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診療日記ブルー


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漢字 KANNJI かんじ 2004年02月21日(sat)

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 外傷や腫瘍などによる脳の一部の障害によって、視聴覚や知能そのものには障害がなくても言語処理になんらかのトラブルが発生する症状を「失語症」という。脳の障害をうけた場所によってさまざまに特徴的な症状のあらわれかたをする。そのため脳と言語機能との関係をさぐるうえで重要なてがかりとされている。これらのうち、ことばを聞いたりしゃべったりはできても、文字の読み書きだけができなくなる症状を「失読症」という。

日本人には漢字だけ読めなくなる「漢字失読症」と、仮名だけ読めなくなる「仮名失読症」の二種類の失読症がある。これは日本人独特の現象である。表音文字使用民族にはこういう分裂はもちろんないし、中国人にもない。

失読症とは、普通は視覚記号を音声イメージとむすびつける機能の障害なのだそうである。表音文字は音声を介してのみ言語的な意味とむすびついているので、それぞれの文字の形のちがいが識別できたとしても、音声化できないと意味がわからず、ことばとして読むことができない。

ところが、日本人は漢字についてはその形から「意味だけ」を直接受け取ることができる。田中さんの顔を見れば「田中さん」とよびかけることができるのとおなじだ。もともと音声言語そのものには障害のない「失読症」だから、そうしてうけとった意味を音声化すれば「読む」こともできる。しかしとうぜん、漢字は読めても仮名は読めない。それが「仮名失読症」である。損傷すると「仮名失読症」をおこす脳内の場所は、外国人のふつうの失読症のばあいとおなじだが、漢字については脳内の別の場所で処理しているので、そこに損傷があると逆に漢字だけが読めない「漢字失読症」になる。


漢字がもつイメージがある。一列に並んだ漢字を読む、ユニット単位で字の持つ意味をつぎつぎに追って情報が入ってくる。このように文字情報を視覚として受け取ることはきわめて特殊な世界である。時間軸にそって順々に情報をうけとるのは聴覚の特性であるが、視覚は普通はもっと包括的、空間的に情報を受け取れる。

訪問先で掛け軸に「雪下梅香」と書いてあった。この季節柄、梅は雪の下で見ることができないが、しっかり芽は息吹いて香るようだ。という意味である。漢字に命があり、香りがするようなイメージと字をあわせると発生する。日本語のすごい所はここにある、ちなみに梅は案外長く1ヶ月程度咲いている。

「顎関節症」とは診断してはいけないんだったね。
顎関節の「炎症疾患」もしくは「多因子性」(ストレス)と勘違いされている。その診断名ではシカでは特定できない「暗中模索」に入ってしまうからね。シカによる「異常形態」による過剰な「防衛反応」でも、病名は顎の筋のコントロール不全と扱われ、歯と問題ないと指摘されることから歯に問題がないのにコントロールできないという「自己矛盾」が噴出しそれが心の「疑心暗鬼」になり混乱と渾沌で深く自分を傷つけていくという問題意識は浅はかなシカには存在しない。今だシカ世界では顎と歯は繋がっていない低レベルの世界である。さらにネット上で問題があると指摘している所こそ要注意だ、そのまましっかりシカのままでシカ治療をしている。金属を取り替えても治らない。整体をおこなっても同じである。シカで歯や身体から入っていく場所は特定原因ではない。たいした問題ではない場所をクローズアップさせる技はたいしたものだ。あまり本当のことを記載し続けると私が「四面楚歌」になっても困るからこれまで。

堀内監督は清原のことを番長と呼ばないようにマスコミに通達したね、レッテルがそのままイメージとして定着してしまう。たしか監督のあだ名は悪太郎だったかな。

  歯の本当のイメージを大切にしたいのです。
漢字のかんじでした。


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