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診療日記ブルー


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咬合圧の変化が痛みに及ぼす影
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「目は口ほどに恐怖を語る」
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欠陥設計 2004年07月17日(sat)

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 最近、業務発明問題など技術者たちの権利を拡大する動きがある。権利が拡大するなら当然、義務も拡大する。僕は、例のトラックのハブを設計した人間の名前が報道されないことが不思議でならない。その人物はいまもおそらく、現役で設計に携わっている可能性が高い。会社の問題はもちろんあるが、同時に、設計者本人の資質や能力の問題もあるのではないだろうか。欠陥設計を振り落とす試験や修正をきちんと遂行できなかったというシステムの問題はもちろんだが、そもそもそんな部品を設計してしまった人物にも責任はあるはずだと思うのだが。少なくともそういう人間はモノづくりに向いていないのだから、やめてもらったほうがいい。トップにはトップなりの責任があるように、末端には末端なりの責任があるはずだと思うんだけど。


 正しく診断できる力を育てていく、そして高品質な噛み合わせの技術を身につける教育システムがいますぐにでも必要です。困っている多数のKR.に対応するためです、それと同時にシカの誤った認識での咬合治療をさせないためでもあります。テクニックを駆使して治せる本物のDR.やTec.をじっくりと養成し育てていく、これがシカで失いつつある信頼を回復するまたとないチャンスです。
 そして正しい治療で行われたものに対して正当に評価が得られなければ、DR.側においてもたんに経済的な理由で困難さを増していきます。非常に手間暇をかけての治療で通常通りの採算で維持していくことが難しくなっていくからです。
 経営者にとって採算を上げていくことは、とても簡単です。時間や経費を省力化でき、すなわち回転がよいことです。
例えば、数歯を同時にいっぺんに治療したり、歯を連続してつなげるブリッジを安易に行います。また天然歯を削り込むほど硬いメタルボンドを安易に勧めるのです。このような処置で傷を大きく広げていく兵士へと変わっていくのです。中にはモラルの欠如したテロリストに変わるものも現れます、「インプラント」を植えようとするからです。シカが経済的に潤っても、施されたシカの歯では、噛むことができません。
 「太るものの周りに、やせ細る姿がみえてきます。」噛むことを忘れた顎は鍛錬されず、劣悪な環境にやがてなっていくのです。
 ハブは大丈夫ですか。だめといって自分の身体はおいそれと乗り換えるわけにいきません。リコールをしてくれない隠された状態では、噛み合わせの具合はどうでしょうか。不調和があっても、シカではわかりませんし、教えてくれません。そしてシカでわかる不調和では触ってはいけないのです。
 シカのリコールは歯の崩れた結果しかみません、すなわち見える症状の対処しかできないのです。シカでは歯は治せないのです。きちんとした正しい診断と治療方法が持ち合わせていないのですから。歯が崩れる前兆を先取りしいかに見逃さないようにすることが本当の診断なのです。
 セールストークが上手でその気にさせてくれても、欠陥があれば意味がありません。親切な営業マンならこう言うでしょう。ハブを取り替えれば大丈夫ですよ、って。
でも本当は、「あなたのハブが壊れているのではありません」正体はハブの欠陥ではなかったのです。あくまで歯というサスペンションが原因なんです。でもそれはシカではわかりません。それはただのサスペンションではないからです。全体の身体を造りあげる力を持っているからです。ただしシカではもったいないことに歯の効用をおろそかにしています。
 乗ってみれば、すぐわかるでしょう。試乗した「火の車」の乗り乗り心地はいかがですか。 でも最初から望んでいたわけではなかったではずです。さらに進むべき正しい道はただ一つだけ存在するのです。


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