で長い間知られていた事実であり、今回の結果がその理由を説明するかもしれない。また、この知見はうつ病患者の大多数が治療に不満を持っていることを裏付ける。うつ病患者のおよそ10人中8人に抗うつ薬の処方せ んが発行され、ほぼ全員が処方を受けたことを研究者らは確認した。しかし、3 カ月以内に多くの人が服薬を止めた。うつ病再発の最善の予防には、6-9カ月、 場合によってはこれよりも長期間の治療が必要であると多くの専門家は述べる。 参考文献 S: Keeley, R. Journal of General Internal Medicine, June 2004; vol 19, pp 615-623. De Waal, M, British Journal of Psychiatry, June 2004; vol 184; pp 470-476. Solberg, L, American Journal of Managed Care, February 2003; vol 19; 131-140. Robert D. Keeley, MD, clinical professor, family medicine, University of Colorado Health Sciences Center, Aurora, Colo. (C) 2004 WebMD Inc. All rights reserved.


 これがうれしいことに最新の文献の情報だ、しかし我々にはむしろ不要な情報であり、涙がでるほど役に立たない。例えば原因がわからなければ、病名は決ってしまう。よってシカで見落とされた診断はさらに他科に渡り問題が波及する。
 あるT大で、抗うつ薬を投与され(これは自分の意思飲まなかった)とカウンセリングを受けていたある女性は、シカのブリッジが原因で舌があたってくるという言葉を謙虚に真摯に受け止めることができなかった代表的な場所である。天下のシカは権威というメンツでEBMにないものは受け入れらない。
 正しい治療からみれば不良な補綴の原因は明らかであるが、T大は何かあったときのトラブルを恐れあくまで訴訟されない治療を目指していく。もしそのT大でEBM通りに歯の治療を行っても改善はしないことは大学病院の経験則でわかっているのだろう。
 薬は医師の処方のもと服用される、正しく飲めば正しく効いてしまう。しかしそれで終わってしまう。「原因」が別な所であって、しかも改善の余地が十分あるのがわかっていてもである。いつまでもたっても追求されず、研究が進まない。ブラックホールに陥ったように、深く探求してもわからない理由は、誰かがどこかで何かの理由で明確にうそをついているではと疑う。
 背後に薬剤との関連が見え隠れする。

精神科のとある専門医の見解はこうである。
 歯科との接点は3つあると、
1.妄想を持っている精神疾患のかたは、歯科と妄想が結びつく。
2.神経質で過敏であり、つねに何かのこだわっている。
3.パニック障害、動きのとれないことに恐怖心。診療いすに座るだけでいやになる。


一般的にシカであなたが訴えれば必ずどこかにはまり込む。まるでシカの都合のように、専門家のカウンセリング技術はなるほどたいしたものである。しっかりあなたは、無責任に病気に仕立て上げられる。
 弱いあなたは、納得させられるだけの専門資料を突きつけられる、そして投薬治療の始まりだ。
上記の文献通り「正体不明」といわれる顎関節症の病気の恐怖は、さらにまた一段と深まる新たな恐怖と変わるだけである。
 
 専門家でも診断が困難な心の治療をシカが診断し受診を心療内科へ勧める。いったん投薬が始まれば、歯科治療はたんに応急処置しかできないことを付け加えておこう。そしてそのシカは歯の治療もできないのですが、、。薬は心を虚弱化します、上記の論文のDr.はもしかして不可侵の世界へすでにKr.といっしょに入っているような気持ちにさせる論文だ。

 薬に巻き込まれて運命を変えてしまう人の中には、シカの不適切でシカ環境になじめない「不適合」なだけである。そしてその不適合さのシカ判断が違っている。あなたが一番「正直」で正しいのです、そのままの状況が歯と符号しているからです。

エレファントマン 2004年08月15日(sun)

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 難病「レックリングハウゼン病」によって異形な姿となった、実在した青年がモデルの苦難に満ちた一生を描いた物語。ジョン・メリックはその醜い姿から家族から疎まれ、継母から酷い折檻を受ける。耐えきれなくなった彼は家を飛び出し、サム・トーという興行師との出逢いにより見せ物小屋のスターになるが、見せ物小屋を取り締まる警察などによって経営自体が行き詰まり、メリックは事実上失業となってしまう。しかし、彼のうわさを聞いたロンドン病院の医師フレデリック・トリーブスは彼を見つけだし、保護する。彼はメリックに病院の個室を与え、生活を全て請け負った。
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まだ7、8歳の頃、無理矢理母親に連れていかれたのを覚えています。本作がモノクロ作品であることもあって、当時はなんて地味で暗い映画なのだろうと思いました。あまり面白くなかった印象があります。まぁ、その歳の子供にこういう映画を観ろという方が無理があるような気がしますが。ただ、ラストでメリックが "I am not an animal. I am a human being! (僕は動物じゃない。僕は人間だ!)" と叫ぶ姿はかなりインパクトがありました。本作は徹底的にメリックを見る人間の側から撮られていて(メリックが見せ物小屋に入る時、入いる所でなく入ってくるところを写す、等)、相手によって態度がコロコロ変わる人間に対する批判を感じることができます。本作が実話を元にしているのでなおさらです。テーマがヘヴィなので娯楽性には乏しいですが、考えさせられる作品です。


 最近症例の発表をおこなった、過去における典型的なある症例をスライドでお見せした。1症例で80枚以上のスライドだが、説明不足であれば次回続きを再度お願いしたい。
 研修会の題材は、春日部の精神科の先生に依頼して、鑑別の仕方や取り扱い方である。精神疾患をともなう方へのシカの対応という表題である。私が一番知りたかったことは何かということだが、明確になった。それは医学の先生や精神疾患を専門に扱う先生は、歯に関してほとんど何も知らない状況であり、それが特に問題にされることもなく、ごく普通のことである。「歯はわかりません」という先生の正直な答えにむしろ潔さに好感を持てた。これは実に予想通りである。歯と身体とくに脳への影響は、専門性の高い精神科でも、歯との関連性においてまったく手つかずの状態なのである。

 私は日々歯の治療をするが、実際の診療は何ら特別なことをするわけではない。たまたまそのようなかたが、行き場を失いさまよってしまう。日本全国津々浦々、時には海外からも飛行機に乗って治療の依頼に来るかたがいる。顎関節疾患の原因が歯であるのに、ストレスや精神的な疾患として露骨に転換させられてしまうケースをよくみかける。前医への不信感の一つには、症状を訴えれば訴えるほど、「誤診」されてしまうと一様に声を揃える。「歯からくるストレス」がDr.がわからければ、この人は歯に異様にこだわりを持ち、歯の形状に固執してしまう人という眼でしかみられない。精神的な疾患の病名をレッテルとして貼られてしまう。シカの治療が原因で、常時入れられたシカの補綴物がストレスを作り出すなんていう発想はない。私の発表時の歯科医師からの質問は実におもしろい。なぜなら自分のシカエリアから超えた状況では、頭が冷静とはいかないらしい。逆に質問の内容でその人の歯と脳の知識が読み取れる。それでもこのような勉強会に出てきている人はみなさん十分研究熱心なまじめなかた達である。私の話を聞いた内容は、ショッキングである、到底シカは「賛同はできない」だろう。ただただ受け入れられないカルチャーショックだけでなく、「正しい治療」が理解できないショックが大きかったかもしれない。

 シカのなかで、色眼鏡のフィルターを持てば、さまざまな憶測が駆け巡る。私の純粋な気持ちで症例を提示しても、EBMを中心に考えるシカの範囲で物事を考えれば、けっして収めることはできない。HPのホワイトで掲載されているレベルの診療内容は、毎日行う私の治療のなかではごく普通の内容である。けっして相手を区別しての「特殊レベル」の診療ではない。ようするに私にとって相手が誰だろうと、区別することなくごく当たり前の方法であるのがポイントである。しかしシカはまるで「奇異なもの」をお相手にミルかのように見ている。お相手によってころころ変えてしまう人間たちを見ているのは、いざ自分が発表する立場にいれば、はっきり鮮明に見えるが、けっして立場にいる人間には心地よいとは思わないだろう。
 "You are not a doctor.You are dentist."
そのシカの質問は私にそう問いかけているように響く。シカにはまだ歯の重要性と認知するにはまだ時間がかかるということが、そして自分のなかで再確認できたことが、唯一収穫であった。
今後も機会があれば、何度でも繰り返し症例を発表させていただく。そのことで歯科の治療レベルの向上と歯科全体底上げになるのであれば、とてもうれしい。
   
  すべては、シカの発展とKr.のために。
 この話が最初奇異な眼で見られているが、当たり前になるのはいつの時代だろうか?
 

ビートル・ボーイの憂鬱 2004年08月14日(sat)

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 身体の中で虫が増殖する、というイメージはかなり気色の悪いもので、これに関する都市伝説も数多い。細菌やウイルスの増殖ということなら、冷静に「疾患」としてとらえられるのに、目に見える生物が身体の中を這い回っていると思うだけで身の毛がよだつのだから、不思議なものである。手指足趾の再接着手術後の管理とか、化膿巣の処置にヒルとかウジ虫を使うというのが最新の医療技術として一般化してきているらしいが、患者側はもちろんのこと、医療者側にだって、心理的抵抗がかなりあろだろうとおもわれる。寄生虫ではおなじみの線虫類ならまだ納得もつくのだが、羽虫のようなものが身体に巣食い、そいつが次々外に飛び出してくるということになると、神話的不安を起こさざるを得ないだろう。まさしくそうしたホラー系の症状を示す例が、同じような地域で3例続けて発見されたという報道がなされた。
 インドの西ベンガル州のブルドワン大学病院に、6月7日、13才の少年が奇妙な症状のために入院した。彼は鼠径部に瘻孔が形成されていて、そこから羽の生えたハエのような虫が次々に飛び出してきていたのである。熱帯地方では、もっぱら家畜の病気として蝿蛆症がみられる、粘膜部や傷口などに植えつけられた卵から孵った幼虫が体内に住み着き、体外に出てきてサナギとなるのが普通だとのこと。羽の生えた成虫となって飛んで出てくるというのは極めて珍しいそうだ。少年のその後については、6月17日、ハエと呼ばれていた虫は実はカブトムシの一種であったことが判明したと報じてからは、この少年を「Beetle Boy」と書くようようになった。引用するほうもそれにならうものだから、全世界的に「Beetle Boy」が定着することになった。
 その後、「Beetle Boy」というのはあんまりだろうという投書などもあり、「Insect Boy」に書き換えられている。6月24日の記事で、虫が出てくるのは相変わらずで、市の衛生当局は少年をカルカッタの病院に移送することに決定したという記事が出たあとは、似たような症状を持つ2歳半の子供が見つかった記事が一度出ただけで、少年のその後の消息は不明である。別の新聞報道では、7月25日、少年がはじめに入院した病院に、左目の腫脹部よりアリが這い出てくる11歳の少年が入院してきたという記事が載っている。そちらもかなり奇妙な症状ではあり、なんでそんな珍しい例が次々に出てくるのか、ちょっと理解しがたい。Beetle Boyの彼は、その症状は改善せず、いまだに入院中とされている。ただ、幼虫はどうも膀胱にいるらしく、排尿時に虫が出てくると書かれているのが興味を引くところ。いまのところ、この症例に関する論文はまだ出ていないようだ。


 最近は環境が変わり、地方でも都会化しています。いなかにみえても都会同様外で遊ぶ機会や場所を失っています。外遊びとして特に昆虫採集は、さまざまな生体を子供のときから自然を観察させ情緒を養う上でとても大切なことです。そうしないと頭でっかちで書物から入る知識だけで、目の前のKr.をみていない文科系のシカ人間を作り出します。このようなつまらない人を生み出さないためにも戸外にでて、自然の恵みを満喫しましょう。ただし暑い夏は熱中症には気をつけてください。
 実際に採取は、やってみなければわかりません、
カブトムシの足が木の幹にしっかりついているのに、どのくらいの力で引っ張り、触れればいいかは、ノウハウの本には書いてありません。強い力で引っ張れば
「足」がとれてしまいます。実際は枝を持ってくれば、枝から枝へ誘導できるのです。これは噛み合わせと同じです、スプリントのような強大な力ではなく、実際は歯同士で誘導可能なのです。
 
 いまだ論文を参考にしている先生がいます。それは「ムシキング」というゲームのエリアと同じことなのです。自由な発想の子供たちは、マニュアルを読みません、そして読まずに理解する能力があるのです。ですから答えは、自分で事実を見つけてください。症例という現実の答えがやったようにかえってきます。眼の前に宝のように落ちているのです。処置を施せば、結果がでます。過程を検証すれば、かならず「一定の再現性」がでてきます。
「一定の再現性」と括弧付きでいうかと言えば、「同じ症状の人に同じ処方しても同じ効果が出るとは限らない」のです。しかしこれで本当に正しいと思っています。医療の本当の再現性は、機械にでたり見た目の判断ではないのですから。

 同じようにカラダに症状が現れている場合でも、その原因を上流までさかのぼっていくと、やがて行き着く先は、心や魂、遺伝などの固有のものでしかないことに気がつきます。固有の原因を探り出すために、カウンセリングに今度は時間を割きますが、その人の体格、性格、身体特長、生活習慣、感情、夢、嗜好、家庭環境、その他諸々。そしていつ、どこで、どのように、不調が起きたか。痛みの程度・種類。患部の状態。カラダのダメージだけでなく心のダメージはどうか。過去にどのような疾病歴があるか。イメージを発現させて自己確認をします。イメージの注入によって全体像がつかめて、最終的に歯の治療が行えるのです。だから「歯の治療」だけでいいのです。全力で歯の能力を最大限に上げることが最初からの目的だからです。やがて心や身体の許容性が広がります。

 最初にきちんと症状を確認しないまま、単に「顎関節症」と病名を新たに命名したことが間違いの始まりなんです。顎の病気ではないからです。昆虫のように足場に乗せる枝がないから、しっかり保てないのです。わからない病気ではありません、わからないのはシカのほうです。

身土不二 2004年08月13日(fri)

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身土不二(しんどふじ・しんどふに)
「人間のからだは、その人が住んでいる風土とはふたつに切り離せない」という意味。「からだには、その土地でとれた旬の食べ物が一番よい」ということ。
 住んでいる土地と体は、それぞればらばらの二つのものではない、ということ。つまり、住んでいる土地に収穫されたものを食べることで、その土地に生きるのに適した体になるということです。たとえば、日本は温暖な気候で、湿度の高い国です。日本で収穫される穀類や野菜、果物は日本人の体に合ったもの、ということになります。ところが、熱帯の国で取れた果物は、暑い地域で人間が楽に過ごすために体を冷やす働きを持っています。嗜好品として食べるのが望ましいのですが、常食していると、体が冷えてきて、温暖な気候の日本で生きていく体としてはバランスが崩れる、と言われています。もっと細かく言うと、南北に細長い日本の場合、北海道と沖縄では気候が違います。北海道に住む人と沖縄に住む人が同じものを食べていると、どちらかに無理が出てきます。情報や流通が盛んになり、どこにいても世界中・日本中のおいしいものが食べられるようになりました。とてもうれしいことです。でも、このようなことを頭に入れ、バランスを崩さないようにしたいものです。


 入れるとき効果があり、外すとき効果のないものなーに!
 答えは、もうわかりますね。
入れたときは、歯を含め周辺部を変えていきます。つまり入れていることで効果があると主張します、そして入れた通りに変化していたことを認める発言でしょう。
入れているかぎりはね。だから外したら外した口になるのです。
もう一度変化するのは当然です。
 そして取り残されているのは、歯だけです。
 でも歯が原因です。
 そしてその歯の位置を変えられているんです。
つまりバランスを完全に崩されるのです。

シカの治療、特にスプリントで変えられると治すのが大変です。
だって一見すると歯は触っていないようにみえますからなおさらです。
大学など大きな所ほど「訴訟されない治療」を心がけています、
つまり裏を返せば、治していないということなのです。
そして最後に
スプリントの先生はこう主張します、「歯と顎はつながっていないのです」と。

口元が変わる、生きていく上で食べ物は必要不可欠です。
生物は環境に応じて餌を捕獲するよう、変化していきます。

人間も同等です、毎日の食事の仕方やその内容にヒントが隠されています。
それ以上に変えてしまうもの、歯科治療です。
  歯に与える影響は、身体へ
数年、数十年たってもそのまま維持し続けるのです。
食べ物に気をつかう以上に、「歯」によりすべてが変わるのです。
 人の身体と歯はスプリントのように切り離せないのです。

食べ物で治す 2004年08月12日(thu)

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 食べ物による病気治療は昔からあり、目新しいものではない。だから人々は馬鹿にして真剣に取り合わない。利口な人ほど、食べ物で治す事など出来るはずがないと、思い込んでいて、食物療法を冷笑し無視する。特に学者程その傾向は強く、食べ物が化学薬品や医療用放射線や手術に勝るなどと言う事は決してありえないという固定観念を持っている。食べ物で難病、奇病が治るのなら、食べ物は昔からあるのだから、薬品や医療技術は必要なかったはずだと反論する。今、ほとんどの医師はほとんどの場合、何を食べても良いと答える。栄養が十分にあってバランスのとれた食べ方をするのなら、何をどう食べても良いと病人にも家族にも言う。現代医学と栄養学が、食べ物をエネルギー材と栄養素材としか見ないのは、目に見え難い生命現象の最も重要な部分を見ないで結果だけを問題にしている何よりの証拠である。それ故に、食べ物はエネルギー(カロリー)と栄養素さえ備わっていれば、どの様に食べ様と構わない、と言う指導や献立となる。昔は病人に食べてよい物、ダメな物をきちんと注意したり禁止する医者が多かった。それが医薬品の開発と使用によって、食べ物の適不適などの問題ではなくなった。食べ物の薬効は化学薬品に比べれば微々たるものという考えからか、何でも食べさせる代わりに強力な薬を大量に使用する薬漬け医療へ変った。



 訪問診療をおこなっています、多数の寝たきりで起き上がれないかたのほとんどは、歯が抜けており、義歯を持っていません。正確に言えば、持っていてもはめていません。お口のなかで機能を果たしていないのです。たんに所有物であるだけで、食べることが果たせないのです。

 「つるつる滑った歯」は脳梗塞を誘います。
うっかり首をねじってしまいますからね。

健康な方は、気がつきません。持て余す体力があるかぎり「歯科」への興味はありません。
 やがて、体力の衰えとともに、自覚してくる時が来ます。でもその時では遅いのです。
 大事な身体の元になる、財産の元本を食いつぶしてしまっているのです。若い時に遊びほうけて、先に利子や年金で食いつぶしてしまったのです。

 すべての人を治すことは、なかなかできません。
一番大きいモチベーションは本人の自覚以外ありません。寝たきりでも、なんとか治そうと本人が努力している人は「心が健康」なかただけです。

生命の尊さを最新の医療が忘れさせてしまいそうです、単に装置で生かされているだけですから。
「口」からいれないで、チューブから入れる医療のほうが、価値があるように設定されていることに問題があります。

ちょうどシカのスプリントのように、咬ます治療方法ではなく、咬ませない方法です。求めている正しい価値観が欠落しているのです。

最高の泳ぎ ! 2004年08月11日(wed)

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 本番さながらのイメージトレーニングを繰り返すことでレースに備える。レース前に集中力を高めるための工夫。私の場合は召集所でイメージするんです。試合前は人としゃべっていると集中できないので、絶対人と話さないようにして自分の世界に入るようにしています。そのときにイメージするんですけど、周りの選手と顔をあわせたとき「ああ、速そうだな」と思って緊張してきたら、自分が最高の泳ぎをして一着になってすごく気分がいいというような姿を強くイメージしています。そうするとリラックスできます。よく緊張しているときにイメージすると悪いイメージばかり浮かぶっていうんですけど、私の場合は試合の一ヶ月前から毎日の練習の中で欠かさずイメージトレーニングをやっているので、イメージのコントロールは上手に出来るようになりました。このイメージトレーニングはコーチと一緒に行うんです。まず最初にリラックスした状態にして、イメージを作ります。リラックスした状態にする方法は、体の姿勢をよくして目をとじて横になり静かな曲を聞きます。その時にゆっくりと何回か深呼吸して「自分は今、とても落ち着いている」と自己暗示をかけます。そうしていくと頭の中がすっきりとクリアになるんですね。それからまずスクリーンをイメージします。それからいきなりレースをイメージするのではなく、スクリーン上に夕日が沈んでいくイメージを描いて、イメージのウォーミングアップをします。それでいよいよレースのイメージをするわけです。そのときは、まず試合会場をイメージして、その中で自分がスタート台からコースを見ている主観的な視点で本番の流れを通りにイメージしていきます、スタートするとき、コーチが「ヨーイ、ピー」と笛を吹いてくれて、実際にタイムも計ってくれるんです。それからイメージのなかで泳ぎ始めるんですけど、そのときストローク数を数え、ペースも考え本番通りに泳ぐんですね。コーチが1分のときに笛を吹いてくれるんですが、このときに泳いでいる距離もゴールしてからのタイムも実際に泳いでいるときとほぼ同じです。このように本番と同じイメージを何度も行っていると、試合のときにも、それ以前にこの場所で何度も泳いだことがあるような錯覚を感じますよ。


 水泳の推進力は手のかきと足のキックで得られている。特に手の動きが大きな推進力を得るのに重要である。推進力に抗力を利用しているのか、あるいは、揚力も利用しているのではないか、と議論が分かれる。それは、手の運動は三次元的で複雑な動きをしており、また非定常な運動をしているためであるが、根本的には泳者周りの流れ場の完全な把握がなされていないのが原因であると考えられる。
 噛み合わせも同じように、運動は三次元的で複雑な動きをしていて、完全にシカはその動きを把握しきれていない。根本的に顎運動は、臼歯部の足キックと前歯部の手のかきが重要である。重要なだけに。しばしばシカ治療で問題を露呈しやすい場所でもある。
 わかりやすくいえば、ある条件下で確実に問題点を再現できる。
 例えばオープンバイトの臼歯部の治療が代表例である。推進部分のエンジンであるオープンの臼歯の治療ほどシカでいいかげんなものはない。前歯がない分左右へ偏位しやすいし、そのまま噛ませているだけである。見ているとシカで入れてほとんどのケース、そのままクレーム処理に変わるだろう。オープンの特徴は、なにしろ前歯部の当たりがない。すなわち進路を誘導する部分がまったく欠如しているわけなのだが、実はその前歯の誘導を臼歯部のA点できっちりと機能を果たしているのである。歯はそうできている、そしてどこを使ってもとりあえず一人前の仕事をこなせるのである。よって歯の形状を知らない、高さであわせたシカのクラウンやブリッジはことごとく問題を起こすのである。
 
 ではオープンで問題をだすのに、オープン以外ではなぜ出ない?実はそこには同じ問題が秘められている。より強力な前歯のアンテリアが少々の荒っぽいシカのクラウン補綴群のぶれを常時止めている。しかし耐えきれずやがて前歯に問題が出てくるのは時間の問題だが、シカ治療でホテツ装着直後にはとりあえず変化がない。いや変化がないように勝手に認識させる。もしくは問題があるが問題はみえないようにする曲者である。ちょうど身体の原理と同じでそこに症状があるが、認識しないことによく似ている。だから治療も症状を追ってしまっては肝心なものが見えないんだったよね。自覚的、他覚的に問題点がみえない、その見えないブラックな部分を私はスポットを当てて問題視している。究極的な治療方法は、大変グレードの高い話である。
 もう一つの例としてアンテリアのある前歯についてはどうでしょう?過去のシカのホテツの前歯にやり直しや、ハジョウした前歯のメタルボンドを入れた場合同様に問題点が見えてくる。前歯の突出や歯茎の黒変、歯頚部のめくり上がり自体、本来の問題を解決していないまま前歯のシカ治療を行えば、大変なトラブルを作り上げる。なにしろ固有の「間違った」アンテリアをさらにいじり変えるわけである。シカ補綴の繰り返し治療の再現という事象を起こしている。理解させようにも、シカには到底レベル的についてこれない無理な話である。

勝負に勝つ条件 2004年08月10日(tue)

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 勝つ = 素質 + 実力 + 運
勝負に勝つには3つ条件がある。
1. 素質 : 生まれ持った遺伝的なもの → どうにもならない。
2. 実力 : 練習等で積み上げたもの → 本人の心がけ次第で人それぞれ自由。努力
3. 運 : 人間の力ではコントロールが難しいもの → 努力しても手に入らない。引き寄せるもの
 この3つがそろうと、競技レベルも高くなるし、1勝負だけをみれば、勝てる。実力差の大きい場合はどれかかけても勝てるが、上を極めるほど3つのどれかひとつでも欠けると勝てない。特に3番目の運は欠け易い。


 いま入っているのは、身体の妥協の産物であり、歪みはいままだ温存している。後は誰かが、どこかでシカが何もわからずあなたの歯をいじるだけで、すべてが崩れさるだけの状況だ。得てして悪いなり、偏位させていてバランスをかろうじて保っている小康状態だったものを、シカ治療で大幅に崩し始めるのである。若い時に行った治療のときと既に違い、自分の適応性や順応性は失われている。若い時と同じ治療でも、今度はシカ歪みも容認できないくらいの身体である。少々のことは納得ができないくらい許容性は狭められている。

 シカ治療歴が長いほど、身体や心の許容性がなく、耐えうる口腔内ではないのです。


 オーリングのシカで歯の形をしたようなものを入れても、それは補綴の形であり、歯の形のものではない。よって入れられたように身体が変わる。だからシカで補綴をしてはいけないんだね。もっとも大事なスタンダードの部分の「機能の標準化」ができていないのだからね。

 より安定しない新しい基準をシカが作り出しても、容認すればより大切な天然歯が揺り動かされる。逆に身体は到底耐えられないだろう。ようやく貼付けたものは外れてくれる。皮肉なことに外れてくれれば、歪みが解放される。だからこの場合の許される選択は、貼付けたものが取れてきたほうがよいのです。

 シカの歯は取れたほうがよいのです、干渉し邪魔な所は自分でそうさせるのです。
しかし逆に技術で逆に取れにくくします、それが大きな身体への偏位をさせるのです。
逆に適切に製作してあげれば、自分の歯と同等に道具として認識し使い始めるのです。 
これが正しい治療の所以です。知ってもらいたいことは、とてもシンプルです。
「悪く入れば、身体が悪く変わる。良く入れば、良く身体が変わる。」
ただそれだけの話である。
 顎偏位(顎関節症状)は毎日の臨床で試されています、そして日々研鑽です。
なんら治療に変化はありません、症状で変えることなのないのです。
正しい歯科治療はトレーニングと同じで「心、技、体」を用いるものなのです。


最高の泳ぎは、「チョー気持ちいい」正しい治療で初めて可能なのです。そうすれば人生で「一番ハッピー」なのですから。

骨変化3 2004年08月09日(mon)

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骨に大量の幹細胞、安全に採取 東京医科歯科大グループ海綿骨からの幹細胞の採取

 骨内部の組織「海綿骨」に、様々なタイプの細胞に分化できる幹細胞が大量に存在する。幹細胞は再生医療で中心的役割を担い、骨髄液から採取して治療の試みが始まっているが、海綿骨からは1度でその100倍も採れ、採取に伴う患者のリスクや負担を減らせるという。骨髄液に含まれる幹細胞は、骨や血液、脂肪組織などの細胞に分化する能力を持つため、失われた組織を再生するのに役立つと期待されている。海綿骨は、骨組織のうち、内部にあるスポンジ状の多孔質組織。海綿骨の表面に付いている細胞を調べ、骨をつくり出す骨芽細胞や軟骨細胞、脂肪細胞などに分化できる細胞を発見。骨髄液中の幹細胞とほぼ同じ特徴を備えていた。体内に刺して微量の組織を採取する生検針によって、骨髄液からも、海綿骨からもほぼ同量の細胞が得られる。だが、含まれる幹細胞の数は、海綿骨の方が約100倍も多かった。「骨髄液中の幹細胞は、海綿骨から供給されているのではないか」と話す。骨髄液を得るには、多数の神経が通る背骨の中心近くまで針を刺さねばならない。また、必要量を確保するために採取が数回に及ぶこともあり、再生医療を受けようとする患者にとってリスクと負担になっている。海綿骨からの採取なら骨盤などから安全に、1度で採取できる可能性が高いという。


 どんなにハイテクを利用しても、受け入れるのは「人」である。
 すなわち感情を抜きにして医療は語れない、だからどんなに歯を再生しても同じことである。
 感情が歯を決めるからだ。機械では感情をはかることができるでしょうか?

細胞などミクロに眼がいき、細分化された科学は、大きな盲点を克服したかのように錯覚する。

 いくら骨に歯を埋めても、原因が改善されなければ、また同じこと。気がつかない心の欠陥が、症状を招く、医療は繰り返しの治療になってはいけない。
間違った考え方が、繰り返しの医療を招き、無駄な医療費をつかいこんでいる。やがて貴重な資源は枯渇する。

ちょうど間違ったシカのスプリントのように、再三作る、作るのが目的になってはいけない。

0歳から25歳までが成長、25歳からは緩やかに老いていく。時間の軸は変えることができない。歯科治療はその年齢を考え、先をみて考える。けっして誰一人同じ道を歩めるわけではない。そしていったん踏み出せば、引き返すことができない。同じ時間は2度と存在しないように、同じ咬む位置は2度と存在しない。ちょうど医療に絶対という文字がないようにね。

 元に戻れると主張する人は、未来から来た人です。だってタイムマーシンに乗せてくれるからです。でもせっかくですが、元に戻る必要などないのです、時間は止まっていません。すべてのものが時間とともに進んでいる流れの中で、正しい治療計画とあなたの年齢との放物線を重ね合わせて揃えていくことですから。

骨変化2 2004年08月08日(sun)

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骨変化2  咬ませなければ、骨は廃用性萎縮を起こします。


 だから言っているのです、再発は簡単に起こします、というよりまったくもって根本治療をしていません。あなたの調子がいいタイミングをみて単に放されているだけです。混濁している水があり、スプリントはただ上の澄んだ部分しかみていません。評価はそこではないのです。濁った部分を改善していなから、何ら病因は変わらないのです。一時澄んだときに帰してもだめなのです。シカのスプリントはただの「時間稼ぎ」にすぎません、あなたの良好な時期がくるのをただ傍観者として待っているだけですから。あるいは「原因不明」の病気としてあきらめさせよう、忘れさせようとしているだけです。もちろん原因不明ではありませんし対処の仕方はあります。シカが診断能力がないだけですし、対応できる治療方法を知っていません。

 シカの治療はとても変わっています、例えば7番がないのにそのままにしています。1本歯がないのですから、確実に偏位します。臼歯が4、5、6、7の4本分の力が歯根膜へ介在するのと、4、5、6の3本分とでは変わります。7を入れないで、左右の顎関節をあわせると5、6とても高くなってしまいます。ところが7を入れれば5、6は既存の高さでよいのです。これが当たり前なのですが、シカにはわかっていません。

 毎日、私は診療で虫歯を治します、これは偏位のため崩れている部分を再度偏位を戻す治療です。傾いたままですと、新たな疾患が偏位のために新たな仮想の軸が生まれ、既存の軸と重なる場合、新たな干渉と衝突が始まります。見た目のエナメル質の破壊が生まれるのです。
 シカでの顎関節の有無症状で論じる程度の内容ではなく、偏位における新たなメカニカルストレスで論じるべき内容なのです。症状自覚の有無にかかわらず「毎日」の診療がいわゆる顎関節の治療の連続なのです。シカはすべて一様に、ウアベの治療です。偏位への意識や概念がないからです。歯から波及する要因を想像できません。

 シカはもう一度「偏位」を理解したほうがよいと思います、1本の歯ですべて変わります。そして補綴をする際、削らない歯科医はみたことがありません。口腔内でも口腔外でも削る削らないという見た目の論議より、補綴することがイコール削る削らない以上の変化を与える要因なのです。一見正しい治療と見た目は何ら変わりがありません。手順が似ていますからね。

 入れ替える歯以外削ることは、ないのです。そして入れる歯は削りません。これが正しい治療方法です。

骨変化1 2004年08月07日(sat)

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骨変化1


 例えば、シカ不良以外の話をしてみよう、バスに乗ってイスに長時間乗っている。うっかり寝てしまい、不良姿勢で揺らされていれば、どんなに噛み合わせがよくても、顎が自ら「ガクガク」する。正しい姿勢をしていないときは、歪んだ身体にあわせて、顎がバランスをとるからだ。もちろん身体がやがてまっすぐになれば、噛み合わせには何の問題がない。では逆に多数の不良の補綴物があっても、出ていないことがある、それについてまた後で言及しよう。発症しないのは、もちろん理由がある。

 よく歩くことが大切な理由は、骨の歪みがよく解放されることである。走ることではなく、歩くことでね。だから等しく垂直圧を足から受けると今度は「噛み合わせ」がしっかりと保持される。
 骨は加圧されるべきであり、歯もまた同様に自然な圧をかけることであるべき求める位置を決定される。
そして顎はしっかり運動において、可動できなくては
、しっかり押し戻され正しいしかるべき場所で稼働できない。間違った押し込まれたシカの位置で咬むから、さらに偏位する。

 フリーな状態でかつ正しい軸圧を受けるためには、歯の形態がどうしても必要なんです。

 シカの残念な所は、せっかく合ったものをまた壊し、さらに作りあげるという無駄な手間をすることである。不必要な圧で歪んでいれば、解放すれば戻るが、シカで固定してしまえば、今度は変形として残るだけだ、位置にとらわれ、病状にとらわれ、そして治らない。

 シカのスプリントは、加圧もできなし、位置も違う。もし加圧をすれば歯が動くし、位置があってしまったら外せば位置が変わる。
 装置を入れているかぎり、いつまでたっても治療のスタートラインにすら立てることができないのです。
皮肉なことに、シカのスプリントという代表的な間違った治療があったからこそ、「正しい治療」に大いなる確信を持てるようになったのです。

 相手の気持ちになり、歯の動かしたい方向、歯の行きたい方向へ、迅速に「動かさなくて」はいけないのです。つまり正しい動きに応じて歯が動かないと治らないのですから、これが正しい治療です。

「歯を動かなければ、偏位は一切戻りません。」
歯を適正に動かし機能させるから、顎や身体が戻り適正に動くのです。

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