ある日急患が来ました。インレー脱離です。
再装着だ、悪くてもインレー再製と思い、予約と予約の間に入れました。
それからが悲劇の始まりでした。
初対面の印象がのちのちまであとをひくのは、この事を言うのでしょう。
Krを見た瞬間、S43生まれ(36歳)で、未婚?or離婚?、髪はボサボサでライオンのタテガミの様でその髪の間にフケがチラホラ!
顔はくろぶちのメガネをかけ、その奥の目は釣り上がり、恐怖と威嚇が私に突き刺さるように見つめていました。
スタッフや私がしたあいさつも、したから上に見上げるようにし、軽く会釈!
ユニットに座りエプロンをかけるときも、その視界に手が見えるとビクっとして、またにらむ!
その様子を見ていて”やばい””何かが起こる”と直感し殺気さえ感じた時、右となりのユニットで母を治療している事に気つきました。
母はセメントの硬化待ちです。
私は予診表で部位と内科的疾患、紹介者の有無を確認しチェアーへ!
Dr「今日はどうしましたか?」と言った瞬間から、とても長〜い時間が始まりました(精神的に!)
Kr「どうしたも何もないじゃない!!(`´)あなたちゃんと予診表見たの!何のために私がかいたのよ!受付にも話したわよ」
と、外にも聞こえる大きな声で受付に指をさして言いました。
Dr「〜さん、でもね!予診表やスタッフの言った事を全て鵜呑みには出来ないから、再度私が確認の意味で聞いているのです」
「どこが取れたのですか?」
すぐさま
Kr「だから言ってるじゃないの、予診表に書いてあるわよ、あなた耳が聞こえないの!」
ひと呼吸おき、予診表を見て
Dr「右下の歯が取れたのですね」
Kr「だから言ってるじゃないの(`´)、何回言わせればいいの、あんた本当に先生なの?他の先生にかわってよ」
スミマセンm(_ _)m 今日はここまでです((((((((^_^;)
だんだん自分自身、書くことに辛くなってきました。(T_T)
ここまで書くのに何回筆を止めたことか(T_T)
これは、全文事実です。むろん被害を被った運の悪い人は、当医院ではないことを付け加えておきます。