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摩擦抵抗 2004年03月27日(sat)

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「アナキンが乗り回すスピーダーは、車輪を持たず、空気中を浮いて走る輸送装置として描かれています。浮いて走るということは、地面との摩擦抵抗がないということですね。実は摩擦抵抗は、現代の自動車にとってはとても大切で、減速したり、方向を変えたりするためには、摩擦抵抗がなければならないのです。エアースピーダーはアナキンの意のままに動く。であるとすれば、エンジンが一つではなく、減速や方向制御、姿勢制御用の補助エンジンがいくつもついていて、、、。」

シカのスプリント治療装置には残念ながら姿勢制御や減速、方向制御がついていないのです。そのかわりふらつくばかりで、自分の意志とは関係のない制御不能の装置で作られています。ブレーキもアクセルも、ハンドルも付いていない乗り物なのです。
「スター・ウォーズに登場する宇宙船は、光速に近い速度で航行し、異なる空間に一挙にジャンプするハイパースペース航法で、広い宇宙を縦横に行き来している。舞台は何万光年という規模なので、光速どころか、何万光年も一挙に移動できる方法がなければ、物語自体が成立しないのだ。
 仮に光速に近い速度に加速できたとしても、太陽の隣りの恒星に旅行するのに4年はかかる計算だ。光速で移動できたとしても宇宙はあまりに広い。ハイパースペース航法に関しては、ブラックホールやホワイトホールの利用が考えられるかも。ただし、入り口はわかっていても、出口がどこにあるのかは今のところ不明である。」

これがあなたの受けているシカのスプリント治療である。正しい知識を持ってシカを見れば、術者の能力の欠如や貧困な才能をみいだせるのではないでしょうか? 
このホームページを立ち上げた理由は、余りに理解できない治療が多すぎる。シカの間違った知識ではなく、「私には正しい歯科の知識や原理を伝える役目があります」間違いはきちんと正したいのです。間違った入り口に入ってしまったから、探しても出口がないのではないでしょうか?あり得ない設定の舞台で芝居を続けても、終わりはありません。さまよう人達はみなさんそうです、ファーストコンタクト最初がとても大切な出会いなのです。
 最初に邪魔な所を取ります、そうすれば抵抗なしに
落ち着く所で止まります。振り子は必ず中心にくるからです、動かすのは力はいりません、無重力状態で軽く寄せられるのです。これが1本の歯で自由に適正な場所へ動かせる最大の理由です。食いしばりなどしないように、「上下の歯の磁場を0にするのです」

 骨をも切り裂き、鋼鉄の扉も溶かすライトセーバーで頭を切開し、C−3POの六百万言語の翻訳ができるくらいの容量、すなわち今ある二百ギガバイトのハードディスクならざっと見積もって五千機程度を記憶容量として頭に格納すれば十分理解できるでしょうか?いいえ純粋な宇宙のように広い心を持たなければ正しい治療を見ることはできないのです。わかりましたか?

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