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診療日記ブルー


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更新履歴
2005/01/22
粘膜干渉
2005/01/21
論より証拠
2005/01/20
口腔内ストレスの恐怖
2005/01/19
偽札
2005/01/18
咬合圧の変化が痛みに及ぼす影
2005/01/17
遅らせる声
2005/01/16
最善をつくす。
2005/01/15
絶対音感
2005/01/14
「目は口ほどに恐怖を語る」
2005/01/13
Tron

↓以前の日記

白い巨塔 2004年03月18日(thu)

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 裁判の争点は、説明と選択ということに移る。技術の腕が水準以上でも、人の命を守る医療人としてのハートを兼ね備えていなければならないことは言うまでもない。何千人も治していた外科医が癌になる。専門家でも自分の状態が一番わからないのです。信頼できる外科医がいない?「自己手術セット」が欲しい。
皮肉なことにKr.になった医師が自分で選ぶ「選択」がなんら束縛がなく一番純粋な「正しい選択」になる。

 歯科でセカンドオピニオンを依頼されることがある、シカのメインの主治医になんらかの不信感をもって来院してくる、それでも私は誠意をもって精一杯「真実」を謙虚に語る。包み隠さない真実には、無用な擦(なす)りあいやかばいあいそして慰めの言葉ではない。興奮して語気を強める人、やっぱりそうかと納得する人、それは失敗だったんだ神妙に、、など受け止めかたは人それぞれである。共通したことは、受けるかたは、自分にしっかりした意志をお持ちで必ず不安に思った通りなのです。あなたはどのように自分の事実を受け入れますか?

 あるお口が開かなくなった人は(開口障害)、某付属病院口腔外科から、開けるようにするには手術するしか方法がないと言わる。しかし手術で関節円板を除去すれば「一時的」に開けることができるようになるが、その後やがてさまざまな不定愁訴に悩まされるし、あるものがないという不自然な状況に陥れてしまう。実は悪く固定させてしまう結果になる。癒着するのは、癒着部分が悪いのではないからだ。全体を診ることができず、専門性に陥ってしまいがちな外科は西洋学的に悪い所を取りたがる、しかし別なステージへと場所を移すことであることに気が付かない。
 ある口腔外科医は身内の顎関節の手術は勧めないという、他人には勧めて、、、。

 何かがおかしい?このDVDジャケット、ネームプレートは偽物だ。しっかり見ている人にはわかる。深い洞察力や注意力も必要だ。他人に勧められないことは、邪道である。本物こそ王道なのである。それを見分け選ぶのは自分自身だ、正しく選択したことを判断できなければ、まさしく白い虚塔である。相手まかせにせず、自分のことは、自分で判断はできるはずなのです。本当に心まで悪くならなければという前提であるが、、。


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