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診療日記ブルー


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レム睡眠 2004年01月17日(sat)

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レム睡眠とノンレム睡眠
眠っている人を観察してみると、眼球が急速に動く事がある。これは、まぶたの下で眼球がピクピクと動いているのである。この急速な眼球運動を「Rapid Eye Movement」といい、運動が起こる眠りの事を頭文字を取って「Rapid Eye Movement」=REM(レム)睡眠という。レム睡眠は、浅い眠り(谷の方)にあたる睡眠である。それに対して眼球運動が見られない深い眠り(山の方)をノンレム睡眠と呼ばれている
 運動ニューロンが生み出した「運動の幻想」を円滑に実行するために、視覚的なコントロールで補う必要が出てくる。つまり運動の命令があるから、脳は運動をしていると思いこんでいる。運動には視覚的な情報が不可欠である。実際に目からの情報なしで歩いたり、跳んだりする運動を継続することは非常に難しい。
動いている以上、脳は視覚的な情報が欲しいのである。睡眠中は目からは何も入力されないから脳は記憶のあちこちから視覚的情報を拾い出してくる。記憶の部品を探し出し、組み合わせて、ぴったりの視覚的イメージを提供する。その視覚的イメージを目が追っているわけである。運動の方向に合わせ、目が上下、左右、捻転の動きをする、それが睡眠中に発生する急速な目の運動の正体であると思う。  


眼の視覚ニューロンと連動し歯の動きはとても大事なことである、脳の一連の動きに歯がとても関与している。さて
顎を左右に動かしてみよう、うまく動くかな?
今度は眼もいっしょに左右に動かしてみよう。さらによく動くことがわかる。

      簡単なことだ、
これが夜の歯軋りや食いしばりの正体だ。

なに夜はコントロールできないって? 
   だから昼間正しい歯科治療で歯を治すんです。

噛むことは意識をしていなく、自らのコントロールから外れている、すなわち無意識のもと行われているのです。
あなたは訓練して呼吸や体温、脈拍をコントロールできますか?
噛み締めも同じことです。身体がしたいからするのです。
 ガリガリ音をたて崩れていく、その後歯は削れ短くなる。ちょうどろうそくが短くなり火が消えた時に、、、。
 歯の寿命がすなわちそのまま命の寿命なのです。だからその前に眠れなくさせあなたに気がつかせたいのです。 取りかえしのつかなくなる前に、本当にわかってくれますか?


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