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診療日記ブルー


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歯の構築5 究極のデジタルはアナログ 2004年01月30日(fri)

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歯の構築5
今度はイメージした最終模型から実際における計画ですが、医院では情報の共有化の一貫として、通常管理からあらゆるものすべてをデジタル化していますが、この時における診療計画の記述のみは、必ずアナログつまり筆記により記載します。手を使うことが何か意味のあることかもしれません。
字を書いたり消したりすることで脳からの伝達が、デジタルデバイスより違った感覚で早い?というイメージなのです。
もちろん実際のワープロソフトなどで記述する場合、キーボードのタイピングで打つほうが早いのは言うまでもありません、例えばデリートしたりコピーペイストなど一連の動作で文字を入れ替えるのは瞬時にできるのですが、反復された基本動作や定型的なことを意味していることではないようです。PCの前似向っても結局うまくいかないようです。だめな理由として決められた命令に対しては確かに正確に早くできるのですが、決められていないことにはまったくといっていいほど、イマジネーションがわかずデジタル系では向かないということなのです。現状の診療システムにおいて当医院の診療体系がシカの保険診療で限局した枠組みでは対処できず、すでに包括し枠そのものを取り込んでしまっているかのように感じています。
 大切なことは、相手のかたの徳を含めた背景(バックグランド)がわかり、さらに御自身でどうなりたいのかの明確な姿勢をしっかり持ち続くけていく方のほうが、スパッとイメージしやすいのです。相手がいつまでたっても煮え切れず踏ん切りがつかないで迷っているかたは、こちらも同様に決めようとしても決まらないものなのです。
だから単に「症状がとれればよい」というような安易な主訴執着系のかたや、愚痴なのか迷いなのか「来院理由自体が理由」のような漠然とした不明系のかたは、その時に歯科に来ても最終型に到達するまでまだまだ時間がかかりそうです。
 脳のイメージにより生み出されたものが、形には残らない(実際は残る?)が身体に何か与える要素としてあり、ある重要な鍵を握っているのではないかと予想できます。どうも御自身の心の置きかたに意味があり、実際に行う際には後押ししてくれる程の相当な力になってくれていて、求めている答えがどうもその当たりに見隠れしているような気がします。
     だから症状があってやる気がないというかたが医院に来ると一番困っていました。
専門が歯だからです。他はわかっていても無論扱えません。
 今はある程度そのことに理解をしています。
 ここまで来院してくる方は、ネット上で相当サーフィンをしないとたどり着けないようです。
安易に検索で上位にしないように(笑)努力しています。
 そこまでしても来られるかたはすでに十分情報通であり、HPにて様々な情報の収拾しあらゆる角度で研究すみの熱心な勉強家のかたばかりで頭が下がる思いです。歯を治すことの正しい意味を理解するに至る条件をすでに持って来ているかた達は、こちらとしては助かります。自分自身で正しい選択をできるかたですよね。
いつまでも病状を治せない裏返しは、自分で捜せず何ごとでも人任せであり、あるいは人を見る眼がないということであります。
病気に重い、軽いなどと分類、制約されて自己判断される以上に大切なことではないでしょうか?
こちらの診療を正しく認識して正しい治療と理解していただくかたは、識者の方達で大変感謝しています。

どこまでいっても0と1にけっしてならないほうが、偉いのです。
 究極のデジタルはアナログになるのです。



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