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アジアカップ 2004年08月06日(fri)

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 手を出され倒されようとしても、倒れないでゴールまで向かう玉田選手。

 PK戦といい、2試合連続の延長戦。Aマッチにおける試合で前例がない展開である。何度今度は、だめだと思ったことだろうか。けっして「あきらめない」という言葉が浮かび上がる。全員が結果を恐れず向かった先は、怖いものなどない。ベストメンバーが組めずにB級日本と比喩されても、今のメンバーがA代表でベストなのです。

 シカの治療は、つねにベストを意識しない、例えば仮歯で様子を見たりする、これは間違いだ。サブのメンバーを先発に使うようなものだ。最初からベストでいくべきだからだ。さまざまな理由で、メンバーが揃わないのはわかる、だからこそその中でのベストを使わない手はない、次第に立て直す前にズルズルと身体が消耗して結局ゴールは奪えない。控えのメンバーとの力量が違えば、正選手も負担がかかる。最初からベストメンバーでしかも全力で臨む。これが、正しい治療である。
「今、噛めない人は、けっして明日も噛めない」との経験則からである。
 シカは、「厄介もの」扱いゆえに、延長戦をDrが最初から覚悟している。90分間で決着をつけることなどできないことがわかっているからだ。そしてあなたが試合から降りて棄権することを、相手はつねに考えている。不戦勝であれば、Dr.の自己責任はない。怠慢な放置プレーや新人をつけたり、ドクハラでの厄介払いは、あなたを「あきらめさせる」ことが大きな目的のようだ。そしてMRIなどの高度な検査機器の結果はなんら問題ないと安心させる武器である。決め台詞(せりふ)は決っている、一様に「様子をみましょう」ってね。でもしっかり問題がある?認識から高度最先端の大病院に向かったんですが、、、。
 ちなみにシカのスプリントはバックパスである。いくらもがいても前には進まない。スプリントの調整はゴールに結びつかない無駄なドリブルであり、相手に囲まれてすぐボールを取られてしまう。疲労の蓄積で回復することなく、病院いける体力すらなくなる。では医院を変えて、これとはまったく逆に民間のシカの咬合リロンにて理想通りにしてみたらどうでしょう。でも結果はより酷くなる。目的を見失ってはいけない、安易な咬合治療には十分注意が必要である。

 顎関節症状は、玉田選手のように相手選手に負荷をかけられても、突破できていればシカ的に「問題ない」扱いだし、身体能力が疲労で落ちれば突破できない。その時は、ストレスのせいとシカに真剣に言われのがおちだ。

 唯一の違いは、負荷をかけているのは自分自身の歯であり、不安など心の動揺が輪をかける。歯と顎は関係ないという考えは、以前から間違っています。自己保身のバイブル的な文献を、信じてやまないかぎりけっして明日はない。そろそろわかってきたと思います。わかってきたから最強の頂点に立つ治療の「決勝」に来ているのです。シカからのブーイングを糧に、KR.をつねにサポートしているんです。同じ試合などないように、一つとして前例などないかもしれません、しかし全例とも最後の展開までしっかりと読めるのです。そして「内容」が充実してくれば、おのずとよい「結果」が抽出されてくるのです。これが正しい治療である理由です。

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