▲戻る / タイトル一覧 / ログ検索 / 過去ログ / 管理者用
診療日記ブルー


<< 2024年 11月 >>
sun mon tue wed thu fri sat
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
- - - - - - -

<< 前の月 / 次の月 >>

更新履歴
2005/01/22
粘膜干渉
2005/01/21
論より証拠
2005/01/20
口腔内ストレスの恐怖
2005/01/19
偽札
2005/01/18
咬合圧の変化が痛みに及ぼす影
2005/01/17
遅らせる声
2005/01/16
最善をつくす。
2005/01/15
絶対音感
2005/01/14
「目は口ほどに恐怖を語る」
2005/01/13
Tron

↓以前の日記

機能的な対象 2004年04月07日(wed)

81,495 byte

 正中線に対して機能的にシンメトリーなのです。歯が力や角度で整理されるのが連続性を持った歯列のアーチになるのです。機能が形態を形態が機能を創出するのです。例えば1本間違えれば、連動しすべて狂ってくるのです、それを人は修正しているのです。だから体力が無くなれば、その適応する力が弱ってきます、悪くなればなるほど大掛かりな治療を必要とされるのですが、減弱した身体には適応できません。訪問診療でネタきりのかたを治療しますが、元気なときに正しい「歯の治療」をされていればと恒に思います。元気なうちは、狂った歯でも受け入れられるのです。問題は抵抗力の落ちてくる「老人」や抵抗力のない「病弱になったとき」こそ歯の影響をダイレクトに感じ取ります。
 これまで味方のつもりが、裏切られたように恐ろしく牙を剥くのです。

振り子 2004年04月06日(tue)

60,418 byte

下顎が振り子だとすれば、原理を考えれば
かならず中心にくる。
だから
「身体のなかで一番正しいのは下顎になる」
もっともバランスが良い場所なのである。
下顎骨が身体の骨の中で一番硬い骨であり、もっとも正しい。
 狂っているのは、それ以外だ。
これが下顎の振り子の原理である。
 だから黙っていても必ず中心に重心がくる、歪んでいるのはその上下の部分なのである。

下顎は重力線の対して正しい位置なのです。おそらくシカはそれをさせてくれないのだから問題なのです。
いくら身体を傾けても、正しいのです。

合っている所を治そうとするから問題なのです、顎が「一番合っている」のです。

落下速度 2004年04月05日(mon)

17,187 byte

人類を滅亡に追いやる断片化した考え方
「本質世界」について、かなり大胆な仮説を試みた物理学者がいる。アインシュタインの弟子で、量子力学に多大の貢献をしたロンドン大学のデヴィッド・ボームである。
彼は断片化すれば事物の本質がわかるという考え方、つまり真実は部分に還元されるという、いわゆる「還元主義」に反対する立場をとった。そのかわり、「全体性」と「運動」が、ボームの考え方の基本となっている。
 「断片化は、人類が実に長期間にわたって直面し続け、今日もなお避けがたい大半の問題の根源である」
 と述べているように、人類の危機の根底にあるのは、あらゆる面における断片化が原因であるとした。たとえば人種問題などは、その端的な例であろう。戦争もそうだし、自然環境の破壊も、自然を断片化するために起こる。森を破壊すると浄化能力や保水能力が失われ、海が汚染され、河川が氾濫するのだ。森の破壊は森だけの問題ではないのである。しかし断片化するために、そうしたことがわからないのだ。
 ボームによれば、単なる理論にすぎないものを「真実の姿」だと錯覚し、ひとつの固定的な見方をすることが断片化の原因であるという。
たとえば、あなたの横顔だけをカメラで写しただけで、「これがあなただ」というわけにはいかないだろう。横顔はあなたの断片にすぎない。あなたの横顔の写真は、「理論」であって、あなたの「真実の姿」ではない。もしも横顔の写真だけを実際のあなただと錯覚したら、あなたは自分自身を断片化させ、真実の姿を把握していないことになる。
 真実の姿とは、常に「全体」である。だから、本当にあなたをとらえるには、あらゆる角度から写す必要がある。しかも、あなたは生きている。ならば写真では、あなたの真実をとらえることはできない。ビデオ・カメラを使い、「運動」している「全体」の姿を映す必要があるわけだ。このようにボームは、より真実に近いパラダイムには、全体性と運動の要素を盛り込むことが不可欠であると考えたようである。
リアルボール


 偶然ボールがあたる?いいえ、きちんとシュミレーションが可能です。風力と落下速度、葉の抵抗係数などなどをさまざまに詳細にインプットすれば、いくらでも正確に計算ができるのです。でもこれは明在系であるのです。すべての葉を計算しつくすのは、やろうと思えば完璧に可能なのです。でもちょっと意味がないことです。
 彼はまた、世界を明在系と暗在系という二重構造として捉えています。明在系は普通の感覚で捉えられる世界、暗在系は隠された次元の世界ということです。シカの場合でも、普通の感覚で捉えられる方法を体系論的にまとめあげ、これを教習の過程に利用し講師は学生に教育していきます。明在系ですから、すべてはそこには網羅されていません、全体を見せていなければ致命的な欠陥として次々に露呈するのです、誰でも臨床をしばらくしていれば、すぐ疑問を持ちだします。しばしば身体には、多種多様の存在でありまた例外だらけの存在であり、習ったことは一様に当てはまらない、そして役に立たないことが多いということです。むしろ臨床で実際に経験で身に付けたこととのほうがすばらしく、勉学で習ってきたこととはたいへん矛盾が多いことにすぐ気が付くはずです。
 人間は大学が用意してくれたフローチャートのように統計や傾向や分類にはけっして乗らないものなのです。このことに気がついて一番困るのは、一元的に統括している上の管理者達です、ですからそこへ意見を申しても通るわけがりません。利害が一致しないからです。このような純粋な熱い意見は、自分達の安住した管理者の立場を脅かし危うくします。互いに経済関係を持つ我々もある意味被害者かもしれません、お仕着せの規制のなかでは、自由などありませんし、せっかくの解決の糸口を大きく遠ざけてしまうのです。「歯と顎は関係ない」という結論が(議論自体存在?していないが)医療としての大きな壁を作り、指導者の無策さに呆れる気持ちです。
 このように過去あらゆるデータをスーパーコンピュターで統計や最新の気象衛星を駆使し診断しても天気予報が当らなくてある意味正解なのです。とても重要なことは、これら暗在系は取り扱いが非常に注意がいることなのです。しかしこれに気が付いて望みを託せば、必ずかなえられるといってよいでしょう。
 このことがわかると、見た目よくても身体が悪い人がいる、逆に見た目悪くても全然元気である人がいるとうことに何ら疑問を持たなくなります。いまある姿はけっして偶然ではなく、なるようにしてなった必然なのです。いつも最初に来院してお話する時「お待ちしていました」と言うわけなのです。自分の見つけたように思いますが、来院はけっして偶然ではないということです。このことは不思議な力で吸い寄せられたとでも言っておきましょう。シカで誤ったインプットされた脳のハードディスクは、もうかなり断片化ししてしまっているから、これ以上最先端なことがちっとも入ってこない?ですか。

B点咬合2 2004年04月04日(sun)

56,580 byte

B点咬合

 相手は当る歯だけではないのだ。
 頬粘膜、口唇、舌、顎舌骨筋。
 そして上下顎骨だ。

歯の高さは一定だ、問題は口腔内での座標をどこに置くのが、一番よいかである。

「歯の高さ」はそのままでいじらないほうが、いいんだね。すべては周りの環境がそうさせているからだね。高ければ自ら削れ、低ければ自ら挺出し歯が伸びる。それが自然の摂理である。
歯の長さはDNAで一定の長さに何百年前から決められているんだ。

もちろん歯の位置やアーチの広さはシカが決めるものではなく、歯自身選択して決めるものだ。
決定権はシカにはない、イニシアチブは自分で取るものだ。

位置や高さは変えてはいけない。
     自ら選択して「噛む所が一番正解だ」
  歯を削ればシカと違い「上がる」のです。

DNAに魂はあるか 2004年04月03日(sat)

57,679 byte

 「DNAに魂はあるか」著者F.クリック 内容は難しいのだが、文体自体は難しくは無い。「意識」の在処について考える本だ。「あなた(喜怒哀楽や記憶や希望、自己意識と自由意思など)の意識の存在とは、無数の神経細胞の集まりと関連する分子の働き以上の何ものでも無い」と言うものだ。クリック氏はDNAモデルを発見し、ノーベル賞をもらってるらしい。クリック氏は視覚システムの解明から、意識を探し出そうとしている。じつに興味深い。
 「ユーザーイリュージョン」といい、なんで「意識」にこだわるかと言うと、知覚や記憶、意識は神経細胞の活動によって行われているからである。簡単な話し、神経、筋、骨格、痛みを扱う者としては、意識がどこからくるのかを考える必要がある。何も心理学的な方向からアプローチしようと考えた訳では無い。最も多く扱う「痛み」は意識と密接な関係、または同義と考えられるから、意識の出所を探した方がよい。

感情と痛みの関係性が深い事は、モルヒネなどの神経伝達抑制物質が精神的にも作用する点からも明らかである。この辺は慢性的な疼痛疾患が軽減すると共に、患者さんの印象が変容する過程を経験的に目の当りにしている事だろう。当り前のことだが、痛みが軽減すると共に、患者さんは明るくなる。これから考えれば、物質と精神とは関連性がある。物質が阻害するのが、神経伝達活動であるなら、クリック氏の仮説も成り立つ事になる。


 神経伝達です。(クイックタイム)
neurones.mov

本当は高くても高いと感じる場合と、
本当は高くても低いと感じる場合と、
本当は高くてもちょうどいいと感じる場合と
調度いい高さなのに高いと感じる場合と、
調度いい高さなのに低いと感じる場合と、
調度いい高さなのにちょうどいいと感じる場合と
調度いい高さなのにちょうどいいと感じない場合
本当は低くても高いと感じる場合と、
本当は低くても低いと感じる場合と、
本当は低くてもちょうどいいと感じる場合
がそれぞれのケースで実際にあります。全部説明できます。が説明が大変です(笑い)
 よくあるシカのケースでは冠が高いというときに赤い紙で色のついた場所を削りますが、冠は精密につくればセットした直後は高く感じます(実際にピッタリなのです)。ですから私は新しく入れる冠はけっしてその時は削りません。やがて機能しなじみ出すため加圧されて動き出すとき始めて調整します、今の歯の位置から修正されて歯が動くからです。
 
  「赤く色の付いている所は削りません」
 脳に繋がったシナプスを削除しているからです。
  良く考えてみてください。神という創造主がここまで考え、DNAでせっかく作られた歯の形を壊すことだからです。けっしてダイレクトに脳の触覚である「歯」という感覚のシナプスを切らないでください。

B点咬合の意義  2004年04月02日(fri)

18,605 byte

 噛ませた所は調整しません、たとえ間違って顎をずらしても噛みだすからです。中心の軸のズレを戻そうと身体から望んでそうさせるからです。ですから時間の経過とともにあっという間に、次々と歯は連動して動きだすのです。シカで間違った歯が入ればそれに連動し全体を合わせます。
間違ってるのは「位置」ではなくて、噛むために必要な状態を有した歯でないからズレるのです。

 正しければ、全体を正しく、間違っていれば、間違ったものを内包しつつすべての総和で決定されます。不調和でも調和させるよう自然の摂理がそこでおこなわれます。不適切なシカの補綴物が適応させてしまうのは、脳の働きです。ないものがあるように見せかけているいるのです。自分では気がつきません、しかし脳が消耗して他の歯の寿命を悪戯に浪費していくのです。

 歯は条件によって動く量に明確な差があります。例えば天然歯の優れた所は顎はズレていてもスムーズな連動性により間違った状態で位置を決定させそこで落ち着かせます。逆に補綴物はほとんど連動性がありません、飛んで壊われるか、内部から象牙質を破壊します。間違って噛んでも、正しく噛んでも、全体は当たっているのです。何故なら、
 
 市波氏はこう言いました。すべての「B点が動くのです」

これを提唱しているのは、後にも先にも、過去、そして現在においても彼だけです。噛むところを含めすべてが連動し動くからです。噛んでいるからこそすべてが動き、歪みを解放できるのです。
 これがわからなければ既存のシカの考えで間違った噛み合わせ治療を行っていることになるのです。ある方法では戻しながら正しい位置で噛めるのです。唯一な方法が、「正しい治療なのです」
シカのように顎の位置にとらわれ、顎を単にもどしても今度は噛みません。また咬む所を均一にしても意味がありません、今度は顎がズレて固定させてしまうからです。そのような理由で、亜米利加では科学的に「歯と顎」は関係ないと実証?されたのです。ブランドに弱い日本人はそれに同調しているだけです。「歯と顎」は関係ないといってもらったほうがよいのです、少なくとも触られる前以上には悪くなりませんからね。シカで行われる咬合治療は大変な社会問題です。どんなによかれと思って施しても、結果はまやかしの トンデモ治療になってしまう恐れが大きいのです。
 身体をみて治す、すなわち身体の軸に調和させていくこの治療は全ての歯を連動させていくのです。
  例え1本の歯でも全体を修正させられるのです。
この神髄は「1本の歯で、メタルスプリントなのです」。
逆に恐いのは1本の歯でさえ容易に偏位させられるのです。

歯と身体のズレ 2004年04月01日(thu)

111,760 byte

 1本の歯の動きでも、顎の動きを決めているのです(上図)。異常な歯の動きが、異常な身体にさせていきます。
 歯と顎はつながっています、とりあえず日本人はです。ここで何故とりあえずなのかは、膨大な過去のデンタル日記ブルーを読んでいただくとご自身の頭の中がきれいに整理されここで意図している理解を深くされると思います、あえて触れて詳細は述べません。矯正など歯の大多数の移動を伴う治療が日本と違い日常化している亜米利加では歯と顎はつながっていないことが前提での話しなのです、何故なら上層部からの通達(圧力?)でそうなっています。このような複雑な背景(バックグランド)があることを、まず最初に理解してください。
 齲蝕(虫歯)になるときは、必ず歯がズレます、表層だけでなくさらに深く壊していくには、破壊的な力が歯表面に加わり位置の移動伴うことが必須だからです。移動させて原形を壊す、位置の移動がそのまま歪ませる力となりそれが破壊活動には必要不可欠だからです。いかなる外傷事故、細菌、食生活、生活習慣、外的ストレスなど原因はさまざまですが、歯牙の位置の狂いがそのまま歪みとなることが特徴です。歯と顎はつながっている以上、歯のズレで顎はズレます。そして顎のズレのために、さらに身体、心の歪みへと連動したズレとしてつながるのです。
 このことに気がつかなければ、一生を掛けて歯を破壊と同時レベルで治すことになります、ですから内在する歪むの温存で治りません。シカ治療で新たな歪みを生み出すからです。シカで治療されれば、次々と歯を失うことになります。いつまでそしていつまでもと際限なく治療を繰り返し行います。ちょうど玉突き事故のように衝突して壊れていくのです。そのクラッシュの動きはスローモーションを見ているように長い時間かけて変化しますから、Kr.もシカDr.もまったく気がつきません。現存して保有している歪みと新たに加える歪みからくるダメージの複合での狂いは、シカではまったく対応できません。既存の時空間から修正しなければならないのです。
 歪みは眼にみえません。しかし歯にはその後がさまざまな形で結果がしっかりと残ります。シカではズレたまま歯の治療をします。当たりまえです、シカイ自身顎がズレることがわかっていません、ズレてもその認識の欠如を理解しようとしません。よって顎と歯の関係はいまだ大学では亜米利加のような考え方のもと行っているからです。研究、教育、そしてもちろん一般の現場における臨床でもそうなのです。肝心な部分が欠落した方法論ではKr.が増えることはあっても減ることはけっしてありません。
歯科大学の教育方針における歯からくる身体影響の否定は、相手不在な理論での臨床上の欠落であり、顎のズレの被害を最大限引き起こす日本における問題製造方式なのです。全面自己否定や教育の不備などは、階層構造上の欠陥なのです。
 歯と顎は関係がないという矛盾を直ちに止めるべきです。歯と顎はつながっていれば、歯と身体は関連していることはあきらかです。歯と顎がつながっているからこそ私は咬合治療ができるのです。
 不思議なことにシカ医は関連がないという1点ばりで、有効性までも自己否定しているのです。科学の発展や進歩はありません。

旧タイプの治療 2004年03月31日(wed)

73,840 byte

 外科的治療方法を選択した場合例えば肺ガンの手術の際、外から見てもCTで撮影してもけっして見えない転移が事実あります。手術時にメスで身体を開くまでけっして本当にはよくわからないのです。これが近代医学のもつ本質的な限界ですから、最先端に依存する科学ではわからないのです。では歯科はどうでしょうか?シカには診断がありません、何故悪くなったかという検証する診断学がありません。歯ブラシをしなかったために虫歯になったと思っているDr.が多いようです、いまだ細菌感染のせいと思っているようです。しかし西洋医学のような数値に左右されない離されて遅れているために、かえって最先端な機器に依存しません、これが大きなアドバンテージです。数値や画像にとらわれないからこそ、この画期的な治療方法は創意工夫され新たにあみだされと言って過言ではありません。
 ある臨床豊富な老歯科医はこう言い切ります、義歯を新規に装着するKR.が前日に夫婦喧嘩をしたら、翌日新しい義歯を入れないと言います。前日の感情で「顎」を変形させているからです。穏やかな心情であれば、穏やかな顎運動ですし、感情的に落ち着かなければ、角角しい心ですから、荒々しい動きなのです。このように熟練した眼でKR.を観察しているのです。
 ズレが心を歪ませますし、逆に心の動揺が顎のズレです。
 ここで考えて欲しいことは、歪ませる原因の一つの起点として歯の治療が上げられます。
 いまだ勘違いしている歯の高さを変える旧タイプの治療方法ですか、それとも
 骨の歪みと応力の解放で高さを変える、身体をみて歯を治す新タイプの方式ですか。
   とてもシンプルなその術式は、
 見た目は一見歯を治しているだけですがね。
       2つあるのです。
中からみるには、「診断できる模型」を採ることであり、「模型の読み込み」ができる能力を養うことであります。シカは外から見てああだこうだとリロンを展開しますが、けっしてその治療をうけても幸せに感じません、相手が不在のリロンでは幸せになれないからです。加えてさまざまな見解をくだしてくれます。
   しかしそれはあくまで外でしか物事を見ていない上での診断です。中からと言っても
    けっして開くのは「顎関節」ではないのです。

身体の歪み 2004年03月30日(tue)

80,278 byte

         身体の歪み
 咀嚼筋1(クイックタイム)1:12 200Xより
咀嚼筋1.mov
 咀嚼筋2(クイックタイム)1:15 200Xより
咀嚼筋2.mov
 ここで比較的初心者に陥りやすい二つの間違いについて始めに指摘してみよう。まず一つには虫歯などが原因で歯がそのものが悪いのに、関連した身体の症状のみを取ろうとして身体にアプローチをしてしまうこと。例えば整体やカイロがこれにあたる。 歪みを取りさって身体にあわせようと治療するも、まったく別人に変化された身体では基準が不鮮明で元へ戻しようがない。果てしなく「歯との距離」を遠くにしてしまうことになる。根本原因は歯であれば、まずそれを最初に治すことである。原因歯を起点にし症状を悪化させているであれば原因をまず除去することからであり、その先は行ってからよく精査し考えることなのである。こんなこともある、鍼灸治療でせっかく気の流れの廻りをよくしても、シカの治療で再び元に戻され調子を落すのである。問題を複雑化せずに、慎重な行動をとって欲しい。そしてシカ選びはくれぐれも慎重に選択するべきであることを忠告しておく。
 もう一つは歯を治せば何でも身体が治るとシカの情報で「意図的に」信じさせられている場合がある。治す必要性がない所は触らないことだ。確かに歯は身体をコントロールに対して優れた表現を可能にする、しかし「壊れた」身体の機能を復元するのが歯の真の治療の目的ではないし、また失われた組織を歯から転換させる役割ではないということである。大事なことはあなたに歯を通じて受け取れる大事な身体の信号を、その多様に見える本質的な問題を受け手側が正しく受け取れることである。一時的な解決はなんら対処にはならない、必ず違う形であなたを再び襲い掛かる。
 さまざまに失う代償は大きい、安易なシカの「咬合治療」と称されケースほど、戻しようない口の廃虚と化す。具合の悪いコンディションでそれを挽回する歯の治療がいかに難しいケースになるかを最初に了承してほしい。固有に持っていた既存の咬合を破壊するのをみているからだ。そこまでいけば歯と身体はすでに同軸上の関係にあり、弱体化した身体にあわせて歯を並べざるを得ない。そうしなければ逆に、歯が身体に受け入れる前にただ壊れていくだけである。意図的に身体が歯を崩していったことへの選択を考慮にいれると、何かしら歯以外に大きく噛み合わせを変革させる悪い要素や環境が実に多数存在する。シカであれば、見た目を含め悪い所を治そうと無理をする。冷静に考えれば、身体同様にもともと噛み合わせは最初から同じように悪かったという事実を忘れてしまう。
 身体の位置に合わせて歯を治すことはより危険な作業であり、大失敗となる理由は以上のことでわかると思います。症状に囚われすぎて身体の意図したことを正しく理解せず、闇雲に歯を触りすぎるのです。自分の取ったバランス以上にシカで適正?に咬合治療されれば治療以前よりバランスが悪くなるのです。危惧する通りに大半は、自分の環境に適した自然な固有のバランスを破壊され、シカ好みの環境で人為的かつ大規模に変貌させられてしまうことなのです。
 
 200Xのビデオでの間違いを指摘すれば、原因を咬筋の左右差としているが、筋肉は噛み合わせの悪い位置で発達してしまう、「骨主筋従」ということです。すなわち最初にフレームとしての骨格があり、筋肉は従うのです。歯の場合、骨としてのフレームの役割と同時に繊細な脳神経細胞と一体なのです。
 三半規管への影響は突き上げるだけでなく、引き延ばされることでも顎関節組織近辺はダメージを受けるものなのです。
 いずれにせよダメージで受け破壊されてものを再生させるのは大変な時間と労力を要します。壊れる前に「歯は予防」が大切です。しかしいったん身体まで悪くなるとシカの歯の影響する存在自体が免疫を下げて、いい状態でないために新しい歯を受け入れられる環境にないという悪循環を繰り返すのです。

歯ですべてが治るなら病院の科目の標榜は「歯科」以外なくなってしまうのです、でもそれはあり得ない事です。

顎のズレ 2004年03月29日(mon)

101,181 byte

不思議な感じですが、内容はこうです。
 倒し「にくい」方の筋肉は縮んで固くなっている,
つまり、筋力が強い。
        ↓
 逆に、倒し「やすい」方の筋肉は筋力が衰えている。
        ↓
 倒し「やすい」方の筋肉を鍛えて筋力UPすると、両方が均等になる。
        ↓
 均等になるとバランスがとれるので、筋肉がゆるむ(リラックスする)。
        ↓
 筋肉がゆるむので、コリがとれる。と言うワケなんですねえ。(余計にわかりづらかった?)筋肉のコリや骨格の歪みは、筋肉の緊張度がバランスを失っているために起こります。このための対処法として、たいてい、
 A こわばっている(こっている)方を緩めて、均等にする。
   (↑ストレッチ法に近い理論)
か、
 B 筋力の衰えている方を軽く筋力UPさせて、均等にする。
   (↑逆強化法の理論)
のどちらかの方法で「筋肉の緊張度を均等にする」ことでコリをとったり、骨格の歪みを戻したりします。
ただ、ご自分で試してもらうとわかりますが、ストレッチ法よりも、逆強化法の方が、あっという間に効果がでるんです。


 調整しない理由としては、治療前に顎が新しい冠を入れる側に押し込まれていたわけですから、そちらに移動して動きすぎていたきらいがあります。すぐに噛ませても元に顎が戻る前になりますから、その段階ではまだ高いのです。ですから冠を入れた後、少々時間を取り顎が戻ってきたなと言う感覚の段階で逆側の戻りを邪魔する歯を修正しないとといつまでたっても、高い感じのままで(高いままです)いてしまいます。その高さで全体が動きだし、やがてその動きに適応し慣れされてしまうわけなのです。(その後治療がエンドレスでのちのち発症の引き金?となる素因を持つわけなのです。)冠を入れた直後の噛み合わせの問題は実際に入れた直後での対処方法なのです。
 顎が戻ってきたなというときに、問題となる通常反対の歯を調整すれば、高いと感じる側と逆の側へ顎を自在に動かして、始めてJUSTになります。もちろん天然歯はまず削りません。そのような天然歯はとても敏感で1本の新しい歯が入っただけで反対側の天然歯の位置を十分可変できる優れた適応能力を有しています。顎を高いと感じる方向へ押し込まれる原因の歯をとらず、逆に赤い紙で色のついた入れたばかりの冠を高いからといってその赤い場所を削りますと、さらにますます顎のズレがひどくなります。だから、
   「赤く色の付いている所は削りません」
そして赤く色のつく点を削るから調子が悪くなるのです。
 あなたの治療は残念ながら大学で習得している、顎がズレているのに、「歯と顎は関係がない」というよく理解しがたい旧式な咬合治療方法なのです。
「同時に噛んで左右均等に当ればよいわけではありませんし、左右ずらして当らなければよいわけではありません。」これは旧式です。
 例えば首や身体を傾けば顎はいくらでもズレるのです。シカはズレるものをズレないという前提での治療なのです。このことがわからないのに、シカではズレている状態で位置や高さにこだわっています、だから治らない最大の理由なのです。高さはシカが決めるのではなく脳で決めるのです。ただし自分自身では適格な高さはわかりません、自分の判断は正しくできないものなのです。身体はどんなものでも受け入れることにポジティブであり、まるでスポンジで吸収するかのように、なんでもすべて受け入れて行く方向へ適応して持っていくからなのです。入れた状態で変容するのです。でも機能的にシカ治療が身体を抑制するものに入れ替わってしまっているのです。シカ治療を受け入れる脳の判断ほど「高さ」に対して寛容なものはありません。
 受け入れてしまう、だから「疲労」が激しいのです。
   調子が悪くなった後、脳の疲労状態で治療をしても、今度は許容できた治療でも今度は受け入れららないネガティブにとらえてしまうのです。シカで受ければやがて自分の許容性を狭めていってしまうのです。
相手の脳に周波数を同調できなくては、いつまでたっても本当のあなたの詳細な状況の把握や心の深い理解はけっしてできるものではないのです。

 受け入れない所だから「赤く付かない」のです。

↑新しい日記 / ↓以前の日記


Web Diary Professional ver 2.17