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テトリス 2004年02月09日(mon)

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どうもシカはゲームのように遊んでいる、
例え画面がクリアーしなくても、シカのスプリントでリセットすればよいと思っている。
 シカでは、正しく当てることがままならない、滑ったり傾いたりして止まらない。今度は習得したオーリングではどうだろう、確かに正しそうな所で止められる気がする、しかしオーリングではレベル1で一面をクリアーするだけで終わってしまう、次から次へと降りてくるパーツを読むには不向きだからだ。

 パズルのパーツゲームと言えばテトリスが有名である。クリアーするには、どのパーツをどこに置けば良いのかを先に理解していれば、これほど安心なことはない。空間という場所だけでなく、流れ行く時間軸上で待ち構えていれば、予定通りにことが運ぶだろう。
 歯の治療でも緩やかに流れる束縛のない時間に身におけば、今後の展開を想像するのはたやすいことかもしれない。
 何故今このパーツをここに置いたって?、それはここにそのパーツを置けば、一見邪魔に見えているが、最後には出っ張りがなくなってクリアーするから、完結するのが目的であるからである。だから症状はそこではもちろん消そうとはしていない。毎回のように眼に見える症状にばかり気にしていると、消そうとするのが目的になっているから最後までクリアーしない、よって本来の目的に達することができずゲームを終わらさせることができない。本質を取り違い、最後の場面を想像できないからだ。高い代償を払って本気で取り組むには、シカではリスクが大きい。取り替え初めて調子が悪くなっても、ゲームなら終わりたくなればスイッチを切ればよい。でも、    
         あなたはゲームでないはずだ。

           
次から次へと降り注ぐ中、正しく本質を見極める手法が必要だ。次のパーツが読めればしめたものだ、そしてそれは画面上にはでていない、自由に夢を追うことのできる設計度の高いパーツで構築してみたい。
 歯列の構築には、決まりがなく本来自由である、しかし自己主張を入れるものではない。相手の身になり、イメージしていけば、必ず思ったとおりに完成する。小さな願いも望めば叶えられる、そんな感性をもつ美しい心を忘れずに治療をしていきたいものだ。

 歯の気持ちになればよくわかる「安定」をしたいがため、どれだけ普段努力しているかということを。
歯列は歯が並んで完成する、そこが顎位なのだが、美しい歯列を完成させるには、噛み合わせで感動を与えるべく美しい心が必要だ。


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