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診療日記ブルー


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更新履歴
2005/01/22
粘膜干渉
2005/01/21
論より証拠
2005/01/20
口腔内ストレスの恐怖
2005/01/19
偽札
2005/01/18
咬合圧の変化が痛みに及ぼす影
2005/01/17
遅らせる声
2005/01/16
最善をつくす。
2005/01/15
絶対音感
2005/01/14
「目は口ほどに恐怖を語る」
2005/01/13
Tron

↓以前の日記

粘膜干渉 2005年01月22日(sat)

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 歯同士が噛み合わせて、初めて噛み合わせを作るのです。しかし、当たっている歯の面だけを認識しているわけではありません。無歯顎で歯が無くても噛み合わせはあるのです。だから、歯科は重要なエレメントである歯を生み出し元気を作るのです。
 歯からはみ出したものは、すべて干渉です。干渉が、さまざまな症状を引き起こします。そのもっとも干渉を作りだす代表的なものがスプリントです。身体にとって不必要で邪魔なものが「口腔内ストレス」なんです。使わない理由は、歯を使わないで治せるからです。新たな恐怖は、ストレスを作られることにあるのです。下へ波及するのが、上に波及させてしまうのです。

 総義歯でしてきで人工歯を並べたときは、まったく問題がなくても、完成品を装着いれてみると、一気に顎がバックして前歯が開いてしまう。これは、辺縁が間違っているからである。してき時は、薄い辺縁であったが、てきるだけ大きいと安定が増すとまちがった認識で作られたから、はみ出した、身体に不必要な大きさは受け入れられない。よって粘膜干渉は、顎位に影響し噛み合わせを変えるものである。

無歯顎でも、有歯顎でも基本は、まったく同じ治療であることを言いたいのである。

論より証拠 2005年01月21日(fri)

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 是非一度歯科医は、じっくりとみてください。
「スプリントの長期装用により、最後臼歯以外上下の歯が接触しない例」
 木をみて、森をみず。
 顎は治ったけれど、歯は合わせられず。
無理に合わせると噛みあわず、より悪化再発。

 それでも大丈夫と言う根拠には、わたしは理解できない。論より証拠、最初から言っていると思います、とても危険です。人工的に上げた分だけ、自然には必ず下がります、であれば最初から最短でいくべきです。遠回りではなく、しかも最小限で最大の効果を発揮できるのです。
 スプリントの有用性を繰り返し述べても、得る物はなにもない不毛な論議です。時間をかけ、お金をかけ、変えられた姿は、戻すことができません。

 装置によって変貌させられたその姿は、不自然に加えられた新たなダメージによって、残念なことに回復を遅らせる結果となります。新たな加えられた歪みの増幅は、大きなダメージとロスです。残された結果をみれば、一目瞭然です。上顎は骨ごとズレますし、下顎は顎がズレています。
 その後、安定するまでとても長い時間がかかるのです。そしてその間中具合が悪いのです。それでもまだするのでしょうか?
削られるよりましだ、と考えることももっともです。
でも、歯がなんでもないということはないのです。もし、歯はなんともないというヒトは、歯の地盤沈下を起こしながら頭蓋骨が開いていってしまうヒトです。
 相対的な歯の関係をみたでは、なんら変わらなくみえるでしょう。でも、絶対的な歯の関係だけでなく、歯以外の周囲からもどんどん変わってしまっていくのです。

口腔内ストレスの恐怖 2005年01月20日(thu)

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 手軽に自分で実験できます。ロールワッテ(なければ脱脂綿)を上顎の齦頬移行部に挿入すれば、ほっぺが、はった感じだと思います。それにより頬粘膜が粘膜干渉を起こし、すぐさま顎は後退位(バック)を起こします。片側に入れれば最初片側のバックで偏位し、さらに両側のバックになります。
 自然のなかで、生体の生き延びてきた自己生存本能として、例えば歯の周りに炎症を起こし、腫らすと頬が膨らみますからちょうど、精神的に憂鬱感を起こさせ、外出させずに、行動を抑制させようとするのです。安全性に起こす自然の鬱現象です。

 ところが、怖いのは人為的なものです。そのような鬱現象は、シカのスプリントで歯が動き、歯の圧下や挺出(ていしゅつ)で前歯が閉じず、前が開いている開口にされれば容易に起こすことがあることです。そしてその現象時に投薬されれば、自然に戻せたかもしれないものを、悪い状態で位置づけてしまうのです。精神科の先生は、噛み合わせがわかりません。噛めることができなくて「脳血流量」が低下していることがわかりません。
 シカのスプリントは、悪い噛み合わせを、人為的にそして習慣性に作るものです。いったん悪いものを受け入れても問題がないものと誤認識の始まりです。そして歯を治さないかぎり、依存は続くのです。さらに、悪いことに歯を治すことができません。投薬が、正しい診断を遮断します。ですから、仮に歯を治しても、それが、よいことなのか、悪いことなのかすら自分の中で認識をさせてもらえません。混乱のなか、すべてが闇へ埋もれていきます。一番問題なのは、歯を治そうとする意欲をスポイルさせてしまうことです。だって薬の効果が、絶大ですもの。本来の恩恵とは別な次元です。

 本来下へ波及するものが、上に波及させてしまうのです。上とは脳のことです。理由もなく、噛み締めることはありません、必ず理由があります。邪魔なもを取り除くことなのです。そうすれば、本当に噛み締めたいものを、自由に行なえるのです。それが、歯の特性なのですから。
 

偽札 2005年01月19日(wed)

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 世の中の仕組みには、おもしろいことに「噛み合わせ」と共通する事柄がたくさんある。最初の頃は、新札があると珍しいと思ってみていたのですが、やがて旧札と混じりあい始め、やがて違和感がなくなっていきますね。同じように、新しい歯と古い歯が新旧入り交じって、あまりデザインや大きさ質感は違和感がないように融和していきます。自然に馴染んでいくように正しい治療では、そう設定されているのです。
 状況を判断するのに、デザイン(歯)が環境(身体)と適合していれば、確実に適合したようになります。そうなければ、結果はそのままでしょう。いずれにせよ、すべての物事の結果は、自分で考え自分の望んだ通りになるものです。だから、奇抜なデザインのスプリントをはめると、思わしくない結果通りになります。

 小額である小銭であってもコツコツと貯めていくで、必ずよいことがあるものです。最初から、どうせ貯まらないからと諦める人は、貯蓄は無理な話なのです。噛み合わせもコツコツと小さなものを貯めていく、大きな見返りを欲張らずに待つのです。良い行ないで最後にトータルで大きな健康となり返ってくるものなのです。

 お金にも黒字、赤字があるように、身体でも体調が悪い(言わばマイナス)があるからこそ体調が良い(言わばプラス)ことがわかるんです。病気が存在するからこそ、健康も存在できます。この2つは切っても切れない関係なんです。表裏一体の関係なのです。病気になった為に健康のありがたさを感じる。
健康になったら、本当にやりたかったことをしよう。
こう考えると病気ってマイナスでしょうか?どちらがプラスでどちらがマイナスか、わからなくなりますよね。プラスかマイナスかは・・・あなたの心ひとつです。表裏といえば、コインの裏表は結構わからないで間違うようです。でも、わかっていなくても使えればよいのです。歯も同じです。使えればよいのです、でも、作る人は歯の裏表知らなくてはいけません。あなたの歯には、本物である透かしが入っていますか?
 総コピー時代が始まりました、でも本物はスプリントでコピーできないものなのです。

咬合圧の変化が痛みに及ぼす影 2005年01月18日(tue)

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“気圧の変化が関節痛に大きく影響”を証明
 これまで気象がリウマチの発症に及ぼす影響に関して行われた研究では,一貫性のある結果は示されていなかった。しかし,米海洋大気局(NOAA)のデータと,関節炎に対するOTC治療に関する大規模研究であるオンライン・グルコサミン試験(Online Glucosamine Trial;OGT)というバイアスのかからない 2 つのデータを組み合わることにより,膝関節炎患者に及ぼす気圧の変化と周辺気温の影響を比較できた。

 関節痛を訴えた 1 日前,3 日前, 7 日前の気象パラメータの平均値を計算し,疼痛出現前の24時間との変化の差をそれぞれ算出した。その結果,気圧の変化が関節痛の増加と非常に強い関連を示すことがわかった。気温の低下と関節痛との間にも弱い相関関係が見られたが,露点や雨量には強い相関は見られなかった。


 気圧や気温の低下、露点や雨量において、正しい歯の治療は影響しない。しいていえば歯を製作する作業過程で高度な補綴の完成品は影響をする。そして噛み合わせは、あらゆる環境から影響を与えられる。だからこそ、歯科は歯の治療に専念する。あらゆるものが影響を与えるのであるからこそ、シンプルに歯を治すことである。シンプルイズベスト。さまざまに余計なことや有用なことでも、歯の治療が終わってからでよい。
 身体が新たに設定され、構築されたての不安定だから、「噛み合わせ」がいつまでたっても決まらない。精神的にヒステリーであれば、噛み合わせが安定しない。一番の精神安定剤が、正しい歯の噛み合わせであるわけである。

 咬合圧の変化が痛みに及ぼす影響は、いったん痛みだして、身体が痛い。それを回しているだけである。食い込まないように噛ませれば噛ませるほど、逆に中に中へと追い込んでいく。歯は地盤沈下しても、全部が潜れば気がつかれない?
 これが、シカのスプリントの正体である。間違った位置で噛む事はない、間違っているのは、噛ませる歯であり、あなたではない。そして、間違っていることがけっして悪いことではない。正しく間違っているのですから。余計なことをしないことが、単純に戻れる秘訣なのです。
 いくら正しい位置にあわせて噛もうとしても、シカの歯はそれを許さない。もう一度正しい噛み合わせってなんですか?聞いてみよう。どんな個体差があっても必ず存在する。
女性のピンハイヒールのように細い顎で、氷のようなつるつるの平らなスプリントを入れるから、すぐ転ぶのです。そろそろ単純に歯を治すことから、始めてみませんか?しっかりと自分の足で立ってみるのです。

遅らせる声 2005年01月17日(mon)

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  オーリングで、自覚的に低いと思われる偏位側を削ることがある。

 単なるKr.の理解不足による「一時しのぎ的」な症状の改善を目指す場合、上記ができない。つまり再構築する場合に、おいて絶対に邪魔な部分が存在し、それを除去しないと、自覚的に高くすることもできないわけである。一時的な高い低いに惑わされないことである。
さらにいい分として相手のかたの症状に固執し、振り回されていると、的確な診断を誤る理由になりがちである。KR.の言われるまま行なえば、当然結果は思わしくない。「噛み合わせ」に関して自己診断は、当てにならず不可能であるからだ。自分でこっちがあたる、あっちがあたるなどまったく当てにならないと言っておこう。そして、責任はDR.にかかる。よってけっして情にながされないことである。時に、症状がいくらあっても。一時休止があっても、すぐ再会し先に行なった計画通りに構築を選ぶべきである。相手の症状は治療を遅らせる「悪魔の声」である。けっして、その相手が対象ではなく、その奥に秘められたいわしめるものを読み取ることだ。
 最後までの段取りは、まるでパズルのように組み合わせのようで、ちょっとでも順序が狂うと、また1本の歯の手順が違っても、まったく同じもの入れていっても変貌の仕方がさまざまに変わる。最終構築の目指している形が、微妙にかわる。とても繊細なものである。ここで、Kr.の症状は、あてにならない。なぜなら一度枠組みを解体し、組み立てるわけである。当然の反応だ。

 絶妙に構築された噛み合わせを目指すわけである。賢明なかたは、すでにわかると思う。変えている所は、シカのホテツを正しい治療で治しているのだが、ホテツが変わっただけではないことを、ホテツ以外を変えているのです。
「ホテツを入れることだけが、目指すものではないこと」である。光の当てかた一つで、全体のイメージが変わるものである。

最善をつくす。 2005年01月16日(sun)

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『 最善を尽くす、次善を繰り返し、最悪に備える 』 
「いつも最善を尽くす」 これは当然だけど。どれが「最善」なのか、わからないときのほうが多いかも。。。そんなときは、「少なくともこっちよりはいい」を繰り返していく。「少しでもいいほう、少しでもいいほう」を選んでいくことで、より最善に近付いていく。これが「次善」を繰り返すこと。

でも、「どれもよくない、いい決断なんて何もない」。。そう思ったときは「最悪」を避ける。「少なくとも、これ以上悪くならないようにしよう」と考えて行動する。

   そのためには「最悪を想定する」ことも必要。このルールを意識することで、 『いつも自分の決断に自信と誇りを持つことができるのです。』
とてもシンプルで、かつパワフルなルールですね!


  内科は、検査して投薬する。後は、身体の免疫力で治っていく。薬の名前を間違えたり、投与量を過大にしたりしなければ、自己免疫力を上げ回復される薬は、効けばなんでもよい。薬理成分の同じである、通常薬価の低い(値段の安い)ゾロ薬でもよいのである。投薬は、体内で一旦吸収後、効果を確認したかのように、最後は身体からすみやかに排出されてしまう。
 歯科の場合はどうだろう、現実はそうはいかない。万が一生命を及ばさないまでも、お粗末な治療が最後の最後まで身体の一部として機能?している。歯科治療には、医科では考えられないような技術幅の上下が激しい。職人的な芸術性を持ち合わせたものから、素人でも首をかしげてしまうものまである。いったん崩れ始めると慌ててシカで治せば、ぬかるみにはまるように次々に問題が生じ「こじれて」いく。まるで、受けないほうがよかったなどとは、「最悪」を避けることのようだ。

 技術のレベルを推し量るには、どのような治療をしているか質を問う。正しい治療は、なんせ「大学ビョーいん」でまったくしていないことをしている。例えば顎関節症状を科学的な根拠の通りにチャートにしてはまったくだめなのです。単に病態の分類だからです。では推し量りどのくらい真実を知っているか考えてみた。おそらく私からみて、全国で100人程度だろう。もちろん、知識があっても、さまざま問題を抱え、高度な治療で臨床に臨んでいるかどうかまではわからない。そんな術式に対して正しい認識を持っているDr.はどんな難症例にかかわらず習得した考えかたでは、つねに答えは一致する。もちろん、治癒させる技術力は同列でなく、能力が同じわけではない。相手の偏位の変化量くらいに、技術力に多彩な飛び道具や秘密兵器を持たなければならない。彼らの得意技は、最終的に到達し習得した高度なレベルである。
 そして、謙虚な賢人たちはマスコミには登場しない。何故って?知れば知るほど、巻き込まれることを恐れる、よって表舞台にはでることができない。「真実」を伝えるには、まだまだ理解者も少なく期が熟していない。頭のよいヒトは心にしまっている。シカで治っていると言ってくれる数字は、よすぎるくらいだ。

 素手でメカゴジラに立ち向かうくらいなら、逃げても悪くないよね。
 

絶対音感 2005年01月15日(sat)

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小鳥の囀りも救急車のサイレンも「ドレミ」で聴こえる。でたらめに叩いたピアノの、鳴っている音が全部わかる。ポップスを聞いていても歌詞が頭に入らない。和音が鳴ると目の前に特定の色が浮かぶ。戦時中、爆撃機の機種や高度を当てる訓練があった。作家パステルナークはそれがないために音楽家を諦めた。日本人にはその能力をもった人が非常に多い、「絶対音感」の正体とは何なのか…。




 絶対咬合と相対咬合があります。

いままで、既存の部分床義歯から全ての歯を無くした無歯顎で総義歯をつくる時に初めてもとの噛み合わせに戻れるチャンスです。義歯が戻れるのは、顎位の変化にあわせて骨の歪みをみる粘膜面から、頬粘膜から舌にいたる環境と歯茎から人工歯にわたる領域をすべて支配できるからです。おもしろいことに義歯を入れている人のほうが「噛み合わせ」に敏感なのは、当然です。しかも自分の歯で噛んでるいる人より的確です。へたな義歯を作ると一発で相手にわかるのは、すべてを同時につくる技術を必要とするからなのです。


 無歯顎と有歯顎とは、違いがありません。基本的に同じ作りかたなのです。必ず歯を接地していなければ、偏位による歯の角度の修正ができません、シカのスプリントのように離してしまうから、わからなくなるのです。無歯顎の場合は、一体の装置でもかならず粘膜面と接地しています、これが偏位修正時におけるポイントです。咬合面を変えていけば、内面も戻すことで変わっていくのです。これが顎位の修正です。ひねりをもどしても後戻りもあります、元に戻ろうとする習性を修正するのです。


 模型をみればその人の 絶対咬合がわかります。後は、シカで作られた相対咬合から、どれだけ戻れるかなのです。もちろん戻し方もあります。歪みのため元の状態とはかけ離れ、変形し左右非対称な場合も存在します。繰り返しされた治療歴後の後遺症のようなものです。だから治療歴のナガイ人ほど難しいのです。早めの対処で決ってしまうのです、シカでは、その場で治せることができないから、後々起こしているのです。

 絶対咬合はオーリングで決めることはできません。術者にきちんと顎位を取る技術を身につけていないと決められないからです。

「目は口ほどに恐怖を語る」 2005年01月14日(fri)

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 人の顔を見て、笑っている表情や悲しんでいる表情は見分けられるのに、恐怖の表情だけは見分けられない。そんな患者SMさんを、検査しているのが、カリフォルニア工科大学の神経科学者ラルフ・アドルフス(Ralph Adolphs)博士である。SMさんは、38歳の女性患者で、病気のために脳の扁桃核が破損されている。扁桃核は、人の表情を認知するうえで、重要な役割をしていると考えられている。アドルフス博士は、SMさんに、いろいろな表情の写真を見せて、それからどのような感情が読みとれるかテストしている。すると、SMさんは、幸福、悲しみ、怒りなどの表情は読みとれるのに、恐怖の表情だけは読みとれなかった。そこで、博士は、SMさんが写真を見ているときの目の動きに注目した。すると、SMさんは、写真を見ているときに、主に鼻と口にだけ注目し、目の部分は見ていないことがわかった。幸せ、悲しい、怒り、などの表情は、鼻と口だけからでも見分けられるが、恐怖の表情だけは、目の部分を見ないと読みとれなかったのである。そこで、アドルフス博士が、SMさんに、写真の目の部分を見るように指示すると、彼女は恐怖の顔を次第に読みとれるようになってきたという。博士によれば、SMさんが破損した扁桃核の個所は、私たちに、何を、いかに見るべきかを教える部分ではないかという。もし、顔の表情を見分けるのに、顔や身体に関するすべての情報を読みとっていたら、その情報量が大きすぎて判断がつきかねるだろう。必要なのは、それを知るのに、何が重要なのか、どこを見ればいいのか選択することだ。扁桃核は、そのような選択をする機能をもっていると考えられるという。博士は、この研究が、人の表情を読むのが苦手な自閉症の人々の治療にも役立つと考えている。(出典・nature)


 ある航空会社のアテンダントはマスクをして眼で笑う訓練をしています。でも口で笑うように眼は簡単なようで難しいものです。心の底から笑うことができればよいのです。そして豊かな本当の喜びを享受し得ていれば歯は悪くならないものなのです。
 歯は噛み合わせに影響します。噛み合わせの意味ところは、歯並びではないことは当然おわかりだと思います。「見かけ」ではないからです。では、一体どこを指すのでしょうか?
 要素として歯の当たる高さと思っている人が多いようです。しかし、歯の高さは、歯冠や歯根、口腔領域の一部分なのです。口腔には頬粘膜や舌など同時に運動器官が存在しています。さらに、筋肉、関節靭帯、骨など周辺には多数の解剖学的に重要な組織が密集しているのです。流れでいえば、血管やリンパ管、気道です。

 脳はすべてをみています。だから暗闇のお口の洞窟でランプなしで、歯は仕事ができるのです。シカのインレーが最悪なのは、歯の形態が実線ではなく、インレーを飛び越えて破線を認識し、脳が勝手に繋げていきます。実態の像とは別に、脳が歯を作り上げていくのです。そうしなければ、最小限機能を発揮することができません。だから、疲れます。そして、やがて柔軟性が落ち、体力を消耗したときに、ホテツが悪さをします。それまで耐えに耐えていたのですが、まったく問題点の「自覚」がないからです。脳が欠落を埋め補填していたからなのです。

 歯のない無歯顎の人は噛み合わせはない?入れ歯がなくても土手で噛んでいるでしょう。歯茎を最後の武器に生きようとするのです。本来は入れ歯を必要とするのですが、いったんシカで噛み合わせのあわない、自分の中心で噛めないものをつくられれば、もうシカへいかなくなります。それでも、顎は憶えているのです。同じ年齢の無歯顎でも、歯が無くなる時期や過程は人それぞれ違います。だから、歯の高さで揃えても噛めないのです。無くたっている過程において、歯からくる異常な情報であれば歯がないことを選択します。歯を切り離しにかかります。シカの歯が存在で異常な情報が抜けないからすべてが混乱しているのです。
 ネットでの情報量が大きすぎて判断がつきかねるのと同様に、治療において本当に必要なのは、自分に必要なこと知るのに、何が重要なのか、どこを見ればいいのか選択することであるのです。シカでみていない所があるから、そのままなのです。でもお口をみなくても、顔にでるのでわかるのです。
 思春期にシカで入れてから「視力」が落ちていませんか?

Tron 2005年01月13日(thu)

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 深刻なセキュリティホール,Webサーバ乗っ取りの恐れ 」発見。この脆弱性を発見したセキュリティの ハッキング担当責任者は,デフォルトでWebサーバにインストールされるIISのコンポーネントに見られるもの。「かなり多くの(IISを使っている)Webサーバが,攻撃を受けやすい状態のままになっている」と注意を促している。この脆弱性を利用するツールを使うと,「ハッカーはサーバで最高レベルのアクセスである“システムレベルアクセス”を取得できる」という。

 警告で,全Kr.に最新パッチをダウンロードしてインストールし,この脆弱性を利用するツールがインターネット上で配布される前に,サイトの安全を確保するよう強く呼びかけている。警告には,「これは明らかに深刻な問題だ。当社はすべての顧客に早急に対応策を採るよう強く勧める。Webサーバ管理者はただちにパッチをインストールすべきだ」脆弱性のため、システムがデフォルト設定のままになっており,攻撃を受けやすい状態にある。 この脆弱性を利用すると,アタッカーが同ソフトを走らせているコンピュータを完全にコントロールできるようになる。「アタッカーがこの脆弱性を利用して,セキュリティホールのあるサーバを完全に支配してしまう恐れがある。これにより,システムの変更,ハードディスクの再フォーマット,ローカル管理者グループへの新規ユーザーの追加など,アタッカーは思いのままにサーバをコントロールできるようになる」例えばこの脆弱性を利用することにより,プログラムをインストール/実行する,Webデータベースのデータを盗む,Webサイトを書き換える,また場合によっては支配したサーバを踏み台に,ほかのサーバを攻撃するといったことが可能だ。 「ネットワークの状態により,危険度は異なる。ネットワークからWebサーバを切り離しておくべきだ」そうしておかなければ,シカシステム全体が被害を受けてしまう。


私は、究極の「シカ噛み合わせ」システムコンピュータ最高責任者およびこのシステムを開発者のプログラマーである。防壁干渉システムは完璧に100%だ、またいつものように退治され一切のハッカー侵入の脅威はない。この防衛システムは完璧だ。
 おっと、ブーブーいきなり警報だ。システムエラー発生「脅威にさらされています」やはり、身体には絶対とか100%とかはあり得ないことだと思う。
何故ならすべて相手がいることだからだ。

 侵入者を探査すべくPC上に深く潜入した、高速で走る電脳上の道路では、色とりどりのカラフルな光のカクテルはまるで、無限の輝きを感じさせる。ブーン、よしきたな。アタッカーとよばれる侵入者の発見だ。バイクの後方から放たれる光の壁は、その先の侵入を阻むものだ。相手は、自分より先に走り、残像の光の壁で障壁をつくろうとしている。走っても逃げても、また壁が目の前に、そして相手はさらに前に。能力はなければ、光の緩衝壁に激突してしまう。

 歯はつねに身体を考慮して積極的に動いている。しかし、移動を防ぐ壁をことごとく行く先々にシカに作られ遮られている。日々行なわれているシカの診療はこんなもんだ。自分で進めるエリアを最小限にされてしまう。可動領域の半減が、機能を低下させる。シカではいまだに邪魔をつくり、歪ませ平衡性を失わされる治療なのか、逆に、機能的な対称性を生み出し、既存の持ってる能力を最大限引き出すものなのか。ここが大きな違いだろう。

 肝心なものを書き換えられ、そして踏み台になる前にね。

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