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診療日記ブルー


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論より証拠
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口腔内ストレスの恐怖
2005/01/19
偽札
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咬合圧の変化が痛みに及ぼす影
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「目は口ほどに恐怖を語る」
2005/01/13
Tron

↓以前の日記

石の顔 2004年10月25日(mon)

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 調子以前にかかわらず、人は石の顔ではありません。

 確かに顎関節症の症状は顎顔面、頭蓋骨の歪みの姿なのです。さらに進行すれば、背骨、骨盤、足先までの全身の歪みと関連します。繰り返し説明していますが、一貫性のある真実としては確実なことは、歯科治療で代表的な病気として「虫歯」が、ねじれの代表なのです。

 歪みの証として、生体がおこなえる口腔内の反乱の一種なのです。「いわゆる顎関節症」は、身体全体の歪みを伴い、顎のバランス崩しているようにみえます。そこで注意してもらいたい大事なことは、補正と歪むの違いを明確に認識してもらいたいことなのです。
 シカ治療で代表的なインレー、クラウン、ブリッジなどホテツ物は、偏位のまま求心性の軸がずれたままシカで修復します。よって以前の状態に復元しないまま、進めていくわけです。シカでは、戻しの技術が存在しませんから、ズレを固定化し悪い状態で常に位置を決定しまうわけです。以前の状態にホテツした後も、前の状態に戻りたいのですが、シカで作られたものでは、容易には戻れません。よって補綴物を壊す前に、動きやすい従順な自分の天然歯を次々に壊しにかかるのです。シカの歯で壊れる人は、単純にまたシカに向かいます。
 ここで内在している「歪み」の現象は、虫歯という破壊活動により解放に向かうのです。しかしまたシカは、口腔内に生体として邪魔ものを新たにつくり、繰り返し人工的な制御で狂わされていくのです。永遠に気がつかないシカDr.は、本当に幸せものです。

 結論として、歯における歪み(ひずみ)は、歯で治すべきです。身体の歪みを正しても、かみ合わせが変わるだけで、歯が元に戻るわけではないのです。20年以上歯と共に築いてきた身体です。さまざま療法で必要以上にかみ合わせと変えてはいけないのです。治す時は、いまだに、シカ常識として顎顔面、頭蓋骨不動なもの、石のように硬組織は変わらないものとの前提です。常に環境に応じて変貌していく身体(顎)なのに、けっして動かない相手として治療を進めている現状なのです。これでは終わりのない世界になるのは当たり前なのです。

 以上のように既存の事実を、単に一つの意見としてみるかたには、単にそれだけに見えます。物の見方がさまざまに違えば、さまざまに判断しよって行動が違います、ですから認識が違えば、何をしても無理であり、最終的に治らないのです。深く理解できなけば「正しい治療」を無理にはすすめません。望まない治療はいかにしても受けることができないのです、心の中で正しくわかることが、正しい治療の神髄です。
 うまくいかない最大の理由は、理解する心のフィルターがいけないシカ情報で雲がかかっているからわからないのです。誤ったシカ情報では無理がありませんが、、、。

 顔はつねに、年齢とともに、そしてシカ治療で移りゆくものです。


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