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診療日記ブルー


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更新履歴
2005/01/22
粘膜干渉
2005/01/21
論より証拠
2005/01/20
口腔内ストレスの恐怖
2005/01/19
偽札
2005/01/18
咬合圧の変化が痛みに及ぼす影
2005/01/17
遅らせる声
2005/01/16
最善をつくす。
2005/01/15
絶対音感
2005/01/14
「目は口ほどに恐怖を語る」
2005/01/13
Tron

↓以前の日記

デューク更家 2004年07月12日(mon)

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重心を着地した足にスムースに乗せてゆき、後方にスイングした脚が素早く前方スイングに切り換えされる走り方を言います。○○走法をしようと思うと体幹の姿勢が非常に重要になります。この体幹の姿勢の感覚が軸ということに結び付いているのではないかとまず思ったわけです。手首、肘、肩、股関節、膝、足首などの関節には、様々な動き(屈曲・伸展、回内・回外、内転・外転、内旋・外旋など)があって、それぞれに回転軸が定まり、まさに3次元的に無数の回転軸が定まります。しかし、四肢の関節での軸ではなく、身体を頭のてっぺんから骨盤の恥骨結合にかけて“串ざし”したときの串に相当する身体軸の意識ではないかと思います。これは、意識の中の“架空の軸”とも言えますし、“体幹姿勢”の意識とかなり近いものがあると言えます。


 歩きかたが違っていれば、足も痛くなります。同様に歯が違っていれば、お口が痛くなります。お口の開け方や噛み方が変わってきます。そして結果としてさまざまにみえる症状らしきものをシカでは対処しようとします。いくらさまざまに工夫しても、症状に対する対応です。だから間違いに陥りやすいのです。
  トータルにみて、辻褄のあう治療方法を選択すべきです。
 根本的原因は歯の形態異常による機能障害であり、原因を見破れないというとは、処置もできないということなのです。
 「シカには診断学がありません」から。
 何でも歯のせいにするのも、確かに問題です。さらに問題なのは、歯ではないのに、歯のせいにすることも問題です。シカのスプリントで姿勢をみて症状のなくなったところで作るというのは特に「最悪」です。

 歯の歪みでおぎなえないほど、身体が歪んでいるのです、だからシカのスプリントを含め歯の治療で身体の歪みをとってはいけないという判断ができるのです。スプリントでもし症状がとれたなら、症状の軽減にあわせて歯でのアプローチをしてはいけないのです。これをよく理解しておかなければなりません。

 各1本1本それぞれの歯の軸面を身体の軸面に沿わせて1つに集積して機能します。歯の仕事をして初めて調和がとれてくるのです。歩けなくなるほどの重症な人は、歯の治療で治すというより、全身症状を持つかたのむし歯を治すというアプローチで取り組まなければなりません。


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