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診療日記ブルー


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歯の構築6 現実の世界へようこそ  2004年01月31日(sat)

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 映画『マトリックス』シリーズの
ネオの師匠役モーフィアスは、
マトリックス1で、こんなことを言っている。
『マトリックス』は、どこにでもある
人々の目の前に、その後ろに
  ただ、見えないだけだ
  ただ、気づかないだけだ
『マトリックス』は人々をあざむき、
かりそめの夢を与え、そして真実を覆い隠す
『マトリックス』
 その存在に気づくものは、ごくわずかだ・・・。       


■ 歯の構築6
今のいまにも現実にみせかけたシカの存在は拡大増加している。歯科の私からみて非現実性を帯びさせよりバーチャルな空間を膨張するかのように広がりをみせている。ヒトがさまよい迷いとまどう姿は、多数に分裂し存在しているシカが関与している。
 ほとんどはその異様な空間にどっぷりつかっている、さぞかし居心地がよいだろう、その既成概念の世界の「存在」に気がつくまではね。
 辻褄のあわない、異様な空間は歪みを増す。

だからその中で少しでも気がついたものは自らの選択で、本来の現実空間に自分を取り戻させる配慮をしてあげる。
   手を伸ばしてシカ的空間から連れ出すことが私に与えられた本当の使命である。
私自身時間的や体力的な条件もあり、何人を奪回できるかわからない、いまでもなおシカ的の世界を構築させている中で生活している多数の人はなおそのままである。

   脱出できれば、本当の自分の正しい世界であることに初めて気がつく。
 それまでは、現状がどこにあってもしっかり実在と思わされている。
しかし一歩抜け出せば、まやかしのバーチャルな世界であることは容易にわかる。

人はかならず与えられたことがあり、それをぴったり探しあてることができるかで、人生の目的が変わってくる。

 
 歯の構築は詳細に語ることは今までなかったと思います。シカにおいても密接に心との関与がとりざたされているわりには、あまり聞いたことがないと思います。ストレスなど起因することを取り除くことばかり重要視されていますが、歯の構築において積極的に心理的な側面から正しく捉えていることがないようです。
 以前ハードの部分すなわち歯自体を造ることにおいて終了してしまいました、そしてこれからはソフトの部分だと思います、と述べました。
 残されている未知の分野はここにあります。
そして医学のなかで取り残されている歯科において、医科を凌駕するだけの確かな存在を感じます。
そしてこれらの事柄が21世紀の新しい歯科を誘導するだけのエネルギーを創出し先導していくのです。
全く新しいことに、チャレンジできるか、それとも取り残されるかそれは可能性にかける勇気だと思います。

構築についてお話しました。突飛な話しかもしれません、何一つ実証されていないかもしれません、でも
それは現段階においてです。未来ではわかりません。
もしかすると当たり前になっているのかもしれません。
  科学の進歩が追い付けばいまのことが検証できるようになる時代はくるかもしれません。
    急速に歯科世界でも進むことを切に望みます。
 『sikaマトリックス』は、どこにでもある
  ただ、見えないだけだ
  ただ、気づかないだけだ

 その存在に気づくものは、ごくわずかだ、、。
     真実はただひとつである。


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