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診療日記ブルー


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病気利得 2004年08月31日(tue)

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 いじめを受けていて、学校に行きたくない子供は、お腹が痛くなるお陰で学校に行かなくて「いじめ」を受けてなくてすむます。身体は自分にとって悪い事はけっしてしません。
 西原克成著の「追いつめられた進化論」の中で心臓と肺を同時に移植すると、移植されたヒトの「こころ」がドナーのそれに替わってしまう例が、数多くアメリカで知られている。そんな中で、こころは脳になく、仏教でいう五欲「財、名、色、食、睡」は全て腸管内臓系に発する欲であると医学、進化学から仮説と実験から書いてありました。

 頭の欲求と身体と心の欲求は違います。糖分は即効性のあるエネルギー源です。そしてアドレナリン、インシュリンというホルモンと関係があります。人類の進化から考えると、意欲、怒り、不安が多い時に欲しくなるようです。猟に行く時の不安、意欲、怖さ・・・。それを身体が知っています。だから、現代で糖を欲しがる人々は、やはり怒り、不安があるから食べてしまうのだと思いますね。恐怖に足がすくむといいいますね。恐怖は足に、沢山の人前でしゃべる時膝ががくがくしますよね。自信は膝に、腰痛は怒り、肩は憤り、背中は過去の不安や恐怖・・。失恋したら胸が痛いですよね。何を言っているのかわからなかったら、この腰の痛みがあるお陰で出来ない事、困っている事を紙に書き出してみてください。

 腰が痛くて会社で仕事の時辛い、台所に立つていると腰が痛い・・・それがそっくり病気利得の事が多いです。腰が痛いから仕事しないでいい、台所にたちくないでも、会社には行かなきゃならないし、ご飯をつくらなきゃならない、そんな我慢や無理がストレスから誤食、過食に走らせたりして、
 病気は「やって来てくれる」のかもしれません。病気になったら休めますもんね。理由をつけられますもんね。現状から逃げて死ねたりしますもんね。
 ボケたら辛い事から逃げれるかも知れません・・・いいヒト演じてガン細胞を作ったヒトは自分の命や自分と向き合って自分に正直になれるかもしれません・・・・。
 あなたの身体に小さい痛み、症状の時気づいてあげてください。そうしたら、病気や痛みは頭、身体、心も健康になっていくサインになるはずです。あなた思いの痛みを大切に!


「病気利得」この言葉の意味わかりましたか?いつも思うことは、何かにつけ悪いものを探し原因にしていることです。何か気に入らないことのようにです。そんなイライラしていることが、まず自分の心から身体を知らずに傷つけています。
 まず自分自身を大切にと思うこころが大切です。フロイトの深層心理学によると、日々自分の周りに起こる全ての事は、全て意味のあることで、自分の無意識がそうさせているものが多いのです。症状も無意識な行動に伴う、日々積み重なった結果であると言えるのです。最終的に身体の要素を組み合わせて構造を決定しているのは、「自分」に違いないのです。
 治療でする機能的咬合でいえば、脳と顎関節そして歯との調和を求めています。
 外傷以外では、顎関節自身が悪い人を見たことがありません。それなのに何かの欠陥パーツを取り替える感覚で取り扱い、さらにシカの「スプリント」を入れています。しかしこれはあきらかに物質として器官をみている医学上の間違いです。
 次に噛み合わせの治療においても、最初に顎の位置を決めてから治療をしています。これも間違いです。
 
正しくは、歯の修復する位置がすなわち噛む位置がそのまま咬合であり、同時にこれが顎の位置なのです。

シカ治療の間違いは、さまざまにあります。そしてそれらはいまだ歯科大学で日常的に正しいと間違って教え込まれている考えです。
 Kr.が不退転の決死の気持ちで臨んでも、結果は伴いません。スタートからすべて間違っています。

 さまざまな関係はすべて一体化され協調化されています、すなわち脳と顎と歯が同時に等しく認識し、一致された状態からスタートしていきます。脳を鍛えることや、顎を鍛えることはやろうと思えばできます。しかし唯一自分でできないことは、シカで歯を治すことです。
シカで歯を治したから、正しい治療で歯を治すという新たな発想がここではもっとの重要なことなのです。
 解決方法の王道がここに存在しているのです。

シカでは、筋肉が歯を壊しているように見えているから、筋肉へいってしまうのですが、壊れていく悪い流れとしては最初、咬合が崩れ→筋肉(クレンチング)→脳へ作用、という手順なのです。さらに深めていくと
脳の作用→筋肉→咬合崩壊(ムシ歯、歯周病)ともみえるようです。


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