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診療日記ブルー


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間違った咬頭干渉 2004年05月03日(mon)

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 間違った咬頭干渉、だから歯は分来の動きの2倍以上負荷を架けられ動いてしまうのです。シカは起きた結果をもとにいろいろ分類します。

 歯冠であれば、齲蝕
 歯肉であれば、歯肉炎、
 歯槽骨であれば、歯周病、
 歯髄であれば、歯内療法、
 歯根膜であれば、咬合痛、
 歯頚部であれば、知覚過敏、
 歯列や歯並びをみて不正咬合、
 そして顎であれば、顎関節症

 シカではすべて場所ごとに実に見事に分類しています。学問として一見もっともでありわかりやすいのですが、実際の臨床では物事はそう白黒単純に明確ではありません。シカでは部位別の対症療法ですから、最終的な本質を追求する学問でがありません。よってシカの表面的な診断ではけっして原因まで辿り着けません。不思議なことはシカはそれで疑問を感じないからです。細菌感染を理由にしてプラークコントロールだけではシカは治そうとしますが、それだけでは本格的に口腔内はけっして治りません。本質を見抜いていくと理由がよくわかります。症状の出て来た場所の治療ではないのです、本当の歯科診断結果は症状の出て来た所と別に発生源が存在するのですから。
 よって原因が解決されなければ、シカでさまざまに治療され、最後に被せた冠の歯(クラウン)の運命は、ムシ歯の再発が1番多く、次いで根の先のおでき(根尖病巣)、歯の根の破折で、抜歯に至ります。
 
 繰り返しますが、転落の始まりになる処置、すなわち溝にシカでけっして埋めてはいけません。使っていないように見えるわずかな空間に身体はセンサーを用い絶対的距離を測るからです。一瞬のうちに計算が終われば、今度は自分で計測された通りにシュミレーションせずに、正確無比に狭い歯空間を自由に行き来していくのです。
 間違ったものに気がつかない現状で、悪い結果にのみだけ追っているシカでは、シカの数だけ発症する予備軍が存在します、いえ実は潜在的人口を考えると無数と言っていいほど存在です。本当にわかっていないのは、シカ大学で洗脳されいるまさしく現場にいる当事者達ですからショックは大きく、現実的対応に苦慮するのです。
 問題箇所を見て慌てて、シカ充填物をやり変えるよのは止めてください。例えよかれと思い高価な自費治療で歯に修復しようとしても、歯がすでに過去の修復物で位置が散ってしまっているわけですから、そのまま入れ替えしても適切な位置にはきません。悪い状態を固定され位置づけられてしまうだけです。これもまた適切な効果を得られませんし、タイミングが悪ければ一切意味をなしません。
 決定的なヒントは、シカの問題の歯を見て得られたのであり、究極的に歯を正しく戻す大きなターニングポイントとなったのです。


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