記憶は脳の神経回路だけでなく、心臓にも記憶があるらしい事が、心臓の移植手術によって、最近分ってきました。人の内臓が脳のように意識を記憶してることを、内臓臓器移植「内臓が記憶」で以前お伝えしたことがありましたね。人が重い病気にかかって何らかの理由で、臓器移植手術という因縁を背負わなくてはならなくなった人に、その後悪戯な運命がのしかかるのです。なぜなら手術を受けた人の気持ちが、いつの間にか提供された臓器の持ち主と同じ気持ちになってしまうのです。これは衝撃的なことで大変な驚きです。しかも過去の自分の性格、嗜好が移植手術により大きく変わってしまっただけでなく、相手の記憶が、いっしょに自分の中に取り込まれてしまったことを考えると、移植とは自分を変える、とてつもない大変な出来事ということなのです。ところでいったい自分の意識とは本当ななんなんでしょう、脳で考えていないのであれば、本当は誰なんでしょうか?どこから来てどこへいくのでしょうか。
では記憶を司っているのは、一体なんなんでしょうか?少なくても記憶は脳だけではないようです。では「歯」はどうでしょう?いつも言っているように、インプット&アウトプットに関与しているようです。自律神経に乱れがある人は、歯の正しい咀嚼システムに問題があり、すなわちそれは歯の運動経路イコール歯の形状にあります。自分では何がそうさせているか、いったんシカの歯を受け入れいる以上何が起こっているのかまったく気がつきません。
歯は力学点な力自体はありませんが、つねに身体のモニターし行動をチェックしているようです。しかもいったん記憶した内容は、歯に表層に保存し続けて年輪にように積み重なっています。ちょうどPCのメモリ−のように電源を落としても消えず残るようにです。
歯は折り重なるように無意識に記憶しています。そして感情をも、それらの過去の喜びも悲しみは、今のあなたの人生をひそかに支えてくれているのです。
記憶された物質は「歯」であれば、そうしたシステムが解明され分離、保存出来れば、まるで血液のように、記憶バンクのような仕組みが出来るかもしれません。だいたい三歳頃までの幼児期の記憶がなくなるのは、乳歯が生えそろっている頃です。記憶消去物質が生成されるからだという説があるのですが、新たな記憶をシカが悪用すれば簡単に短時間で歯の治療で洗脳を行う可能性さえあるのですから恐い事です。
それにしても、変わらない昔の風景を見ると何故かほっとします。私たちは変化を好まない気持ちが心の奥底にあるようですね。いつの時代も激しく変化しているからこそ、そう望むのですよね。