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診療日記ブルー


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更新履歴
2005/01/22
粘膜干渉
2005/01/21
論より証拠
2005/01/20
口腔内ストレスの恐怖
2005/01/19
偽札
2005/01/18
咬合圧の変化が痛みに及ぼす影
2005/01/17
遅らせる声
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最善をつくす。
2005/01/15
絶対音感
2005/01/14
「目は口ほどに恐怖を語る」
2005/01/13
Tron

↓以前の日記

自我のエゴ 2004年02月01日(sun)

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【自我のエゴ・・意見を張り通すこと・・片意地・・こだわり】 現代人のストレスと、あらゆる病気の原因 
なぜ我執が取れないかというと、たいていの人は自分のほうから我執を取ったら損をすると思っているのです。自分は悪くないのに、どうして自分から折れる必要があるのかと考えるのです。
そこに根本的な間違いがあります。我執を取るのは、自分が悪いからでも、相手に折れるためでもありません。自分を楽しくする為です。性格が悪い、人づきあいが上手くいかないと言う人は必ずといっていいほど我執の塊りだと思います。我執が取れれば人生は本当に楽しい虫の好かない相手に腹を立てる事もなくなります
 人間なんて、よく考えてみると、本来失うものなどありません。
 気持ちの上でこだわる所をこだわらないのが、本当のこだわりなのです。
 これがこじれないため必要なことです。


歯の構築を考える際に、大切なことは全体を把握しているかどうかです。自分が金属アレルギーであり体調不良の原因がそこにあるのではないかと、気にしているかたがいました。そのかたは近隣のKo市からいらしたかたです。Kosi市のシカで「オーリング」で適合金属を調べて補綴を入れ替えるようになりました。オーリングでそのかたに一番的した金属を調べることが可能ですからね。そのオーリング先生のもと治療が開始されました、ところが入れ替えるために古いパラ金属を外し、よりよい補綴治療に入ろうとすると、とたんに顎の位置が狂いだし、新しく入れ替えた金合金のクラウンさえ適合しません。身体の調子は以前より酷くなりだしました。ここで考えてもらいたいことは、「外しただけで支えをはずしてしまうこと」よかれと思ってやったことでしょうが、結果は逆になってしまいました。やってはいけないことなのです。
 この場合はオーリングは確かに金属の問題を示唆しました、しかし術者に噛み合わせの考慮がありませんでした。噛み合わせの狂いにより、よりよい金属がまったくいかされません。自分の考えで何でも悪い物は取り除くという概念が先攻してしまい、肝心な身体を造っている噛み合わせのエレメントを忘れてしまうかのようです。トータルに考えれば明白です。ここでは母数を上げて免疫を上げていくことが重要だったからです。

 白と黒は表裏一体です。考えに絶対というものは存在しないことをけっして忘れないでください。
 シカをシカで入れ替えても同じこと、もしくは偏位を助長します。私だったら、シカ的な補綴を入れ替えませんでした、オープンバイトは臼歯部のみで止まっていたのですから。はずさなければ、少なくてもそれ以上は悪くはならなかったのですから。再度忠告しておきます。問題がわからなければ、シカ治療と称して

  歯はむやみに弄(いじ)ってはいけません。


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