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ヨン様カツラ 2004年06月28日(mon)

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あなたもヨン様に大変身…人気爆発、“冬ソナスタイル”

 NHKで放送中の韓国ドラマ「冬のソナタ」(土曜後11・10)に主演し、日本でも人気沸騰中の俳優ペ・ヨンジョン(32)と、ヒロイン役の女優チェ・ジウ(26)のカツラが発売され、2週間で70個以上の予約が殺到するヒットとなっている。いずれもドラマでのヘアスタイルそっくりにしたカツラで、これをつければみんな、ミニョンとユジンに大変身。あなたも恋人と、“冬ソナごっこ”してみます?
 これさえあれば、あなたも簡単に、ヨン様になれます−。


 『冬のソナタ』ウイッグ・コレクションの楽しみ方は2WAYある。
女性が買って、自分で被っているのか。あるいは旦那に付けさせて、ヨン様の恋人になった気分に浸るのか。楽しみ方は人それぞれ。あなたも一緒にかぶって、“冬ソナ“のような純愛時代を思い出してみますか? でも、かぶりものをとれば元の姿です。

楽しめないのが、シカのスプリントだ。
 「かみがた」ではなく「かみかた」の話です。
かみかたの補正にはけっしてならない。
 外した時とはめた時と
噛み方がけっして「2WAY」あってはならないからだ。さらに問題なのは、かぶりものをとってもけっしても元の姿ではありません。混在してあった本来の正しい姿まで一気に失ってしまいます。
 
 2WAYといえば噛む様式として2つあります。
するどく尖った歯を持つ肉食を中心にした動物は垂直系に顎を開け閉めする。
それに対して草食動物は横にずらす水平系に顎を開け閉めする。
食物に対して歯の形が決まり、歯の形により動きが決まる。
 
 高さをあげれば、鋭くとがってくる歯になるし、高さをさげれば、
平な歯になってくるからです。これは上下の歯とも必ず同時です。
 だからスプリントを片方にはめてもまったく意味がないのです。上と下はかならず角度がペアですから。

わからないから、とりあえずスプリントを入れておこうはちょっとまずいでしょう。あなたの噛み合わせが術者にきちんと把握されず闇雲にスプリントをいつまでも入れられているのです。噛んだ気分に浸るのはよいでしょう、しかし最初から歯をみればスプリントなど不要なことがすぐわかるでしょう。

 高くしても角度が変わらなければ、全く意味がありません。しかも固有の歯の角度を変えてしまいます。この程度のことがわからないのが、シカのスプリントの稚拙さの所以です。歯の固有の形はすでに決まっています、そして高さも歯の形状からおのずと決っているのです。「歯の形態」が決まるからこそ、ゴールの目標になる「完成模型」が作れるのです。

ゴールのない世界に終わりは永遠にありません。

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