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骨は生きている 2004年12月20日(mon)

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死体解剖で歯や噛み合わせをみるときは、亡くなった理由を十分考えて歯の問題点をさがす。事故死もあるし、病死もある。変死して法解剖でもされるように硬直し偏位している。なにも気にしないで、大学では偏位した解剖死体の顎をみて模型を作る。だから死体通りの歯列が健常者の「生体」に入る学習プログラムが組んである。埋め込まれた健常者はどうなるかもうおわかりだろう。
 歯と身体は関係のないと主張する大学の教育プログラムは、当然のごとくなんら一切変わっていない。今もなお何誰一人として疑問をわかず日常的にシカ治療は実行されている。生きているときと、死んだときでは、あきらかに噛み合わせが違うのである。筋肉のテンションが変われば歯列が微妙に変化している。それは、今度は1本1本の歯によって、絶妙にさまざまな筋肉をコントロールしているのだから。

 この首から上だけの頭部の表紙状態では、確かに権威のある関係者にとって有利な状況である。いつも建前で彼らが言っているように「歯と身体」は関係ないだろう。しかし、生きいる人とは明らかに違う状況であることは間違いない。続々と増える一切の原因はここにもある。まさか死体のほうに身体を合わせるのがシカ教育と錯覚して言っているのだろうか?

 骨や筋肉への歪みは生きている最大の防御なのである。リラックスできるかどうか、歯から来ているし歯にかかっている。脳は、身体の一部である。リラックスできなければ、、、ある早期に死刑を執行されたある被告は、骨折で顎は大きく偏位していた。ここでは、骨折に至る本人の言動や手術にあたり位置を戻せなかった外科医のことを責めているわけではない。
 歯の咬頭が半分ずれただけで、山の凸凹が反転する。この状態での噛み合わせであれば、被告の恐ろしい考えが出て来てもけっしてもおかしくはない。噛み合わせの狂いが、現実感を忘れ妄想をよぶ。それは、歯の通りになっているはずだ。
http://www8.ocn.ne.jp/〜moonston/brain.htm 脳障害

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