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診療日記ホワイト


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更新履歴
2005/01/20
19049正面写真
2005/01/19
19048術前写真正面
2005/01/18
19049術前模型
2005/01/17
19049術後デンタルレントゲン
2005/01/16
19049術前デンタル
2005/01/15
19049 エナメル小柱破折
2005/01/14
19032終了しました
2005/01/13
19032治療経過
2005/01/12
19032歩行チェック
2005/01/11
19032調整前後の変化

↓以前の日記

18968 1本のシカのインレーの功罪 2004年06月30日(wed)

58,945 byte

 ここが調整の場所の答えです、一生をかけても気がつかないシカが多すぎます。

 1本のインレーのせいでさまざまに飛び火していきます。いま9歳ですから、およそ10年後に蓄積された歪みが、眼に見える損傷させた形で結果となるのです。それをまたシカがわからずみるのですから怖いことです。Dr.がわからないから、そしてやっかいものをみるように、簡単に原因をストレスや歯並びにすり替えます。ですから永遠に治りません。問題を先を送りしシカ原因を内在させたままです。問題のインレーはそのままです。時には、噛む力が温存されていて、噛む力で外れてくるかたは幸せです、しかしすぐまた歪みの上に歪みを与えられてしまいます、同じシカでインレーを治すからです。優秀なシカで治せば、今度は外れてこないし、壊れてきません、そんな人はしっかしと内部からカリエスになるのです。
 
 たった1本の歯をシカは治せないのです。
現状をみるととても落胆するのです。このようなインレーは、悲しいことにごく日常的に普通にみられることで、病巣の深部は歯科界全体に及んでいるのです。

18968左右比べてみて! 2004年06月29日(tue)

57,373 byte

Dr.に聞きます、左右比べてみてすぐにわかりますか?違いがすぐわからなければ治療はできません。 
「これがわかれば、まず第一段階です」


 このインレーですべてが連動しことが最後までいったとき、初めて本人は問題があることに、気がつきます。10代後半で始めて出てきた「主訴」ではすべてにおいて遅いのです。成長は終盤にさしかかって仕上げの段階だからです。成長の大切な半ばが空洞化してしまっているのです。ですから最後の辻褄を合わせる部分で合いません。
 最初にボタンを掛け違えているから、最後にボタンの余るのに気がつくのです。
 当たり前ですが、顎は がくがくし、ポキポキいいます。
シカで「顎関節症」と何も考えずに診断されます。

18968乱す理由 2004年06月28日(mon)

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 顎位はあっているのに、当たりかたが変なのです。舌側の脱灰がそれをあらわしています。脱灰(カリエス)はすべて結果です。シカは結果の治療しかしません。その理由は、シカには診断学がないからです。

右上6番インレーを乱すから「噛み方」を乱し変なのです。そして顎への波及はやがて確実に起こします。これは後は時間の問題だけだったのです。シカにインレーに起因して内在している以上、取り除く以外方法はありません。
歯が乱れるから、すべてにおいて乱れるのです。自律神経や筋肉ではありません。狂っているのは、最初から設定に狂っているシカのインレーだけです。ここで大事なことは、何が起こっているのか、誰かが的確に指摘し正しく治療を施してあげなければ、本人は最後までこの自覚がありません。

 恐ろしいことは、
     自覚がないため、この狂っている状況を認識できず、肝心なことがいつまでも「主訴ではない」のです。
ズレによる本人の自覚は、インレーの場合一切ないのです。そしてインレーのズレの始まりによって、他にさまざまな症状をもたらしながら次第に波及していく事実です。何もしなければ、容易に今後の将来が予測できます。次はどの歯からムシ歯になるのかも含めてね。

18968避けて噛む 2004年06月27日(sun)

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右上6番のインレーのため右上6番の歯だけ意識して避けているのです。自分の意識とはまったく別にです。自分では噛んでいると思っているのですから。

では実際に赤い薄い咬合紙で当たりをみるために、しっかり噛ませてみますね。
そうすると舌側が赤く色がついて実際に強く当たってきますよね。
    これはC点です。

シカのほとんどの間違いは、ここを取ろうとします。
が絶対に取ってはいけません。
   ここで精一杯支えているのですから。
  赤つくところを削ってはいけない所です。
「高いところが、強く当たるのではないのです」
天然歯には間違いはありません。
シカの考えているような物理的な接触を身体は軽んじてするはずがないのです。

 いつまでも正しく実践せずに、頭で考えているばかりだからよくわからないのです。

18968右上6番インレー3 2004年06月26日(sat)

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右上6番インレー3:もう一度よく見てください。
ファセットはわかりましたね、でも調整する場所はもっと別な場所です。
 問題の場所はそこよりもっと別なところに問題があります。
わからなければ、歯の治療はできませんよ。

ファセットは「動き」をあらわすのです。

18968右上6番インレー2 2004年06月25日(fri)

58,902 byte

右上6番インレー1
 問題の部分わかりますか、ファセットが見えますよね。

通常拡大する歯科用ルーペを用い、徹底検証します。

18968右上6番インレー1 2004年06月24日(thu)

59,128 byte

さて問題です、模型上で問題の箇所があります。
そしてどの部分に問題があるか指摘してみてください。
わかりますか?

18968乳臼歯ガイド 2004年06月23日(wed)

61,334 byte

 まだ見えませんが、乳歯から永久歯に移行する前に、乳犬歯から乳臼歯へガイドが移りより歯槽骨を正しく発育させているのがわかります。両側ともファセットが斜面となりガイド面として構築されるのです。

18968右下顎6番 2004年06月22日(tue)

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下顎6番の形態です。6番の頬側の裂溝までしっかりみてください。乳歯から永久歯の流れもみてください。

18968左下顎6番 2004年06月21日(mon)

61,648 byte

左下顎6番

18968下顎2から2です。 2004年06月20日(sun)

59,294 byte

下顎2から2です。咬合高径があがり、その間は犬歯ガイドは6番で行います、また前方のアンテリアも同様です。

18968上顎平面2 2004年06月19日(sat)

63,717 byte

術前の上顎平面2.縫合がみえますか?上顎が歪んでいるのです。歯が歪んでいるのではありません。歯が歪ませているのです。
 だから歯を治すのです。そして絶対にシカのスプリントではありません。

18968上顎平面1 2004年06月18日(fri)

59,549 byte

術前の上顎平面です。

18968模型右側 2004年06月17日(thu)

60,282 byte

右側 術前(調整前)

18968模型左側 2004年06月16日(wed)

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模型左側 術前(調整前)

18968模型後方 2004年06月15日(tue)

60,384 byte

 すべて術前(調整前)の模型です。
模型はねじれ自体をみることができませんが、
痕跡を繋ぎ合わせると不思議です、イメージでねじれがみえるようになります。見えないものが見えてくるのです。

18968模型正面 2004年06月14日(mon)

61,421 byte

模型正面 術前(調整前)
 正中線がずれているのがわかると思います。

18968脳は正しく認識 2004年06月13日(sun)

61,424 byte

 咬合は入れているものに準じるのは当然です、本人は正しく認識するよう努めて努力します。しかし間違ったものが入れば、即座にそれを修正するように生体力学が誤って作動します。
 それが顎偏位の始まりなのです。

 間違ったインレーのみを調整し、まずその動きを修正します。天然歯はあっていますからけっして削りません。調整前後で動きが変わります。右上1本のインレーの影響力はシカで考えている以上に恐ろしいほど全体を支配するのです。正しくてもそうでなくても、脳はいつでも正しく認識するのです。

18968インレー 調整前 (クイックタイム)

18968インレー 調整後 (クイックタイム)


 最初に言う大事なことは、何かする前にまず正しく「歯」を治して欲しいのです。よく顎関節症状のため、顎の運動、顎の体操をすすめる人がいます。しかしこれはまったくナンセンスです。なぜなら、顎の動きは、歯の形状に準じて作動するものだからです。顎が痛いときなど、歯の形を違う動きは、脳との認識を乖離させてしまいます。「歯の形状」を正しく認識させることです。正しい治療をおこなえば、練習など必要ありません。あれをしてこれをしてなどと指導の前に、歯を治すことです。無理な運動はかえって顎を悪化させることもあります。
 邪魔があったらぶつからないように、歯を包みこんで動くのです。まず1本のインレーから始まるのです。

 掲載にあたり、ご協力ありがとうございました。

18968左側 2004年06月12日(sat)

61,595 byte

 口腔内の左側です。
動きと歯の形はいっしょです。
歯の形の通り、顎は動くからです。
歯を正しく治せば、顎は正しく動きます。

見た目で悪い所ではないのです。
 動きかたをみるのです。

この時期は6番がすべて前歯をガイドし誘導していく時期です、「黒変」するのが当たり前なのです。だから充填やシーラントをしてはいけないのです。

 6番の歯の位置を最終決定する大事な時期なのです。そしてこの時期まちがって治療されると、心身ともに切れやすい子になります。女子なら10歳、男子なら12歳前後ちょうど脳の発育と歯の成長が一致するのです。

18968右側 2004年06月11日(fri)

59,387 byte

右側の口腔内です。

眼にみえないズレを治すのです。

眼に見える歯のズレであれば、相当歯は動いています。そして眼に見えてわかるときは、実は身体が適応させそこまで動かしているのです。
そして症状は緩和します。

シカではその解消されたズレに、再度歪みを与えるのです、見た目によく戻そうとするからです。

18968上顎 2004年06月10日(thu)

59,581 byte

口腔内上顎です。


いったん口腔内に入れられた補綴物は取り出さないかぎり、その動きをやめません。
 止めてしまうことは、意に反することはリロンではなく、常識でわかると思います。
歯や顎関節に間違った記憶を植え付けてしまうのです。さらに歯が削れたり、位置を動かしたり、顎に変性を起こしていくのですが、
 わかりやすく言えば、DNAに傷が入るのです。

18968下顎 2004年06月09日(wed)

60,551 byte

 下顎口腔内です。
 よく病歴何年というかたがいます、しかし病状が自覚するようでは、相当の進行があると考えてよいと思います。

「シカ既往歴何年」とすべきでしょう。

その間中進行は潜伏し、発現のきっかけを待っています。一番多いのは、シカ治療がきっかけになります、口腔内に一番近いからです。

18968正面 2004年06月08日(tue)

60,875 byte

口腔内正面です。
 歯の形状が、機能を表します。

歯の表面の構造パターンを読み取り、その通りに始動します。
 無理な干渉を防ぐため、脳を多用し動きに無駄がでて、無理な筋肉の使い方で疲労するのです。

そして本来の自分の動きではない、動きがやがて歯並びを動かしていくのです。

 噛む力や3次元的な動きが、生体力学的に歯の位置を決定するからです。

18968偏位の初期症状 2004年06月07日(mon)

55,735 byte

 おかあさんが気がついたことがあります。

まずシカに行った時に、大事なお子様の歯にいつのまにかシカ治療をされてしまい、シカのインレーを入れられてしまったというのです。

そして、偏位という言葉は知らなくても、知らないうちに、いくつかの変化に気がつきだします。

 「左側のほほの粘膜に傷がつく」
 「咬み方がすこし変では?」
 「落ち着きがない」、、、。

学校検診がもたらす功罪です。
 ちなみにおかあさんの治療を見抜く眼が、以前と一番違う理由は、ご本人がシカ補綴により顎関節症状で苦しみ、当医院で治療が終了したからです。
  考えかたが確立されたのは、
顎関節症を持っていることではなく、一身に治療を正しく受けシカから受けていた間違った意識から、脱却できたからなのです。ご本人の努力の賜物なのです。
 ですから、お子様の微妙な変化を見逃しません。
本来持つべき歯科の姿がみえるだけの眼が、正しく養われたからなのです。
  シカに眼を奪われていませんか?

18968顎関節症状 2004年06月06日(sun)

63,333 byte

 顎関節症状は自然治癒しません、自然に起こしたものではないからです。そして残念ながらシカでは治すことはできません。引き起こされる要因がシカの責任である場合がほとんどだからです。

 シカで施された要因で長年徐々に低下させられた抵抗力が落ちたと気がついたときには、もう症状の勢力が増してしまっているのです。
  「原因をしっかり見極めて、これをなるべく早期に取り除くことです。」器質的変化の前にです。
ですから、勢いづくまで抵抗勢力をおとなしく待っていてはいけないのです。発症すれば、大きな壁を乗り越える治療への身体の抵抗力さえありません。
歯の治療は健康でないと小さな壁も乗り越えられません。

 できるだけ早く問題を除去することです。 顎関節症状へのカウントダウンが始まっているのです。

 本人は気がつきません、シカのものを受け入れてしまうのです。お母さんがしっかり気がつきましたね。

18968偏位の始まり 2004年06月05日(sat)

60,102 byte

 乳歯のときまで、お口のなかは何も問題ありませんでした。たまたま9歳でシカ検診を行うと、ムシ歯があるということで、とたん右上6番にシカのインレーが入りました。
 完璧な口腔システムという自然の中にシカ的問題が1箇所あることで、有機的な全体システムの機能を壊していくのです。いつも言っていると思います、シカにはけっして診断がありません、そして修復が「治療」と勘違いしています。
正しく診断して、時期を判断して、今は、
「何もしないことが一番大事なことです。」

シカでなにかをすれば、その影響で次がかならず起こされるのです。
とても熱心なお母様は一言「学校検診」ってなんのためにあるのでしょうかって。素朴な疑問ですが、とても重要です。早く気がついたから、修正できたのです。
    「偏位の道も1歯から」
今後偏位の道を歩まないためにね。

18968プロローグ 2004年06月04日(fri)

60,783 byte

 きょうは虫歯の日ですね、ところが安易にシカにかかると大変なことをお見せします。
 ええ、これはけっして特殊なことではなく、ごく日常一般的なことなのです。

シカで治療されたかた100%は程度の差こそあれ同じ現象です。
 もうすでにおわかりかと思います、
 原因はシカの補綴によるものです。

18857調整後模型 2004年06月03日(thu)

79,959 byte

 暫間補綴物 を装着した状態と調整した状態では噛む位置がいっしょです。

 ここから本格的に治療が入っていきます。

(続く)

18857完成模型 2004年06月02日(wed)

50,418 byte

 診断にもとずく完成されたシュミレーション模型です。

 最終的なゴールをどこに置くのか、診断とその提示です。自分自身の模型上の明示されます。ズレをともなっての治療方法は、最終修正方法としてすでに確立しています。

18857初診時の模型 2004年06月01日(tue)

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最初に来院した当時の模型です、オープンです。
歯の間に、適切な歯の噛み合わせを狂わせる装置が入っています。
 「夜間の歯ぎしり」を防止?する装置が邪魔なのです。歯で閉じることが永遠にできません。

繰り返しますが、夜間の生理的に必要な歯ぎしりはさせてあげるのです。夜行われている行為は恒常性を保つため意味のあるものなのです。シカは逆なのです、原因をつくり、治療が不完全です。

耐えうるだけの歯の形をしていないのが原因なのです。


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