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診療日記ブルー


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更新履歴
2005/01/22
粘膜干渉
2005/01/21
論より証拠
2005/01/20
口腔内ストレスの恐怖
2005/01/19
偽札
2005/01/18
咬合圧の変化が痛みに及ぼす影
2005/01/17
遅らせる声
2005/01/16
最善をつくす。
2005/01/15
絶対音感
2005/01/14
「目は口ほどに恐怖を語る」
2005/01/13
Tron

↓以前の日記

C3PO 2005年01月12日(wed)

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 歯科でわからないから、医科にかかればということですね。全身の状態がシカではわからないから、医学系のことがもっともみたいのように感じてしまうわけですね。確かにそういうときもあります。しかし、現実の医科においては、もっとも「歯」のことがわからない所なのです。おそらくよいか悪いもシカ同様にわからないと思います。
 だいたい身体全体のすべての検査をして何も悪いところがなかったと診断されたわけですから、もしかしたら噛み合わせではと、ようやく気がついたわけでしょう?よって散々いままでしていたDR.ショッピングのスタートにまたつくわけです。これではどうどう巡りでなんら意味がありません。

 原因が身体のどこにあるのかなど犯人探しは、意味がありません。まるで、がん検診のように、黒い影を検査でみつけては騒いでいるかのようです。心を穏やかになれば、そんな影など消えてしまうのです。これが、最新機械の判定や科学的な根拠ではわからない理由です。

 最近、HONDAのロボットが走れると話題になりましたね。可動できる関節がますます増えて、動作のぎくしゃくし感がなくなり、ずいぶん精度があがり機能として大変よくなってきました。でもまだまだ人本来の動きからしてもほど遠い存在です。しかもロボットの披露したデモンストレーションは、1回しかやりませんでした。繰り返し機能させていく人の歯や顎は、距離的にも脳に大変近く、かつ創られて与えられたものは、精密かる繊細な器官なのです。
 現代の科学の水準は、あなたの要求している高度なレベルには追いついていません。C3POは架空の世界です、そこではもしかした構築が可能かもしれません。  すべての悪いところを取り去ったとしたら、そのためにあなたのパーツはすべてが入れ変わってしまうことでしょう。だって、一番弱いところに、病気や症状が表出してくるのですから、本来の弱点があなた自身を表現している姿なのです。それを、歯を上げる治療では、スプリント同様現在の治療レベルにおいて無謀にも行なおうとしているのですから、、。

 唯一歯科で行なえることは、弱い歯で問題があるものを、いますぐに正しく歯を治すことなのです。


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