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なりすまし 2004年09月08日(wed)

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 指紋、掌紋、手形、手の甲の静脈、虹彩、顔などが身体的な特徴、音声、筆跡、打鍵スピードなどの本人の特性を利用する認証方式を、バイオメトリクス認証と言います。これらの特徴や特性は、いずれも長期間にわたって変化せず、類似する特性を持つ者がきわめて少ないという点が重要です。

 個人を特定する方法は指紋などの他に、顔、血管の位置などが実用化されていますが、眼の虹彩も個人特定の手段として使われます。眼の虹彩は、2〜3歳までは、変化するようですが、以降、安定し、眼病などを除けば変化がありません。虹彩(アイリス)には、放射状の模様があります。この模様がそれぞれ違う事を利用して個人特定を行うのですが、虹彩は明るさによって大きさが変わり、また色も人種によって違います。

 明るさの問題は、識別装置の照明を一定にすれば解決しそうですが、網膜の検査に使用する薬で、散大していたらどうなるか。色の問題は逆に、カラー識別すれば情報が豊富になるので、識別能力が高くなると思いますが、色つきコンタクトだとどうなるか、など、問題になりそうな点がいくつかあります。この辺はアルゴリズム(計算や問題を解決するための手順、方式)が大切な部分だと思います。しかし、顔の認識(目鼻口、輪郭などの位置関係)よりも、誤認が少ない方式のようです。



 銀行の場合、四桁の数字がパスワードになります。計算すればわかると思うが、四桁ですから、約一万回程度認証を行えば、偶然取引が可能になってしまうのです。実際は連続して入力を間違えるとアクセス遮断されるなどの、対策をセキュリティとして実施しています。が、不正アクセスには基本的に弱く、本人かどうかの確認がいまだできないのが、脆弱なコンピュータシステムと言われる理由なのです。


 身体も肝心な所は、セキュリティをも持っています、血液型が違えば輸血もできません、臓器提供もそうです。歯の治療ではどうでしょう、シカではそうです、「なりすまし」です。
 
 シカでパスワードを手に入れれば、その歯に一応なれるワケで、他人のIDやパスワードを使い、口腔内から身体上で活動することを、シカ社会では、「ホテツ」治療と称しています。でもこのシカの歯ッキングが自覚のない「なりすまし」なのです。

 セキュリティで、違和感を感じ、顎を開けにくくする状況が、「開口障害」です。音ではポキポキ、顎の運動時に「アラーム」を鳴らしています。さらにわからなければ、運動中枢から脳神経に「痛み」の伝達をします。
結局顎の三大徴候が一番わからなかった本人に伝えるやり方でしょう。顎はきっちりと障壁として、外部への侵入者を警告する仕事をこなしています、反応している「顎」が一番正しいのです。では、何が問題なのでしょう。
 PASSが1桁.2桁のレベルなら入れてすぐわかります、シカの義歯やブリッジの大掛かりな治療ほど、容易にバレる稚拙な技術を露呈します。ところがシカインレーなどPASSの3桁程度は、調子がよいときほど、そして若く顎が新鮮で出来上がっていないほど、簡単に受け入れてしまうのです。もともと生体にシカの人工物が入るように脳は設定されていません。ですから誤っていったん受けいれたものは、次々に遺伝子操作を歯から認識した情報で脳から指令します。シカの歯ですから当然混乱し間違った情報を、歯が壊れ抜け落ちるまで流し続けるのです。恐ろしいことです。

 顔の認識(目鼻口、輪郭などの位置関係)よりアイリス(虹彩)のほうが誤認の少ないのは、よくわかります。だってシカの治療の後、知らないうちに顔を変えられてしまうからです。本来もっとも正確なのは、再現性のない天然歯です。DNA鑑定より精度は上なのです。もちろんシカで歯を変えられていないことが条件です。
 近未来において、もしシカで変えられているとすると、あなたが本当に誰かわからず、コンピュータ上では「あなたではない」と誤認され抹消されるかもしれませんね。もっとも自己否定され社会から認知されないシカ世界はいまなお「現実」ですが、、、。

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