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診療日記ブルー


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B点咬合の意義  2004年04月02日(fri)

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 噛ませた所は調整しません、たとえ間違って顎をずらしても噛みだすからです。中心の軸のズレを戻そうと身体から望んでそうさせるからです。ですから時間の経過とともにあっという間に、次々と歯は連動して動きだすのです。シカで間違った歯が入ればそれに連動し全体を合わせます。
間違ってるのは「位置」ではなくて、噛むために必要な状態を有した歯でないからズレるのです。

 正しければ、全体を正しく、間違っていれば、間違ったものを内包しつつすべての総和で決定されます。不調和でも調和させるよう自然の摂理がそこでおこなわれます。不適切なシカの補綴物が適応させてしまうのは、脳の働きです。ないものがあるように見せかけているいるのです。自分では気がつきません、しかし脳が消耗して他の歯の寿命を悪戯に浪費していくのです。

 歯は条件によって動く量に明確な差があります。例えば天然歯の優れた所は顎はズレていてもスムーズな連動性により間違った状態で位置を決定させそこで落ち着かせます。逆に補綴物はほとんど連動性がありません、飛んで壊われるか、内部から象牙質を破壊します。間違って噛んでも、正しく噛んでも、全体は当たっているのです。何故なら、
 
 市波氏はこう言いました。すべての「B点が動くのです」

これを提唱しているのは、後にも先にも、過去、そして現在においても彼だけです。噛むところを含めすべてが連動し動くからです。噛んでいるからこそすべてが動き、歪みを解放できるのです。
 これがわからなければ既存のシカの考えで間違った噛み合わせ治療を行っていることになるのです。ある方法では戻しながら正しい位置で噛めるのです。唯一な方法が、「正しい治療なのです」
シカのように顎の位置にとらわれ、顎を単にもどしても今度は噛みません。また咬む所を均一にしても意味がありません、今度は顎がズレて固定させてしまうからです。そのような理由で、亜米利加では科学的に「歯と顎」は関係ないと実証?されたのです。ブランドに弱い日本人はそれに同調しているだけです。「歯と顎」は関係ないといってもらったほうがよいのです、少なくとも触られる前以上には悪くなりませんからね。シカで行われる咬合治療は大変な社会問題です。どんなによかれと思って施しても、結果はまやかしの トンデモ治療になってしまう恐れが大きいのです。
 身体をみて治す、すなわち身体の軸に調和させていくこの治療は全ての歯を連動させていくのです。
  例え1本の歯でも全体を修正させられるのです。
この神髄は「1本の歯で、メタルスプリントなのです」。
逆に恐いのは1本の歯でさえ容易に偏位させられるのです。


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