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診療日記ブルー


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浮遊ピラミッド 2005年01月10日(mon)

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 確かにイメージした通りに空中に浮かぶことができれば、さぞかし内容はすばらしいと絶賛されるでしょう。微動だにして動かないことが、もしかして不安定さが無くなると考えていませんか、頭で考えている以上そう錯覚しやすいものです。でも実際の脳感覚は、身体を自己優先し保護する役目を担っています、ですからそんなに柔ではありません。逆に、今後の子孫に問題を生じる場合は、スパッと環境ホルモンの影響のように、生殖系を寸断させるドラスティックな所も同時に存在しています。
 噛み合わせにおける不安定さの真実は、見た目からくる大いなる錯覚から来ているといってよいと思います。もちろん偏位していることにより、あらゆる天然歯は偏位に合わせて傾斜により角度を変え、すでに歯は曲がっているわけです。それをとってつけたように指摘する稚拙な診断が、シカに見られます。その見かけのコダワリをシカでもわかるシカ的欠陥として誤って治療してしまうのです。例えば、オープンとか、かがい咬合で低位とかであります。みれば誰でもわかります。しかし、大いなる構造的欠陥は別なところに存在します。原因はホテツ歯ですから、それを治さずにかがい咬合を治すくらい「加害」で迷惑なことはありません。
 シカは一発あてようとでも思っているのでしょうか、自分が有名なマジシャンのつもりでピラミッドを空中に浮遊させる努力をしています。それが、シカでやろうとして今だに実現できない途方もない魔法なのです。

 しっかりと地面に押し付けて不動なものにする、このように歯を治すことがまず先決なのです。
シカのスプリントであげることが、一番地についていなく不安定極まりないのです。 だから、終わりがないのです。しばらくすれば、耐えきれずやがて力つきて落ちていくのは自明の理です。現実にも、わたしはピラミッドを持ち上げるところをみたことがありません(笑)から。できることとできないことをはっきりしたらどうでしょうか?結論は、「咬ませると、やっぱりズレる浮遊ピラミッド」です。おわかりのようにし装置では自分の歯のように「できない」のですから。はやくしないと、

今度は、スパッとあなたの脳をドラスティックに切られます。これは、実証済みのはずです。現在進行形のかたがいますからね。よいイメージとは、実現可能なものを指すのです。
 浮遊ピラミッドの謎は、シカでいったんリセットされてしまった身体のように根深いものです。


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