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診療日記ブルー


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更新履歴
2005/01/22
粘膜干渉
2005/01/21
論より証拠
2005/01/20
口腔内ストレスの恐怖
2005/01/19
偽札
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咬合圧の変化が痛みに及ぼす影
2005/01/17
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「目は口ほどに恐怖を語る」
2005/01/13
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切れる子 2004年07月25日(sun)

77,663 byte

切れる子  (クイックタイム)


 歯だけを治すということは、一番噛み合せに近い所が歯である理由からです。歯は歯科医でしか治せません。シカのスプリントがだめな理由は舌や頬粘膜の干渉を理解していない術式です。いまさらそんな装置でだいの大人に食べ方を躾けるのでしょうか?大体外してしまったなら、入れた環境と変わってしまいます。とても装置で治すことは中途半端です。割れたり削れたりさらなる展開に対応しきれず、新たな環境は適応できなかった身体にとって新たなストレスに変わってしまいます。身体を解放する裏腹に、歯に歪みを与え続けます。
 こんなことのありませんか、外している間にうっかり犬が装置をくわえていってしまったとは、笑えない話です。ご主人のものは、そんなにおいしかったのでしょうか?
 そんなことをしなくても歯の形態を治せば、すなおに身体から聞いてくれます。身体がそう勝手に形状に反応してしまうのですから。いまだ聞いていないのは、硬くなった頭です。


 いくらシカでがんばっても、家庭環境が問題ではすべては水の泡です。小さいときの食事の躾けが後々大人になってすべてが現れるのです。小さい時からの生活習慣が噛み合わせをつくりだすのです。ええ、もしそのまま躾けされずに大人になったら、悪くなってから今度は躾けをするとフィンランド症候群でかえって疲れてしまいます。幼いときの教育って大切ですよね。日本は箸の文化です、昔より持ち方から寄せ箸しないなど作法を学ぶことは意味があるのです。
いただきますとポーズをとる、感謝がないとよく噛まないから、偏位しやすい心と身体なのです。


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