▲日記帳に戻る


Hand 2004年07月29日(thu)

63,524 byte

 正しい治療の考えの参考にされてみてください。質問は略させていただきます。質問は大歓迎です。

 私からの回答(一部改変)
 「まずあなた様の年齢がわからないのですが、歯の崩壊のしかたからしてある程度の年齢と推測されます、成人矯正の場合、歯の移動のため咬合を変えてしまうリスクもあります。不定愁訴の症状をもってしまわれると、シカの治療では、歯から身体へ作用を期待するより、全身症状のあるかたに最小限の歯科疾患を施すというスタンスにどうしてもなってしまうでしょう。ちょっと乱暴な言い方ですが、健康な人では多少のシカの治療でも症状は通常でません、びくともしないからといってこれで正しいかと言いますと、これは正しくないのです。どんな人にとっても同等な効果のある作用を望めないからです、そして逆に健康を害している人にとっては、どんないい反応でも受け入れにくくなります。拡大装置の有無は骨変形の具合次第でしょう。」

「土台からは、やらないほうが賢明です。冠の除去はやむ終えないですが、これも直前までぎりぎり調整しておいて、入れ替えるようにしないと仮歯(プラスチック)の期間中に削れだしてその部分偏位してしまいます。HPのなかで、詳細に記載してありますが、けっして「仮歯」で調整してはいけません。どんどん安易な方向、そして偏位へ戻ってしまうからです。削れてしまうプラスチックの材料では、力学的な起点になりません。オーリングは資格の有る無しにかかわらず、単に診断方法です。シカの先生にかかれば、結局は補綴段階でおなじことになります。」

「1本1本取り替えていくのが、時間がかかっても一番です。これが狂わせない最大の利点です。最初に歯のない所をいれないと、噛み合わせが偏位し、決まりません。また入れる順番で効果やできあがる完成品が変わってしまいます。『最小限で最大限』の治療で、形状に問題なければ、修正だけですごし問題のある部分は取り替えることで、改善可能ではないでしょうか?頭蓋や顎のレントゲンをとることで悪戯に悪い部分をクローズアップするより、もっと肝心なことに眼を向けたほうが賢明です。」

「東洋学的発想は、瞑想することで浮かびます。理解したことは、すべて万物は流転するということです。空という概念がとても大切です。時間の軸と空間の軸をあわせて、治療にあたります。西洋のように細分化されると、あなたのようにたらいまわしになり、結果としてよくならないことがわかっています。仙人なら歯がなくても、意識で肉体をコントロールしすべてを理想の位置で過ごせます。普通の人は、西洋学的に正しく歯を入れることで改善できるでしょう。」

「言われている通りで事実です。座っている時でも、背面につけているいないだけでも、背骨から頸椎にかけて湾曲が変わります、当然位置も変わるわけです。また寝ている状態で調整しても、起きれば変わります。顎が後ろから前へいくわけですから。オーリングの通常の調整では、寝た姿勢と起きた姿勢と立った姿勢とそれぞれ調整します。私はオリジナルな方法で、寝ているときに一様にすべて同じように状況すべて把握できます。歯は持っているイメージをその内部に保持します、そのイメージを指の筋力を使い脳で展開するのがオーリングですが、私は一人オーリングをして、補助者を必要としません。つねに持っている『0のポジション』は普遍で変わりません、逆にさまざまな条件において適応させることが可能です、たとえ偏位して狂わされている状態でも、正しく保持させる噛み合わせを構築することができるのです。
 ちなみに高いからといって咬合紙のあとのつくる所を削ってはいけません。削る所からして違います。ホワイトを見てください。1本の歯で狂わされている子供の例があります、1本ずつ治すことでもとても大変なことがわかると思います。」

「正しく歯を治していくには、金合金系貴金属(PGA)を使用します。一度で正しく入る適合力、そして噛み合わせを決める歯冠を精密に製作できます。これらは保険の金属と違い素材が柔らかくショックが少ないため、顎が飛んでしまうことがありません。通常上下の噛み合うの部分(咬合面)にこれを用います。模型で診断し完成模型を作成すると具体的にビジュアルでわかると思います。まずは診断からです。」

↓前の日記 / 次の日記↑


Web Diary Professional ver 2.17