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診療日記ブルー


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粘膜干渉
2005/01/21
論より証拠
2005/01/20
口腔内ストレスの恐怖
2005/01/19
偽札
2005/01/18
咬合圧の変化が痛みに及ぼす影
2005/01/17
遅らせる声
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2005/01/15
絶対音感
2005/01/14
「目は口ほどに恐怖を語る」
2005/01/13
Tron

↓以前の日記

脚付きコップと二人の娘の顔 2004年10月22日(fri)

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 顕在意識と潜在意識の考えが一致していない場合、最終的に勝るのは潜在意識の考えだと言われています。例えば、「人と関わると傷つけられるのではないか?」と思っている人のケースでは、その潜在意識の恐れが「友達をたくさんつくろう」という表面上の意志に勝ってしまうことになるのです。潜在意識はこのように現実の生活に顕著に影響しています。
 ですから、歯科で「歯を治そう」として顕在意識のなかで、いくら治るんだといくら前向きに頭で考えるて向かっていても、身体が憶えている数々の悪行?治療での脅迫概念から潜在意識として残ってしまうものなのです。例えば、また歯が悪くなるのではないかとか、抜けてしまい歯が無くなるのではないかとか、顎関節症は未知の病気ではないかなどなどです。悪い観念が首をもたげて来て、かき消すことができなくなります。次々に入るシカからの誤った情報を耳にし、現実として自分自身知らずにして自作自演をさせていく危険を危惧するのです。 治療を開始されせっかくいい方向へ来た所でも、悪い考えが浮かんでは、認識を誤らせる要因になっていくことがあるのです。このような邪魔をする概念を取り除くことが、正しい治療では、大切なことであり、十分理解ぜずに仮にそのままで進んでも、結局は支配された考え方で、自分の行動を制約したり、実際の治癒を遅らせたり「後戻り」の要因になるのです。

 その前にまず、潜在意識が持つ意見や考えは、いつどのように形成されるのか知っておくことが大切です。7歳以下の子どもたちは、いわゆる催眠状態にあるとされています。つまり、潜在意識が常にオープンになっている状態です。このため、この時期に周囲によって与えられた様々な考えは、肯定的なものも否定的なものも含めて、潜在意識に入っていく、と言われています。例えば、小さな子供が「自分には価値がない」と思ってしまうような事を、周囲の大人に言われて育ったとします。その考えが間違ったものであっても、小さな子供には「大人が言っていることは間違っている」と判断することができません。その子の潜在意識も「自分には価値がない」という考えを持つようになります。ある非行に走る子供達は、3歳頃に親がとても育ててにくいとぼやくことで、事実その通りになるものなのです。最近の東京都での虐待での統計上データが出て来ています。幼少の頃から規則正しい生活を送ってきたものは、成人になっても同じように几帳面で規則正しい生活を送れるものなのです、そして当然日常当たり前のことですから苦痛でもなんでもありません。また統計では幼少のとき、虐待が多ければ多いほど、歯の状態が悪いことがデータに示されています。ここでも潜在意識と歯(噛み合わせ)との関連が示されているのです。

 脚付きコップと二人の娘の顔どちらにもみえるのですが、意識しているほうにしかみえません。悪いほうを意識するか、よいほうを意識するかそれは自由です。しかし選び方で結果が変わります。一見自分の意思で物事を選んでいるようにみえま。しかし実際に選んでいるのはあなたではなく、あなたを動かしている潜在意識なのです。


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