▲戻る / タイトル一覧 / ログ検索 / 過去ログ / 管理者用
診療日記ブルー


<< 2024年 11月 >>
sun mon tue wed thu fri sat
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
- - - - - - -

<< 前の月 / 次の月 >>

更新履歴
2005/01/22
粘膜干渉
2005/01/21
論より証拠
2005/01/20
口腔内ストレスの恐怖
2005/01/19
偽札
2005/01/18
咬合圧の変化が痛みに及ぼす影
2005/01/17
遅らせる声
2005/01/16
最善をつくす。
2005/01/15
絶対音感
2005/01/14
「目は口ほどに恐怖を語る」
2005/01/13
Tron

↓以前の日記

エナメル質のしま模様 2004年05月12日(wed)

61,191 byte

 ネアンデルタール人は現代人より成長が早かったことが、仏国立科学研究センターなどの研究で明らかになった。29日付の英科学誌「ネイチャー」に発表した。歯の化石の成長速度を調べた結果、20歳前後に骨などの成長が止まる現代人より早く、ネアンデルタール人は15歳で大人になっていたと考えられるという。研究チームは、ネアンデルタール人と現代人、ネアンデルタール人の直接の祖先に当たるホモ・ハイデルベルゲンシスなどの歯の化石計360本を調べた。歯のエナメル質は9日周期で成長するため、年輪のようにしま模様ができる。現代人やホモ・ハイデルベルゲンシスは成長速度が徐々に遅くなるため、しま模様が成長に従って狭くなっていたが、ネアンデルタール人は幼いころからほぼ一定の間隔だった。この結果、ネアンデルタール人は15歳ごろには大人の体格になっていたとみられる。ネアンデルタール人は約20万〜3万年前に欧州北部で生活していた。国立科学博物館の馬場悠男・人類研究部長は「ネアンデルタール人のいた時代の欧州北部は極めて寒く、生き延びるために早く大人に成長する必要があったのではないか」と話す。


  シカでも勘違いしていることは、歯は感情があるのです。情緒が安定すれば歯髄から歯冠へ体液が流れ、逆に過度の緊張や不安に襲われれば、体液は歯冠部から歯髄部へとまったく反対に流れるのです。大事なものが逃げ出してしまうのです。
(体液循環システム)
 歯は硬組織ゆえに石のようにただ硬く、死んでいる物質と思われていますが、人間の情緒と感情を機敏に察知しているのです。歯には美しい縞(しま)模様が見られますが、これは自然の移り変わりや人間生活の変化につれて現れてくるものなのです。歯の表面では、だ液中に含まれている抗体S-IGA(分泌型、イムノグロブリンA)という物質が働いています。これは、細菌の感染から身を守ってくれる抗体です。快と不快という差として分泌量の大小に作用します。心のあり方が、だ液の分泌に影響するために、くいのない人生を楽しく生きるこのことが、われわれ生物のもっているあらゆる病気から身を守る役割をする自然治癒能力の働きを強め、高めてくれるのです。部分的にあれこれシカで治療されます、其の部分はみため問題がないことがシカの判断です。しかし身体全体からみれば、シカで施されたみため問題の無い部分こそ取り組むべき問題であることもあります。学問としてよかれとしていることが、現実的なこととして身体を弱体化させ、本来の免疫を発揮させられないこともあるのです。
 どのように文明が進み、科学の発展があっても、身体は永遠に人間は「パンツをはいた猿」なのであります。
 エナメル質のしま模様は、黄色枠の拡大部分で13日の図になります。しま模様は、あなた自身の生き様を表現しています、歯を診ればすべての経験を記憶しているのです。あなたが忘れていることでさえも織り込まれているのです、、、。
  「噛むと記憶が蘇(よむがえ)るのです。」


Web Diary Professional ver 2.17