▲戻る / タイトル一覧 / ログ検索 / 過去ログ / 管理者用
診療日記ブルー


<< 2024年 11月 >>
sun mon tue wed thu fri sat
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
- - - - - - -

<< 前の月 / 次の月 >>

更新履歴
2005/01/22
粘膜干渉
2005/01/21
論より証拠
2005/01/20
口腔内ストレスの恐怖
2005/01/19
偽札
2005/01/18
咬合圧の変化が痛みに及ぼす影
2005/01/17
遅らせる声
2005/01/16
最善をつくす。
2005/01/15
絶対音感
2005/01/14
「目は口ほどに恐怖を語る」
2005/01/13
Tron

↓以前の日記

BONE3 2004年09月21日(tue)

68,448 byte

 5. 
★1本の歯でも多数歯でも目指すことは、同じ所。
歯を動かし、身体の中心をずらさないことに常にこころがけます。シカでは残念ながら、1本のために起こす偏位を。「1本」で修正できません、すなわち1本の歯の治療ができないのです。ですから、スプリントのように強硬手段で訴えるわけです。武力では解決できません、表層は穏やかです、しかし不満分子が増えるだけです。やがてくすぶった状況がテロリストとして横行するのです。自分の中で、反逆分子を増やすだけです。たった1本のせいだったのにです。

★ズレを内包しているホテツ
 では一体修復はどうするかと言うと、1本の歯を治す際でも考えかたはまったく一緒です。「質量ともに、ズレが破壊を増幅させているのであれば、シカホテツがヒントです。」ズレを内包しているからです。よって多数歯にわたり偏位している場合の修正も、実はまったく同じことです。1本ずつ絡んだ糸をほぐすように、問題の歯から断続的に順次繰り返し行えば、最終的に大きな偏位も自己修正されほぐれていきます。そして偏位の修正された場所で、完成させれば自らもっとも安定しますから、嫌な後戻りも少なくなるのです。

★ズレの起点は歯
偏位の起点を歯からのズレで動いてしまっているとすると、戻しのテクニックも場合も歯から行います。歯を治す前に、身体を修正すると普段の自分ではありません、仮の修正の姿では、真の「噛み合わせ」ではなく、あくまで仮の噛み合わせです。もちろん、「歯を動かす」といっても、ワイヤーなどの矯正治療ではありません。あくまで噛むことで、自分で動くのです。顎の位置がズレている人はまれです。まずずれていません、ずれているのは、断層撮影みせられてみてそう思い込んでいるからです。シカがそう思っているから、あなたがその通りに思うだけなのです。まず歯を動かせば簡単に戻りますから、もし「理想的」に戻らないかたは、「現実」として戻らない位置が正解なのです。必要以上には、無理しても戻らないのです。そして戻さないほうが、正しいのです。

★骨、筋肉、靭帯、関節とも正常です。
交通事故で外傷を受け大きく崩壊し再生を余儀無くされ人工関節が入っている場合は、まったく別ですが、」もしくは生まれつき非対称な欠損を持つ先天奇形でなければ、あなたはすべての組織はいまもって正常です。いや正確に言えば、正常だったほずです。最初にズレたのは「歯」です、だって人工物はそれ以外ありませんでしょう。何が正しい、何が違っているか、情報に惑わされず、もう一度再考してみてください。技術のあるものが、みてわかり取り出して戻せる唯一の器官が「歯」ですから、戻し治せるのです。どんな診断をされようが、骨、筋肉、靭帯、関節そして脳も、どれもみな正常なんです。

★再現性のないものに、固執している。
 歯の形状が、認識しインプットされ、動作のアウトプットして同時に機能しているのです。
 「間違った形が、誤認識され誤動作しているだけです。」
そしてシカは、再現性のないものに、固執し無理な挑戦をしているのですから、敗北は眼に見えています。
シカは見た目問題の所を一生懸命修正しようとしているのです。シカは歯をみないすなわち、自分の仕事の足下をみないで、違うエリアで勝負する?まことに本末転倒です。誤った動きそのものは、間違った「歯」の通り正しい機能そのものなんです。正しい治療での歯は、普遍的に再現できる唯一のものなのです。


Web Diary Professional ver 2.17