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診療日記ブルー


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絶対音感
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「目は口ほどに恐怖を語る」
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Tron

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リップ・カレント 2004年09月25日(sat)

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 ひときわ速く力のある潮の流れのことをリップ・カレントと呼びます。波が大きくなると、リップ・カレントも大きくなります。

 足を引っ張られるような感覚に襲われたり、沖に強く引きずられそうになったりしたときに、一番大切なのは、あわてないことです。リップ・カレントには、沖合で潮の流れの力が拡散して穏やかな流れになるところが必ずあります。無理をして潮の流れに逆らって泳いでいると、体力を疲労するばかりですから、リップ・カレントに入ってしまったときは、無理せずに水面に浮いた状態で、岸と平行にゆったりと泳ぎ、潮の流れが穏やかになったところで岸に向かって泳ぐのが安全です。


  総集編 さまざまな疑問1. 
 いくつかの疑問点をこちらのわかる範囲内でお話できますのでまとめてみましょう。
  
★シカで身に付けてしまった 「邪魔な知識」
まず今まで様々な歯の治療で、症状の有る無しにかかわらず既存のシカを多数回っていましたね。大半のかたは、シカ知識自体来院回数や期間に比例し、当然Dr.の考え方も医院をチェンジするごとに方針の技術も違いますから、来院の度ごとにしっかりシカ情報として歯を通し身体へ入って来たと思います。しかもぎっしり溢れ出すほど満載となり頭や身体の中では、身動きできなくい位情報量だけ増えて、役に立つ肝心な情報が乏しいのではないでしょうか?言うなれば、間違ったシカ情報での心の飽和状態でしょう。しかも未だ正解に辿ることなく、情報を収集していますよね。
 「シカ飽和で心が枯れているのです。」

★無駄な情報収集
本来、自分への正しい評価と対処方法への情報だけが必要なのです。顎を含めたさまざまな偏位に関しても、実際に歯科へ行かれるかたは、まれでしょう。それでもようやくのことで探しあてたシカへ偏位を治しにいっても、治された?ことは、治療ではなく、シカで歯を入れ替えているだけだったりもします。でも効果がないだけで済んでいればまだ幸せです。そうじゃない方もいますからね。

★さまざまな治療で正解はただの1つだけ
 シカを含め病院巡りをされている方は、身体の偏位を含め顎の偏位から始まっています。「正しい治療」は偏位による歯のズレを正しく修正すること、これに尽きると思います。何故ならまったく歯科を訪れたことに無い方は、病的な偏位がないという事実があるからです。
 先生を冷静になって正しく評価できないから、それなりの結果を伴うのです。ですから逆に自分を十分に信じきれるかどうかで、自分への結果が反映される状況となります。

★シカと違い、削れば高くなる原理
 治療の流れに沿わず、泳ぎきることはできません。症状はいきなりくるリップ・カレントのようなものです。でも、息を止め身体をリラックスできれば、しめたものです。身体はいったん沈んでも、浮かんでくるのです。藁(わら)をもつかもうと、泣き叫べば体力を無くしやがてそのまま沈み2度と浮かぶことができません。はるかかなたへ海の藻くずと消えてしまうのです。
  「邪魔を削れば、リラックスして浮かぶ」のです。邪魔な所ですよ、高い所ではありません。
 浮かぶのも、沈むのも紙一重です。間違った情報を捨てる勇気を持ち、心がスリムになれば歯同様に浮かぶのです。うまく理解されれば、
    
最後まで向こう岸まで泳ぎつくのは、あなたです。

誰も知らない 2004年09月24日(fri)

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Nobody knows


まず主体性を持つ習慣を作る。これはとても重要です。結果を出せる人間は、主体性を持っているからです。素晴らしい未来は主体性を持つ人間を引き寄せますし、主体性を持っている人間を、未来は良い所へ引っ張っていってくれます。最悪の未来というのは、主体性を持たない人間が引き寄せられていく場所なのです。

 100%願いを叶える為には始めに主体性が育つ環境が、あるのかないのか、が問われます。つまり自分の価値観に基づいて行動できるようになれば主体性を持った事になる訳です。治らないし、治そうとしない人々の行動というのは、感情や状況その時の雰囲気だけで行動するからです。環境や状況に支配されてしまう事で主体性を無くしていまうのです。正しい治療はそれとは全く違います。環境を作るのです。自分の目的や、目標を達成する為に必要な環境を作っていくのが、正しい治療なのです。

 環境が自分によって支配されていく訳です。

 主体性を持って結果を出せる人間になって下さい。さもなければ、いい人生を生きる事は出来ません。しかし主体性だけを持っていても、状況や環境が自分の思うように動いてくれないと大きな結果が出ないのです。

 つまり自分の力が及ぶ世界と、自分の意志や力が及ばない領域があるのです。人間はこの二つの領域を生きている訳です。この二つの世界がリンクしているのです。自分の意思と力によってどうにでもなる世界。そして自分の意思や力によって、どうにもならない世界。これらが重なり合っている世界に生きている訳です。
2.
★既存の限界の知識からの脱却
 既存のシカのため、頭の中までも往々にしてシカの影響が色濃くでてしまいます。間違って頭に入った余計なシカ知識を払拭する意味でも、さらにこの先までよく聞いておいてください。ここで理解されなければ、より先に進むことが出来きません。正しい治療への導入部分ですから、治療における最初の関門と思ってください。本当に理解できるときは、もっともっと先で最後の治療が終わったときに、客観的だけではなく自分自身の「自己評価」でも確実に効果を体感し得ることですから、今はまず、技術うんぬんの前に十分信頼に値する先生かどうか、あなた自身で正しく評価をしてみてください。それから診療に入られるかの判断を決めても遅くないようです。

★歯が低くならない理由
 さてよくある質問のなかで、歯を削ってばかりしていると、歯が低くなってしまうのではないか?という素朴な質問です。初歩的で微笑ましいのですが、ことの発端が歯科の歯の削除であれば、相当重要な問題ではないでしょうか。症状がでるのは、シカが高い所を削ることにほかなりません。そしてそこは削る所ではないのです。よくシカの主治医の先生は、あなたが高いと思えば、高いし、低いと思えば低いのです。私にはわかりません、と無責任な発言があります。確かにシカでは、はっきりいってあなたの歯の高さを知ることができないのでしょう、ですから重要なサポートしている歯の方を間違って思いっきり削るのです。そしてことの重要性を理解していません。高いところを削るのではないのです、むしろ高い所は削りません。高さは変えてはいけないのです。
  「あなたのことを、本当に知らないのに、削ってはいけません。」

★顎を治しては行けない理由 
 さらに単純なそして誰でも聞きたがる質問があります。例えば、顎を治せばなんでも治るのでしょうか?という問いです。ここで「顎」を治すということですが、顎自体を治してはいけないのです。特にシカのスプリントなどの顎の位置だけを変える装置でに治療はまったくだめと憶えておいてください。はっきり言えば、それをされると損傷で治癒が大変遅くなるのです。副作用ばかりが目立ち、あまりにもラフすぎるよようで、期間が変わった分さらに遠回りで無駄といってよい治療方法?です。
「シカのスプリントの入る量ほど、偏位していませんし、けっしてその質を身体は受け入れません。」

★結局誰も知らない!  
 症状の緩和と身体からの拒否これが同時に起きます、一旦緩和されると依存へ変わります。しばらくは、正しい治療で歯を治せません。顎を台風のようなスプリントで狂わされるからです。海は大波です。収まるには少々時間がかかります。だって歯を治せば治るのですから、でもシカで歯を治して小さな波で悪くなったからですから。でも、正しい治療を含め、これまで経験のないことは、

   誰も知らないことかもしれません。

ライト兄弟 2004年09月23日(thu)

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 人類初の動力付飛行を達成したライト兄弟の「フライヤー号」の歴史に刻まれた記録です。この瞬間人類の歴史が大きく変わりました。絶対に不可能といわれていた「人類が鳥になった瞬間」です。空を飛ぶ夢を捨てきれず、夢を夢で終わらせないように日夜研究と努力を重ねた二人の話をぜひ子供たちに聞かせてあげてください。


3. 
★既存治療との相違点
 いくつかの疑問点として、シカ的レベルの治療と同等と思われるために解説をしています。既存の治療内容との比較で疑問に思うのなら逆にすんなり理解しやすいでしょう。すべてにおいて辻褄があっていますからね。最初に断っておきますが、他ではオナジことをしても同じ結果には「絶対」になりません。ではそのやり方が違うからという短絡的な発想はもうやめてくださいね。ここでオナジことを厳密にいえば、施される治療自体「同じこと」ではないからです。人が違えば技術が違うのは当然です。リロン、リクツは誰がやってもという前提条件があります、その前提が違うのです。だれがやってもまったくといっていいほど隔たりがあり違うのです。その差が、わずかですが最後に大きな違いが出てくることなのと思ってください。
見た目に変わらないから、気がつかない人は永遠に気がつかないでしょう。

★技術の習得
 最初から誰でもできるものではないからです。でも正しく習得し開眼すれば、誰でもできるものです。
治療の制限のないように、技術の制限はありません、ここでだめだと思い、そう実行すれば、そのようになっていくのです。今後は機器の精度で診断の技術の進歩で可能になってくるかもしれません、しかし最後の部分は、人間の持っている能力に依存しなくてはならないのです。いつの時代においても普遍的で、機械に頼らないからこそ可能なことなのです。そして人の能力が違うように、誰一人として同じ能力ではなく、よって同じ効果はでないのです。結果はすべて正直なののです。
 私は思います、なるべきしてなっていった理由が必ず存在するのです。そしてよくも悪くも環境は、自分の気持ちから始まるのだと思っています。心の捉え方一つで、可能性は秘めています。と同時に、
「すべての限界を見極めるわけなのですが、あらゆる制約設けることではないのです。」リロンを展開した体系的なシカ治療に疑問を持てば、すぐにシカのおかしさに気がつきます。

★全部を同時に当てる?ことでは、オープンを説明できない。
 歯を削ってばかりしていると、歯が低いのでは?
 繰り返しの解説が大変多いのですが、わかってもらえないことのあります。ここで理解しやすい言葉で説明いたします。でもこの原理はシカではまったく理解されていません。ですからシカ以外で治療してください。
  実際の治療の仕方は、まず第一にけっして低くするようには、絶対に削りません。咬合紙のカーボンで赤い所は削りません、だから低くなりません。削除する場所は、「当たっていない所」です。
次に総量的な発想として「どこかが高ければ、どこかが低い」のです。これは同時進行しています。ですから、同時に合わせる必要など根拠はどこにもないのです。極端に言えば「1本だけ」で噛んでいてもよいのです。オープンはそうでしょう?現実に自然にもあるものです。
「でもオープンの効率の悪さはおわかりでしょう?、自分の質問の前に自分がオープンかどうか最初に自己診断すべきです。」 前歯が被さって見えるか、そして見えるだけでなく「アンテリア」が築かれているかどうか。
     本当にこれから大空へ飛び立てるかどうかの問う診断です。

五つの輪 2004年09月22日(wed)

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五つの輪は世界の五大陸を象徴し、青はオセアニア、黄はアジア、黒はアフリカ、緑はヨーロッパ、赤はアメリカの各大陸を表わすとされている。

4.
★いままでやったことは本当に同じ?
 スキルがあるなしでも、歯科は、誰がみてもオナジ治療に見えるから不思議です。正しい治療はやってみて初めて価値感が変わります。いままでと経験したことがないからです、経験したことがないことは、やてみなければわかりません。そして他の人に話をすることもできません。体験し体感することがすべてです。積み重なるように長い人生における普遍的な歯科の法則は、あらゆる自然界の現状にのっとり経験則からも導かれてあるのです。

★低さと同時に高さがある
「高い所があるときは、低い所があるのです。そして低い所を高くしたら今度は高い所を低くするのです。むろん高い低いの基準は、当然シカ的な意味ではありません、、、、、。」
 高いから削る、低いから盛る、シカ的発想でそんなわかりやすく単純なことを言うつもりはありません。シカの調整方法は、既存のシカ治療で何回と何度となく修復をやり直しても良くならないことと、同じ次元の悩みと言ってよいでしょう。気がつかなければ、永遠にやり変えるか、諦めてそのままの歯です。実はこれらの質問はまったくいっしょのことなのです。

★諦(あきら)めたらおしまい
悪くなってきた方の状態はもうおわかりでしょう。高い所を間違った削りかたをされて来院されている方が圧倒的です。ですから歯を削られることにしても疑問点なのもよくわかります。しかしそのことで、今後一切削ることに断念する?歯科の治療を諦めてしまうことで、その方は非常に残念なことは、現実のすべてをみないで「正しい治療」で謳歌せずに、人生の終焉を迎えてしまうということです。削るのはあっと言うまです、修復す足すのは大変です。「歯を削らなければ、治療に入れませんから、結果治りません。」でもこれだけはいけます、歯科で歯を治すこと、歯科以外歯は治せません。これは、いつわりのない事実です。

★1本の歯にこそ正しい治療を
1本の歯を入れる、治すことが基本ですが、まずこれができてないと何もできません。そしてシカではこれができません。1本の歯のなかで同じことが言えるのです、構築と破壊は紙一重です。歯が破壊されいる状況をみれば、身体の浸食がみえるのです。期待通りにすぐによい結果はでないと言っている人は、大きな勘違いをしています。望んでいる結果が期待と違うと思う人には、最初から治療はしません。「心を読み、治療前から診断は始まっているからです。」積み重ねですから、長年に渡るものを、短期で修正する怖さがあるのです。

★大陸は動くのです。
 オリンピックの五つの輪の1つがズレればすぐ誰にでもわかります、シカではズレがわからないのです。だから正しく治していないのです。シカ界では、ハワイと北海道がくっついているのをよくみかけます。確かに、大陸は目に見えない量で、動いているのですが、、、。

あり得ないことを起こしてるのは、私ではなく、
「和(輪)」を乱しているシカです。
 

BONE3 2004年09月21日(tue)

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 5. 
★1本の歯でも多数歯でも目指すことは、同じ所。
歯を動かし、身体の中心をずらさないことに常にこころがけます。シカでは残念ながら、1本のために起こす偏位を。「1本」で修正できません、すなわち1本の歯の治療ができないのです。ですから、スプリントのように強硬手段で訴えるわけです。武力では解決できません、表層は穏やかです、しかし不満分子が増えるだけです。やがてくすぶった状況がテロリストとして横行するのです。自分の中で、反逆分子を増やすだけです。たった1本のせいだったのにです。

★ズレを内包しているホテツ
 では一体修復はどうするかと言うと、1本の歯を治す際でも考えかたはまったく一緒です。「質量ともに、ズレが破壊を増幅させているのであれば、シカホテツがヒントです。」ズレを内包しているからです。よって多数歯にわたり偏位している場合の修正も、実はまったく同じことです。1本ずつ絡んだ糸をほぐすように、問題の歯から断続的に順次繰り返し行えば、最終的に大きな偏位も自己修正されほぐれていきます。そして偏位の修正された場所で、完成させれば自らもっとも安定しますから、嫌な後戻りも少なくなるのです。

★ズレの起点は歯
偏位の起点を歯からのズレで動いてしまっているとすると、戻しのテクニックも場合も歯から行います。歯を治す前に、身体を修正すると普段の自分ではありません、仮の修正の姿では、真の「噛み合わせ」ではなく、あくまで仮の噛み合わせです。もちろん、「歯を動かす」といっても、ワイヤーなどの矯正治療ではありません。あくまで噛むことで、自分で動くのです。顎の位置がズレている人はまれです。まずずれていません、ずれているのは、断層撮影みせられてみてそう思い込んでいるからです。シカがそう思っているから、あなたがその通りに思うだけなのです。まず歯を動かせば簡単に戻りますから、もし「理想的」に戻らないかたは、「現実」として戻らない位置が正解なのです。必要以上には、無理しても戻らないのです。そして戻さないほうが、正しいのです。

★骨、筋肉、靭帯、関節とも正常です。
交通事故で外傷を受け大きく崩壊し再生を余儀無くされ人工関節が入っている場合は、まったく別ですが、」もしくは生まれつき非対称な欠損を持つ先天奇形でなければ、あなたはすべての組織はいまもって正常です。いや正確に言えば、正常だったほずです。最初にズレたのは「歯」です、だって人工物はそれ以外ありませんでしょう。何が正しい、何が違っているか、情報に惑わされず、もう一度再考してみてください。技術のあるものが、みてわかり取り出して戻せる唯一の器官が「歯」ですから、戻し治せるのです。どんな診断をされようが、骨、筋肉、靭帯、関節そして脳も、どれもみな正常なんです。

★再現性のないものに、固執している。
 歯の形状が、認識しインプットされ、動作のアウトプットして同時に機能しているのです。
 「間違った形が、誤認識され誤動作しているだけです。」
そしてシカは、再現性のないものに、固執し無理な挑戦をしているのですから、敗北は眼に見えています。
シカは見た目問題の所を一生懸命修正しようとしているのです。シカは歯をみないすなわち、自分の仕事の足下をみないで、違うエリアで勝負する?まことに本末転倒です。誤った動きそのものは、間違った「歯」の通り正しい機能そのものなんです。正しい治療での歯は、普遍的に再現できる唯一のものなのです。

ミラーリング 2004年09月20日(mon)

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6.
★調整テクニック
歯を削る場所やその必要量が違いますし、目的に応じて削るポイントがあります。身体の反射を利用し、わずかに削るほうが、歯の移動すなわち顎(身体)移動が大きいようです。逆に多く切削するれば、するほど歯のリズムが壊れ、せっかくの正しい移動へ動かすことができません。これは、位置が硬直化していまい、硬化した噛み合わせで逆に動きは止まってしまいます。癒しのテクニックで生命リズムに合わせて、調整が正しくできれば、自然治癒力とともに次第に歯が正しい使いかたをマスターしていくのです。そこが正しい位置です。このように正しい方法で歯を誘導されるとことが最大の目的とすれば、筋肉への反射での解放テクニック(オーリングが代表的)が必要不可欠です。たとえば緊張の誘導が、既存のシカのホテツが原因であれば、まず身体をホグしてあげて心身ともに「リラックス」できるように誘導修正します。これはもちろん歯だけでそうなります。

★誘導テクニック
適正な咬合形態であればとりあえず目的の位置へいくことが可能なのです。ここで大事なことは、調整後しっかり「噛ませる」ことです。歯が足りなくても、とりあえず残存で噛ませてみます。そしてそれがどう問題なのか、脳から情報を引き出し、それを正しくミラーリングします。術者はKr.の主張していることを体現し理解できるはずです。そして歯の修正後、自然なリズムを奏でる「揺らぎ」を歯から感じとらなければなりません。それが軸圧方向へすべて連動し向かっているのです。そしてあきらかな回復を互いに感じとれるのが実感できるのです。

★開口障害の治し方
開口障害の治し方は、シンプルです。これは脳が噛ませないようにさせているだけです。そしてその原因を取ってあげることが、大事です。シカの歯の形状が作り出す、歯の歪みのためそうさせているのです。歯を調整し歪んだ口空間を修正することで、以外に大きくその場で開けられます。口腔内に近い場所ほど、その効果が絶大なことがわかるはずです。そうして「開口障害」が治るのです。しかし、これは一時的なものです。その先をさらに読むと、崩れていくかどうかも問題の一つです。いかに自然に近く作りあげるかが、それからの課題になるはずです。ここからは、歯のホテツするという物質の世界ですね。

★安定咬合
一度壊れたものを、修復し回復したとします。その先待っているのは、さらなる安定性の持続です。噛み合わせという形の変わりやすく、シカで崩されたものは、その他の要因で崩れやすい性質を持っています。ですから、確実に誘導し再度作り上げたのであれば、術後の調整が不可欠です。今度は崩れる前、症状が出る前にしっかりと修正し、崩れるのを防ぎます。もしも何もしなければ、用意に流れやすい方へ、咬合は流出していってしまうのです。この流れを防ぐことは、かならず完全なる噛み合わせを掌握する、すなわち「形態」に乗っ取った機能が必要です。よく高さで均等にとありますが、無駄な努力です。それは、シカの努力であり、Kr.の望む所ではありませんから、やがて不均等になるのです。そして形態からみて、咬合は悪いのですがそれで合っているのです。

 もしわからなくなっても大丈夫です。シカのさかさまをすれば、いいだけです。

頭蓋と下顎の関係 2004年09月19日(sun)

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7.
★3次元的歯の高さ
話を戻してみます、削るとどうなるかということですね。確かに、「低い」という答えの判断が合っているところとそうではないところが、まず混在します。歯が歯槽骨に埋まり、顎が制御しています、そして頭蓋がそれに参加しています、そして身体もです。歯はまず動きます、上下にだけでなく、左右にも、さらに左右にも回転します。つまり上から押さえられていたため、浮上しなかった歯が、溝をいれ安定した空間へ移動できれば、可能性が広がります。歯は喜んで傾斜した歯軸を正しいポイントで当てようと開きだします、これが3次元的な安定です。まるでうっせきしたものは晴らすように、とても気持ちよく動くはずです。

★顎のローテーション
そうして顎はローテーションし、前下方へ回転し出てきます、関節窩はひろがります。削ることで突き上げる方向へは向かいません。もし「歯と顎」は関係ないのならば、このような現象は起きるわけがありません。もちろん関係があるから、調整で持ち上がるのです。ある意味、歯が自由に安定を求め動けるのであれば、既存の今の歯の高さなどどうでもいいんです。もちろん合っていて当然の高度な水準が、当然のレベルの話ですかね。求めるものは、最終地点における適正な安定した咬合なのです。つまりそこには、完治していく時間を逆算して求めるうる時間軸という要素が必要です。予定咬合とでもいうのでしょうか、しいて言えば、これから起こりうる未来での4次元の高さだと思います。

★症状の有無がよい、悪いではない。
シカで注意することは、偏位の修正や力学的な力の解放が、十分歯の調整で出来ていません。旧態依然の診断で、あいかわらず咬合紙や模型を見て既存の当たりの強い部分、言い換えれば今現在必要な当たりを取ってしまい、結局今ある偏位を促進させてしまうのです。
 そして今現在もっとも症状のある部分が偏位を止めている「正常な歯」である認識がありません。もちろん、その正常な歯はさまざまな見える、見えない「症状」を呈しています。それらの症状は思いつくすべての症状のどれかに当てはまります。

★思いという意識が、歯に影響
よくさまざまな歯科をおとずれ、納得できないとぼやくかたがいます、自分の話を聞いてくれないと。でもそれは逆に言えば、Dr.の話を聞いていないからなのです。悔しい思いを歯に八つ当たりしている姿が、伺えるのであれば、診療することはできません。自分の心が変わらなければ、治癒に結びつく手段を考えつくことすらできません。問題のはけ口に歯に当たるのであれば、いくら歯のケアーをしても、追いつきません。それらのことを、自分で気がつかなければ回答は、いつまでもたっても見つかりません。見つけられない人に教えることができません、それは教えても、教えられたものが答えに見えないからです。そしてそのかたの答えではない場合もあります。同じ答えとは限らないのです。見えない人には、見えないものがなんであるか、わからないのです。見えた人に聞いても、本人が見たことがないから、やはり理解できないのです。意識という5次元の高さが確実に存在します。

正中の読み方 2004年09月18日(sat)

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8.
★2つの現実
歯を削ることで、2つのことが現実に生じます。調整の結果、「良くなるか」「悪くなるか」です。でもこれは集約されたすべての技術力の差ということです。一様なデータが欲しい?でも、人の手作業で行うことです、新米と経験豊富なベテランが同じ土俵でしょうか?また感性豊かで、構成力に長けていることを科学的に証明できるでしょうか?逆に人の能力や技術力に差があって当然です。同じレベルでないものを、一様に同じ結果が出ること自体あり得ません。一様な薬でさえ、飲むかたの効果が違うのですから。

★頭で考えるより、身体で理解する。
条件を一致させた上で、技術的にも、科学的な検証や裏付けが本当に必要でしょうか?わたしには、一様に評価すること自体違っていると思います。治ったという声があり、相互評価で納得できる、それで十分と考えています。それでも客観的データが欲しいですか?私は思います、逆に治療体系を求めてもでないのが、正しい治療の最大に効果のある理由ではないかと。説明してわかる人とわからない人がいるとします、わからない人でも、何がわからないか自分で努力しようとがんばります、その姿勢が大切です。それで最初はいいのです。続けることで確実にわかるようになるのですから。いつまでも頭で考えるからわからないのです。頭で考えるより、身体で理解するのが早道なのです。

★絶対高さ、相対高さ
何を持って比較しているかということです。例えば経年的な時間を評価に入れるからということもあります。例えば前回なのか、あるいはその前なのか、それとも治療前なのか、あるいは、シカにかかる前なのか。そして何をもってその高さを比較しているのか、自覚なのか、客観的には、前歯の噛み合わせの量なのかしかし前歯は動いているのは、事実です。
歯科医院ならば、模型なのか、レントゲンなのか。

★過去の高さ、今の高さ、未来の高さ
私は、正中も含め「高さ」は見ていません。分析はあくまで参考です。自分の主観が入り込むかもしれません、計測の間違いがあるのかもしれません。あらゆる可能性をつねに考え柔軟性を持ってつねに臨みます。そして高さは術者が決断して決めるのではなく、本人が正しく決めるものと確信しています。つまり最終的な位置に自分で現実に対応した理想で戻せる環境を整えることなのです。スーパー技工士に聞きました、正中を戻すことをしていますか?と聞けば。答えは「違います」ということです。もちろん方向性として通常の技工士とは明らかにレベルが違いますから、正中は常にどこか掌握し意識はしています。「今は、もっとも正確に噛むところを再現している」ということでした。

No!ではなく、脳(YES) 2004年09月17日(fri)

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9.
★くいしばり
強い力で噛みこんでいれば、つぶれて歯は低くなります。ところがシカホテツを削って緊張を取れば
筋肉がリラックスして、歯同士の強い接触である噛みこみを弱めます。それが歯が高くなる大きな理由です。つまり異常な噛み込みによる歯軸の傾斜や骨瘤をつくっているほどの歯が歯槽骨中に埋まっている状況下で、実は歯は自由に伸びたり縮じんだりするのです。きっかけを待っていたのでしょう、後はのびのびするはずです。

★高さとは、心からの変化
では、どこを見ているかそう思えるか?それは長年の経験則、いうなれば枯れた技術でやがてわかってきます。スーパー技工士は、基本的には上下をシカ的にあてるように作っていません。歯の滑走する上下の運動領域のエリアをみて、最大運動のできる範囲にその高さをみているはずです。これは相手側の歯ではなく、空間領域すなわち傾斜をみているはずです。上下の運動領域の仮想線からみて高いか低いかを論じて欲しいのです。でもそしてそれは、身体の変化に伴い、毎日変わるのものと思ってください。つまり即日における当たりではなく、身体からの可変に対する考慮を踏まえた上、はじめて対処できるのですミクロン単位の伸び縮みは、毎日です。やがて同時に身体をみて、そして関節の動きの流れを読み、意識していなければ、けっしてみえません。。結論は正しい形状を要求するのみです。

★調子がいいのが、いいこと?
いまの身体の調子のよさなど、あまり当てになりません。たまたまその日の気分や何らかの偶然でそう感じるかもしれません。休んでいるから、一時的かもしれません。ではこれからどうなるのか知りたい?
 それよりはっきりとみえる咬合をみたほうが、今後は明らかです。崩れていくのか、そうではないのか、一番よくみえるからです。そして噛み合わせの調子の良さは、変化なく一様に維持していくことが、正しい治療で可能です。その調子の持続を体感できることです。

★誤差と許容性
型を取るときに、ユニットに座って取るのと、たって取るのではもう違います。身体の上下の伸び縮み同様歯の伸縮があります。これは次のアポイント期間があいても許容できるのが正しい治療です。シカは誤差だらけです。それを受け入れてしまうのが身体です。むろんシカ治療のレベルの話とは段違いの精度です。誤解のないように。

★感謝
まず受け入れた身体にそして入れられたことに感謝ですね。正しい治療とは、一喜一憂しない心の鍛錬でもあります。長い迷いの意識下では、歯もいっしょに迷走し動きますから注意が必要です。医院をお褒めいただきありがとうございます。いつも貴重なお時間なのに、長くお持たせしてもうしわけありません、快適な時間をお過ごしください。さらに今度は自分の歯として向かい入れることのできる肯定できる(YES)「受け入れられる歯」を高度な技術として評価をお願いします。いままで、シカでどんなにつくっても、身体がNOでしたからね。

画題:花瓶 2004年09月16日(thu)

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作家:デ ニーロ
画題:花瓶



10.
★錯覚
 有名な絵に白と黒で描かれた 花瓶と顔の絵があります、見る観点からみるとかならず意識の強いほうに見えてきます。錯覚は不安や恐怖というものと連結しています、治らない病気、不治の病という間違った「悪い」考えが、さらに症状を憎悪させていくのです。

★歯に意思がある
自分の行きたい方向と、修正したい方向とは偏位している人ほど違うケースを多々みます。つまり、身体の行きたい方向では噛みたい方向と逆なのです。そして噛みたい方向は、身体の歪む逆方向なのです。既存の歯がすべてそう向いているからです。補綴という噛み合わせ治療に入る前、術前にすべてを修正し調整する目的はそこにあるのです。やがて軸方向に関して、あなたの行きたい方向と歯の行きたい技工とは、一致していきます。最初から辻褄がすべてあっています。

★歯の重なり(そうせい)、ねじれが正しい。
機能と形態があります、小さい顎で歯が未成長であるのは理由があります、狭い顎骨ですべての歯が揃わずに、噛む強大な力に耐えられない場合、無理して当てださず、むしろその顎、 身体に合わせて歯を自分で調整して当てるのです。無理に生えそろわず、重なりだす場合も意図的にしています。
 さらに乱れる歯は、身体に合わせて使われだして初めて歯冠を回転、傾斜させ機能しているのです。まるでオセロゲームの結果のように、現況は黒でも、最後で挽回し裏返って白くなります。ねじれが正しいのも機能し始めて、使われてこそ価値があり、正しいのです。

★最短距離、無駄に時間を費やしません。
西洋学的に、辻褄を合わせようとすればするほど、窮地に追いつめられて解決されなかったのは、いままでの既存の治療でお分かりでしょう。
これが目先改善ではなく、最終型をどこで集結し、解決するか模型相談をし青写真をお見せした理由です。東洋学的にはまったく反対のことをよくやります、そして西洋学的考え方では、私のやり方は、一貫性がないようにも見えます。また一見遠回りに見えることがあります。でも心配なく、大きな流れに身をまかすだけで、後は結果がつ いてきます。
 歯は入れてからが、勝負です。これから半世紀使えるため、最後の治療になるため、日夜考えているのです。さらに補綴終了後に、治療終了後の調整が待っています。 休む暇がありませんね。

★力の伝達
装着後2〜3日はズシリと頭蓋へ響くでしょう、確かな柱ができたからです。その後何ごともなかったかのように、無くなります。最終位置に噛ませて最適化されたのです。何故なら、模型上では、そこの位置から骨へ食い込むようにいくら押しても押せませんからね。
ここまで理解できるあなたはすばらしいですね。正しい治療で、明るい未来が待っています。

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