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診療日記ブルー


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更新履歴
2005/01/22
粘膜干渉
2005/01/21
論より証拠
2005/01/20
口腔内ストレスの恐怖
2005/01/19
偽札
2005/01/18
咬合圧の変化が痛みに及ぼす影
2005/01/17
遅らせる声
2005/01/16
最善をつくす。
2005/01/15
絶対音感
2005/01/14
「目は口ほどに恐怖を語る」
2005/01/13
Tron

↓以前の日記

No!ではなく、脳(YES) 2004年09月17日(fri)

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9.
★くいしばり
強い力で噛みこんでいれば、つぶれて歯は低くなります。ところがシカホテツを削って緊張を取れば
筋肉がリラックスして、歯同士の強い接触である噛みこみを弱めます。それが歯が高くなる大きな理由です。つまり異常な噛み込みによる歯軸の傾斜や骨瘤をつくっているほどの歯が歯槽骨中に埋まっている状況下で、実は歯は自由に伸びたり縮じんだりするのです。きっかけを待っていたのでしょう、後はのびのびするはずです。

★高さとは、心からの変化
では、どこを見ているかそう思えるか?それは長年の経験則、いうなれば枯れた技術でやがてわかってきます。スーパー技工士は、基本的には上下をシカ的にあてるように作っていません。歯の滑走する上下の運動領域のエリアをみて、最大運動のできる範囲にその高さをみているはずです。これは相手側の歯ではなく、空間領域すなわち傾斜をみているはずです。上下の運動領域の仮想線からみて高いか低いかを論じて欲しいのです。でもそしてそれは、身体の変化に伴い、毎日変わるのものと思ってください。つまり即日における当たりではなく、身体からの可変に対する考慮を踏まえた上、はじめて対処できるのですミクロン単位の伸び縮みは、毎日です。やがて同時に身体をみて、そして関節の動きの流れを読み、意識していなければ、けっしてみえません。。結論は正しい形状を要求するのみです。

★調子がいいのが、いいこと?
いまの身体の調子のよさなど、あまり当てになりません。たまたまその日の気分や何らかの偶然でそう感じるかもしれません。休んでいるから、一時的かもしれません。ではこれからどうなるのか知りたい?
 それよりはっきりとみえる咬合をみたほうが、今後は明らかです。崩れていくのか、そうではないのか、一番よくみえるからです。そして噛み合わせの調子の良さは、変化なく一様に維持していくことが、正しい治療で可能です。その調子の持続を体感できることです。

★誤差と許容性
型を取るときに、ユニットに座って取るのと、たって取るのではもう違います。身体の上下の伸び縮み同様歯の伸縮があります。これは次のアポイント期間があいても許容できるのが正しい治療です。シカは誤差だらけです。それを受け入れてしまうのが身体です。むろんシカ治療のレベルの話とは段違いの精度です。誤解のないように。

★感謝
まず受け入れた身体にそして入れられたことに感謝ですね。正しい治療とは、一喜一憂しない心の鍛錬でもあります。長い迷いの意識下では、歯もいっしょに迷走し動きますから注意が必要です。医院をお褒めいただきありがとうございます。いつも貴重なお時間なのに、長くお持たせしてもうしわけありません、快適な時間をお過ごしください。さらに今度は自分の歯として向かい入れることのできる肯定できる(YES)「受け入れられる歯」を高度な技術として評価をお願いします。いままで、シカでどんなにつくっても、身体がNOでしたからね。


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