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診療日記ブルー


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粘膜干渉
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論より証拠
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咬合圧の変化が痛みに及ぼす影
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遅らせる声
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絶対音感
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「目は口ほどに恐怖を語る」
2005/01/13
Tron

↓以前の日記

高さで揃えてはいけない 2004年02月27日(fri)

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 頭頚部所見の具体的記載
頭部
 大きさ  形状  頭髪
 側頭動脈触診
顔面
 表情  色  浮腫  皮疹
 対称性・筋力

 眉毛  眼瞼  眼球  突出・陥凹
 結膜  眼球結膜・眼瞼結膜  涙
 角膜
 視力  視野
 眼位・眼球運動
 瞳孔  大きさ  対光反射
 その他

 耳介  外耳道
 聴力
口腔・咽頭・扁桃・舌
 口唇
 口腔粘膜  アフタ  粘膜疹
 咽頭
 扁桃
 歯・歯肉
 舌
唾液腺
リンパ節
甲状腺
 大きさ
 腫瘤(なし,あり)
頚動脈
 触診
 血管雑音(なし,あり)
頚静脈
 怒張(なし,あり)
注)顔面,口腔内・扁桃・頚部(甲状腺・リンパ節など)については図をつける.


 首から上だけ診てもだめなのです。
     全体を診るのです。
 それから歯を治すのです。

図のように、上下の高さは合っていても、3次元的な動きが合っていないと干渉します。
 それが身体のどこへどのように波及するか追求できる眼を持たなければいけません。この場合左に偏位させられますから、半身が回ってしまいます。
 
関節が分岐点なりますから、首と反対に上半身がバランスをとり逆方向へねじれます、腰の関節が下肢へバランスをとるため、今度は足の長さを変えてしまいます。

単に揺れを止めようとして動きを規制すればさらに悪化します。シカでは左右の歯を揃えようとしています。これは外科で足の左右の長さが違うから、短い足に揃え長い足を切ったり、逆に長い足に、短い足に上げ底をします。
しかし、腰を真直ぐにすれば左右は「同じ」なことがわかります。シカで治療すればするほどそれは余計なことなのです。高さで揃えてはいけないのは、ぴったりだと反対が開いてしまうことがあるからです。そして1本の歯で噛んでいても身体にあわせればけっして壊れないのです。
   
    「高さで揃えてはいけない理由」です。
       揃える所はそこではありません。
正しい治療なら歯軸を身体の軸面方向へ揃えることが可能です。噛ませることで高さ自体を自らの歯の動きで修正できるのです。よって安全確実に揃えることが可能です。歯列湾曲がそのためにでき、自ら安定を求め賢く動くのです。揃えるのではなく、揃わせるのです。環境づくりなのです。
 

バイオトライポロジー 2004年02月26日(thu)

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 頚には骨以外にも、それをそれをとりまく筋群や重要な血管や神経が通っております。血管などは弾性線維といい、丁度ゴムホースの様なものです。これを引っ張ると、どうなるでしょう。当然ゴムホースは伸びた分、管の中は細くなります。そうなると血圧は上昇します(ホースで水をまく時、出口をつまんで細くすると水は勢いよくでるでしょ)。神経も引き伸ばされると細くなり、伝達が悪くなります。稀に引っ張ることにより痛みが軽減する方がいますが、これは神経伝達が鈍くなりマヒした為で、良くなったからではありません。
 上方に少し引っ張ってみると、前後左右に動かしてみてもなかなか動きません。ところが上から、ぐっと押してみるとスルスルと滑るのがよく分かります。つまり人の関節は引っ張ると機能が悪くなるのです。逆に軸圧をかけてやると潤滑がよくなり関節の機能は良くなります。


 バイオトライオポロジーにより以上の理由で、スプリントがいかに有害であるか分かってもらえたでしょうか?トライポロジーというのは摩擦学。なみに人間の間接の摩擦係数っていうのは、ベアリングとかの摩擦係数よりも2ケタくらい低いのです。歯同士はつねに接触しています、そして傾けさせると必ず滑っていきます。これは歯という関節に直接的に力を受けさせると、始めて力が働くと骨が再構築され、しっかりと位置が歯自らの判断で確定するのです。
 
 シカではデジタルな国家試験的5者選択のマークシートにより必ず正解が1つあり、分類上に分けられたチャート式思考での“いわゆる科学”の迷信が多く横行している。だからわからないことは即ストレスのせいにしたり、迷宮入りになってしまうわけである。
効いた、効かないレベルに終止した分析力のない非論理的な科学であり、このようなシカ学的な思考によってもたらされた稚拙な装置では、治療方針の限界や無能さを自ら実証し証明するようなものである。特に筋骨格系の疾患に対しては人間の機械的、器質的異常部位だけに焦点を置くのではなく、有機的、機能的異常を全体的に分析することが重要であり、このように目に見えないアナログ的な有機、機能、神経学的バランスを診ずに、目に見える部分の構造学的構築を目的とする大がかりな治療を行うことで良い結果が出るのかどうかもうそろそろわかってきたことだろう。シカで経験すれば、誰でもわかる。スプリントの後まやかしのガクイに合わせて治療してはいけないことだし、スプリントをはずした後の処置くらい「大変困難な治療」はみたことがない。今度は無理やりシカでリセットされた脆弱で崩れやすい体質に変えられた身体との最終決戦になるからだ。その身体はあなたの身体ではなく、まさしくスプリントの化身である虚弱に変えられた身体である。虚偽な体質を基準にあわせては、本当の歯の治療ができないのは当然だ。健全な歪んでいた身体が前の本当の身体であるから。身体はそう構築されていたのだ。

 よくあるどちらで噛んでという指導はまったく意味をなさない、かならず両方を使う必要があるからだ。
成人の約70%の正中が、開閉運動軸に対して1°〜5°傾斜している。すなわち最初からある固有の小さな偏位によって最初から左右が均等でないものを、個人にあわせた左右均等に働けるよう角度を持って配慮し、歯の治療にあたって正しい機能に再現することが前提である。シカでは顎関節の治療を特にレントゲン、模型などを利用、構造学的評価を先に優先し、理想とされる標準的位置に合わせようとする。その理想とされる位置、噛み合わせは、データによる平均値に適合させるという単純なモノではないはずである。顎関節の機能を統合させる筋肉の働きすなわち神経機能を無視して、模型やレントゲン評価だけで左右対称、平均角度に合わせようとするのは典型的なシカ的思考であり、有機体である人間の機能を評価しない身体を無視した治療法になる。いくらシカで理想的な構造になっても良い臨床結果と評価は望めない、よっていつまでたっても到着できない蜃気楼のような「仮の理想」である。
   あるあるといわれる「理想郷」といわれて久しいのはそのためである。到達できず志しなかばで悲しくも座礁する、さらに見た目にとらわれて悪化し壊していく現状である。 本当の身体にあわせなければ、いつまでたっても到達できません。

Glay 2004年02月25日(wed)

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 もともとシカ歯冠補綴からくる運動経路の異常で、顎位置の狂いや歪みは生まれてくるのですが、すべて結果で合否を判断される短絡的なシカでは、本質的なものの見方ができません。治療とは根本的に関係のない枝葉末節を判断しています、特に見た目の左右差や前歯の歯並びのねじれ、画像による円板をみて結果重視の診断をしているのです。特に問題は顎の位置とは基本的に関係ないのですから、高さを変えてはいけないのです。このように部分的なものの見方しかできない致命的な診断欠陥ですから、これでは治るものもけっして治りません。そして長い間の間違った過去治療の蓄積が、経年変化をさらに引き起こすから恐いものです。
まるで病歴の長さを競っているかのようにシカでは大勢いるのです、病状だけでなく、病人も多くのシカで蓄積していることを感じます。ある国立系ですが、カウンセリング中心でセルフリミテッドで自然治癒をモットーにしているその裏はできるだけ掃けるようにです。どう考えてもシカで造られているその人口と受け入れる側のキャパが合いませんから。顎の病気ではないということは、一番現場に近い口腔外科のDr.がわからなく治せない一例です。治っているかたはむしろ何もしなくても治ったかたです。来院されたKr.の場合、6年に渡って地方の大病院の口腔外科で来院されていました。6年の間シカ病院からの情報が、顎中心の片寄っていたためスプリントによる処置を数年の間されていたました。もちろんこれでは治らないことはもうわかりますよね。スプリントで安静にしては治らないからです。長い疾患に患っているその間にそのかたの担当が3人ほど次々にかわり、先生間の連絡はなく、逆に担当間でさまざま見解の違いが出て来てしまったのです。2人目の担当時は矯正を勧められ、一時スプリントうを中止されていました、最初と最後の担当のかたはスプリントを勧められ、考えもなしに現在も入れているのです。御存じのように、やがて歯の移動が始まり無作為に動いてしまった歯同士で干渉し始めた歯は、ムシバとして直撃を受けます、悲惨なことにシカでは決着をつけられませんから仮歯の状態です。これもまた壊れ始めます。くり返しになりますが、けっして補綴しないままで、仮歯にしてはいけません。安定しようと身体は必死です、しかし仮歯では安定できません、仮歯で顎の位置を決めようとしています。これは無駄な努力です、仮歯で位置を決めてはいけないのです。MRIを撮って円板がずれてしまっている像をいくら見ても治らないのです、さらに針を刺して関節を動かしてはいけないのです、身体がロックしている場所をサクシして揺さぶるのは治療ではありません、身体は正直です、動かしてはいけない状況を判断してそうしているのですから。シカでは治療で努力するところが違います。視点を変えればシカでいうほど、けっしてあなたの関節が悪いのではないのですから。
   いつまでも原因をグレイにしているシカの愚例です。


Two Tone 2004年02月24日(tue)

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 聴覚セラピーをはじめて数年が経過しました。たくさんの人の聴覚をチェックし、その結果が性格や生き方によく現れるということを見てきました。耳の聴覚は、そのときの生き方の縮図だったのです。ですから、リスニングチェックによるリスニングマップ(聴覚図)を見れば、心理傾向から体調、生き方、人生観まで検討がつくようになりました。耳に気づくということは、ほんとうにすごいことなんだと、つぐづく感じている今日このごろなのです。
 ある日、聴覚セラピーを受けるために来られた方は、立派な青年だったのですが、重い引きこもりで生きる意欲を失い、とても暗い印象でした。たしかに言語耳は左であるうえに左のリスニング曲線は消極性そのものだったのです。が、わたしは、ふと言語耳としては使っていない右耳のリスニング曲線を見て驚きました。何とこの方の右耳の曲線は、理想曲線に近いものでした。言語耳として使っている左耳とはまったく異なる耳を持っていたのです。
 そこでわたし言いました。
「あなたのいまは使っていない右耳は、神様の耳ですよ」
 するといままでずっとうつむき加減で精彩がまったくなかったその方の目が、突然光を放ったかのように輝き、こう言いました。
「先生、いま、何とおっしゃいました?」
「あなたは神様の耳をもっておられますよ」
 この方は、神様ということばに突然魂が動いたのかもしれません。自分のなかに神様と同じものがあるということに、自信のようなものが湧き出したのでしょう。それからというもの、こうしていまでは、社会で活躍する意欲でいっぱいの見違えるような好青年になりました。この方の耳は、左右の聴覚特性がまったく異なる特殊なものでした。左右の耳が違いすぎるというのは、よいことではありません。二つの耳は、二つの性格を意味するからです。しかしこの方の充分には使っていなかった右耳は、理想曲線に近い優れたものだったのです。理想曲線のことを、神様の耳などといいます。それでわたしは彼にそう言ったわけです。そのことが、こうして開始された聴覚トレーニングによって、引きこもりの性格を改善するとともに、神様の耳を活性化することになったのでしょう。そのことを裏付けるものが、リスニングマップだったのです。


http://www2.odn.ne.jp/major-scale/
白と黒:悪いものといいものをいっしょにしてはいけません。そうこうしているうちに徒労に終わる時間分、再々に渡って間違った記憶を刷り込んでいきます、その間の身体的な出来事を含んで記憶していきます。やがてシカ修復時それがフラッシュバックし治療にはいったときに崩れ落ちていくようにです。一度身体に刷り込んでしまったものは、回復が大変で憶え込ませたものを忘れさせることが必要です、シカではこれが回避できないのです。いいものの悪いものを一緒だからです。

  「歯に依存しない身体を造るこれが治療の目標です。」
相手のDr.言われるままに、入れてしまう。やがて自分の考える力が減退し本当に何が正しくて、そうではないかが理解できなくなってきます。これは歯の治療は後回しが原因です、これではよくなりません。歯の動き同様に問題点が起こっても自分で考えることを止めてしまうのです。
それから困った質問のなかで多いのは 「スプリントははずしたほうがよいのですか?」これは是非止めてもらたい質問です、逆に聞きますが、効果のあるなしにかかわらず、いいものか悪いものか自分自身でもっと単純に判断できないものなのでしょうか?
またある人はスプリントを外して治療することを拒否しています、はめていれば高さが高すぎるのは当たり前です。ところが身体に依存が起こりこれが身体と連動させてしまい外せば拒絶反応で身体がたまりません。これでは肝腎な治療に入ることができません。
3次元的に再現できうるメルクマルの採れた模型が必要です、この診断用に計測された模型で最終補綴を設計し構築します、装置を外さなければ、むろん正しい位置を計測することができません。
はめる位置と外した位置では違うのは当然です、2つ噛むところは「絶対に」現実ではありません。
 あなたの顎の位置が決まらないからではなく、歯の噛み合わせをDR.が決められないから、いつまで経っても治らないのです。DR.が記憶を消し去るものをつくりだすからです。記憶を消されたり、間違った記憶など入れない方がよいにきまっています。
 
噛み合わせの湾曲と言えばスピーの湾曲があります、これを理想的に流れを揃えていくことなのです。
 正しい治療での回帰は歯列の構築が前提です。

 

間違った記憶から 2004年02月23日(mon)

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 人の名前や地名など、なかなか覚えられないものがある。何度覚えても、すぐに忘れる。あるいは、どんな漢字だったかわからなくなる。こんなとき、「えーっと、たしか覚えたんだけどなあ」などといいながら、なんとかして頭の奥のほうからおぼろげな記憶を取り出そうとする人が多いが、これはやめておいたほうがいい。無理に思い出そうとすると、かえって記憶の妨げになることがあるからだ。すぐに思い出せないということは、きちんと記憶が整理されていないということでもある。あいまいな記憶を無理して取り出せば、でてきたものは間違った情報であることも少なくない。たとえば「福沢‘諭’吉」という名前の漢字がなかなか思い出せなくて、やっと思い出したつもりが「福沢‘輸’吉」だったというようなことはよくある話だ。ここで怖いのは、記憶の中に正しい「福沢‘諭’吉」ではなく、誤った「福沢‘輸’吉」という名前が定着してしまうことだ。苦労して思い出しただけに、その名前は自分の中でインパクトの強いものになっている。そのあと、「福沢‘輸’吉」は間違った名前」と整理しなおすことができればいいが、実際には「福沢‘輸’吉」という名前だけが、間違ったまま、記憶として残ってしまい、うっかりミスを招くのである。というわけで、思い出せない事柄は、無理して思い出そうとするより、さっさと“答え”を確認したほうがいい。「えーっと、あれは何だっけ」と思ったら、辞書なり資料なり、原典なりをみて確認する。このとき正解をしっかり頭に焼き付けておけば、間違った事実を覚えることはない。忘れたらまた調べればいいわけで、これを繰り返すうちに、正しい記憶が定着していくのである。


 間違った治療なら受けないほうがよい。ええ誰でも最初からそのような治療にならないように気を付けていたはずですが、必ずよくなるって言われたのを信じて治療をしてその後効果を待ち望んでいたのですが、、、、。っておっしゃいます。あなたの思いはよくわかります、でもお話を聞けば聞く程、御本人の甘い認識があることを痛切に感じざる得ない状況なのです。
 大変困難な間違った治療の繰り返しで、かなりなダメージを最初から最後まで歯と身体が受けているのですから。受けていることで後を引いているのです。もしかすると簡単にやり直せばかたがつくと思っていませんでしたか?後々の治療になればなるほど程シカで崩された悪いダメージを順次しっかりと蓄積しているのです。過去のダメージを現在も引き継ぎ自ら予想もしなかった事体になっているなんて考えも及ばなかったことでしょう。自らの行く道は、いままで以上に「難症例」を手繰(たぐ)り寄せているのです。
  いつまでも駄目なものに駄目なものを上乗せしているのですから、はっきり言えば、
     「シカ治療の上にシカスプリントを載せていることです。」

 シカやネット上で流れる有害情報からくるサブリミナルな特殊効果で、シカでの間違った治療でのイメージを増幅させられています。それらはあなたの治る本当のイメージと随分懸け離れています、落胆するかもしれませんが、それが事実なのです。治す過程から大きくずれているのですから、結果はもう判りますよね。 
 小さなズレはより大きなズレを招きます、どんなものでも最初に小さいうちに潰しておけば問題はなかったのですが、、、。治らないということではないのです。今後は自己防御のため正しく捕らえる眼を持ちたいものです。
「正しい治療」は正しい記憶を定着させるため、すこしずつ歯に確認させながら治していくのです。もちろん治療に入る前に「心」を受け入れることが大切です。

手からりんご 2004年02月22日(sun)

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 ドレミファソラシドという音名は、実は相対的なもので、鍵盤のどのキーがド、どれがレと決まっているわけではありません。それを決めるためには曲のキー(調性)をしる必要があります。鍵盤のCのキーをドにする場合、その曲のキーはCということになります。

和音にはさまざまな種類があります、大別するとメジャー(長調)系とマイナー(短調)系の2つになります。メジャーで基本になるのは、明るく響くドミソです、この3つの音のうち、2番目のミを半音下げてミ♭にしたものが、マイナーであり、暗い響きになります。たったこれだけで、まったく別なイメージに変わります。

歯もまったく同じです。1234567という違いはわかりますが、それぞれの番号の役割はもちろん、キーがどうなっているかです。毎回同じ階調で造られていれば、身体はたまりません。奏でる歯の和音も明るくメジャーになるか、暗いマイナーになるかは、山を一つ挟みどちらにくるかで変わってきます。偶然治しているようではいけないのです。歯の世界もかならず陰陽があり、普遍的な決まりごとが根底にあるのです。絶対的な真理をここにたずさえるのです。
 シカでは、絶対音階がありません、ですから歯の治療で構築されているものは、場所を考えていませんですから「左手に口」があってもおかしくはないのです。
 手からりんごをかじる、こんなことが基準のないシカ世界ではけっして不思議ではないのです。
自分の歯で噛ませないことが、このくらいズレさせることなのです。
 シカでは平気で和音が崩れていたり、メジャーな所が欲しいのに暗い当りで、鬱な印象を与えてくれます、それらにイメージ通り取り入れてしまえば身体と心はまさしくその通りになるのです。
同じ高さでも1234567はかならず当てる面や角度そして方向がそれぞれにあるのです。
 それぞれがバラバラな方向を向いているからなのです。これを大きな流れに合わせ、一つの有機体として結集させるのです。シカではわかっていません、いまだ顎の位置に囚われているからです。顎は親知らずの次の9番面のエレメント(要素)にすぎません。


漢字 KANNJI かんじ 2004年02月21日(sat)

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 外傷や腫瘍などによる脳の一部の障害によって、視聴覚や知能そのものには障害がなくても言語処理になんらかのトラブルが発生する症状を「失語症」という。脳の障害をうけた場所によってさまざまに特徴的な症状のあらわれかたをする。そのため脳と言語機能との関係をさぐるうえで重要なてがかりとされている。これらのうち、ことばを聞いたりしゃべったりはできても、文字の読み書きだけができなくなる症状を「失読症」という。

日本人には漢字だけ読めなくなる「漢字失読症」と、仮名だけ読めなくなる「仮名失読症」の二種類の失読症がある。これは日本人独特の現象である。表音文字使用民族にはこういう分裂はもちろんないし、中国人にもない。

失読症とは、普通は視覚記号を音声イメージとむすびつける機能の障害なのだそうである。表音文字は音声を介してのみ言語的な意味とむすびついているので、それぞれの文字の形のちがいが識別できたとしても、音声化できないと意味がわからず、ことばとして読むことができない。

ところが、日本人は漢字についてはその形から「意味だけ」を直接受け取ることができる。田中さんの顔を見れば「田中さん」とよびかけることができるのとおなじだ。もともと音声言語そのものには障害のない「失読症」だから、そうしてうけとった意味を音声化すれば「読む」こともできる。しかしとうぜん、漢字は読めても仮名は読めない。それが「仮名失読症」である。損傷すると「仮名失読症」をおこす脳内の場所は、外国人のふつうの失読症のばあいとおなじだが、漢字については脳内の別の場所で処理しているので、そこに損傷があると逆に漢字だけが読めない「漢字失読症」になる。


漢字がもつイメージがある。一列に並んだ漢字を読む、ユニット単位で字の持つ意味をつぎつぎに追って情報が入ってくる。このように文字情報を視覚として受け取ることはきわめて特殊な世界である。時間軸にそって順々に情報をうけとるのは聴覚の特性であるが、視覚は普通はもっと包括的、空間的に情報を受け取れる。

訪問先で掛け軸に「雪下梅香」と書いてあった。この季節柄、梅は雪の下で見ることができないが、しっかり芽は息吹いて香るようだ。という意味である。漢字に命があり、香りがするようなイメージと字をあわせると発生する。日本語のすごい所はここにある、ちなみに梅は案外長く1ヶ月程度咲いている。

「顎関節症」とは診断してはいけないんだったね。
顎関節の「炎症疾患」もしくは「多因子性」(ストレス)と勘違いされている。その診断名ではシカでは特定できない「暗中模索」に入ってしまうからね。シカによる「異常形態」による過剰な「防衛反応」でも、病名は顎の筋のコントロール不全と扱われ、歯と問題ないと指摘されることから歯に問題がないのにコントロールできないという「自己矛盾」が噴出しそれが心の「疑心暗鬼」になり混乱と渾沌で深く自分を傷つけていくという問題意識は浅はかなシカには存在しない。今だシカ世界では顎と歯は繋がっていない低レベルの世界である。さらにネット上で問題があると指摘している所こそ要注意だ、そのまましっかりシカのままでシカ治療をしている。金属を取り替えても治らない。整体をおこなっても同じである。シカで歯や身体から入っていく場所は特定原因ではない。たいした問題ではない場所をクローズアップさせる技はたいしたものだ。あまり本当のことを記載し続けると私が「四面楚歌」になっても困るからこれまで。

堀内監督は清原のことを番長と呼ばないようにマスコミに通達したね、レッテルがそのままイメージとして定着してしまう。たしか監督のあだ名は悪太郎だったかな。

  歯の本当のイメージを大切にしたいのです。
漢字のかんじでした。

陰陽五行思想 2004年02月20日(fri)

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 古代から現代に至るまで息づいている思想だという事です。古代中国において、陰陽思想と五行思想が融合したものが陰陽五行思想ですが、大雑把に説明をすれば、原始、天地が未だ別れずに混沌とした状態から「陽」の気が上昇して天となり、「陰」の気が下降して地になったとされるのが陰陽思想(本当に大雑把だ・汗)です。天と地、陰と陽というまったく相反する性質の二者であるが、原始の混沌から生まれた両者はいわば根を同じくする間柄だという事がこの思想の特徴とも言え、ゆえに、互いに行き来し、また交感・交合するものである。これを簡単に「天地」と置き換えます。次に五行思想であるが、初めに生まれた天地が交感・交合を繰り返した結果として、天上では、太陽(日)と、太陰(月)、それに木星・火星・土星・金星・水星の五惑星を初めとして、数々の星が誕生する。一方地上では、同じくして、木火土金水の五元素が生じていく。この五元素の輪廻や交感を五行と言うのである。つまり木火土金水の「五」元素が輪廻、作用を「行」うという事である。この五行を簡単に「万象」と置き換えます。つまり「陰陽五行」とは「天地万象」と置換える事になります。ちょっと乱暴な説明になったが、つまり「陰陽五行思想」とは自然を自然のままに扱い、読みとろうとする「天地万象思想」と読み替えても良いのではないかと勝手に解釈しての説明であります(汗)。こう書けば難しい説明はなくとも何と無くはその輪郭が見えてくるのではないでしょうか。と、書いた本人も大雑把にしか理解できてないのでありました。(汗)


歯の表面はつねに変化しています、短期的には表層では脱灰と再石灰化という現象によりCa(カルシウム)の交換がだ液中で日々行われているし、外力的なものにおいては摩耗、咬耗という物理的な力で形状が変わります。内部における歯髄の潤滑液も心の生理的作用でつねに変化しています。さらにあらゆる意味ですべて大きく変えてしまうものとしてシカの治療すなわち歯冠を治す補綴処置が存在します。歯が変われば歯列も変わります、さらに歯列が変われば、さまざまな変化が見られます、例えば姿勢、体型がすぐ変わります。逆に姿勢によって咬合もつねに変化しています。寝ているとき、立っているとき、座っているとき、それぞれ姿勢で噛む力や位置が微妙に異なります。天然歯の咬合のすばらしいことは、このいずれの状態においてマルチ対応できる循環能力に優れている点です。さらに身体とともに起こす経年変化に対して適応がもっとも可能です、年齢とともに老化し筋力弱りはじめ、関節が減れば負担のない形に関節面と同じ形態に歯冠形態を変えてくれます。その適応における変化は自然のできる妙技であり見事というしかありません。ところが天然歯と違って、補綴物は何年経とうが、変化しません。尖っている若い歯は年を取れば負担でしかありません。特に大きなブリッジを装着されれば顕著なことです。よってシカ的な大きな変化は、壊れて取れてくることです。それを歯周病と2次齲蝕とかシカ学問は分類するだけです。人の顔が違うように、一番大きく異なっているところが、口腔の場所なのです。
 
大きくシカで考えが違うところが明確にあります、口腔の疾患は感染症ではありません、ええ確かに崩れるときはそうですが、先天的な遺伝要素と後天的な環境要素が背景にあり、心と身体のバランスの崩れが起こすのです。
逆に心が壊れている人に歯の治療をしてもだめなのです。

最後の治療は経年変化を考慮して構築されています、シカの補綴物が10年程度で崩れて壊れていくなか、「正しい治療」では身体にやさしい工夫が、織り込まれています、経年変化の波を越えていけるのです、だから最後の治療なのです。
咬合とは、当たり前のことですが上下の歯の当たりです。よって結論は歯が変われば咬合が変わります。一番気が付かないでシカで変えられていることは、その人の「人生」だと思います。それはたった 1本の歯であってもです。

上顎の歯は地球の核に向かって等距離にあります、下顎の歯は天空に向かって等距離です。よって歯の上下の陰陽が合う所がまさしく正しい咬合です。合わせる所がシカの基準値とはまるで違うのです。

骨度法 同身寸法 2004年02月19日(thu)

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経穴は黒、奇穴は赤で表記。


骨度による寸法を人目でわかる寸法入り。

個体に差異があるので人によって経脉の長さが異なり、計決位置を測るのに役立つ。

腕、足に寸法線が明記されています。

十四経脉

基準となる督脉は赤で、任脉はグレーで表現。

手足の三陰経・三陽経のカラー表現。












陰経(身体の前側)



陽経(身体の後ろ側)














































手の太陰肺経







手の陽明大腸系



ピンク



足の太陰脾経







足の陽明胃経



黄色



手の少陰心経



水色



手の太陽小腸経



レモン



足の少陰心経







足の太陽膀胱経



茶色



手の厥陰心包経



きみどり



手の少陽三焦経



濃いピンク



足の厥陰肝経







足の少腸胆経



オレンジ




舌診も、厳密には基準値は人によって異なるのです。そのため多くの人を治療し、なおかつ観察したものだけが、この基準値を知ることが出来るのです。これは体質的に舌が大きい人や、色が淡い人、濃い人がいるためで、舌診はこの舌が治療時に変化することを診るものなのです。そういう意味で言うと、患者さんが毎朝自分で自分の舌を見て、日々の変化を観察した方がよく分かるかもしれません。
 東洋医学では人により長さの基準も変わります。というのは東洋医学には骨度法や同身寸法という長さの測り方があります。これはつぼを取るときに使います。つぼの位置はどこそこから何?と言えないため(身長が異なるため)、どこそこから何寸という言い方をします。この寸という長さが骨度法や同身寸法の単位です。ちなみに一寸は手の親指の横幅のことで、男性は左手で女性は右手で取ります(同身寸法)。これは患者さんの身体を基準として取りますので、この長さは人によって違うことになります。

この他にも基準値の話は色々ありますが、またの機会に。


「噛むこと」は根本的に単なる歯牙どうしにおける物理的「接触」とは意味がまったく違います。この認識が明確でないシカが無責任であり、もっとも遅れている点だと指摘できます。顎の位置にしても西洋学的における数値的な基準に終始しており、あくまでも歯の当りのバランス状態に囚われているからです。      はっきりいいましょう、これは間違いです。
スプリントなどで顎の位置を決めてから歯を治す治療では、残念ながらシカではけっしてうまくいく結果につながりません。というより通常のシカ治療よりさらに悪化します。シカにより与えられた位置によりさらに大きな誤差が一方的に加わるのです。基準を取り違えているからです。シカ治療の不備をシカでさらに大きな誤差を加える治療が一番立ちが悪く予後がよくありません。時間とともに形質を変えてしまいます。そのように悪質に形を変えら想像もつかない状態で再度医院にたどりつきます。シカで身体へ歯から加えれば加えるほど器質変化を加えてしまいます。けっしてこれ以上の歪みを与えないで欲しいのです。シカの咬合治療とされるものほど、いかにいいかげんで後から修正することが大変困難なものかをしっかり言っておきます。全体的に治されたかたほど、固有の基準を跡形もなく消し去られているのですから。そしてそれはあなたであったものまで正解を失っているのです。そうして大掛かりな後にやがて器質変化で気質までも変えられているのです。それは自分では気がついていません。シカで心を壊されている人は残念ながら冷静な判断がつきません、よって最終到達できることが不可能です。後戻りできない治療で行った先が違うことまで気がつかなかったのです。
 厳密に言えば歯、歯列、咬合の基準値は人によってまるで違います。
矯正学に代表されるシカ学問は西洋医学に代表される数字に統計分類であり、その人を正確に反映されていません。東洋医学で言う基準値とはどういうものかわかりますか?東洋医学での基準値とはその人その人でまるで違うのです。

狂った地図 2004年02月18日(wed)

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 飛行機に乗っていてヒョイを降りれない、さらに
航路が違えば、まったく意味をなさない

そして肝心なことは、あなたの地図が違っているのだ。そしてシカで都合良くつくられたマップだからだ。本来の辻褄などあいはしない、術者の都合良く改変されている。このようななかでマトモにしても地点が変わっていれば着地などできやしない。かなりのスピードで空を駆け抜けている飛行機にあなたは乗っているが、目的地だからと言ってヒョイを降りことはできない。

機上からみて目的地上空を指をさしそこに降りることが不可能なように、スプリントを外してからイイ位置に不時着することなどあり得ない。なぜならすでに身体はスプリントを入れた位置でリローデッドされ再構築されている。気流に乗って気球で大平洋を横断するよりはるかに難しい。これはいかにも、頭で考えているだけの証拠である、軌道を周回して高度をさげていくのが現実だからだ。
もしあなたが超ウスウスの数μのスプリントを入れていても厚みあるかぎり同じことだ。
  
 噛み合わせは数μに反応するのに、何故そんな厚みのあるものを入れていられるか不思議である。
それにイイ所で乗ったならば、けっして降りる必要などないはずだ。せっかく無理して手に入れたファーストクラスの搭乗席からまた移動したいようだ。ファーストクラスが相応しいのか、本来のエコノミーが相応しいのは時間がたてばやがてわかることだ。無理してあげることは、歯の世界では通用しないからだ。気球に乗って、航路が違い、地図が違うそんなシカの世界では、横断は不可能である。
 スプリントの目的はいまだ不可解である。バーチャルな頭で考えて築き上げたシカの世界でのみ通用する偽チケットだ。顎の位置が正しく不動にすればするほど、回転半径は変わらない、よって 
     「垂直に落ちる顎」
は存在しない。新たなストッパーをうしなった顎は前後左右にダッチロールして木の葉のように無目的にヒラヒラと落ちていく、かえって本来の目的地から遠くなるのです。シカ治療をシカ治療でしてもだめなのです。シカで完全に裏目にでた結果、
無謀な冒険旅行の旅はいまだ続くわけである、、、。

 どうして最初から厚みを「0」にしないのかな?


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