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診療日記ブルー


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RESISTANCE 2004年06月13日(sun)

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 風邪で頭が痛いとき冷やしたり、咽が痛い時は暖めたり、冷やす暖める同じことをしてもタイミングが大事なんです。タイミングが違えば逆の効果です。


RESISTANCE:通常医学では頭蓋骨は繋がっていて、動かないものと考えられていますが、実は常に呼吸をする都度動いています。耳の上にある側頭骨というところを人指し指の腹の部分を当ててみてください。呼吸を吸うと頭蓋が横に広がります。息を吐くと今度は頭頂骨が動いてきます。

 脳頭蓋の動きを確かに感じ取ることが可能だと思います。歯も当然骨の一部です。例えば前回削った歯を数カ月そのまま未来院で放置すると、歯が動いて冠を装着できません、歯もつねに呼吸と同様によく動くのです。歯は上の歯は上顎骨、頬骨、頭蓋基底部に通じ、下の歯は下顎骨の上に存在します。シカの歯の治療により、今度は新たな骨に歪みが生じ虫歯になるか、あるいは歯の動きが制限されるか必ずどちらかになります。運動の制限が顎関節への障害です。運動機能の低下による歪みの症状はレントゲンには現れません。そしてそのままではやがて器質的に変性した状態になるのです。これを自然治癒と誤って表現されているのです。

 O−リングテストを使ってシカの補綴物から骨へ影響させる歪みを発見し、正しい歯の治療で頭蓋骨、頸椎、顎関節、歪みを解放することにより生体側からの移動が早まり、歪みの除去と歯の構築の両面で治療期間が非常に短縮され、歪みの効果も確実なのです。頭蓋骨、顔面骨、顎関節、頸椎、口腔、歯牙がそれぞれになかよく生体とバランス良く調和していくのです。正しい歯の治療はそのために行なっているのです。
 しかし問題は時間と伴って生じた変性です、老化と同じように退行性に変化した場合、なかなか元に戻りません。その場合でも、年相応の健康度あるいは、変性に応じた新たな健康観を持たないといけません。
 誰でも若くてきれいなものにあこがれますが、冷静に現実に即した形として受け止めることも必要です。
バランスが良くても戻らない人は特によく考えてもらいたいものです。よい結果を求めるには、結果にとらわれないことなのです。正しい過程を通る努力をする「経過」がとても大切なことなのです。それが結果としてよくでるはずです。感じ得て欲しいことは、
「1本の歯から身体全体をみつめ、身体全体から歯の健康を考える」には、全体が個であり、個が全体であるのです。
 このことがいつまでもわからないでいるから、意識が新たに目覚めるまで、痛みは襲い続けるのです。痛む「本当」の理由に早く気がついて欲しいのです。
 痛みは身体の所有者である主人(あるじ)へのささやかな贈りもの(抵抗)なんです。


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