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診療日記ブルー


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左右差の解消 2004年03月22日(mon)

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 左右お顔が均等だとしよう、そうすれば正中も間違いないし、上下の高低もわかりやすい?
でもそんなヒトは存在しない。元をただせば歪んでいるから、崩れてムシバになる。
  その崩れているままの状態でシカは歯を作る。だから続きがでる、終わりが無い。

なぜフェイスボーがいけないのか?
 正確に間違った位置であるからだ。

 左右のズレていることを、認識していない。認識していれば使用しない。
何故なら戻す咬合器は「左右均等」だからだ。
 左右非均等なものを、左右均等な枠にあてはめても、無理が生じる。必ずどちらかに左右ずれてしまう。よく考えれば当たり前の話である。
 通常左右の歯列が正中からも違うが、これも左右均等にされてしまう。「犬歯の長さが違うのは、左右の距離が違うからだ。」 それで生体は合っている。
 シカで誤差の上に誤差がでる。フェイスボーでマウントされて咬合器上から出てくる角度は、見た目過った左右不均等な角度である。これでは間違った
角度である。
 せっかく解消したい、左右差を間違った角度の位置で装着することには、意味がない。
 悪い状態で固定してしまうことになる。

左右差の解消は、顎の位置の左右差すなわち歯の左右高低差ではない。(頭蓋矯正でもない)
   位置で決めている以上改善は見られません。

  正中線を間違うから、身体がねじれるのです。
歯が曲がってでてくるのです、だから顎も蛇行するのです。正中も狂わず、左右の角度を認識し、重力線を意識した治療方法があります。正しい歯の治療にそれを見つけることが可能です。


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