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診療日記ブルー


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更新履歴
2005/01/22
粘膜干渉
2005/01/21
論より証拠
2005/01/20
口腔内ストレスの恐怖
2005/01/19
偽札
2005/01/18
咬合圧の変化が痛みに及ぼす影
2005/01/17
遅らせる声
2005/01/16
最善をつくす。
2005/01/15
絶対音感
2005/01/14
「目は口ほどに恐怖を語る」
2005/01/13
Tron

↓以前の日記

Soccer 2004年03月05日(fri)

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 負けられない試合がある。オリンピック予選
平山選手は高校生である、ゆえにサッカーの技術とともに身体も伸び盛りである。高校の小峯監督はこう指摘する、本人に身体の筋力がつくまで2〜3年かかる。筋力トレーニングをさせるべきでないし、徹底した体重管理を行っている、ベストより2kg太ればいつものジャンプはできない。最終的には本人の意志であるが、青田買いされないようじっくり筑波大で育てることがよいと話す。
 本人はサッカー後の人生として教員を目指すため大学に入る。先のことをつねに考えられているから、目先のことでは囚われない。
「落ち着いてシュートを打てる」のはそのためだ。そして2ロックである。

年齢を考えて指導する。
親知らずがそうだ。20才前に歯肉がはれるから、抜いてしまってはいけない。
 誰でも歯ぐきがから歯は生えて来る時は、物凄いエネルギーをいる。
 成長するため、かならず「左右差」を作りながら生えてくる。このため高径が成長し高くなる。
 この10代にかけてシカで早期に治療された場合、そこで年齢は停止してしまっている例を良く見る。
 多くは噛んでいないインレーである。片側で当らないように低めに作られる、装着は気にならない。当たっていないからだ。問題は若い時には起こらない、身体が柔らかく出来上がっていないからだ。間違って入れられた通りに身体は出来てくる。伸び盛りの時に、さまざまなブレーキを掛け、身体を制限させる診療をしてはいけない。
 妨げなければ、また運命は違っていることだろう。
その人のイニシアチブルを握るだけの、資格はない。
そして資格にないDr.に限って大胆な間違いを繰り返す。本当に知らないことは恐ろしいことである。

  カミ癖と偏位はまったく意味あいが異なっている、Dr.にそっと質問して聞いて見よう。答えが楽しみである。その場ですっきり正解を言えたら安心だ。
  潰れているほうが、カミ癖であり。ずれている方向へ引っ張られるのが偏位である。

 サッカーと同じで過程が良ければゴールという御褒美の結果が生まれる。症状を取りたいのであれば、途中を省いたり、努力を怠ってはいけない、何もしていなければけっして御褒美はいただけないのである。

 サッカー同様治療内容がよくても、結果が出なければいけないのは、監督とまったく同じ立場だとデンタルプロは認識している。
     イラスト写真は坂田大輔


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