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チバレイ 2004年05月16日(sun)

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 人それぞれ身長や体重が異なるように、筋肉や腱の可動域や筋力、バランス能力は一人一人違います。周りの人と同じポーズができなくてもいいのです。自分の体と相談しながら、無理のないポーズをとることです。無理をしていないかをチェックするポイントは、「自然な呼吸ができているか」です。ポーズをとったとき、息をこらえてしまうようでしたら頑張りすぎている証拠。自然に呼吸ができ、少し余裕の持てるポーズに修正することです。また、「痛い」「怖い」「ぐらぐらする」と感じたら、体を緩めるかそのポーズは止めること、逆に筋肉や腱を痛めたり転倒して怪我を招いたりとします。
 ヨガは、自分と向き合うプログラムです。鏡を見ながらポーズをとることで、まず自分の姿勢の善し悪しに気づきます。そして様々なポーズをとることで、「右は簡単にできるけど左はつらい」「今日は体が傾いてバランスがとりづらい」といった自分の体のその日の状態を客観視し、弱点に気づくことができます。そういった気づきを大切にしてください。そのうえで弱いところや行いづらいところを自分で改善していこうとすることで、身体の諸機能を高めることができます。姿勢を良くすると運動可動域が広がり 、横隔膜の緊張をほぐし、呼吸がスムーズになり、ホルモンバランスや自律神経の流れを良くします。また血行や新陳代謝が促進され筋肉のバランス がよくなります。


 どこまで伸ばしていいのか、身体に聞いてみよう、気持ちいい所まで伸ばせばいいのです。ところが例の装置での引き伸ばし治療はとても困ってしまうのです、繊細で脆弱な部分ほど安易に引っ張れば伸びてしまうわけなのです。伸びきった所で装置の外した後の処置を引き受けることがあります、確かに著名な所をまわってもまともな咬合治療がないことは、異常な装置を見てすぐわかります。あなたがここに来ている以上、問題点はよく理解しています。最初から大きなダメージを抱えて、引き継ぐわけですから、正しい治療が始まると言っても度重なる失敗でのマイナスダメージをすべて引き継ぎ、現実の認識と大きなリスクを抱えて開始するという大いなる覚悟が必要なのです。
 顎はけっして歯と同様リセットは絶対にありません。既存にされて来たすべてが、すなわちよいことも、悪いことも折り重なっているのです。非現実的な装置で無理矢理ですから、自分の力以上に伸ばしてはいけないのは常識で考えて当たり前のはずなのです、、。シカには一般常識が通用しない世界のようです。
 顎を伸ばしてしまうわけですから、余計な装置の負担のため実際にかかる治療期間も同様に引き伸ばしになってしまうのです。歯科の治療はヨガと同じで、けっして伸ばすことにがんばりすぎてはいけないのです。どんなものでも自然が一番です。正しく治療すれば、以前のあなたと同じ身体に戻るように快適にリラックスでき、顎や身体が楽なるのことを目指します。リラックスできているかどうかは、形状を判断する脳が決めることなのです。だから回復できるかは、最終的にはあなたが決めることにもなります。そしてその答えをいっしょに探すことが私の使命なのです。
 ここでしっかりと新たな常識として憶えておいてください、症状の初期に入れることで、血流が行かなくなり壊疽し簡単に破壊されてしまう繊細な組織なのです。さらに一旦伸びきったものは容易に折り畳めません。だから最初から症状がとれると言われてもけっして、勧められるままに
 「スプリント」を入れてはいけないのです。

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