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診療日記ブルー


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口腔内ストレスの恐怖
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咬合圧の変化が痛みに及ぼす影
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「目は口ほどに恐怖を語る」
2005/01/13
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無意識レベル 2004年10月18日(mon)

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 顎関節症を直すマントラ
「唇を閉じ、奥歯を離し、顔の力を抜く」これが顎関節症を直す呪文です。これを1日に何度も自分に言い聞かせ、実践します。
 かみしめる癖は、今すぐ止めるよう注意してください。本来人間の上下の歯が接触するのは、物をかむときと飲み込むときだけなんです。もし、かみしめやくいしばり、歯ぎしり等をしていると、かむための筋肉や関節は持続的に破壊され続け、治療しても効果が現れず、治らないという結果になってしまいます。
 マントラで顎の関節と筋肉はリラックスし、緊張やこわばりから解放されます。筋の緊張によって引き起こされていた、顎や首のまわりの痛みを少しずつ引くのです。


 意識を再確認してしましょう。例えば、歩くときに、右足出して、左足だしてといちいち考えますか、お風呂に入るときは、どちらの足から、自転車に乗るときペダルをこぐのを、左右にごとにいちいち考えていますか?最大の関心ごとですが、自分の歯で食事をするとき、つねに「意識」していますか?寝ているとき、噛み合わせを意識できますか?
 我々が行うべき大切なポイントは無意識レベルの治療です。眼にみえる外側での反応は、すべて過去の結果の集積なのです。特に起こしてしまった症状は、追求してはいけないのです。身体から追い出そうとすればするほど、身体が執着をし逃げていきません、意識がそこに集中しているからです。
 
 だから左右どちらで噛んだらいいんですか?という質問はまるっきり意味がありません。身体は、同時に使えるのが当たり前だからです。結論としては、意識して噛む所ではないし、噛む行為が無意識の動作なのです。でそんな必要性などない所なのです。しいていままでできることと言えば、子供のことからの親から教わった躾(しつけ)、習慣の部分かもしれません、

 シカで意識していることは、すべてのシカ医とKR.が意識しているところだけです。KR.の認識することができない隠された「無意識」の部分があることを考慮すべきなのです。隠されている部分が、治療における大部分のヒントなるといって過言ではありません。繰り返しいいますが、自分の姿は自分が一番よくわかりません。シカで入れられた、たった1本のインレーでも、そのかたの人生を大きく揺るがす事実があるのですから、そしてその対応方法を知っているからこそ、よくわかるのです。幼少期の時期に、シカのインレーなど一見自覚のないものほど、逆に違和感の認識不足のため発覚が遅れます。これは、成長の歪みを増長させ、致命的な状況をつくりあげるのです。環境通りに成長した歯は心を司る橋渡し役(ブリッジ)なのです、だから顎の体操や言葉のマントラや姿勢を含めた生活習慣も大切ですが、その前に歯を正しく治すことが賢明です。
 
 マントラ100回唱えてもいいでしょう、でも隠されているからシカではみえないのです、みえないから「ない」ように見えるのです。みえない人に見えるようにはできません。本当の緊張は、隠されてる歯から起こしているのです。これは頭のよい理解の有無とは、ちょっと違うもののようです。認識する力だからです、訓練でみえるものではないのです。
 シカで「ない」とされている、認識できないものをみるのです。


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