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■ 18964上顎模型正面(正しい)
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2004年08月31日(tue) |
 基本はかならず上顎をマウントする際に、平面を基準にする。そうすれば下顎がどちらに偏位されているか、理解しやすい。高い所には、当たりがなかったり、逆に引き込まれている低い当たりに、強く当てたりもする。見かけ上の「咬合紙」のあたりはなんら意味をもたない。顎は、与えられた「歯」の通り自由に動くからである。
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■ 18964上顎正面模型(シカ的マウント)
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2004年08月30日(mon) |
 単に水平な床に置いた正面模型である。しかし基準は盛り込まれている。だから下顎を水平面にあわせれば、上顎が傾く(右へ傾いているのがわかるだろう)。 上下の歯を合わせて初めて噛み合わせになる。が、その合わせる時に、大事なことが抜けている。それは「重力」の存在を忘れている。さらに慣性の法則があることを。歯の凸凹はまさしく偏位を防ぐためにある。 そしてそれ以上負荷がかかれば、シカにいくことになる。そう大きなズレが、ムシ歯になるのですよ。
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■ 18964左下6番CR充填
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2004年08月29日(sun) |
 左下6番CR充填
顎ががくがく感じる?いいえ、まだこの時点では、自覚すらありません。そして感じる時には、既に進行しているのです。 某大学病院では、この時点で様子を見ましょうと放置されていくのですが、ある意味あっています。処置できる水準ではないことがわかっているからです。 わからなけれな、触らないことです、それがそれ以上悪化しないからです。
顎はいまだ未完成だ、けっしてシカでつくられてはならない。
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■ 18964右下6番CR充填
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2004年08月28日(sat) |
 右下6番CR充填
これを見てもし何も感じなけれなれば、きみは残念だがただそれだけだ。回復するチャンスはない、そしてただのシカに取り憑かれている。
初期の段階で完成されたイメージがみえ、すぐに修正できれば、後の歪みはそれだけなくなる。これらのことがいとも簡単に想像ができる。早期発見でシカでムシ歯治療しないことだ、もし一旦治療をしてしまったなら、直ちにこちらに来て欲しい。 「修正が早ければ、早いほど、顎関節への影響は少なくなる」からだ。そして解決の早道だ。
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■ 18964左側
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2004年08月27日(fri) |
 左側の1番の角度の方が右に比べ開いていません。下顎の6.6番はそれぞれ充填されていますが、シカ治療の順番としては、左6→右6→左6(再度)という順序のはずです。
このようにムシ歯のある?所に、シカ治療をしていると正しい「噛み合わせ」は壊れていきます。
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■ 18964右側
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2004年08月26日(thu) |
 右側1番の歯の開き方をみて欲しいのです。これが左下6番の形といっしょだからです。
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■ 18964上顎
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2004年08月25日(wed) |
 上顎口腔内です。 いまわしい「シーラント」が小窩裂溝(歯の溝) に予防を目的に詰められています。 これも、シカ治療同様に、噛み合わせを狂わす大きな要因の一つです。 正しい噛み合わせを失う代償は、後々大きいのです。これでは確かにムシ歯にはなりません?、上下が合わさることがないのですから。
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■ 18964下顎
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2004年08月24日(tue) |
 下顎口腔内です。 左右のそれぞれ66が修復されています。 修復された歯の角度が違っています。 だから修復された時点で、シカ治療という 人為的なズレがすでに始まっているのです。
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■ 18964正面2
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2004年08月23日(mon) |
 上下との歯列はきれいに揃っています。いいえ何もしなければ、自然に揃っているものなのです。その時偏位をさせられれば、噛み合わせの関係は一気に崩れていきます。
シカ的な考えは、こうです。奥の歯は噛んでいるから問題がない、高さがあっているから問題がない、ムシ歯がないから問題がない。
いいえすべて違います。これはまったく噛んでいない、噛めていないのです。 乳歯前からそして永久歯完成まで、つねに偏位にさらされています。顎関節がまだできていないから症状がみえないだけです。 シカ、Kr.双方とも噛んでいると惑わされている別世界なのです。
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■ 19694正面1
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2004年08月22日(sun) |
 正面の前歯です。顎は右に偏位させられ、左右の上顎1番は外に向かい開いています。 歯の向きは、すなわち顎の動きをそのまま再現しています。 これまで日記をご覧になっている人は、これを見て私がこれから意図される内容を先取りしてるとすると、うれしいことに十分噛み合わせ理解されてきていると思います。そしてシカとの違いがです。
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■ 18964はじめに
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2004年08月21日(sat) |
 はじめに、ごく普通の治療が行われています。S市でのシカ医院の治療です。これがごく一般的に何ら問題のないとみなさんが思っているケースです。レアなケースではないところに歯科界の不明朗な所が反映されているのです。お母様は、当医院にて治療継続中です。 お子様をつれて来院しました。
噛み合わせに関心のない母親では、今後のことは興味がないでしょう、しかし違っているのは、お母様ご自身が歯で大変苦労されたことです。自分のことを知りたいということで、ぜひ掲載を希望されました。
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■ 18968終わりに
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2004年08月20日(fri) |
 現在の99%のシカ治療は残念ですが、ズラされる治療です。恐ろしいことですが、これは事実です。例えば現在、症状がでて困っている方の大半はすでに、幼少の頃からの出来事なのです。そんな状況で、シカで治っているのは、偶然にすぎません。特に「顎関節症」の治療は、シカでは明確なコンセンサスがありません。しかしこのように多数の治せる症例をみてわかると思いますが、きちんと術式は確立はされているのです。 必要なことは、困難を乗り越えられる正しい「眼」をあなたが確実に持つことなのです。困難はけっして歯科治療だけではありません、一生の間に数かぎりなく同様な困難が待ち受けています。言うなれば、自分を取り巻く環境が時には試練として自分に待ち受けていることもあるのです。 そしてこのように、しっかりと乗り越えられるのです。 (終わり)
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■ 18968調整前、調整後、装着後
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2004年08月19日(thu) |
 18968インレー 調整前、調整後、装着後 (クイックタイム)http://www.someya.ne.jp/move1/18968maeatosouchakugo/18968tap04.html
これで金属インレー修復の治療は終了しました、たった1本ですが、全体が合っているだけに逆に1本で全部がズレてしまいます。一旦ズレてしまえば、大変な労力、手間や時間、費用がかかります。当初の状態でお母様が気がつかなければ本当はまだまだ試練は続いていたのです。何度もいいますが、本人にはまったく「自覚」がありません。
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■ 18968正しいインレー
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2004年08月18日(wed) |
 そのかたの人生を決定してしまう、それがシカ治療です。たった1本の歯で決められてしまうのです。
当初の窩洞の溝は必要な形に変幻自在に形を変えていきます。黒いところは、十分に「必要な」カリエスなのです。所がシカで一旦クラックを入れてしまえば、歯の寿命を縮める治療になってしまいます。治療すればするほど、再発を繰り返し劣化していくのです。そしてその歯だけではなく、さらに「歪み」が歪みを呼んで、他の歯や顎へ一気に広がり始まっていくのです。シカは自分でやっていることにまったく気がつきません、やがて十代の後半になり、歯列が完成される時期にようやく見た目の自覚する症状を持って「発症」が始まるのです。
シカは「自分でつくり、わからなければ紹介する」だけです、そして紹介先はシカの「スプリント」などをはめる、さらに恐ろしい所なのですから。
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■ 18968歯原性オープンバイト
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2004年08月17日(tue) |
 経過観察は見ているだけではありません、的確な診断とアドバイスが必要です。逆にシカ治療を施せば、歯冠に大きなダメージでクラックを入れるようなものです。だからシカ治療後本格的に「始まる」のです。うっかり噛ませないシカインレーを見ていると、「上下」に偏位させる、もっとも難しい治療となる「歯原性」オープンバイトを作り出します。これが一番恐ろしい結果なのです。
オープンはシカインレーが原因です。
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■ 18968噛み合わせは身体全体
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2004年08月16日(mon) |
 噛み合わせは身体全体で相談して決めていくのです。だから今はこれで正しいのです。今後、成長を妨げる因子を取り除いていくだけです。正しい歯科は暖かく成長を見守るだけでよいのです。
噛み合わせは「自分」で決めるのです。だから最低限 して欲しいことは、歯を「正しく」治しておくのです。必須条件なのです。
そうすれば、舌の左右差は消えていきます。筋肉や顎の動きは歯の左右差すなわち「形態」どおりなのですから。
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■ 18968正面
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2004年08月15日(sun) |
 正中線はここに戻って落ち着いた。通常一ヶ月で全体が落ち着いてくる。軸は「常に可変する」ことを覚えてほしい、そして肝心な噛み合わせを決めるのは、本人自身によるものであることを認識してほしい。歯科とは、随時可変する歯の調整機能を妨げない治療を行うことである。終了後も度々繰り返して経過観察、模型を採得し咬合をチェックすることをするのは言うまでもない。
「力」が歯を通して骨から全身に伝わってからまた歯に戻ってきます。このときに初めて噛み合せが確定するのです。
だから今の治療が将来を決めるのです。
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■ 18968上顎
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2004年08月14日(sat) |
 急激な歯の移動は、反対側左上の6番に負荷をかけていきます、ズレの修正も同じことです。気をつけないと今度は左上の6番が急激に押されて「カリエス」(ムシ歯)になりかねません。 左の口蓋が膨らんでいるのがわかります。もちろんすでに、このくらいのことは噛み合わせを知っていれば、当然気がついていますね。
偏位の逆に戻せば、ズレの修正が可能です。
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■ 18968下顎
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2004年08月13日(fri) |
 溝の中の黒い部分は触ってはいけません。 噛み合わせを確定するための「のりしろ」部分なのです。あとでこれは消えてしまうのです。 最初「アンテリア」の確定は臼歯部で行います。やがて前歯を正しく誘導して配列させていくのです。
全体を有機的にみていくのです、全体が一部で、一部が全体なのです。
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■ 18968右側
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2004年08月12日(thu) |
 乳歯は柔らかくすり減るようにできています、フルにさせて骨を隆起させ永久歯に土台となります。 挫滅する素材で修復をおこなわなければ、シカ治療の時点で次々に偏位を起こし始めます。そしてその通りに動き出すのです。
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■ 18968左側
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2004年08月11日(wed) |
 「3.装着後」の口腔内です。 通常乳臼歯によるフルバランスでの側方運動が、犬歯ガイドを生み出します。もしムシ歯治療で邪魔があれば乳歯が乱れ、それが永久歯に波及するのです。 このとき乳歯がそのままであれば、その通りに前歯が並びます。シカで治せば、シカの通りに配列されますす。
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■ 18968正面(顔)
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2004年08月10日(tue) |
 閉じた状態で、緊張する。 後は成長とともに、フレームの歪みは解消されていくはずなのです。シカで余計なことさえしなければね。
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■ 18968横顔2
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2004年08月09日(mon) |
 無理に閉じると唇まわりが緊張する。 噛ませなければ筋肉が発育しません。理由はわかりますよね。よく噛んでと言われても、「歯」が悪ければ噛めなかったのです。
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■ 18968横顔1
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2004年08月08日(sun) |
 通常の状態 何が閉じさせない原因を作ってしまったかもうわかるでしょう。
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■ 18968舌
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2004年08月07日(sat) |
 「3.装着後」の来院である。装着後およそ一ヶ月後にあたる。 舌の左右差の緊張が見られる、左のほうが盛り上がっているのがわかる。 これが後でわかるようになるが、後戻りの原因になる、そしていまはそれでよいのである。
舌が「非対称」に原因をもう取り除きましたから。 シカのインレーだったのです。
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■ 18968再度模型チェック
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2004年08月06日(fri) |
 この模型は「3.装着後」にあたる。 すべての治療が終了した後、最終模型を取り「分析」で上下左右前後関係を再度チェックする。 骨フレームの歪みは歯をよく噛ませることですみやかに修正される。しっかりと歯の形態通りに使いだす。緩やかに作られつつある顎関節はまだこの時期は完成されていない。
極めて歯科治療は最低限かつ最小限にすべきであるのは言うまでもない。シカのきまぐれな1本の治療が、人生を変えてしまうからだ。
よく噛ませることが目標だ。
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■ 18968インレー装着後
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2004年08月05日(thu) |
 この動画は、「3.装着後」にあたる。 18968インレー 装着後 (クイックタイム)
1本が全体を支配し、全体がまた1本に依存する。 相互に関与していることがわかる。 「正しい治療」はそれを利用する。
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■ 18968調整2回目
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2004年08月04日(wed) |
 この動画は「1.インレー除去前」にあたる。 身体の戻るスピードと得られる体感は別物である。通常は自覚しない程度に進めていく。つまり、いつの間にか気がつかないうちにソフトに進めていくのが理想的である。 18968 調整2回目 (クイックタイム) 前方側方運動をさせて軌道をチェックする。
頭で考えている都合と身体とはまったく別である。 修復への「時間軸」が関与する。
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■ 18968調整前後
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2004年08月03日(tue) |
 この動画は「1.インレー除去前」にあたる。 復習で再度おさらいしておこう。
1.シカのインレーを除去する前に、修正を行う。 2.シカのインレーを身体に適した正しい治療のPGAインレーに置き換える。 3.装着後、模型やオーリングで身体適合や骨変化を再度確認です。 「現在」のないものは、未来がない。 すなわち今噛めていないものは、明日も噛めないのである。過去から継続して現在そして未来での噛み合わせを形成するのである。
これは1.の第一回目の調整前後の映像。 18968インレー 調整前後 (クイックタイム) 本人は何ら変化を感じていない、与えられた環境に適応するだけだからだ。
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■ 18968フレーム
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2004年08月02日(mon) |
 フレームの歪みは、シカのインレー由来であっても単に交換すればよいというわけではない。確実に移行させる過程が重要だ。そして過程中は、症状とは関連がない。
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■ 18968インレーに付与
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2004年08月01日(sun) |
 顎がフリーであれば上下どこでもかめそうだが、形態がどこで噛むのかを教えてくれる。
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