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らせん 2004年05月20日(thu)

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らせん: せっかく新しい適合した金属で自ら入れた自医院の補綴物を再三繰り返し、自分で調整するは情けない話です。調整を繰り返すのであれば、最初からそれは必要とされる設定が違っているのです。すべての設定があっていれば、自分の補綴物は削りません、其の設定は、まさしく「削らない補綴物」のクオリティレベルと呼応するからなのです。基準に沿って合わせてきたからこそ最終補綴物は、削らないのです。これを削れば基準が変わってしまうのです。
 
 よって「削ってしまう補綴物」のその後の現実的な対応は、他の分野への依存と変わります。歪みの補完としてさまざまな治療を併用せざるえません。でもそれはちょっと待ってください。基本的な「歯の歪み」の修正がうまくみられず、入れ替えた当初から新しい補綴物が正しく機能を果たしていないのです。もうおわかりでしょう、シカでの単に金属の入れ替えは、逆に新たな歪みを生み出す危険さえあるといっていいのです。
 「リング」の連鎖治療はやめなければなりません。いつまでも調整の終わりのこないエンドレスな悪い鎖を切りほどくのです。解放されたリングはラセン状にぐるぐると繋がっているのです、シカの断片的な自分勝手な解釈では、あらぬ方向へ向ってしまいます。

 「歯を単純に入れ替えてもだめなのです」シカの悪い所をそのまま継承しているだけであるから、
歯を入れ替える前に冷静になってから、「頭を入れ替えるが必要です」

  あるポイントで切り替えをしていかないと、取り残されたりします、新たな次元を切り開き、正解に繋がる展開を築いていくのには、Oーリングでは機能させる役割が違います。
 症状で見てはいけないのは、いまそこを削れば確かに身体は楽になります、それは現時点での解釈です、ところが修復の数本先になれば、そこは削らなくてもよくなるのです。もうお分かりですね、つねに2歩3歩先を読めるのです、というより最初から「ゴール」を見ているのです。
 
 「いま楽になるからといって削ってしまえば、後で欲しい所が欠如していること」なんてこと現実に起こしてしまうのです。その欠如してる所が起因してまた崩れていくことになるのですから。

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