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診療日記ブルー


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進化のスピード 2004年08月24日(tue)

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 歯の大きさと並ぶ位置が重要です。

上の歯は下の歯を外側から覆うように咬み合うために、下の歯よりも大きく作られています。上下の歯には、正しく咬み合うための大きさの比率があるのです。天然歯(自然の歯)の場合、比率はほとんど合っていますから、問題なく咬み合わせを作ることができます。しかし、冠を被せてある歯がある場合には比率が変わることがあります。

 歯の並ぶ位置で大切なのは上下の6歳臼歯の咬み合う位置が正しいかどうかということです。左右の6歳臼歯が正しく咬み合ってそこから順番に上下の山(咬頭)と谷(歯と歯の間)が歯車のように咬み合う状態が好ましいといえるでしょう。その結果、前歯の中心もピッタリ合うことになります。咬み合わせの深さは、前歯部で上の歯が下の歯を2〜3ミリ程度覆う位置が好ましく、それらの条件の整った咬み合わせが理想的な咬み合わせといえます。その状態が歯を優しく守りながら正しく咬める状態なのです。 歯の大きさに問題がなくても、この6歳臼歯の関係がズレていると、次からの山と谷の関係は崩れていきます。つまり、山と山、咬頭と咬頭がぶつかり、次第に咬合は不安定となるのです。


 進化のスピードが早いと人類は滅びる、特にシカのスプリントは何百年先に人を追いやってしまっていることに気がつかない。

 歯のサイズは百万年で1mm変わっているにすぎない。

一生かけても同じ人のサイズは変わらないのは事実だ。

 一体何百年の治療をシカでは平然とおこなっているのだ、ただただ驚嘆するばかりである。ブリッジのダミー部分を小さくする、矯正で歯を並べるために、歯をリサイズする。形成しないまま大きな冠を入れる。舌面の分厚いメタルボンドをいれてしまう。

 これらはすべて諸悪の根源である。シカの歯の治療は、悪循環に歪みに増大で次のターゲットを探し求めるだけである。確かにシカの見る目は、ある方向だけ突出してみていれば確かに合うだろう。しかしこれはあくまで学問上の実態のない都合である。人としての身体の辻褄がまったくあわないのである。身体は死角なしで全方向あっていなければならないのは当然のことである。
 元のサイズを準拠して考えた治療をシカではしていない。例えば矮小歯でさえ意味があるのですが、シカはそれさえムシしてスペースを埋めて並べようとするのですね。あきれるばかりです。

あなたがシカで治療を受ければ、タイムトラベルしたかのように、人類ではない猿の時代か、人類の滅亡した?はるか未来に漂着するだけである。

 数百年前から顎骨にたいする6歳臼歯の位置は遺伝子的に決められていて不動である。この大きさと位置を基準にするが、現代矯正はこの基準を変えてしまう。ようするに年代が行方不明なのである、時間が狂っていれば元の時代には戻れないのである。
 今過ごしている現代が一番よかったとは、少々後からわかってくることになるのです。


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