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フィンランド症候群 2004年06月23日(wed)

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 フィンランド保険局が、40歳〜45歳の上級管理職600人を選びだし、定期検診、栄養チェック、運動、タバコ、アルコール、砂糖、塩分摂取の抑制に したがうように説明し、これを15年間実施し経過を観察。同時に同じ職種の600人には、目的を話さず、ただ定期的に健康調査票に記入させるようにした。 調査を開始してから15年後には意外な結果となった。 健康管理されていないグループの方が、心臓血管系の病気、高血圧、がん、各種の死亡、自殺者の数が少なかった。

 この事実は,健康管理の難しさと医学的な事実だけでは、 人間の健康維持は難しいことをあらわしている。 生活に干渉されることが一番のストレスになる。人間は自由に生活することが感染に対する抵抗力を持ち、健康な生活をしているという依存心がかえって、不健康をつくることになる・・・


 シカから受けているアドバイスが不快と感じるようであれば、それが十分ストレスである。
・急に顎を動かす動作は避ける。
・長時間の会話や、大きな口をあけて笑わない。
・電話を肩と首ではさまない。
・ほおづえをつかない。
・つめ、鉛筆、パイプなどを噛まない。
・正しい姿勢を心がける。
・そしゃく回数を増やす。
・足を組むのをやめる。
・あくびは小口で
・歯を食いしばらないようにする。
・咀嚼(そしゃく)は両方の奥歯でかむ。
・関節筋肉を冷やさないようにする。
・硬いものかまない。
・高い枕をしない。
・チュウインガムをかまない。
・あぐら座りTVゲームをする
・歯ぎしりをしない。
・猫背の姿勢をとらない。(VDTや事務作業、食事の時)
・片側で咬む癖をやめる。
・よくほお杖をつく癖がある。
・うつ伏せで寝る。
・いつも同じ方向を向いて(TVなど)食事をする。
・楽器をやめる

 何か注意することありますかと聞かれます。しかし噛むことにおいて注意など必要ありません。できる以上のことは無理をしなくてもよいのです。歯が治ればなんでもできるのですから、今の現状の噛み合わせ以上のことは何をしてもできないからです。今はなにかができない、そのことが何を意味しているかを考えてほしいのです。

 歯の治療にあたり注意することはまったくありません。あれやこれやする前に、まず歯を治してください。歯の治療の前にあれこれしてしまうと、治癒期間が長くなってしまいます。長い時間を経過して作り上げた身体は、一時的なまげのばしをしてももとに戻るからです、身体が安定していなければ、歯も安定させることができません。いったん歯以外を触られれば、半年は身体の安定を待って治療をおこなうのです。歯の治療と同様に、身体もあれこれと何事もされすぎはいけないのです。
 不摂生でやりたいようにやるのも問題だが、管理しすぎるのも問題なのです。心の置き所を考え、互いに有益なことを見つめていくのです。

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