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診療日記ブルー


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歯と身体のズレ 2004年04月01日(thu)

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 1本の歯の動きでも、顎の動きを決めているのです(上図)。異常な歯の動きが、異常な身体にさせていきます。
 歯と顎はつながっています、とりあえず日本人はです。ここで何故とりあえずなのかは、膨大な過去のデンタル日記ブルーを読んでいただくとご自身の頭の中がきれいに整理されここで意図している理解を深くされると思います、あえて触れて詳細は述べません。矯正など歯の大多数の移動を伴う治療が日本と違い日常化している亜米利加では歯と顎はつながっていないことが前提での話しなのです、何故なら上層部からの通達(圧力?)でそうなっています。このような複雑な背景(バックグランド)があることを、まず最初に理解してください。
 齲蝕(虫歯)になるときは、必ず歯がズレます、表層だけでなくさらに深く壊していくには、破壊的な力が歯表面に加わり位置の移動伴うことが必須だからです。移動させて原形を壊す、位置の移動がそのまま歪ませる力となりそれが破壊活動には必要不可欠だからです。いかなる外傷事故、細菌、食生活、生活習慣、外的ストレスなど原因はさまざまですが、歯牙の位置の狂いがそのまま歪みとなることが特徴です。歯と顎はつながっている以上、歯のズレで顎はズレます。そして顎のズレのために、さらに身体、心の歪みへと連動したズレとしてつながるのです。
 このことに気がつかなければ、一生を掛けて歯を破壊と同時レベルで治すことになります、ですから内在する歪むの温存で治りません。シカ治療で新たな歪みを生み出すからです。シカで治療されれば、次々と歯を失うことになります。いつまでそしていつまでもと際限なく治療を繰り返し行います。ちょうど玉突き事故のように衝突して壊れていくのです。そのクラッシュの動きはスローモーションを見ているように長い時間かけて変化しますから、Kr.もシカDr.もまったく気がつきません。現存して保有している歪みと新たに加える歪みからくるダメージの複合での狂いは、シカではまったく対応できません。既存の時空間から修正しなければならないのです。
 歪みは眼にみえません。しかし歯にはその後がさまざまな形で結果がしっかりと残ります。シカではズレたまま歯の治療をします。当たりまえです、シカイ自身顎がズレることがわかっていません、ズレてもその認識の欠如を理解しようとしません。よって顎と歯の関係はいまだ大学では亜米利加のような考え方のもと行っているからです。研究、教育、そしてもちろん一般の現場における臨床でもそうなのです。肝心な部分が欠落した方法論ではKr.が増えることはあっても減ることはけっしてありません。
歯科大学の教育方針における歯からくる身体影響の否定は、相手不在な理論での臨床上の欠落であり、顎のズレの被害を最大限引き起こす日本における問題製造方式なのです。全面自己否定や教育の不備などは、階層構造上の欠陥なのです。
 歯と顎は関係がないという矛盾を直ちに止めるべきです。歯と顎はつながっていれば、歯と身体は関連していることはあきらかです。歯と顎がつながっているからこそ私は咬合治療ができるのです。
 不思議なことにシカ医は関連がないという1点ばりで、有効性までも自己否定しているのです。科学の発展や進歩はありません。


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